樹木に巻き付いた藤の花

2017-05-30 07:59:14 | タナカ君的日常
 朝の7時から「日本の里山」なる番組が放映されている。 今朝のその番組では藤蔓を材料にした布作りの様子が流れていた。 藤蔓は樹木に巻き付き、 食い込み、樹木の成長を阻害すること。 山里ではそんな藤蔓を伐採し、 ツルの樹皮を剥ぎ取って硬い表皮の内側にあるの柔らかい繊維部分を水に晒して糸を紡ぎ、 機織りする様子を伝えていた。 

 その番組を見て 「そうそう、 先日の山菜採りの時に杉だか桧だかの樹木全体が、 藤の花を豪華に纏ったクリスマスツリー状態になっていたなあ」、 「写真も撮影したよなあ」 と想い出してその写真を載せることにした。

 とにかく山菜採りに歩き回った地域ではこの様に盛大に藤の花を纏った樹木が沢山ありました。 花が咲いているから気がつくんですけどね。
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引退表明した AlphaGo

2017-05-29 09:06:20 | タナカ君的日常

「AlphaGo」という“神”の引退と、人類最強の19歳が見せた涙の意味

 ”WIRED.jp”誌の記事のタイトルだが、本文では以下の様に伝えている。


人類最強の棋士・柯潔(カ・ケツ)と囲碁AI「AlphaGo」の三番勝負は、AIの3連勝で幕を閉じた。完敗が決まった最終戦、19歳の柯はこれまでにない苦悶の表情を浮かべた。そして試合後の記者会見で、AIを開発するDeepMindはAlphaGoが囲碁を「引退」すると発表した。

 ここで目を惹くのはAlphaGoが囲碁を「引退」だが、 開発者からは「今後は特定の用途に限定されることがない、汎用性をもったAIの開発に取り組み、科学研究に貢献したい・・・」との表明があったそうだ。

 囲碁と言う閉じられたルールの世界であっても、 過去から蓄積されている膨大な棋譜の中から勝つために役立つ布石や相手の着手に応じた適切な手順を学び、 オンライン対戦の場に出て実戦経験を積み重ね。 強い相手に不足する様になってからは、 自分自身(アルファ碁)同時での対局で更に腕を磨いて強くなっていたみたい。 

 しかし、 AlphaGoのコンピューター(以下AlGo君)を人間の子供と考えた場合、 棋譜は食べ物に相当すると想うのだが、 育ての親はどの様にAlGoにそれを選んで与えているのか、 公開されている棋譜データベースのファイルを片っ端から飲み込ませたのだろうか? 受け取ったAlGoはそれをどの様に体内で吸収しているのか? インターネット世界でオンラインでの対戦をする場合、 対局相手の選定はどの様にして行ったのだろう? 開発者が適当な相手を選び、 対戦を申し込み、 対局開始後は相手の着手を棋譜入力の形で人間が入力、 対応する着手はAlGoが決定し、 人間がオンライン画面に対して手入力していたのだろうか? それはちょいと野暮っぽい。 そんな風にあれこれと想いを巡らし、 同時に、 今後は他の分野・・・ いや特定の分野に囚われない「汎用性をもったAI」を目指すとの開発者の言葉があったそうだが、 「楽しそうだなあ!」、「凄いなあ!」と想うのでした。
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OLYMPUS Viewer 遅い取り込み速度 対応策

2017-05-28 12:07:59 | PC & Soft
 OLYMPUS社のデジカメユーザーの僕はデジカメからPCへの画像取り込みに、 同社のOLYMPUS Vierewを使用している。 デジカメ~PC間は専用コネクタが付いたUSBケーブルを用いている。 当初その画像取り込みスピードに不満は無かったのだが、 2年前ほどから画像取り込みに掛かる時間と取り込み動作を示す円グラフ様のアニメーションの動きが正常で無くなった事にイライラ感が募っていた。

