畑を守る凧@大町市海ノ口

2019-08-31 18:41:20 | ヤナバ生活
 大町市から白馬に向かう国道147号線を走り、 木崎湖の北端「海ノ口」を少し中綱湖に向かった途中にその鳥型をした凧は設置されている。  もう少し具体的に場所を言うと、 海ノ口除雪基地(チェーン脱着場を併設)の400mほど手前かな。

 その付近は安曇野一帯で言う所の東山の丘陵地帯と西側に居並ぶ後立山連峰から派生する小さな尾根先端の丘陵地帯が相接する場所で、 その狭い空間をJR大糸線、 中綱湖から木崎湖へと流れ出る小さな流れや国道が近接して並ぶ箇所となっている。

 そこを吹く風は、 凧の飛翔状態を目にした感じで言うと、 多くの場合は北から南に常時吹き続けている感じがします。

 ところでその鳥型をした凧、 ネットと電気柵に守られたブルーベリー畑の北端に設置されていて、 どうやら畑の作物を鳥や猿などからの食害防止の一翼を担っている様です。


 高さ5mほどの釣り竿風の先端から2~3mほどの長さのタコ糸に鳥型した凧をぶら下げる構成になっていました。 つまり完全な無風ならば、 凧はダラ~ンと竿から垂れ下がり、 風が吹くと空中に浮かび、 周囲を威嚇する役目を果たすのでした。
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僕のブラックリスト

2019-08-30 11:01:08 | ヤナバ生活
 今朝もヤナバの山荘のトタン屋根に秋霖が雨音を立てている。 その玄関上を覆うトタン屋根に積もった杉っ葉をゴミ燃しの付け木代わりにしようと考えて、 立て掛けてある梯子を登り、 手にしたストーブの灰掻き道具を使って屋根の上に堆積していた杉の葉を地面に掻き降ろす作業を始めた。 その時に嫌な物を目にしてしまった 「タバコの吸口のフィルター」です。

 ショージ君の山荘は室内禁煙。 「どうしても喫煙したい人は屋外で吸ってね」 になっている。 まさか屋外で喫煙した人物が玄関上の屋根の上に吸い殻を投げ上げるなんて考えられない。 2階の居室の窓からポイ捨てしたと考えるのが自然。

 推定でしか無いが、 先日滞在したS国の大人数のグループの中の3組の妻帯者の中の誰かですね。 その屋根に近い部屋で夜を過ごしたのは、 僕の知る範囲ではその3組ですから。

 彼らの国では雨に濡れても着火が容易な杉の葉っぱみたいな植物は無いのかな? あるいは外国に留学するくらいだから比較的裕福な家庭で、 薪を燃料にする必要が無い家庭に育ったか? 兎に角、火の付いたタバコを無造作に投げ捨てる事の危険性を判っていないんだろうな。


 望遠レンズでUpしてみたら、 接触した杉の一部には白い変色域が見えました。
 

 僕が勝手に先日滞在したグループに抱いた違和感(負のイメージ)が今回の記事の根底になってしまって居るかもしれず、 勝手にこんな記事を書いては、彼らを山荘へのホームステイを快く受け入れたショージ君に申し訳無いが、 彼らのグループは僕の心の中でブラックリストに入りました。
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夏風邪や うがい薬と ザイル出し

2019-08-29 09:24:44 | ヤナバ生活
 最初はタイトル欄に 夏風邪 うがい薬 ザイル と3つの言葉を並べてみた。 なんだか三題噺のお題みたいと感じつつ、 暫く書き出だしの文章を考えている内に、「や」や 「と」を挿入したら5・7・5調になりそうだと感じて今日のタイトルは決まりました。

 このところの完全な戻り梅雨、 朝の気温は20℃を下回り、 大町から白馬に向かう道路で最初の木崎湖トンネルの内部気温さえ最高温度の出る日中には32℃に達していたが、 それも30℃を完全に下回る様になって来た。 そんな環境変化に適切な対応を取らず、 就寝時に身体の上には敷布を掛けるだけのスタイルを続けていたものだから、 風邪を曳いてしまった様だ。

