フラッシュライトの頭部分解

2018-06-30 07:38:04 | DIY
 数年前に「店内改装売りつくし!」のお店から4本も購入したフラッシュライト。 その内の2本は雪の結晶撮影装置に組み込んで使用している。 それはアルミ材の外装で直径最大20mm弱、 長さ150mmほどのサイズで、単3乾電池1本で動作する。 光源は白色LED(発光ダイオード)。

 最初の内は電池の替りに外部の電源から抵抗を介してPowerを供給し、スイッチのON/OFFだけで使用していた。  ところが今年に入ってから、 明るさを2段階に切り替える必要を感じて、 抵抗値の異なる2組をスイッチで切り替えて、 明るさ調節を行う改造を実施した。 それはつい先日迄は格段の支障も無く動作していた・・・ つもりだった。

 ところが、 ここに来て弱い光の側にスイッチを切り替えると全く点灯しなくなってしまった。 思い当たることがあって(後日の記事にします)、 フラッシュライト頭部を切断分解してみました。



金鋸で切断したフラッシュランプ頭部


 分解した内部からは電池の電圧を昇圧する回路基板が出て来ました。 やはり単純に電池とLEDそれと抵抗が組み込まれた回路では無かったのです。


コイルやスイッチング素子を含んだ昇電圧回路基板 



LEDと集光用放物面鏡の入った最先端部


 最終的に必要となる最先端部分を傷つける事無く切断出来ました。 切断位置の決定が良かったと自分を褒めておきます。
コメント

朝焼け雲@6月末

2018-06-29 09:24:45 | タナカ君的日常
 ベッドを置いてある自室が暑苦しく感じて、 板張りの床の居間に移動し、 布団も敷かずに床にそのまま横たわって再度の眠りについたのは午前3時頃のことだった。 そのままウトウトしていると、 鳥の啼声が聞こえ始め、 窓を通して感じる外の雰囲気が大分明るさを増してきた。 何気なく窓の方を見やると朝焼け雲と青い空の断片がミックスされた様子が見てとれた。  当地の日の出時刻のおよそ15分前の事でした。


2018年6月29日 04:18AM


 未だ時刻は早くって、 外を歩き回っているのは新聞配達くらいなもの。 犬と散歩している人の姿もまだ無い。 そこでパジャマのままカメラを手にして外に出て、 朝焼けの空を何枚か撮影した。
コメント

Diffuserの効果確認

2018-06-28 11:01:00 | 雪の結晶撮影
 最近熱中している背景画像に使用するDiffuser(光拡散シート)の効果をGIF動画にしてみた。 Top画像がその動画ですが、 一番長く表示させている写真を撮影するのに使用したDiffuser素材は・・・ 両面接着テープに使われている白色のセパレータシートです。 なんでも試してみるものです。


 Gif動画を再生出来ない設定の機器もあるので、 動画に使用した3枚の原画像を並べて置きます。

動画に使用 切り抜きエリア


Diffuser素材:両面テープ・白色セパレーター


Diffuser素材:日経新聞ゴミ袋/参照記事


Diffuser素材:軟質塩ビニールシート


 さて、 美しい雪の姿を表現するのに適切な背景はどんな背景画像とDiffuserの組み合わせか? 

 まだ半年も先の事だけど、 本物の雪が降るのが待ち遠しい今日この頃です。
 
コメント

隠れん坊してる磁石

2018-06-26 11:15:05 | 雪の結晶撮影
撮影装置7号機全景

 僕の作った撮影装置、 改造を重ねる毎に内部に隠れん坊している永久磁石の数が増えて来て、 今では10個以上になっている。 どんな所に使われているのかご覧頂きましょう。

磁石を組み込んだおおまかな場所


[1] ファンクションボタン操作板・ 持ち上げ・固定

 撮影操作中はこの写真の位置に操作盤を降ろし、 数ミリ角ほどの小さなサイズのファンクションボタンを押す助けを目的として使用する。 しかしカメラの取り外しの際など、 邪魔になる場合がある。 その場合には写真左下隅に示した如く操作板をホールドアップ状態に固定するのです。

[2] 長いケーブル・固定

 ユニット点検を目的として少し長めに作ってあるケーブルが邪魔にならない様に屈曲させて固定する。

[3-4] 直上照射LEDの設置板・固定

 カメラ・レンズの光軸近くから被写体を照明するLEDランプユニットを取り付け固定する。 勿論、取り外しも容易。

[5-6] 背面照射光源ユニット・半固定


 撮影装置の底板にはブリキ板が敷いてある。 このユニットはその底板の上を滑らせて背景画像が被写体に対して適当な位置になるように手で動かして調整するのだが、 調整操作終了後は動かない必要がある。 ところが寒い環境下ではLEDを駆動する電気を供給するケーブルの柔軟性が失われて硬くなるために、 位置調整を済ませて手を離すとユニット全体がずれ動く事があります。 そのずれ動きを防ぐ目的で磁石で吸着固定するのです。