 何しろ最近はたった一枚撮影した写真をPCに取り込もうとした時に2分を越える時間が掛かってしまうのだ。 さらにその時に進行状態を示す円周上の丸ポチは途中経過を示すこと無くスタート状態のまま何も変化を示すことも無く、 最終的に取り込み完了を示すダイアログウインドウがポップアップしてくるのだった。

 先日、新宿のオリンパスプラザ東京をレンズクリーニングをお願いするために訪れた際、 その事を相談してみた。 2台持っているPCに同じバージョンのOLYMPUS Viewerをインストールしてあるのだが、 一方のPCだけに取り込みスピードの遅延が見られる事、 ソフトのバージョンアップは常に行っている事、 だから問題はPCのハード側に問題があるかと予想している事なども伝えての相談だった。

 まあレンズのクリーニングを行ってくれている方との会話だったので、 ソフトとPCに対して知識が十分な方だったかは不明のままですが。

 その場では「パソコン内部のキャッシュデータ等をクリーンアップしたら、 状況が改善されるかも知れない」 との意見を聞きました。

 それで家に戻ってから[コントロールパネル ] [すべてのコントロールパネル項目 ] [パフォーマンスの情報とツール ] [ ディスククリーンアップ ]と辿って、 C:ドライブの中のテンポラリファイル的な項目の中から削除しても問題なさそうで且つサイズの大きめな物を削除してみたのです。 しかしViewerソフトの画像転送時の問題は改善しませんでした。

 そして今日は 取り込み動作の遅い方のPCで、


 OLYMPUS Viewer管理下のフォルダー内部の日付別ホルダーのおよそ半分を D:ドライブにコピーして、 当該ファイルへの画像アクセスで問題なく写真が見られる事を確認した後に、 C:ドライブ内の元ファイルを削除した。

     作業の前           作業後
  C:ドライブ 空き容量 470G    空き容量 500G 
  D:ドライブ 空き容量 230G    空き容量 200G 


 デジカメ内部の未転送画像ファイルをPCに取り込みさせる動作を数回繰り返して見ましたが、 状況は改善したと想われます。

 転送の進展を示す円周アニメーションはきちんと動き、 転送も数秒もかからずに「アッと言う間に完了します」 とりあえず、これで暫く様子を見ます。

 画像転送だけなら、ハードディスクには十分な空き容量が在ると想っていたのだけれど、Viewerソフトが管理するホルダー数や画像ファイルの数が多いと、転送時に支障が生じるのですかね? ここら辺は、ソフトの開発担当者じゃ無いと判りませんね。 
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タラの木の成長

2017-05-27 10:04:20 | タナカ君的日常
 我が家の近所の空地に誰が植えたか、 タラの木が一本だけある。 そこに在るのを気付いたのは去年の新芽時の事で、直幹部の背丈は60cmほどだった。 今年(2017)の春に芽を出してからの成長は目を見張る物があり、 直幹部の背丈は20cm以上も伸び、 今では枝の先の葉っぱは僕の肩にまで届くほどになったのだ。 そんな急成長の中で見られる幹の太さのアンバランスな成長に興味をひかれている。

 春に芽をだしてから成長した分は緑色しているから、 一年前に較べてどれだけ成長したかが判ります、 その様子がTop写真です。


 一方僕の目を引いたのは幹の部分の太さの違い。 草や木はおしなべて「根元付近が太くて、 先端に行くと細くなる」 それが常識と想っていたのだが、 どうも去年までの直幹に較べて、 今年成長した緑色した部分の方が太い。 写真は上から見下ろした構図だから、 下の方が先細って見える効果があるにしても、 明らかに太さが違う。 秋になって枝葉が枯れて幹の色がベージュになると、 幹の太さは縮むのかしら? 興味を持って眺めて見ようと想っている。
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食べ尽くした山菜

2017-05-26 10:26:09 | タナカ君的日常
木の芽(軽く重曹でアク抜き)と(削り節を掛けた)ワラビ

 先週の末に新潟まで出かけて採ってきた山菜、 ワラビの大半はアク抜きした物をご近所さんや囲碁仲間に配ってお終い、 山ウドとコゴミは三回ほどに分けて天ぷらにして食べた。 木の芽と我が家用に少しだけ取り分けて置いたワラビはビールの摘まみにして何度か食べた。 あれから一週間経過した今はもう山菜は食べ尽くして無くなりました。

