背景画像フィルム作成 失敗続き

2024-12-30 14:34:54 | 雪の結晶撮影

 反射タイプ背景画像は雑誌や新聞折込広告に掲載されている画像を切り抜き使用すれば、 「いとも簡単に利用出来る」の気持ちで取り組んでいた。 最後のまとめとして、 「それらの画像をカメラで撮影して、フィルムタイプの印刷用紙に印刷すれば透過タイプの背景画像として使用でき、 その方がより便利に使える」と考え、 今日はプリンタでフィルムタイプの用紙(A4サイズ)に印刷する作業に取り掛かった。

 

 そこで遭遇したトラブル、 僕の努力でなんとかなった物もあれば、 なんとも解決出来ない問題も発生した。

 

トラブルー1:

 使用した印刷用紙はA4サイズのフィルムに名刺サイズのミシン目の加工がが施された A-one 品番 51181。

そのミシン目内部にキッチリと用意した背景画像が配置され、 印刷したいと考えました。 ペイントソフトを用いA4サイズの用紙を想定した描画エリアにカメラで撮影しておいた反射タイプの背景画像10種類を配置しました。 いざ印刷してみるとミシン目に引っ掛かって印刷されてしまう場所が生じてしまいました。

 

 プリンタの ページ設定画面やペイントソフト側の描画エリアのサイズ変更等、あれこれ調整してこの問題はクリア出来ました。

 

トラブルー2:

 

 透明タイプの印刷用紙の印刷面に用紙送りローラー表面にくっついたインクが、 他の場所を汚す問題が発生しました。 我が家のプリンタで僕が対処する術が有るのか無いのか全く不明、 行き詰まりました。

 もちろんローラーが押さえるエリアを避けて描画する方法も考えられますが用紙代が嵩んでしまいます。 随分と前に訪れた事のある「キンコーズ」なる会社(立川市内にもあります)のコピーサービスの利用で解決するか? 正月休みが明けたら、訪れて相談してみます。 

追記 20:10 :

 

 

 キャホー!! 印刷用紙を縦半分にミシン目の箇所で分割して、A4普通紙にローラー位置を避けて貼り付けて印刷させたら、それほどの手間も掛からず印刷出来た!!

 印刷用紙の無駄もほとんど無しだバンザーイ!!

コメント

背景画像の制作手法 カメラのフォーカスボケを利用

2024-12-26 21:10:38 | 雪の結晶撮影

 今年の10月以降、 雪の結晶撮影の際に使用する背景画像としてカラー印刷された雑誌や新聞の折込広告から切り抜いた画像を撮影対象の背後に置き、 適当な光量の光を当てて撮影する方法(反射タイプの背景画像)の準備を進めてきた。 その途中経過の様子は下記タイトルでUp済みです。 

背景画像 反射タイプ 9枚完成

印刷されたカラー画像を切り抜く日々

微細構造の撮影に有効な背景画像 照明方法など

 

 そしていよいよ12月中旬以降の降雪の現場で2回、 本物の雪を相手に反射タイプの背景画像を用いた方法での撮影を試みましたが、 今のところ撮影に適した良型の雪の結晶と気温等に巡り会えず、反射タイプの背景画像の適否を正確に判断しかねて居ます。

 

 しかしハッキリ言える事は雪の結晶に対する背景画像の位置調整メカニズムが透過タイプの背景画像用の位置調整メカニズムに比べると簡略な状態であるため、 それが原因でシャッターを切るまでの調整に手間取る欠点が目立っています。

 そこで反射タイプの背景画像位置のX/Y微動メカを組み込みを考え始めた中、 新たな背景画像の作成方法のアイデアが湧いて来ました。

 

 その背景画像のあらたな制作アイデアを紹介します。

0. 基本は透過タイプの背景画像を作成します。

   従来の微調整メカをそのまま使用し、

   画像位置の微調整を実施する。

 

