撮影装置7号機 プロジェクト始動

2017-03-28 08:34:31 | 雪の結晶撮影
 何度かの変遷を経て来た雪の結晶撮影装置、 今年の無雪期の主要な作業目標として2つの事を考えている。 一つは撮影装置7号機の製作、 二つ目は画像処理ソフト「GIMP」の操作習熟だ。

 今日は撮影装置7号機の製作について書いてみる。 撮影装置6号機はカメラ本体をOLYMPUS社の顕微鏡モードを有する「TG-3」を使用したものだ。 これはコンパクトでそれなりの拡大率で雪の結晶の写真撮影が出来て。 後は「雪の結晶その物がゴミみたいな雪屑を纏わない、美しい姿で得られれば、 それなりの写真が撮れるだろう」 その様に想える状態まで仕上がったと感じている。

 ところが、 TG-3は画像がRAWデータを使えない、フォーカスモードがAutoしか使えない、などでチョイと物足りない気分がしているのだ。

 その対策としてはRAW画像が扱えるTG-4の購入も考えられるのだが、 手持ちしているOM-Dに40~150mmのズームレンズを取り付けて 150mm状態にセットした上で、 そのレンズの前に50mmレンズを置いて試したところ、 同様の方式の4号機に較べたら2倍近い拡大率での撮影が可能な事が確認出来たのだ。

 そもそも4号機の60mmマクロレンズと50mmレンズの組み合わせは例のAlexey氏のWebページに描かれた撮影システムを参考にして作った物だったが、 今回150mmレンズを使用すれば拡大率が更に大きく出来ることが確認出来たので、 きちんと機械的に保持出来る形にまとめて、 実際の雪の撮影に使って見たいと思う様になったのだ。
 

 4月の頭に草津温泉では降雪の予報が出ている。 あと数日しか時間的余裕は無いのだが、 暫定的にでもまとめて、 撮影にトライして見たいと強く思っている所です。
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