この二月、 いつも遊びに行っている公共施設の階段の壁面のスペースを使わせてくれると聞いたので、 その出展準備として今シーズンに撮影した雪の結晶の写真をコンビニのカラーコピー機で印刷した。
この二月、 いつも遊びに行っている公共施設の階段の壁面のスペースを使わせてくれると聞いたので、 その出展準備として今シーズンに撮影した雪の結晶の写真をコンビニのカラーコピー機で印刷した。
久しく使用していなかったVICTORINOXの登山用ナイフ、 雪の撮影現場で休憩中に焼き芋を輪切りにして食べるため、 折りたたまれていたナイフの刃先を引き出そうと、 刃先に刻まれ窪み指の爪先を宛てがい、 引っ張り出す方向に力を加えた。 しかし爪が剥がれそうに感じるほどの力を加えても刃先を引き出す事が出来なかった。
仕方なく持参してあったマイナスドライバーの先端を凹みに当てて強い力を加え、 やっと引き出す事が出来たのです。 使用後に刃先を仕舞うのにも刃先の背側にかなりの力で押し込ま無いとたたむ事が出来ませんでした。
今日はその不具合を直す作業を行った。
使用した道具・材料 :
小型万力、 研磨剤入りの台所用「クリームクレンザー」
ナイフの刃先を引き出した状態で万力で刃先を咥えて固定。
刃物の回転軸付近にクリームクレンザーを塗布。
ナイフの柄を手で持ち、
多分20回近い回数繰り返し刃先を開閉させた。
とりあえず爪を引っ掛けて力を加えれば軽くナイフの刃先を引き出せる様になりました。
僕が雪の結晶撮影の際に用いる主要な小道具として試料ホルダが在る。
それは塩ビ板に70mm X 90 mm の角穴を明けてあり、 塩ビ板表面に両面テープを用いて透明のラップフィルムをピーンと貼ってある。 それを手にして降雪を受け止めることで撮影対象の雪の結晶を採取している。
その試料ホルダーをカメラのレンズの下に挿入し、 フォーカス等を合わせた後にシャッターを切っている。 撮影後はラップフィルムの上に乗った雪片を全て落とすクリーニング作業が必要だ。
そのクリーニング方法だが、 左手で試料ホルダーを保持し、 右手に持った虫眼鏡のレンズ枠を試料ホルダの四辺の塩ビ板部分を打ち付けるとラップフィルムは楽器の小太鼓の様な音を発し(振動し)ラップフィルム上の大半の雪片は(上手くいけば)フィルムから脱落してクリーニングは完了する。
試料ステージ 雪の結晶撮影用
上記の動画ではラップフィルムが発する音を聴く事が出来ます。
ところが、虫眼鏡の枠を打ち付けてラップフィルムを振動させただけでは雪片が完全に落ちてくれない場合があり、 気温が高くて撮影中に雪片が溶けて水滴になる様な場合は上記の方法では付着した水滴は除去出来ないのです。 そこで大王製紙の「超吸収」とうたう「エリエール」なるキッチンタオルを用いてラップフィルム表面を軽く撫ぜて水滴や雪片をクリーニングすることにした。
ところが、 それはそれで新たな問題を発生するのだ。 キッチンタオル素材の紙の繊維がラップフィルム上にゴミとして付着するのです(多分静電気的な力が働いて吸着する様に見える)。
以下に撮影視野の内部に観察される、 繊維ゴミの付着の様子をご覧いただきます。
今後色々なメーカーの製品をクリーニング素材として試用してみる予定です。
真珠の様にも見える少量の雲粒が付着した雪
南岸低気圧の接近で東京でも雪が降る予想が出た昨日、 日帰りで草津に出かけて雪の写真撮影をして来ました。 撮影は午後2時から6時まで天狗山スキー場第四駐車場で行いました。 気温はー4~ー6℃、 風も弱く、今シーズン最良の降雪と撮影条件が整いました。 降雪の中の結晶は大半が樹枝状結晶。 ごくまれに角板状と鼓型の物が混ざって落ちて来た。 針状結晶は皆無だった。
同一結晶に背景画像変化を加えてみた
気温がー5℃以下になって呉れて、 試料ホルダ上での融解型崩れの進行も遅く、 背景画像を取り替えて同一結晶を撮影する事も容易に出来ました。
同一視野に複数の結晶が並んでくれた様子
草津への日帰り撮影の旅は流石に草臥れた、 現地で夜の6時まで撮影し、 車の中を片付けて出発。 走っている間に眠くなったので高坂SAで休憩を入れたが、 チョット仮眠のつもりがタップリ30分も寝込んでしまい、 帰宅したのは夜の11時過ぎとなった。
試料ホルダーで採取した粉雪の降雪
今シーズン「最強の寒波襲来」、 日中の最高温度がー10℃の予報を見て、北海道・朱鞠内湖を訪れた際の六華の結晶がザラザラと降り積もる世界を想い出し、 それを期待して24日の夜は草津の道の駅で車中泊、 25日は夜明け前から正午まで頑張ってみたものの・・・
25日 06:00 車載メーターが示した外気温 -15℃