[7-8] 背景画像搭載プラットホーム・半固定


 背面照射光源ユニット上面に置く背景画像がずれ動く事を防止する仕掛けです。 この事は先日の記事で紹介しました。

[9] 表面照射光源ユニット・半固定

 撮影装置本体の右側面には蝶板が取り付けてあり、 表面照射光源ユニットを蝶板に磁力で吸着させて使用する。

 蝶板の開き角を調整することでランプは左右に首を振り、 ランプの向きを上下に変化させれば雪の結晶に対して当たる照射光の角度が若干調整出来る。

[10-11] 作業ランプユニット・固定

 撮影装置側面に鉄板が貼り付けてあり、 ランプユニットは磁力でそこに吸着固定する。 夜間の撮影作業には必須です。
コメント

夏の計画@2018

2018-06-25 07:14:01 | タナカ君的日常
 夏至も過ぎ、6月もあと一週間を残すだけとなった。 梅雨寒の日があったり、 気持ちよく晴れる日があったり、 なんだか良く判らない感じの梅雨の季節が続いているきょうこの頃。 あちこちで咲いている紫陽花の花びらの色が未だ鮮やかなままだから、 梅雨明けは当分先の話だってことはハッキリ言える。

 さて梅雨が明けてクソ暑い夏がやって来たら、 今年もショージ君の持つヤナ場の山荘を利用させてもらう予定でいるが、 例年の滞在中は大町の囲碁村会館に遊びに出かけるのがメインで、 8月初頭の長岡花火大会見物も定番ですが、 今年は「簗場を拠点に富山や金沢・福井まで足を伸ばして見ようか・・・」と考え中。 TV番組「鶴瓶の家族に乾杯」で放映された「越前打刃物」の地を訪れてみたい気持ちがおおいにあります。 まあ俺みたいな他所者がフラッと訪れたところで、 番組に有ったように刃物作りの職人さんが「昼飯に蕎麦を食べに行ってみませんか?」なんて事には絶対ならないだろうから、 自分であの番組に出てきた蕎麦屋を探して 「オロシ蕎麦を食してみよう・・・」 そんな事も考え中。

 信州は蕎麦が名物と言われていて、 大町・美麻地区などではそれらしく商売している店が何軒もあるのだが、 「ここは良い!」そう感じて何度も訪れたくなる店は意外と少ないんだよな。 もっとも福井県の蕎麦屋がうまい蕎麦を食わせてくれても、 それこそ頻繁に利用するなんて出来ないだろうけどね。

 それと、 画像処理ソフト「GIMP」をインストールしてあるパソコンを持っていって、 「写真の合成や色合いを編集する作業にもっと習熟出来るようになりたい」 そんなことも計画に入れて置く。
 
コメント

Web広告・セメダイン

2018-06-24 10:57:18 | 雪の結晶撮影
 Webページを閲覧していると出てくる広告。 今朝のそれはセメダインの広告だった。 昨日はシリコンゴム素材の薄いシートをプラスチック板に接着すべく手持ちしている種々の接着剤や両面テープ等で試した挙げ句にシリコン素材に対応する接着剤を調べまくっていましたから、 その際の検索キーワードに基づいた広告が表示される様になった訳です。

 さて、 何でシリコンゴムシートか? それが今日の話題です。

 このところの僕のブログに何度も登場している背景照射光源ユニット、 それは高層ビルの屋上などに設置されているヘリコプター用のプラットフォーム的な形をしています。 最下部に白色LEDがあり、 最上面の平坦部に背景画像を置く構造になっています。 当初のプラットフォーム部分は透明なプラスチック円板でしたが、 光源ユニット全体を動かす操作でそこに乗せた背景画像がズレ動く不具合があったのです。(撮影ターゲットとなるステージ上の雪の結晶に対して、 背景画像の位置を合わせるために、光源ユニット全体を動かす必要があります)

 まあ、この不具合を解消する対策をつい最近実施したばかりなのですが、 背景画像の上に更にデフューザーを乗せて固定する必要を感じ、 さらなる変更作業を行ったのです。


滑り止めシートを置いた背面照射光源ユニット

 それはプラスチック・プラットフォーム上面に自動車用アクセサリである滑り止め商品を使用することでした。 ご存知と思いますが、 カー用品の滑り止めシートはダッシュボード上面に置くだけで滑り止め効果を発揮して、 その上にスマホ等を乗せると舗装路面の走行であれば載せた物がずれ落ちることがなくなる便利グッズです。

