一昨日Upした記事「GPS の修理と勉強会」の中でGPSの勉強会で想定外の無駄な時間を費やす事態が発生したことを書いた。 書いた本人はあれで十分何が原因であったか判るのだが、 GPSを触った事の無い人や、 ここ10年以内に販売されているGARMIN社の機種を使っている人には「すんなり理解しがたい」ところが有ったに違いない。
今日は「補足」と言うべきか「蛇足」と表現すべきか迷うけれど、 追加の記事を書いて置きます。
カシミールなる地図ソフトはGARMINやMAZERANなど主要GPSメーカーが市販しているGPSに対応して、 GPSとPC間でのデータ Up/Dn ロードが可能になっています。
僕が長年使用しているGPSは40年ほど前に購入した古い機種で「GPSmap 60CSx 」。 一方友人から貰い受け、修理してAちゃんに渡した機種は2015年辺りに市販され、購入したGARMIN社の「etrex31j 」、 この新旧2つの機種はカシミールとデータの転送(通信)を行う際の設定が異なる事にたいする、 僕の理解が不十分なまま取り扱い勉強会を始めてしまったことでつまづきが生じ、 「勉強会も1時間半もあれば十分」と想定していたのに、 10時半頃から始めた勉強会は午前中に終わらず、 午後3時頃まで掛かってしまったのです。
僕の保有する 60CSx をカシミールと接続する場合は Top写真に赤字で書き加えた「どちらか」の文字の下側に置かれたラジオボタンを選択すれば通信条件の設定は完了します。
60CSx から Waypoint をダウンロードした結果
Windows PCのエクスプローラでのファイル構成画面を眺めてもGPSが外部機器として表現されて居ないことに留意して下さい。 つまりそんな事は僕にとって、過去40年に渡り気にする必要が無かったのです。
一方 etrex30j の場合は通信設定のラジオボタンの選択は60CSxとは異なり、「マスストレージ接続」を選択しないと動作しませんでした。
ラジオボタンの右側に置かれた”GARMIN社のドライブ名”
なるダイアログボックスに現れたリスト
僕の場合、 修理が完了した直後、 通信動作のチェックも行いました、 しかし、 ダイアログボックスの事は全く意識せずに操作を続けました。 その際に理由は不明ですが、 (F:)GARMIN では無く (G:) GPS内部の組み込まれた脱着メモリが 対象ドライブ として選択されていたようです。
それが理由で修理後に行った通信動作チェックでは、 カシミールの地図上にセットしたWaypointをUp load/Dn load 動作判断した訳ですが、 (G:)ドライブを対象としての動作チェックしていたことも意識の中に無いまま、 「通信機能 OK 」と判断した訳です。
そして勉強会の場で、 近所のGSまで散歩がてらのトラックデータ取得の後にカシミールの地図上にトラックを描画する手順を実行しても、 何のデータもダウンロード出来ずに勉強会が中断の事態に陥った訳です。
その後、 自動収録の TrackデータはGPS本体(F:)GARMINに格納されているのを理解し、 通信対象を (G:)から(F:)に変更することで正しくデータが取り込め、 無事に勉強会も終える事が出来たのでした。
「GPSで収録したTrackデータがダウンロード出来ない理由が判らず、 その究明に2時間近い無駄な時間を費やしてしまった」 お話はこれで終わりです。
お付き合いご苦労さまでした m(_ _)m