 最初のうちはノドチンコがぶら下がっている軟口蓋部分がつばを飲み込む動作時に突っ張り感が有るだけだったのに、 昨日はついに微熱も出るし、 喉も痛みを感じるようになった。 病院に行くのは面倒だから、 食品スーパーの隣に在る薬局でうがい薬を購入して使い始めました。 銘柄は「イソジンうがい薬」、 茶色の液体薬で何倍にも薄めて使用するタイプ。 我が家の常備薬にもなって居ます。

 さて、 そのうがい薬の背景に何故登山用のザイルがあるか? 実はこのザイル、かって所属していた山岳会が解散する時に共同装備品を欲しい人に引き取らせた物でした。 そしてザイルは3百名山踏破を達成した我が岳友のFさんへと渡って行きました。 その彼は僕より幾つか若いにも関わらず、 早々と「終活」に取り組み始め、 ブログに ”ザイルを処分したい” そんな呟きをしたのを見て手を上げて入手した物なのです。

 そんなザイルが何故ヤナバの山荘に持ち込まれているのか? それは樹林の伐採用具の一つとなって居るからです。 そして今年、 ショージ君は山荘の大屋根に出て居る錆対策でペンキ塗りする計画を話して呉れました。 それを聞いた僕も参加させて貰うべく、 東京から宅急便で、 つなぎの作業着、 安全ベルト、 ヘルメット等を送ってもらってあるのです。 なのに夏風邪をひいてしまいました。 晴れ間が出ても地上10m近い屋根に上がるのをためらう気分が出てしまいました。 それで昨日ショージ君に宛てたLineの文面は以下の如き物となりました。


Lineで連絡


 落語じゃ無いけど、 お後がよろしい様で・・・ 
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宴の後始末 食材ゴミの処理やカーペットのクリーニング

2019-08-27 08:22:53 | ヤナバ生活

 ショージ君の山荘は松本市域に在る信大や日本語学校などへの留学生たちのホームステイ先としても活用されている。 雪なんか見た事も無い東南アジアやアフリカからの留学生にとって、 冬の鹿島槍スキー場のゲレンデへ出かけてスノーボードの装備を身に着けたスタイルで写真を撮って、 故国の家族や友人に送信すれば、 それだけで良い想い出になろうと言うものだ。

 この夏、お盆の時期に10人を越す人数でやって来たSri Lanka人グループ、 現在留学中の人だけで無く、 すでに卒業して東京近郊で正規に働いている人々や中には結婚したカップル3組も含まれていた。 そんな一団のヤナバの山荘への来訪だったが、 彼らからは「従来経験した現役留学生のホームステイとは異質な雰囲気を漂わせたグループだ」と感じるものがありました。

 僕が15日の夕刻に外出先から山荘に戻ってみると、 私道部分には3台の車が縦列駐車していて、 僕の車を置く余地がほとんど無くなっていた。 その先の母屋に近い辺りに設置したテントは焼き肉パーティーの拠点となるものだったが、 少し大きめのCDラジカセからは大きな音で彼らの民族音楽が流れ、 ボンゴ2セットやギターも持ち込まれていたのです。 集まっていた彼らの中央付近にホスト役のショージ君が居て、 帰って来た僕の姿を見かけると「タナカさんは40年も昔からの私の友人で・・・」と紹介してくれたけれど、 僕に投げかける何人かの視線は親しみ感もありましたが、 大半は 「お前何者? 邪魔っ 」そんな雰囲気を感じさせるものがありました。

 兎に角、 僕が受けた印象は「ホストファミリーないしは同じ場に居合わせた人々との交流を楽しもう」そんな気持ちを持った人々とは遠い集団と感じました。 そんな僕の直感が取らせた行動は、 ショージ君からの「一緒に焼き肉食べましょう!」と誘いにも乗らず、 母屋には専用で使わせて貰っている一室が在るにも関わらず、 その夜は青木湖畔で車中泊する偏屈とも言える行動となってしまったのです。


