突っかい棒 設置状況・助手席
友人が車中泊する際の快適性を求めてドアウインドウやフロントガラス部分に遮光シートを設置するDIYをブログにUpしていた。 その記事を見て僕も同じ目的で遮光布を設置する方法を考えてトライしてみた。 以前は車室内部にカーテンレール様の部材を取り付けて、カーテンもどきの布を吊り下げる方法を採ったこともあるか、 今回はドアガラス等を保持している部材の形状を利用して簡便に突っかい棒的な物をあてがい、 遮光素材をガラス窓に沿わせて保持するかたちを取ることにした。 その際の肝は ”配線モール” を用いて伸縮自在な突っかい棒としたことです。 また、この場合の遮光布は繊維布、 プラスチックシート、ダンボール用紙など、 光を遮る事さえ出来れば何でもOKのはずです。
ここで紹介した方法は現在使用中のスズキ・ハスラーの場合であって、 どのメーカーのどの車種にも適用出来るか? そこまで考えていませんので了承ねがいます。
ところで「配線モールって何?」 と疑問のある方はインターネットで検索してみて下さい。 ざっくり言えば切断面が凹凸の上下部材で一方を壁に貼り付けて窪み部分に室内ケーブルを収容し、 もう一方を「カパッ」と被せるとスッキリした見かけが実現出来る、 配線資材です。
今回は壁側部材を長さ20cmほどに切断したものを(①②)2個、 被せる側の部材を40cmほどの長さに切断した物(③)を1本作り、 それらを組み合わせることで、 全長を40~60cm程度の範囲で伸縮自在な突っかい棒にしました。 これを10セット作るば、 フロントガラス、 運転席ドア、 後部座席ドア、 都合5ヶ所の窓ガラスに遮光物体を仮設する事が可能になります。 これに使用する配線モールの材料は1m長さの物なら5本購入すれば足りると思います。
蛇足: 写真で白く見える両面接着テープ部分は粘着力があると使用にあたっては邪魔になります。
下部側部材の端部は立ち上がり部位を切断除去し、 写真に見るような1cmほどの平坦な突起状に加工しました。