一大イベント(蜂の巣除去)へのご招待

2015-08-31 06:41:57 | 安曇野生活
 知り合いの別荘の屋根裏の空間に作られた巨大な蜂の巣、 その除去作業をこのブログではお馴染みのショージ君の従兄弟のヒロ君がやってくれる事になっていた。 いつ実行するか日程が決まらないでヤキモキしていたのだが、 「日程が決まった」と連絡を受けたので、 そんな作業に興味を持つかも知れない知人に連絡してみたのだが・・・

 先日知り合った軍師に電話したところ、あっさりそしてハッキリと「興味ありません」と断られた。 そして、ハチに刺された頭の傷の痛みは一昨日あたりが最高潮だったと聞かされた。

 またメールで誘った3人からは、今のところ返事が無い。

 僕は巨大な蜂の巣採りなんてのは興味深々なのだが、 皆んなそうでも無いのかな?


**** お誘いメール ****

F さん
S さん
S さん

 Fさん、北海道のカムエク制覇でいよいよ300名山
完登に向けてエンジンがかかりましたね。

さて、 こちらでは佐野坂スキー場に近い名古屋の隠居の
山荘の屋根裏に出来ている大きな蜂の巣の除去プロジェクトが
いよいよ実行される予定です。

 総大将はショージ君の親戚で大工さんをしているヒロ君、
日程は9月2日午後が予定されています。 天候の都合で
中止なんて事もあり得るでしょうが、

興味があったら、遊びにきてみませんか?
9月1日に我が家に到着するように来て下さい。

偵察に行った時の僕が撮影した写真を添付します。
3ヶ所ある内、特に軒裏のは巨大です。

屋内の屋根裏の巣の下には蜜が垂れている様に見えますが、
あの液体状の部分は甘いのか? それも興味深々です。

タナカ君

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このブログ記事をUpした時点でWiFiルーターのデータ転送量を確認したら、 6.2 G/7Gに収まっていた。 明日からは月が代り一旦ゼロに戻るからヤレヤレ一安心です。
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大町市総合情報センター

2015-08-30 09:33:36 | 安曇野生活
 大町市役所の敷地に隣接する場所にある建物「大町市総合情報センター」、そこには市民が利用できるインターネット接続されたパソコンが10台ほど設置されているブースが設けられていて、 先日大町駅近くでインターネットアクセスの必要性が発生した時に訪れて使わせて貰って来た。

 その時、僕は外出時にインターネット接続出来るiPadなどを家に置き忘れて、携行して居なかったのです。

 大町市内の大通りや食堂のある横道なども結構動きまわって見知っている僕だけど、 いわゆる「インターネット・カフェ」的なお店を見た事が無く、 それで観光案内所で聞いてみたところ、「情報センター」でパソコンが利用可能との情報を教えてもらったのです。

 観光案内所もある種の情報センターですね。 助かりました。


パソコンルーム@情報センター

 ところで、ここのインターネット環境、 結構がんじがらめのアクセス先のチェックを行っているのか、 WEBページの表示にかかる時間が遅く感じましたが、 いたし方無いところですね。 
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新たな人とのつながり

2015-08-29 08:01:24 | タナカ君的日常
 自分自身が高齢になると身の回りの人の訃報を接する機会が増え、放置すれば知人・友人の数は確実に減少傾向に向かうのだ。 それを阻止しようと齷齪する必要も無いと考えているが、 新たな人とのつながりが芽生えると、 「大事に育てて見よう」 そんな気持ちも生じてくる。

 昨日のブログに初登場いただいたリョウセ軍曹もその一人、 大町市のアルプス囲碁村会館で知り合い、親しくお付き合い願える様になったH氏の山荘前の庭先に耕うん機を置いて居並ぶのは、 左からH氏、 ショージ君、 リョウセ軍曹の面々だ。 別に”軍曹”としたのは自衛隊勤務などの軍隊経験があるから付けた訳じゃない、 昨日の記事を書く時に勢いでなんとなく「軍曹」としたけれど、 むしろ「軍師」と呼ぶ方がふさわしい御仁だ、 だから今日から呼び名を軍師に変更する。