 一泊した彼らは翌日16日の昼過ぎに帰って行きました。 屋外から玄関まで登る階段の脇には飲料のペットボトルが多数置かれ、 ジョニ赤のボトルが3本も空になっていました。 台所と浴室の中間点にあるスペースにも食品トレイやペットボトルが入った大きなビニール袋が残っていました。 更に後で気がついたのですが、 居間の下に設けられた物置空間(そこには工具・自転車・カヌーなどが保管されている)にも大きなゴミの2袋が残されていたのです。

 彼らが帰宅の途に着くやいなやショージ君も急ぎ自宅へと帰って行きました。 だってお盆休みとて、 普段は離れて暮らしている子供が孫を引き連れて里帰りしていたのですから、 留学生のホームステイに付き合うよりも、お孫さん達との交流を楽しみたいとの想いがあったでしょうからね。

 その16日から天気はぐずつき始めたのでゴミの片づけも億劫で、必要最小限の事から始めました、 母屋の内部の大きなビニール袋に入って転がっている奴はざっと汚れを落としてダンボール箱に入れてスーパーマーケットまで運び、 回収ボックスに排出させて貰いました。 また台所のポリバケツの中に廃棄された食材は樹林の中の地面に穴を掘り、 埋設処分しておきました。


 他に、カーペットに付着した汚れもなんとかしなくちゃなりません。
 

 雨が降っているのに屋外に設置したテントの中には楽器やバーベキュー道具などが一晩放置されていて、 それらを持ち込んだグループのメンバーは撤収作業にビーチサンダル的履物で屋外に出て作業して、 室内に戻る際に泥んこ地面で汚れた足を特に洗うでも無く上がりこんだのでしょう。  廊下に敷いてあったカーペットには汚れが大分付着していました。 まあその廊下のカーペットが汚れ落としになってくれたから、 「居間の絨毯の方の汚れは随分緩和されて良かったね」 と思うしかありません。

 その汚れたカーペットの洗浄と乾燥作業を好天が続き始めた昨日、 東京に出かけて留守になっている四季山荘のオヤジの家のベランを使わせてもらって実行したのです。 それがTop写真なのですよ、 随分とキレイになりました。

 屋外や物置に集積されて居たゴミはショージ君がその後に片付けてキレイになりました。 「いやー大変でしたね」と声を掛けた僕に、 「最初の頃の話は留学生5~6人が来るって話だったがね、 最終的には12人になって大変な騒ぎになりました」、 「今回の彼らは、ここを旅館と間違えていたみたいだね・・・」と呟きました
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マウスの誤動作 領域選択 移動 クリックなどの操作で不具合発生

2019-08-26 07:05:18 | PC & Soft
誤動作発生事例 特定範囲を選択しようとドラッグ開始した。
するとドラッグ開始した左上付近の四角い領域が選択され、
更には拡大された状態で貼り付けられた様な誤動作が発生した様子。


 ペイントソフト、 ワードパッド、 サクラエディタ。 そう言ったソフトで編集作業を行う際に多用する「四角形の領域選択」や「移動」などの操作の実行が思い通りに出来なくなって困っていた。 特にこのブログ記事の編集作業に際に多様する特定表現の入れ替え、 全文のフォントサイズ指定、 特定区間の文字色指定などに際して領域選択は多用する。 その際に自分が意図した範囲の選択がスムースに実現出来ないイライラ感は相当な物がありました。

 またブログページに使用し終えた画像を特定のフォルダーに保管する目的でドラッグ&ドロップ操作をしたいのに、 目的ファイル上で左ボタンで押し下げた途端に画像表示ソフトが立ち上がってしまうなどして、 パソコンを罵り、 放り投げたくなる状態がしばしば発生していたのです。