 手持ちしていたシートの切れ端で江戸時代の両替商の店頭のロゴ(写真・黒色部分)に見られる様な形状にハサミで切り抜いて使ってみると・・・ 背面照射光源ユニットを水平方向X/Yに動かしても背景画像ピースがずれ動く事は防げました。 しかし、 背面照射光源の姿勢を替えると簡単に脱落してしまうのです。

 それを防ぐべく滑り止めシートの接着を試みたのですが、 手持ちの接着剤は全て駄目! 滑り止めシートを確認すると素材はシリコンと判りました。 それでシリコン対応の接着剤をあれこれ調べまくった訳です。

 シリコン対応接着剤の入手、 ネジ止め、 対応は種々考えられますが、 最終的には磁力を使って挟み込む構造を採用しました。

 円板プラットホーム下にネオジウム磁石を2箇所接着固定。 別途にブリキ板の小片を取り付けたプラスチックシートで「表面保護板」を作りました。 プラットホームに背景画像を置き、 必要なら更にディフューザーを乗せ、 最上部に表面保護板を乗せて磁石とブリキ板の吸着力に依って、 滑り止めシート、 背景画像、 ディフューザーなど全体を挟み込み固定するのです。

 表面保護板を載せようとしている所
コメント

今年のカッコウ@2018

2018-06-23 21:11:31 | タナカ君的日常
 「カッコウの連続鳴き」そんなタイトルで記事を書いたのは5年前の事だった。 その記事の中で連続鳴き回数を47回と記録している。 カッコウは我が家の周辺に毎年やって来るのだが、 今年のカッコウは連続鳴きすることが少なくて、 一箇所で鳴き続ける事が極めて少ない。 つまりどこかで何回か鳴き声を響かせると、 すぐに場所を移動して次の場所へ行ってしまうのだ。

 だから、 電線や屋根の上のテレビアンテナに留まっている時にみらるる尾羽根と体側にある主翼が一体化していない特有の姿、 2つの羽の間の空間が30°ほどの角度となってみえる姿を今年は一度しか見ていない。


カッコー Google・画像より転載


 家の近くでそんな姿が見えたら望遠レンズで写真を撮ろうと待っているのだが、 朝の早い時間にはパジャマを着替えたり、三脚にカメラを乗せたり、 外に出る前に鳴き声は遠く小さくなって、 写真に撮ることが出来ないでいる。

 鳴き声と言えば、 例年だが吃り気味の鳴き声を出すカッコーの声が聞こえる。 すると「あっ、子供が生まれて、 未だまともに鳴けないのかな?」と思ったりするものだが、 今年はそれも一度だけ、 本当に一声だけ「カ・カッコウー」と聞こえただけで、 それ以外はさっぱり吃りのカッコーの声も聞こえて来ない。 「今年はカッコーの世界はどうなっているのかな?」


 
コメント

メルカリ ソープランド説

2018-06-22 08:18:33 | タナカ君的日常
 高値で株式上場を果たしたメルカリ、 Yahooのオークション形式とは異なる、 言い値での売買の場を提供している。 そこでは個人が所有している物を(新品・中古品なんでもありで)売買する場を提供しているのだが・・・ 、 世の中に流通している1万円札で折り鶴を作り、 工芸品扱いで出品するなんて際どい物まで売られているそうだ。 当然それは裏の世界の人たちの商売道具になっていてのことです。

 それが株式を上場するほどの規模の商売として発展したってことなのでしょう。

 僕も最近売買の手続きに必要なアプリをインストールしてみました。どんな物か試して見たかったからです。 しかし実際に売買した事はありません。 ただ出品された品物を何度か眺めただけです。

 いわゆる「ブランド品を安く買えた!」なんて喜ぶ人には面白い取引が出来るのかもですが・・・ 「自分が欲しい物(例えばカラーフィルター)が有って、商品を検索し、提示される似たような商品を見較べ、選んで注文する。」 そんな購入が大半を占める僕にとって、 メルカリの画面は通販大手のAmazonのそれと較べてみたら「全く使えない」と感じているのです。