 ワラビなんか、この週末が最盛期かもしれないし、 コシアブラも食べ頃の5つの細い葉柄を伸ばして食べ頃になっていると想うのだが、 もう春の山菜採りに出掛けるのはお終いにします。

 代わって今日は新宿のオリンパスプラザに出かけてカメラとレンズの無料クリーニング点検を受けて来ます。 このサービスなかなか好評らしく、イベントを知らせるメールを受け取って予約を入れるための電話連絡取ろうとしても、 業務開始時間直後から電話は呼び出し音になって接続できず、 夕方になって、やっと繋がったかと想うと 「申し訳ありません、 既に予約は一杯になりました」 そんな状態になってしまうのが常だった。 だから、 今迄に一度も無料のクリーニングサービスを受けた事が無かったのだ。


 今回の案内メールは1ヶ月ちかく前の4月にあって、 メール受取り直後に電話した所、アッサリと電話がつながり予約も取れたのです。  だから今日は昼過ぎの予約時間に間に合わせるべく、 これからカメラとレンズを持って、 新宿までお出かけするのです。
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不愉快な警報音@先行車発進お知らせ機能

2017-05-25 10:11:30 | タナカ君的日常
 先日、 タイヤ交換やオイル交換を含んだ点検のためにディーラーに車を置き、 代車を借りた際の話。

 代車はスズキ・IGNISだった。 その車で家に戻る途中、 ホイッスルの様な高い音が車内に鳴り響いた、 耳障りな不愉快な音だった。 何故にそんな音を聞かされるのか? 確認してみると・・・

 信号で停車中、 前車が発進して間隔が開いたのに自車が発進操作をしないでいるとそんな警告を発する「 先行車発進お知らせ機能  」 なるものが組み込まれているのだった。

  先行車が発進すると自車との距離を計測。
  先行車が約4m以上離れても、自車が停車し続けたときに、
  ブザー音とメーター内の表示によって、
  ドライバーに先行車の発進をお知らせします。


 これって、 2mの車間を開けて停車している場合、 前の車が2m以上進行したら(4m以上離れたと判定して)警報条件に達するって事ですかね。 

 まあ、この機能はオプションだそうだから、 付けなけりゃ不愉快な想いはせずに済むから「大したことは無い」 そう考えることも出来るけど。 基本的な安全機能「自動ブレーキ」のために前車との距離測定を行い、 そんな情報が得られるからと言って、 無闇矢鱈と情報提供すれば良いと言うものじゃ無いだろう。 それも不愉快な音で。

 助手席に妻を乗せて運転中に同様な状況では 「動き出しましたよ!」と音声による指摘が行われる事もあるのだが、 そんな時にも 「 少しくらい俺の発進タイミングが遅れたからって何だよ、 うるせーな?!」 とイラつく僕ですから、「 先行車発進お知らせ機能  」の警報音にはイライラ度はMaxになろうってものです。


 パーキングブレーキを掛けたまま発進した時に発せられる警報音と表示ランプには感謝しますがね。
 
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暑さの悪循環

2017-05-23 06:36:13 | タナカ君的偏見
 陽射しの中に長時間いたら体調不良になりそうな暑さになった昨日の午後、 自転車に乗って囲碁の対局に向かう途中でコンビニに買い物に立ち寄った。 店頭の駐車場の車の脇を抜けて駐輪スペースに向かうと、 車の周辺の空気は更に高い温度になっていた。 そうなのです、 どいつもこいつも車のクーラーを点けっぱなしにして車内で買い物したあとで食べたり飲んだり、 居眠りしたり。 車内の温度を低下させるためクーラーを入れっぱなし、 車外にはそれに倍する熱風を撒き散らしているのだ。