道の駅に面した道路に設置された温度計 -14℃
マイナス14℃の中で降る雪はいわゆる粉雪、 その中に混じっていた結晶はサイズが小さく、 また良型の完全な姿を見せてくれる物は少なく、 残念な撮影行となりました。
ダブルシュラフの装備でも夜の耐え難い寒さなどの事は後日の記事でUpするとして、 今日は25日に撮影した写真だけUpします。
降雪の中に在った 雪の結晶とそのサイズ
0.32mmサイズの角板形結晶
今回出会った最大サイズの樹枝状結晶、直径 約 0.9 mm
撮影終了した13:00 時点の道の駅での外気温 -13℃。 草津の山を降り、 八ッ場ダムサイト付近(気温 ー6℃程度)でも降雪の状態をチェックしたが、 標高の高い草津と同じく粉雪状態で降雪の中に良型の結晶は見当たらなかった。
昨日の午後に草津から帰宅したばかりだが、 一夜明けた今日、 再び草津にトンボ返りする事にした。 なにせ今シーズン一番の寒気が日本列島を覆う予想で、
明日の草津は 最高気温 が -10℃
気温だけで無く、降雪も今日・明日とバッチリと降る予報になっている。 だったら「何も昨日帰宅しないで草津で連泊していたらどうなのさ?!」 そう考えるのが世間の常識だろうけれど、 そうも行かない我が家の事情が有ったのですよ。 「昨日の内に東京に一度戻らなければならない」 理由がね。
深夜 01:40、 人工降雪機が稼働中の天狗山ゲレンデ
昨夕に草津温泉の宿に投宿し、 今朝の降雪を待ってみたのだが、 結局、 草津では一片の雪が舞うのを見ることも無いまま夜が明け、雪の結晶撮影目的でカメラのシャッターを一度も切ることの無く、 疲れた気分で帰宅した。
投宿したホテルニュー紅葉さんの10階の部屋のベランダから見えた風景や、 駐車場の地面に出来ていた薄氷のパターン等、 草津で撮影した画像をUpして置きました。
23:20 ライトアップされていた西の河原公園・遊歩道
ホテルの10階の部屋のベランダから見下ろした風景
真夜中過ぎた時刻にはライトアップは消えていた。
夜が明けた 07:05、 天狗山ゲレンデ
ホテルの駐車場に在った水たまりの氷 09:02
この後、 草津の山を下り、 帰路についた
一昨日辺りの天気予報では明日の月曜日の明け方の時間帯には南岸低気圧絡みの降雪が草津で見込めそうな予報となっていた。 そこで日曜日の今朝に家を出発。 予約を入れた草津のホテルニュー紅葉さんに3時少し前にチェックインしました。 道中、 長野原駅付近までは降雪があった痕跡も殆ど無い乾燥した路面走行ができました。
空はほぼ快晴に近く、 関越高速を走行中、北方の上信越国境には白銀の山々の稜線がくっきり見渡せる状態にあり、 雪雲なんて見えません。 西方の両神山や更に背後の甲州・武州国境の山並みにも雲は無く、 湿度が低い気象のためか、 異常とも思える視界が広がっていました。
宿に到着後、 あらためて草津町の一時間天気予報を確認したところ、 日曜日はずーっと晴れ、 月曜日も明け方の降雪予報は消えてなくなり、 明け方から夕方まで晴れマークの連続した予報に変化しています。
とりあえず宿の駐車場に停めた車の後部座席には撮影システムをセットアップして明朝に雪が降りさえすれば撮影が開始出来る態勢だけは済ませておきました。
そして、宿の夕食は3x3の小さな九つの凹みのついた角皿にバイキングの食材を載せ、 思う存分腹いっぱい夕食をたべました。 出来るだけぐっすり眠って明朝を待ってみるしかありません。
タイトルに掲げたNHKの再放送TV番組を見た。 この所涙することの無くなったぼくだが、 その番組の中では思わず目から水滴を吹き出した。 番組に登場した駆逐艦”雪風”に当時少年兵として搭乗されていたお二方の語り口、 僕は番組制作者は良い方々を見つけ出して番組で語らせて下さったと感じたものでした。
ところでテレビの番組の視聴は放映開始から30分ほど経過した途中からの視聴だったので、 全編を最初から見たいものだと想い、 ググってみたところ・・・
そのNHKの2時間近い番組と同じものが Youtube上で
”駆逐艦「雪風」で生き延びた兵士たち” のタイトルでUpされている事を知りました。 後日最初からじっくりと見直して見ようと想っています。
そんな訳で、 Youtube へのリンクを埋め込んで置きました。 興味の有る方はどうぞ。
【戦争の証言】駆逐艦「雪風」で生き延びた兵士たち
[Youtubeで見る」をクリックして見て下さい
昨年の何時からだったか正確に覚えていないが、 僕のブログではフォントサイズをこの記事で採用している
5(24px)で書き綴る様になっている。
これはひとえに僕の老化による視力低下に対応した処置なのです。