このスクリーンショット画像の青線区間の領域選択を
実行したいのに、意図に反してTop写真の様な反応が生じた。


 以前に友人のノートパソコンのタッチパッドが「ダブルクリックなんかしてないのにポインターをアイコンの上に乗るだけでファイルが開」、 そんな動作を始めてしまう設定になっていて、 操作に強烈な違和感を感じた事のある僕。 そこで我がノートパソコンはタッチパッドの機能は停止させ、 なおかつマウスを取り付けて使用していたのです。  今迄はそれで何不自由なく使用していたのです。  なのに今年の夏のヤナバに来てからと言うもの、 マウスでの操作が思い通りに動いて呉れなくてイライラ度 Maxになってしまいました。 それで現象をあれこれのキーワードにしてググった結果・・・

 マウスのボタンを検出する
スイッチがチャタリングを生じると発生する誤動作


 にたどり着きました。 そこで百均のお店でケーブル付きのマウスを300円で売っていたのをダメ元で購入し、 使用してみました。 

 その結果、 僕のイライラは解消されました。 元のマウスに戻すとイライラさせる現象が再現しますから、 マウスが故障したと考えて良いのでしょう。

 ちなみにチャタリングが生じていたら、 複数回のクリックを繰り返したこと(ダブルクリック)と等価とみなせる場合も生じる筈ですから、 誤動作の発生様態と合致するなと感じました。
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太陽光発電パネルのある風景@大町市

2019-08-25 09:21:11 | ヤナバ生活
農地エリアが太陽光設置エリアに変化している様子
Google earth 画像


 信濃大町駅からみて南東方向に大町市立東小学校校区は広がっている。 先日その校区内にある知人宅を子供囲碁サークル参加を目的に訪れた際、 その地域の農地が太陽光発電パネルの設置場所になっている風景が数箇所に見えた。 近年、 太陽光発電した電力の買取抑制が行われ始めたから、これから先更に増加するのか判らない面はあるが、 少なくとも3年前に較べたら、 設置面積は大幅に増加している様に見えた。


太陽光パネルの設置された農地
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蓮華の湯@大町市・総合福祉センター

2019-08-24 07:05:20 | ヤナバ生活
蓮華の湯のある三階の窓辺から見た後立山連峰の眺め
浴室の窓からも、ほぼこれと同じ景色が見えます。

 健康維持のためには時折の入浴は欠かせない。 毎日入ってシャンプーするなんて逆効果だろうと思うが・・・。 ヤナバ生活の中で利用する施設「蓮華の湯」を紹介します。 それは「アルプス囲碁村会館」から総合庁舎方向に、 ものの2~3分歩けば到達する大町市・総合福祉センターの三階にあります。 福祉センターの筋向かいには無料で開放されている駐車場もあって利用出来ます。

 料金は一般成人は 400円、
 65歳以上の老人は 200円、

 ここは温泉ではありません。

 玄関を入ると右手には福祉センターの職員さんが働くオフィスの区画があって、 入湯用自動券売機も設置されています。 購入した電車の切符サイズの券を投入する箱がオフィスの受付デスクのエレベータ寄りの所に置かれて居るので 「お願いしまーす」みたいな言葉を掛けながら放り込みます。 すると職員さんは「ありがとうございます」と返事を返してくれます。 そして三階まではエレベータも利用出来ます。僕は歩きますけどね。

 浴室のある三階にはお決まりの大広間や休憩室が有って、 テレビも見えますし、血圧計や飲料の自動販売機も並んでいますよ。

 昨日の午後2時ころに僕が利用した際は浴室の中には誰も居ませんでした。 それで普段なら撮影禁止であろう浴室の様子を撮影しました。


洗い場にはカランが9個設置されています。


浴槽は窓際に設置されています。 
大きい浴槽はお湯、 右下に見える浴槽は水です。
写真には写っていませんが、サウナ室もあります。


 ここ何日かは戻り梅雨の様な気圧配置で雨が続いていましたが、 昨日は久しぶりに青空がでました。 その様子がTop写真です。
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プロフィール写真を変更したら・・・

