雪の結晶撮影を行うには良い雪が降る気象条件が必要だ。 関東近郊でそんな雪が降る確率が高まる気象条件は「南岸低気圧が接近する場合」と僕は想っています。 ここ何年かの経験で言えば、 その気象条件は1月末から2月一杯の期間、 時によっては3月初旬まで。
今年に入って1月12・13日に「南岸低気圧の接近で東京でも雪が降る」との情報もあったが、 その時の気圧配置に深く触れた天気予報では、 「南岸を低気圧の通過が有るが、 日本海側にも低気圧のあるいわゆる「二つ玉・低気圧」。 そのため、 日本海側にある低気圧に向かって東方・太平洋に存在するはずの(天気図に明記されていない)高圧帯からの暖かい空気が日本海側に流れ込むため、 東京付近に雪の降る確率は低いだろう・・・」と解説していた。
それを聞いて「なるほどね!」と感じ、 待ち望んで居る南岸低気圧接近ではあるが、雪の撮影に出掛けるのをやめました。 その後はズーッと草津方面に出掛ける事も無く、日々のブログに「PC & Soft 」カテゴリーの記事を多く投稿し、 午後には公民館囲碁に出掛ける日々を何事も無く過ごしています。
しかし、心の中はそれほど平穏ではありません。 大寒の時期の今の天気予報に「大暖」などと揶揄する文字が踊る始末で、 この一週間は温かな気温が続くと予報されています。
それで「今シーズン、 雪の撮影に出掛ける気持ちになれる気象条件が何回あるか?」と心配しています。