1. 画像の原稿は雑誌や広告の画像等を使う。

 

2. 撮影の際、カメラのフォーカスモード設定をマニュアルにして

   フォーカスボケの利用して、

   2つの色の境界部のグラデーション化を自動的に実現。

 

3.撮影した画像のサイズ等はペイントアプリで編集し印刷する。

 

4.印刷用紙は光透過性のある用紙を使用して印刷し、背景画像は完成。

コメント

粉雪の正体

2024-12-23 21:07:30 | 雪の結晶撮影

 22~23日に掛けて「大雪が降る」との天気予報に期待を寄せて、 パルコール嬬恋のスキー場へ雪の結晶撮影を目的に出掛けて来た。 しかし降雪量も少なく、サイズが大きく美しい形の結晶に出会えなかった。 理由は降る雪が粉雪だったことと、 空が晴れて雪が降り止んでしまった事と言えるかな?

 

 そして粉雪なるものの正体は「生まれたてで極小サイズの雪の結晶で有る様に想えた」。

 

コメント

パルコール嬬恋 気温−9℃ 降る粉雪は未熟児の雪の結晶だった

2024-12-22 23:14:22 | 雪の結晶撮影

 スキーをやってる頃だったら粉雪は歓迎すべきだったろうが、 今日訪れたパルコール嬬恋スキー場で降っていた粉雪は小粒で未成熟な樹枝状結晶をまじえた粉雪で、写真撮影の意欲が削がれてしまった。

 午後4時に空いているスキー場の駐車場に車を入れて、 まず最初に風向きを見て、助手席斜め前方から風が吹きつけるように車体を停めた。 次いで車体の揺れ防止を目的にジャッキ2個を後部座席下に挿入。 前面ガラス部分への着雪除け目的にしたブルーシートの覆いを取り付け、 運転席側ドア部分に仮設屋根をセット等の作業を済ませた。 もちろん撮影装置のセットアップも早めに済ませて、それが冷える時間を待たなければなりません。 

 降雪は榛名山の西端に位置する・倉渕付近からチラホラ見え始めていたのですが、 八ッ場の道の駅で虫眼鏡で雪に様子を確認して以降、雪の結晶状態は思わしく有りませんでした。 だから冷却待ち時間もたっぷり取って撮影開始したのは午後の5時過ぎてから。 それから2時間、 雪を採取してはほとんど捨てるだけの繰り返し作業となってしまいました。

 4日前に立ち寄った時の同じ駐車場では角板形から樹枝が伸びた形状の結晶が沢山見えたのに、今回はそれが一つも見られない。残念と言うよりも忌々しい気持ちが強くなってしまいました。

 

 7時半に撤収準備完了。 予約して置いた鹿沢温泉の宿には8時半頃に着いた。

 

写真は後日Upします

 

 

 

 

コメント

南岸低気圧の発生頻度に関するご宣託 マニアック松浦 on YouTube

2024-12-21 18:36:01 | 雪の結晶撮影

 草津スキー場周辺で雪の結晶撮影を続けて来た僕が好む気象条件と言えば 1月~3月に掛けて生じ、TV放送に依る天気予報の番組で知る事が出来る「南岸低気圧の接近」です。

 

 ところが最近Youtube上で マニアック松浦 さんと言う気象予報士さんが高層の気象データ等を交えての気象変化の予測等をUpされているのを見ているのですが、 ここ2~3日にUpされた番組のなかで、2025年の1月以降の南岸低気圧に関して「例年よりも南岸低気圧の発生数は少ない可能性が有る」と語っておられた。

 

 それは困ると感じた僕の反応は 「雪が降る予報が出たら、なんでもいいから撮影に出かけよう!」と言う短絡的なものでした。 そして早速、明日の日曜日に出掛けて月曜日の降雪を狙って、撮影に出掛ける事にしました。

 