 そして最近、 愛読している株関係のブロがーさんがメルカリを話題にされていて(ただし今日閲覧してみたら、 何故か当該記事が削除されていた)、  DIAMOND online の記事「不正出品が相次ぐメルカリは「ソープランド型ビジネス」だ」を紹介していて、 読んでみたら、 「ふむふむ」とおもう記事だった。 そのWebページは3ページ構成で書かれているのだが、 おおもとの記事さえも時が経てば消える運命かも知れないWeb世界。 そこで3ページ目の記事の一部を抜粋転載しておきました。

******ここから転載

「メルカリの『性善説に基づいた運営』というのも、ある程度技術を持った人から見たら、とんでもない抜け道です。ここまで規制のゆるいプラットフォームを作れば無法地帯化することぐらい一目瞭然ですから。建前では別のことを言いながら、不適切な行為が行われることを知っていて場所を提供している点において、両者の構造は似た部分があると言えます」(同)

 ちなみに、ソープランドではソープ嬢は個人事業主という立場になっている。ソープ嬢が店側に雇われているとなると、管理売春となり店側が摘発されてしまうからだ。店側はあくまでも場所の提供だけで、一連のサービスは個人事業主である女性の判断により行われているという設定だ。

 では、もしもメルカリを通じた売買で重大な犯罪が起きてしまった場合、メルカリ側にどこまで責任が生じるのか。すべてはユーザーの「モラル」の問題と言い切れるのだろうか。「場所を提供しているだけ」と言って逃げ切るのには少々無理がありそうだ。
****** 転載終わり
コメント

背景画像用 ディフューザー実験

2018-06-21 10:51:29 | 雪の結晶撮影
 雪の結晶撮影の際に使用する背面照射光源、 それは結晶の微細構造に強いコントラストを与えるためには点光源から放射される直進性の強い光が望ましい事が判りました。 面光源的な光源(例えばデジカメの液晶画面)を使うと微細構造を明確に表現するのが難しくなるのです。

 背景画像はその背面照射光源で照らされるのですが、 画像を表現する色付きフィルムや絵の具、マジックインキ、 それらの光学的特性はそれぞれ異なり、 水彩絵具、 アクリル絵の具などは色濃く塗った場合、そこを透過する光を拡散させる度合いが強く、 結晶の微細構造を際立たせて撮影するのが難しくなるのです。

 そこで濃い色を持ち、光の直進性を損なわないプラスチック製のカラーフィルターを小さ三角形に切って風車ふうに並べた物を作ってみた。 これを背景画像とした場合、 色の境界があまりにくっきりし過ぎて背景画像としてはキツすぎるイメージになってしまう。

 そこで 「8色風車の上面に光を適度に拡散させるシートを置いたらどうなるか?」 結晶に含まれる微細構造が適度に表現され、 なおかつ風車の色彩境界が適度なカラーグラデーションになる物を探し出したいのです。 


実験に用いた5種類のディフューザー材料


 1. 日経新聞配布・新聞紙廃出用ビニール袋

 2. プラバン包装ビニール材・薄い白色印刷下地付き

 3. プラバン・ 0.5t 白色

 4. ビニール袋・オリンパス社レンズ包装材

 5. ビニール袋・近所のスーパー買い物袋

 この他にガソリンスタンド・宇佐美が発行した軟質塩ビシートを用いたカードケース等から適当なサイズに切り出して、 8色風車の上に乗せて撮影して、 比較を行った。

 それぞれ微妙な差であるのだが、 僕の好みでは軟質塩化ビニールシート(表面に微細なザラツキ感のある物)が最高と感じた。 二番目は日経新聞配布のビニール袋でした。 これは表面に浅い小さな凹凸を付けてある物だったが、 材質その物が持つ光拡散特性以外に「背景画像とディフューザーとの間に生ずる小さな隙間がカラーグラデーションの発生に大きな影響を与えている」 そう感じました。

 まだまだ冬のシーズンまで時間はたっぷり有ります。 この様な実験を楽しみながら続けます。


8色風車・カラーグラデーション
ディフューザーを使用


ダミー雪に見られる微細な傷の様子



コメント

樹液を出すユリノキ

2018-06-19 20:50:45 | タナカ君的日常
 毎年のことながら、公園のユリノキが葉の表面に甘い樹液を出していた。 以前にも同じ様な記事を書いた事があるけれど、 困った時の神頼みならぬ、 ブログネタに困った今日は今月の初旬に撮影した樹液でテカっている葉の写真をつかって、お茶を濁すことにした。


Top写真はこの写真の一部を拡大したものです。


 さて、 日本が出場するワールドカップ・サッカーの番組観戦といきましょうか。


22:53 コロンビア戦 2-1 で勝利!!

 相手選手の退場で人数的有利があっての勝利だが、 勝ちはカチ!!
     おめでとう日本
コメント