 多彩な能力を見せる軍師が昨日耕うん機の前に立ったのは、 ショージ君が手に入れた、中古の耕うん機の試運転に立ち会う監督官兼農業機器サービス技術者としてだった。

 地下足袋姿で農作業の途中と見紛う身拵えで立っているが、 現役時代は大型コンピュータも会社の製品群の一部に有する、大手電機メーカーのソフトウエア開発部隊で隊長だか軍曹だかの役割で活躍されていたみたい。

 そして今、 生まれ故郷に戻り、晴耕雨読の生活をなされる傍ら、 常に疲弊する農山村地域の活性化に役立つ方策が無いか? 考えを巡らせている様が話の端々に感じられる方だった。

 そんな一方、 最近話題のドローンの製作にも興味を向けたりしていらっしゃるとの話。 ドローン作りには僕も大いに興味があるから 「制御系のハードウエア」作りのお手伝いでもさせて貰えたら面白いだろうと考えて、連絡先の交換などをして置いただ。 そして夕刻に軍師からの最初の電話連絡がありましたが 「ハチに刺された所まだ痛むけれど、大丈夫です。 晩酌始めてます・・・」と、日常生活の一端を知らせるものだった。
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敵状偵察は敵襲を受けて敗退

2015-08-28 17:51:03 | 安曇野生活
名古屋の隠居の別荘の蜂の巣を除去してあげる約束をしてから、10日近く経過した。 ハチ採り名人のヒロちゃんの身体がなかなか空かないためだ。

 それに引き換え、こっちはヒマを持て余している身、 今日知り合ったばかりの”リョウセ”軍曹と連れ立って敵状偵察に行って来た。 しかし「蜂の巣をつつく」とはこの事か?!と思うような巣から出撃してきた蜂の大航空部隊による襲撃を受け、 偵察任務を完遂出来ないまま帰隊した。

 帰隊後、 偵察任務の遂行状況をショージ副隊長に早速メールした。

==== 報告メール ====

 8月28日、 ”リョウセ”軍曹と2名で、
名古屋の隠居の別荘のハチの巣の偵察に行ってきました。

主目的は 浴室・脱衣場の天井裏点検口から
「蜂の巣が見えるか?」
「そこから巣の除去は可能か?」
これら2点の判断情報収集のためのです。


結果をかいつまんで言うと、



1. 軒先・屋根裏の蜂の巣は2箇所。

2. その場所に出来ている巣は隔壁があるために
  脱衣場に設けられた天井裏・点検口からは見えない。

3. 脱衣場点検口から視認出来る天井裏(屋内側)に
  蜂の巣があって、 見た目では蜂蜜が垂れ流れている様に見える。
  ただ写真の巣が”ミツバチ”の巣なのか不明。

4. 蜂の巣-1の状況を詳しく確認するために屋外に出て、
  長い棒の先にデジカメくくり付け、
  カメラを蜂の巣に近づけて観察しました。
  デジカメをWiFi接続モードにして離れた場所のiPadモニター画面で
  様子を確認する方法です。

  しかし、この作業中にカメラを取り付けた長い棒を保持する
  役目を担ってくれたリョウセさんが敵襲を受けて
  頭部に2箇所も被弾。

   そのため以降の偵察行動は中止しました。

  従って、蜂の巣-2の詳しい状況は全く不明です。

   多分 蜂の巣-1 蜂の巣-2は 軒先を覆う板を
  部分的にでも除去して開口部を設けないと物理的な
  方法での除去は困難と思われる。

   同行したリョウセさんの話では、 薬剤を利用して
  ハチを殺す手段もあるそうですが、私には判断
  出来ません。

   ここから先は蜂採り名人のヒロちゃんに判断して
  貰うしか無いでしょう。

  そして、 軒先破壊が必要となる場合、
  山荘オーナーのKさんの了解も必要ですね。

 写真撮影した画像を添付しました。

以上報告いたします。

8/28  タナカ・二等兵


 追伸 ; 