2019-08-23 09:10:06 | タナカ君的日常
 昨日までプロフィール画像は小学生だった息子が描いた僕の40代の時の顔を載せていた。 それはブログを開設した初期の頃から10年以上に渡って変更せずに使い続けていたのでした。 それを昨日、外形が丸い雪の結晶の写真に変更した。 そしたらなんと今朝 ”このブログの人気記事”のベスト10に5件も 「雪の結晶撮影」カテゴリーの記事が登場しました。



 「撮影装置の光軸ズレによる問題と対策」記事が最近チョコチョコとリストアップの仲間入りしていたのは見ていたけれど、 プロフィール写真の変更で雪の結晶の写真撮影に興味を持つ人が僕のブログを見てくれているのが見て取れて嬉しかったです。

 ところで、 僕が雪の結晶を撮影する切っ掛けを作って呉れた方はロシア人写真家 Alexey lKjatov 氏です。 Web上に惚れ惚れするような雪の結晶写真を公開されていました。 結晶写真その物だけでは無く、 撮影機材、 グラデーションを持った背景カラーの撮影テクニック、 撮影後の画像処理などを惜しげも無く見せて呉れていました。 当初僕が見たそれらのWebページへのURLはこのブログ記事内にLinkして置きましたが、 最近それらのリンクは切れていて、クリックしても閲覧出来なくなっているのに気付きました。

 それで Alexey lKjatov 氏の名前で検索したところ、 沢山の美しい雪の結晶の画像には再会する事が出来ました。 ただし撮影テクニック等を記載したページには未だ巡り会えていません。 それから再会した美しい結晶写真ですが、商業ベースのカタログ的なページに生まれ変わっていました。


 撮影テクニックなどに関してメールでの質問にも快く教えて下さった Alexey さん、  今も変わらずに問い合わせしたら色々と教えてもらえるだろうか?
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子供達との囲碁対局

2019-08-22 07:11:18 | ヤナバ生活
 大町市は地域活性化の一つとして囲碁の普及活動を支援している、 実施母体は日本棋院大町支部だ。 活動拠点は大町駅と合同庁舎の中間付近にある「アルプス囲碁村会館」で、 週に3回(火・木・土)の午後に行う一般対局と土曜日午前中に開かれる「初心者向け囲碁教室」がメインの活動となっている。 その他にも秋には市民ホールみたいな所での大会開催もある。

 僕は通常の一般対局目当てに参加させて貰っているのだが、 今年の夏はその対局日に参加する顔ぶれが極めて限定され、かつ少人数になってしまっていて、  4人しか参加者が居ない日もシバシバだ。 その結果対局の面白さにも随分悪影響が出ていると言わざるを得ない。

 大町在住の我が囲碁の師匠の話しによると、 対局者減少の原因は複雑な要因が絡み合っている様で、 このブログでサラッと記載するのが難しい。 「だったら書くな」と言わないで聞いて下さい、これからが本題です。

 一昨日の火曜日は一般対局の日で、 それに参加すべく、 いつもの「むつみ亭」で早めの昼食、 そして対局場の解錠時刻(午後1時少し前)まで図書館に出かけて休憩がてら新聞に目を通していた。 するとそこに電話が、 発信者は子供囲碁教室が開かれた先週の土曜日の午後にこの夏に来てから初めて顔を合わせた大町支部役員のSさんだった。 僕はその時に「一般対局の場への参加者が少なすぎる」とクレームを付けたのでした。 それでもしかしたら「今日は対局しましょう」 そんな話かと思って電話に出た。