 店内にイートインコーナーを設けてある店も増えたんだから、 車のクーラーは切って、 店内で食事したらどうよ、 世の中の暑さが少し緩和されないかね? 焼け石に水かな・・・
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無欲一切足@雲洞庵

2017-05-22 08:14:07 | 国内旅行と山歩き
 石打ICで高速を降りて国道291を小出方面に向かって六日町に近づくと、 田んぼに囲まれた道路脇で何箇所も 「雲洞庵」なる看板を目にする様になる。 山菜採りシーズンには何度もその付近を通っているので眼にしてはいた。 しかし、 今年そこを訪れるまでは蕎麦屋の屋号くらいに想いこんでいたのだ。

 昼食の蕎麦を安穏亭(龍言の真向かい)で啜った後に「雲洞庵」を初めて訪れた。 その雲洞庵の大広間の床の間に置かれた二行の書に

  無欲一切足
  有求一切窮


とあった。

 善い言葉だな・・・ と想って、帰宅してから 「原典が有るのではないか?」 と想い、 検索してみると、 越後の僧・良寛さんが漢詩を書いていた。

 それは、 二行目の ”一切” 部分が異なっていて、 こんな物だった。


  無欲一切足
  有求万事窮


  淡菜可療飢
  衲衣聊纏身
  独往伴ビ鹿
  高歌和村童
  洗耳巌下水
  可意嶺上松

 まあ意味的には同じ様なもの、 それに原典の抜き出しをコピーするだけが能じゃないですから、 これで善しですね。



 堂内の写真を何枚か並べて置きます。


山門


境内の石仏(坂戸山登山道脇に建つ石仏と同じサイズ


本堂の内部


奪衣婆

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好天下で山菜採り@2017

2017-05-21 10:48:35 | 国内旅行と山歩き
 先の金曜から土曜日に掛けては山菜採り目的で新潟まで出かけたのだが、穏やかな好天に恵まれた。 そんな中での山菜採りは「ご機嫌!!」の一言でした。

 Topに掲げた写真は一面の枯れたワラビの葉や茎の茶色が広がる場所でのワラビ採りの様子です。

 もちろん、獲物はワラビだけじゃありません。 採れる物は少しづつですが、採って来ました。

六種類の山菜を竹ザルに盛ってみました。



      下側の左 : 根曲がり竹。
      その右 : フキノトウ。
      更に右 : 木の芽(アケビのつる)。

      上側の左: 山ウド。
      その右 : ワラビとコゴミ。



 この山肌に雪の残った山は八海山ですが、 残雪が山の中腹の沢筋や凹みを際立たせた姿、 今の時期ならではの眺めです。 こんなにも雲一つ無く晴れ渡った空が2日間も続いて呉れる、 珍しい気象条件でした。


 もちろん山菜採り以外にも「雲洞庵」なる古刹に立ち寄り、 その境内の建物の一部をなす「大広間で寛ぐ」 そんな一刻も持てた旅でした。
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ワラビのアク抜きで大忙し

2017-05-20 22:23:17 | タナカ君的日常
アク抜き中

 小出の道の駅に近い公園で車中泊し、今朝は4時半頃に起き出して朝食。 その後は、午後2時過ぎまで小出周辺でワラビの出る地域3箇所を巡ったり、 コシアブラが採れるかもしれない地域をウロツイた。

 そして帰宅したのは午後7時半、 夕食後には大きなプラスチック製のタライに収まりきれない大量のワラビのアク抜き準備に取り掛かった。 細っこ過ぎたり、 硬く筋っこそうなのを抜き取り廃棄する作業や、 台所の在庫では量が不足するアク抜き用の重曹を買い足しに出かけたり、 何だかんだと手間取って、 今は午後の10時を過ぎたのに、 未だアク抜きに必要な作業が完了していない。 かなり眠いのを我慢して、 ここまで作業を進めたが、 ブログの方に写真を載せる気力は残っていない。 それは明日にでも追加することにして、 最後の大鍋の湯が沸騰したらポリバケツに注ぎ込んでもう寝ることにします。


 アク抜き液排出後

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