 夕刻、 晩酌を始めてほろよい気分のリョウセ軍曹から
「敵襲を受けた頭の傷、まだ痛いけど大丈夫!!」そんな電話がありました。

「アルコールで血流がよくなって、
  毒が全身に廻る心配がありませんか?」

「飲み過ぎないようにしてくださいよ!!」

 そんな返事をしておきました。
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寝屋川 中1生徒殺害事件

2015-08-27 09:47:28 | タナカ君的偏見
 大阪府寝屋川市の中学一年平田奈津美さんと星野凌斗君が遺体で見つかった事件。 容疑者が逮捕されて以来、連日の様に容疑者の人となりについて、「これでもか!」というほどTVのニュース等で取り上げられている。

 それはどちらかと言うと、過去に犯罪歴がある容疑者が世間をうろついていること、殺人事件が発生したほんの何日か前にも、東京の秋葉原で警察が職務質問を行い、スタンガンや注射器等の怪しい所持品を車内に所持していた事実等を報じている。

 僕なんか 「中学一年生の男女が朝の5時頃の時間帯に街中をほっつき歩き、 それが監視カメラで捉えられた最後の姿であった」の報道に、 「どんな事情があって、そんな時間に二人で出歩いていたのか?」の方に興味が惹かれるのだが、 そんな背景に触れる報道は無い。 もっとも当事者が二人共に死んでしまっているのだから、出歩いていた理由を聞くことは出来ないでしょうけど。 今の世の中でも24時間、危険性の高い時間についての啓発がもっとあっても良さそうに思う。

 僕の子供の頃から植え付けられた感覚では、 世界が暗闇に包まれる時間帯、 それは魑魅魍魎が跋扈する時間であり「オンナ・子供が街中をウロツク時間じゃねーだろう?!」の想いが、脳内には強くこびりついているのですがね。

 時代が変わりましたか?  そうですか? ならば合掌するのみ。
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屋根裏に蜂の巣

2015-08-25 07:41:17 | 安曇野生活

 お盆の時期、木崎湖花火のあった日に名古屋の隠居の別荘を訪れた。 その時に聞いた隠居の奥様からの色々な話の中には「蜂が屋根裏に巣を作って居るが、屋根の修理作業の前には蜂の巣の除去も必要があるだろう」、 「蜂の巣を除去する作業を業者に頼むと2・3万は取られるみたい」 そんな話をしてました。

 ショージ君には蜂の巣採りを趣味にしている友達が居る事を知っていたので、彼にその話をしたところ・・・ 「ヒロちゃんなら蜂の巣を取って貰えると想うよ、 金なんぞ取らずタダでね」そう言って、 ヒロちゃんに電話してくれました。 電話の返事は「いいよ、取ってあげるよ」だったみたいだけれども、 年中忙しくボランティア活動しているショージ君の都合と、身体が空く日が不定の仕事をしているヒロちゃんの日程の合う日はなかなか決まらない、 蜂の巣採りの作業がいつになるか今のところ未定です。

 その上更に、屋根裏の蜂の巣を除去するとなると、別荘の室内に立ち入らないと作業が出来ないかもしれない。

 そんな状況を、隠居の息子さんに電話で話してみたところ、 「24日頃から3日間ほど、別荘を利用する人がいます。 タナカさん達が訪れたら、室内に立ち入らせてくれるように連絡して置きますから」そう言って下さった。

 しかしその3日の期間内はショージ君達の都合がつかない事はすでに聞いて居た。 それで僕一人で別荘を訪れて、 室内側の状況と、 蜂が出入りしている様子を確認して来た。 その時の調査結果を早速ショージ君にメールしました。 Top写真はそのメールに添付したものです。

メール :

ショージ君へ

 名古屋の隠居の息子さんから、「 山荘を利用する人が本日から3日間ほど滞在するから、山荘の中へも入れます」 そんな連絡を頂いていましたので、 本日(8/24)に訪問して室内の様子を見せてもらって来ました。

屋根の軒がひしゃげている部分から蜂は出入りしていますが蜂の巣は見えません。 つまり天井裏に蜂の巣があるものと想像されます。 

 天井裏へのアクセスは玄関を入ってまっすぐに突き進むと換気扇の付いた壁に突き当たります。 その換気扇の上部に天井裏を点検するための開口部があります。 そこは 60cm x 60cm ほどの板で塞がれていますが、ネジ止めされているネジを外せば板を取り外す事が出来そうです。