 「タナカさん、 今どこにいます?」

 「1時までの暇つぶしに、図書館に居ます」

 「 もし良かったら我が家に来て、 子供達に対局の相手をしてくれませんか?」

 「 えっ、 どんなレベルの子供達ですか?」
 「あまり初心者過ぎたら面白くないから行きたく無いなあ・・・」


 「 いや県代表で全国大会に出てる様な子供も居ますよ!」

 それを聞いて俄然興味が湧いて参加させて貰いました。

 会場はSさんの自宅、 参加メンバーはSさん宅からほど近い大町東小学校・校区の子供達。 Sさんは土曜日以外の日に「あしかリーグ」と名付けた囲碁教室を自宅の一室で定期的に開いているとの話です。 ”あしか”なんて海獣みたいな名前の由来を聞くと「あきと・しゅん・かなた」そんな「自宅での囲碁教室を開いた当初から参加した三人の子供の頭文字をつなげた」との説明でした。

 車で到着して玄関に入ると、 玄関に面した一室の障子が開け放たれて数人が対局してる様子が見えました。 先生役のSさんが「タナカ先生が来てくれたぞ」と子供達に声を掛けると・・・

「 あっ、 俺知ってる、 塩尻大会の時に会ったことある 」そんな反応を示す子も居ました。

 Top写真では正座、あぐら、立膝と様々ですが、その中の三人と対局させて貰いました。 正座している子供はやはり強くて、 僕とどっこいどっこいの棋力らしい。 先生の指定で子供が先番での対局となり、 1人目には負け、 2人目には勝ち、 いずれも2~3目差の僅差での勝負でした。 三戦目の相手は1級程度の子供なのか、 Sさんは「じゃあ、20目の逆込みにして、先番でお願いしなさい」と子供に指定して対局を開始、 これは数目差での勝ちとなり、なんとか面目を保ちました。

 今日の子供達との対局、 気分的には大人相手の一般対局よりも充実感のある物でした。 「また参加させて下さい」とお願いしてお別れしましたが、 お別れの際にはSさんが子供達に「タナカ先生に ”ありがとうございました” の挨拶は」と言うと・・・

 それらしき声が聞こえて来ました。 俺が先生? でも悪い気はしない。
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三人で雑談@四季山荘

2019-08-20 10:10:10 | ヤナバ生活
竹林の七賢 屏風(部分)・長谷川等伯

 お盆の時期が終わった昨日、 四季山荘のオヤジの所に男・三人が集まってカップ・アイスクリームを舐めながら雑談した。 山荘の周辺に樹林はあるが竹林は無い。 だから「竹林の三賢人」とはいかず、 話題も俗世間のあれやこれ。


1. オヤジの一人暮らし解消

 あまり詳しい内容を書く訳にはいかないのだが、 オヤジと同い年で東京に残って暮らしていた奥様が、 近々東京での生活を打ち切ってオヤジと一緒に山荘暮らしを共にする事に決まったと言う。 その引越の際のお手伝いやその後のあれこれについてオヤジから相談があった。

 ショージ君は二つ返事で「可能な限り、あれこれのお手伝いはしますよ」と言い。

 オヤジはいつものフレーズで 「ありがとうよ! 本当に助かるよ」と返していた。


2. タナカ君の囲碁の腕前

 師匠役のオヤジによれば 「そうだな、 お前は去年の夏と較べたら半段くらい強くなった」。 囲碁なんか興味の無いショージ君は「あんな白と黒の石で何がそんなに面白いですか?」 と茶々を入れる。


3. 夏も終わりかな?


1台も車が居なくなった宿泊施設の駐車スペース@ヤナバ


 雑談の最中にも雨脚が突如大きくなったり小止みになったり、 台風10号のときよりも本格的な雨でした。 後で天気図見たら、完全に戻り梅雨状態の前線が本州上に広がっていますね。


天気図@2019年8月19日


 時として玄関ドアから車に行く間も傘が無ければずぶ濡れになりそうな雨脚が弱まった折を見て、 僕はおいとましてヤナバの山荘に戻って来たのです。 残った二人が交わした話は清談へと変化して行ったかな?
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