 先日のヤナバでの撮影実験で明らかになった不具合点の修正は昨日・今日の2日間、 いつもなら午後に出掛ける囲碁の対局にも行かず、 不具合解消作業に専念したので問題点の解消は済みました。

 

 そんなこんなで明日の日曜日に予定されていた孫ー2の誕生日パーティーへのお呼ばれの誘いもすっぽかす事になって心に引っ掛かるモノは有るのですがね・・・

コメント

嬬恋村・群馬と鹿教湯温泉・長野の雪

2024-12-20 12:00:17 | 雪の結晶撮影

パルコール嬬恋スキーリゾート にて撮影 12月18日 正午頃

 

 ヤナバ山荘での雪の撮影後、 鹿教湯温泉の宿に泊り12月18日に帰宅の途に着いた。 その出発の朝、所々に青空の見える曇り空で降雪は見られ無かった。 しかし宿の庭木の葉の凹みに白い小粒なモノの姿が目に付いた。 よく見ると未明に降ったらしいアラレだった。

 

鹿教湯温泉の宿の庭木に落ちていたアラレ

 

 帰宅ルートは最短ルートはとらず、 上田・菅平ICの近くを通過して群馬県・嬬恋村に通じるの国道144を利用、 スキー場「パルコール嬬恋 ・ 標高 1420m」に寄り道しながらの帰宅となった。 理由は菅平や嬬恋付近の降雪状況の確認が目的でした。 そしてパルコール嬬恋スキー場の駐車場に到着した。 そこでは陽射しがある中で風に飛ばされてくる雪の結晶が車体のドアバイザーに付着して来ました。

 駐車した車体の陽が当たった側に付着した雪はすぐに溶けて行きますが、日陰側のドアバイザーに付着した雪は永く結晶の姿を留めています。 それを結晶撮影に使っている90mmマクロを付けたカメラを手持ち撮影しました。

 

パルコール嬬恋スキーリゾート では、

この様に立派に成長した結晶にも出会えた。

コメント

確認すべき主要2項目 : 結果と今後の対処

2024-12-17 22:05:02 | 雪の結晶撮影

雲粒にくるまれた雪

 

 10日前に」Upした記事

本物の降雪を採取して雪の結晶撮影にトライ@2025シーズン

の中で話題にした 「確認すべき主要2項目」の一つ目の項目

 後部座席に座ったまま、ドアウインドウに追加した小窓を用い

降雪を採取して撮影する一連の流れを確認する件。

まず最初に小窓を風雪の中で後部ドアのウインドウ部分に正しく組み込む作業を実施しました。

 結果としては2日間ともヤナバ山荘近くで車を駐車した場所付近は無風で雪も降ったり止んだりしていただけの条件だった。 したがって、 強風下であっても小窓から差し出した試料ステージで雪の結晶を採取出来るか? また強風では小さな隙間から入り込む降雪が問題無いか? それらの確認は実行出来ませんでした。

 また自宅の駐車場で窓ガラスを引き下ろしたスペースに小窓を取り付けた3枚の部材を組み込み、 ネジ止めして完成する小窓システム。 残念ながら準備段階での確認不十分に起因したとしか言いようのない不備が2点あらわになった。

不備−1 部材組み込み固定に使用する蝶ネジの長さ、 三箇所の固定に必要な3本の内1本のネジの長さが不足している事が発覚した。 ネジの入手が必要。

不備−2 三点の部材を重ね合わせた箇所のネジ止め穴、 それぞれの部材に4.2Φのキリで加工した穴なのだが、 寒さの中で軍手をはめた手でその3つの部材の3つのネジ穴を正しく重ね合わせ、 M4ネジを挿入することが困難だった。 穴径を大きくするか? 3つの穴を合わせやすくするジグ(例えばアイスピック様の物)の準備と実際にネジの挿入と固定のやり易さの再確認が必要。

 上記2点に関する改善は自宅にて対処する。

 

本物の降雪を使った反射タイプ背景画像の効果確認 :