 点検口から、 天井裏に頭を入れて、見回したら蜂の巣が問題なく見えるか? それは判りません。(無防備の状態で屋根裏覗いてハチに刺されたら困るから、やってません)

外壁を撮影した写真で判る様に換気扇の位置と蜂が出入りしている部分の距離はおよそ半間ほどです。蜂の出入りしている部分は浴室の位置に相当します。 浴室の天井は全面板張りされて、 点検口はありません。

 拡大した写真を見ると、蜂の種類はスズメバチとは異なる蜂の様に思われますが、 これはヒロちゃんに確認してもらって下さい。

以上です。   タナカより

 
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秋めく中で

2015-08-24 06:52:04 | 安曇野生活
 田圃で実る稲のこうべを垂れる稲穂の角度が深くなり、 尻尾を真紅にしたトンボの姿を見るようになって 「秋めいて来たな・・・」 そう思う事が多くなった。

 当初は僕の安曇野での滞在は9月下旬迄の予定だったが、 妻から電話で「孫の通う保育園で敬老の日に近い辺りで何かの催しがあるので参加しませんか?」 と声を掛けられているけど、「貴方はどうしますか?」という話を聞かされた。 そんな風に声を掛けられのは嬉しい事だから「俺も参加するよ(帰宅するよ)」と返事して置いた。

 さてそうすると、 安曇野での滞在期間は残す所、1ヶ月をきる事になります。 安曇野生活からの撤収準備を少しづつ始めないとなりません。 一ヶ月に一日しか設定されていない金属屑の排出日、 2日だけのプラスチック・資源ごみの回収日、 そんな日程が書かれたカレンダーのチェックが最初の仕事です。
 並んで購入したプレミアム商品券が未だ2万数千円分も残っている。 そいつも出来れば消化しちまいたいから、 計画的に使わないとならない。

 何しろ商品券の使用期間は来年1月末までと限定されています、 夏の滞在を終えたら、 大寒の時期に雪の結晶撮影のためにやって来るとしても、 町内のスタンドでガソリンの補給に使うのは5千円分程度のものだろうしね。

 それから、 こっちに到着早々、ある事情で借家のドアのドアノブを付け替えたんだけど、 付け替えたドアノブ用の鍵を離れた町で暮らす大家さんに手渡す事も考えなくちゃならない。 色々やることありますね。
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囲碁大会@塩尻

2015-08-23 08:00:17 | 安曇野生活
 今日はこれから塩尻市で行われる囲碁大会に出発します。 結果はのちほど。

 日本棋院・塩尻支部の主催の囲碁大会、 参加者は百人ほどであったか、 僕は3段で登録して参加した。 各段級位に応じた6人づつのグループに分けてのリーグ戦、 午前中に2局、午後に3局、都合5局の対戦を行った。

 僕の対戦結果はやや残念な2勝3敗となりました。 「相手の大石を仕留めた!」そう想ったのに、 ヘマをやって逃げられてしまった最終局など、 勝ち切れない僕の弱点の良く現れた対局でした。

 参加した人々は塩尻の人達を主体としていますが、 私がいつも遊ばせて貰っている大町、 そして塩尻市に隣接する岡谷、松本の人々も参加しています。

 各リーグ戦グループでの優勝者にはそれぞれ賞品が手渡たされましたが、 その優勝達の中からくじ引きで選ばれて(ちょっと変な決め方の感じもするが、面白くもあるかな?)


 優勝トロフィーを手にしたのは我が大町支部の長老・宮尾氏でした。


 
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石灯籠救出作戦

2015-08-22 11:54:02 | 安曇野生活
 「石灯籠救出作戦」とは大げさなタイトルだとは想いつつ・・・

 やった事は生い茂った庭の植木の剪定作業、 それで伸び放題になった樹木の枝や葉で隠されてしまった大小二基の石灯籠の姿が眺められる様になりました。

 母屋の南にある庭は横幅が七間半ほどもあって、そこには大小二基の石灯籠や庭石が設置され、 庭木も多種多様なのが植わっている。 手入れが良ければそれなりの日本庭園なのだが、 いかんせん多年に渡る空き家状態だった家で、 庭木の手入れと言った所で、 隣のオジさんの手で、樹木の高さが伸びすぎないように頭をチョン切ったり、 たまに形を整えていた程度だったらしい。

