一週間前に作った梅ジャムの小瓶を手土産にして、昨日は夏の親戚廻りに藤岡まで出かけて来ました。 暑さが続いていて、昨日だって気温の上昇が予想されていて、雨が降り、もう少し気温の低い時に出かけたい気分がしないでもないのですが、 そんな暑さの中を出かけて行ったのには訳があるのです。
それは昨日あたりが、藤岡の梅畑で落ちている梅の実を拾う今シーズン最後のチャンスかと判断したからです。 その梅畑の事を知ったのは5年ほど前の事になるかなあ? 義弟の家に時々遊びに行っていた僕の目に色づいた梅の実が散乱している梅畑が目に付きました。 聞いてみると、 その梅畑は80歳を廻った近所の農家のお爺さんの所有でした。 そのお爺さんは脚立を立てて梅の実を収穫するのが億劫になったらしく、自宅や近くの親戚が必要とする梅干し作りのために少し採るだけで、後は放置してあるのだそうです。 だから「落ちている梅の実を拾わせて下さい」と言う僕のお願いに、 「落ちている物なんて言わずに、樹に成っている奴を取っても良い」と親切に言ってくれました。
それから毎年、ほんの気持ちの手土産をぶら下げて、「今年も梅を採らせて下さい」と、お願いしては立派な梅の実を採らせてもらって来たのです。 でも2年前にそのお爺さん、そしてお婆さんも続けて亡くなりました。 若い方が家を継いで居るそうなのだが、会社勤めをしているそうで、何度か電話しても繋がらないし、 休日の昼間に行っても会えた試しが無いのです。 だから、樹に付いたまま熟した梅の実を正々堂々と採らせてもらう事が出来なくなってしまいました。 地面に落ちて散らばった梅の実を、「落ちて腐ってしまう実を拾わせてもらいます」そんな言葉を自分の心への言い訳にして無断で拾って来るしかないのです。
先週に越生の梅林の農家での話にも出ましたが、「今年の梅の収穫は、日曜日(26日)で終わりです」の言葉の様に放置された梅の実は暑い日が続くと、どんどん色づいて落果してしまます。 だから、地面に落ちた梅の実を拾うにしても、昨日あたりが限度だろうと判断していた訳です。
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でもって今回拾えた梅の実は5kg強。 それを大きな竹ザルの上に広げて、選別しました。 皮の汚れや傷の殆ど無い高級品(土鍋の一盛り)、 皮に泥汚れや黒いシミ等がある物(右下・土鍋の蓋の上)、 虫が侵入した穴や、一部に腐れが始まったワケあり品(左下・プラ容器)てな具合にです。 高級品と区分した物には土汚れがついているように見えませんけれど、 地面から拾った物だし、念のために皮を外してジャム作りしました。 ここまで黄色くなった梅の実は熱湯の中にほんの15秒ほども放うり込んでから取り出せば、皮は指でペローンと簡単に剥ける様になってくれます。
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その皮を剥いだ梅で煮込んだジャムの瓶詰めと、先週作った皮付きの梅ジャムを並べて置いてみました、元の熟した色の状態の違いもありますけれど、今回作った左側の瓶詰めされた梅ジャムの惚れ惚れするような色と味。 早速、朝食のパンに乗せて、味わいました。
それは昨日あたりが、藤岡の梅畑で落ちている梅の実を拾う今シーズン最後のチャンスかと判断したからです。 その梅畑の事を知ったのは5年ほど前の事になるかなあ? 義弟の家に時々遊びに行っていた僕の目に色づいた梅の実が散乱している梅畑が目に付きました。 聞いてみると、 その梅畑は80歳を廻った近所の農家のお爺さんの所有でした。 そのお爺さんは脚立を立てて梅の実を収穫するのが億劫になったらしく、自宅や近くの親戚が必要とする梅干し作りのために少し採るだけで、後は放置してあるのだそうです。 だから「落ちている梅の実を拾わせて下さい」と言う僕のお願いに、 「落ちている物なんて言わずに、樹に成っている奴を取っても良い」と親切に言ってくれました。
それから毎年、ほんの気持ちの手土産をぶら下げて、「今年も梅を採らせて下さい」と、お願いしては立派な梅の実を採らせてもらって来たのです。 でも2年前にそのお爺さん、そしてお婆さんも続けて亡くなりました。 若い方が家を継いで居るそうなのだが、会社勤めをしているそうで、何度か電話しても繋がらないし、 休日の昼間に行っても会えた試しが無いのです。 だから、樹に付いたまま熟した梅の実を正々堂々と採らせてもらう事が出来なくなってしまいました。 地面に落ちて散らばった梅の実を、「落ちて腐ってしまう実を拾わせてもらいます」そんな言葉を自分の心への言い訳にして無断で拾って来るしかないのです。
先週に越生の梅林の農家での話にも出ましたが、「今年の梅の収穫は、日曜日(26日)で終わりです」の言葉の様に放置された梅の実は暑い日が続くと、どんどん色づいて落果してしまます。 だから、地面に落ちた梅の実を拾うにしても、昨日あたりが限度だろうと判断していた訳です。
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でもって今回拾えた梅の実は5kg強。 それを大きな竹ザルの上に広げて、選別しました。 皮の汚れや傷の殆ど無い高級品(土鍋の一盛り)、 皮に泥汚れや黒いシミ等がある物(右下・土鍋の蓋の上)、 虫が侵入した穴や、一部に腐れが始まったワケあり品(左下・プラ容器)てな具合にです。 高級品と区分した物には土汚れがついているように見えませんけれど、 地面から拾った物だし、念のために皮を外してジャム作りしました。 ここまで黄色くなった梅の実は熱湯の中にほんの15秒ほども放うり込んでから取り出せば、皮は指でペローンと簡単に剥ける様になってくれます。
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その皮を剥いだ梅で煮込んだジャムの瓶詰めと、先週作った皮付きの梅ジャムを並べて置いてみました、元の熟した色の状態の違いもありますけれど、今回作った左側の瓶詰めされた梅ジャムの惚れ惚れするような色と味。 早速、朝食のパンに乗せて、味わいました。