 今回の実験の場となったヤナバ山荘での実験、 大雑把に結論を言えば雑誌や新聞広告のカラー印刷物を切り抜き制作した反射タイプの背景画像、 一応使用可能と判断しました。

 「一応」と断りを入れたのには理由が有ります。 気温の低下が零下 ー1.5〜2℃ 程度で採取出来た雪の多くは重なり合ったり、雲粒まみれだったり、 綺麗な単独の雪の結晶を得る事が難しく、 見つけたとしても、 撮影のためにレンズの下に置いてフォーカス合わせ作業などの間にみるみる結晶の形が融解で崩れ、最後は水滴になってしまうなど、 美しい結晶の姿を撮影出来なかったのです。 

 

 まあでも溶けた姿にも興味をそそる物がありましたので、 それらの写真を何枚か並べて置きますのでご覧下さい。

 

重なり合う結晶や粉雪

 

 

たちまち融解の進む結晶

 

比較的まともな結晶だが、これもまた雲粒の付着多し

 

最高に興味をそそった融解過程の雪の結晶表面

 

 ワカンを履いて遊んでいる同行者

コメント

本物の降雪を採取して雪の結晶撮影にトライ@2025シーズン

2024-12-07 20:29:46 | 雪の結晶撮影

 来週の天気予報を見たら、 長野方面では降雪が何日か続く予報が出ている。 そこで急遽2025年シーズンに備えて雪の結晶撮影を目的に準備して来た2つの対策を実際の降雪を使って確認する事にした。 実際に出掛ける日程はタイヤ交換などを済ませるなどの準備も必要ですので、来週後半となる予定。

 

確認すべき主要2項目 :

 

1. 車室内の座席から降雪の採取を目的に追加した小窓の使い勝手確認

  後部座席に座ったまま、ドアウインドウに追加した小窓を用い

  降雪を採取して撮影する一連の流れを確認する。

 

2.本物の降雪を使った反射タイプ背景画像の効果確認

   今まではプラスチック片をカットして作ったダミーの雪に対して、

  反射光を使用した背景画像  のテストを進めて来た。

  今回、 本物の雪を用いて確認する。

コメント

印刷されたカラー画像を切り抜く日々

2024-12-05 11:15:44 | 雪の結晶撮影

 反射タイプの背景画像を使うユニットを作って以降、 僕の日々の朝の日課の一つに新聞の折込広告や目を付けた印刷物の中から「背景画像にしたらどうなるか?」と興味を持った部分を切り抜き、 実際に背景画像として撮影して見る作業が続いている。 Top写真はそんな今朝作成した背景画像のひとつです。

 

 

そして、 これがダミーの雪片を背景画像の中に置いて撮影した写真です。

 

こんな広告から切り抜いた画像を用いると

 

こんな絵が撮れるのでした。

コメント

背景画像 反射タイプ 9枚完成

2024-11-29 11:42:43 | 雪の結晶撮影

 10月初旬から開始していた雪の結晶撮影の際に使用する背景画像の作成、 2025シーズン向けのそれは初めてとなる反射タイプの背景画像なのだが、 今朝の作業で9枚の(Top写真)完成を見た。

 

  これらが「実際の雪の結晶に対してどの様な効果を見せて呉れるか?」 興味深々で早く雪の降る所に出掛けたい気持ちで一杯です。

 

 ちなみに、 9枚の背景画像の出自を記してみましょう。

 

   カレンダー    カレンダー   広告

   折り紙 切り貼り 折り紙     広告

   カレンダー    折り紙     広告

 

 世の中の季節は進み、 公園のユリノキの大きな多量の葉っぱも枯れ葉色に変化して風が吹く度に落ち葉として舞い落ちて樹冠部に少量を残すのみ。 雪の便りも関東地方北部に近づいて来ています。 

 

枯れ葉を残した ユリノキの樹冠部

 

コメント