 その状態が僕にはそれほど酷いとは思っていなかったけれど、 訪れた僕の友達からは「まるでジャングルだね!」と言わせる様な状態であったのだ。 それで「午後から囲碁だけど、午前中はヒマ」 そんな日の午前中に庭木の剪定作業を始めてみたのです。 今日で2回目となる作業、 およそ3/5ほどの範囲の剪定を終えました。 その結果、 「ジャングルの密林の中から発見された古代遺跡」と言ったら大袈裟だけど、


 ご覧の様に、石灯籠の姿が見える様になりました。 もっとも、庭木の剪定作業のイロハも知らない僕の事、そうなる様に枝を伐っただけとも言えますが・・・

 すすきの穂も出た頃だし、 お月様の見える晩に灯籠に蝋燭を灯して、「団子を喰いながら、月見でもして見ようかな・・・」と想ったりしています。 
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カモシカ2頭にハイカー・ゼロ@権現山

2015-08-21 12:39:43 | 国内旅行と山歩き
 ヤナバスキー場の背後にある権現山・1226mは一等三角点の置かれた山であるらしい。 夏風邪の症状も収まった時期のリハビリ登山にはあんちょこに登れそうな標高の山なので出かけて見た。

 登山口に選んだのは旧・美麻村新行地区。 そこに車を置けば「昼頃に戻ってから名物の蕎麦を食べるのにも都合が良い」そんな思惑もありました。 権現山に置かれた三角点が一等なんて事を知ったのは、観光案内所で貰ってあった資料「信濃大町 トレッキングガイド」に依ってだった。 それまでは、鹿島槍スキー場あたりから眺めて「山頂近くに電波の中継施設が置かれた低い山」と思っていただけでした。

 さて当日はガイド資料も持たず、 水筒もおやつも持たず、唯一持ったのがカメラと雨具だけ。 何しろ「一時間も歩けば山頂に到着できる軽い山」の意識で出かけたのですから。

 実際に車を置いて歩き始めた地点は大町から美麻を通って長野に向かう県道31号線が新行地区を抜けて直ぐの峠のてっぺん辺りから分岐する林道の入り口付近。 結果論ですが登り口の選択を失敗しました。 「トレッキングガイド」で紹介されたルートに較べると三角形の二辺となる様な、 30分も余計に歩く林道歩きになって草臥れてしまいました。


 まあ、その御蔭で人っ子一人合わず、 逆にカモシカに二頭も遭遇することになったのですから、 それも良かったか?

 カモシカ二頭と遭遇したのはいずれも林道脇、 一頭はガサガサと少し高みに登って、じっと僕の行動を見つめていました。 もう一頭(Top写真の奴)は鳴き声を発して一旦距離を取ったあと、同じように僕を見つめ、 僕が通過のために接近すると、更に鳴き声を発しながら山中に走り去って行きました。 この鳴き声、 ニホンジカの「ピー」と尾をひくような鳴き声と異なり、 (正確ではありませんが)「ピャッ」、「ピャッ」と聞こえる単音節の鳴き声してました。


林道歩きの途中から小川村方向の眺望

 実を言うと権現山の山頂は踏んで居ません。 水を持たずに出かけて、 展望も無い林道歩きに草臥れて、 ドコモの中継施設の設置されたちょいと先まで歩いたけれど、 ピークには行き着かないで同じ道を戻って来ました。

歩き始め時刻 09:30、 帰着 12:10。
蕎麦屋 「山品」 に直行し 「もりそば」を食す。

 この店は蕎麦で有名なんだけど、 それほど美味い蕎麦とも思わない。 しかし、 注文を受け付けてくれた後、直ぐにキュウリの漬物みたいな小皿を出してくれるのは嬉しい所です。 特にこの日は喉がカラカラに乾いていましたから、 座敷に置かれた水やお茶を飲みながら食べる漬物は最高でした。 
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