花粉悲惨情報

2011-03-31 07:54:12 | タナカ君的偏見
 NHKの気象情報の放送時間で、この時期に一緒に流される花粉の飛散予想。 その4段階にレベル分けされた飛散量を示す表示色だが、 相変わらず飛散状況の「非常に多い」を血の色の赤で表示し続けている。 これを不快に感じる人は大勢いると思うよ。 4つに区分けして表示すればよいだけの話なのに、なんであんなに真赤っかで悲惨な地域を強調するんだよ!

 そんなイチャモン付けるだけじゃあしょうがないから、赤をピンクにしてみた。


これはこれで「桜の開花予想か?」 と文句言う奴が出るだろうけれど、花粉の悲惨さは幾分和らぎそうだな。 どうですかねNHKさん?
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Windows7で戸惑う日々

2011-03-29 10:17:58 | PC & Soft
 新しいPCのOSはWindows7でプロフェッショナルバージョン、従来使っていたOSはWindowsXP、使い勝手に違いが有るだろうと覚悟はしてましたけれど、やはり戸惑いながら使い始めています。 そうは言っても発売されてから1年半近く経過してますから、僕の戸惑はWeb上の情報を調べさえすれば解消しますけれど、手間が掛かりまねー、 しかし年寄りの暇つぶしには適当な作業かもしれないぞ。

戸惑い 1. 作業中のウインドウが消えちゃう?

 例えばペイントで作業中、マウスのカーソルを何気なく大きく動かしたときに、ペイントのウインドウの外枠の痕跡を残して、デスクトップ画面状態(Topの写真)になってしまいました。 マウスを動かせば、ペイントの作業中だったウィンドウが出てくるから仕事は続けられるのだけれど、 何でそんな動きをするのか?



 判ってしまえば何の事は無い、画面右下隅の時刻表示に更に右側にこっそりとお尻を出して隠れているような奴にカーソルが乗ると、そんな表示の切り替えが生じる設定になっていたのです。当該箇所でマウスボタンの右クリックすると出てくるメニューの「デスクトップのプレビュー」欄に入っていたチェックを外せば、そんな戸惑いの動きは無くなりました。


戸惑い 2. 文字入力が縦書きもどきになっってしまった。

 普通テキスト入力なんて横書きが主流だろうと言う頭があって、何も意識すること無くペイントソフトで画像中に文字入力を始めました。 横長に設定した文字入力スペースの中に現れた文字は縦書き文字列を90°左回転させて寝そべった様な状態で出てきました。 普通の横書き文字列にしたいのに、縦書きと横書きを切り替えるメニューが見つかりません。別のアプリ「付箋紙」では普通に横書きで文字入力しますから、ペイントソフトに何か原因があるに違いありません。



 これも判ってみればナアーンダ!!ですが、 フォントを指定するプルダウンメニューで先頭に@マークが付加されたフォントを指定すると縦書きもどきの文字列入力となるのでした。


戸惑い 3. どうする、ブラウザで表示文字拡大
 インターネットサーフィンしている時に、書かれているテキストをしっかり読みたい時など、大きな文字表示にして閲覧することがしばしば有りました。 それはXPではメインメニューバーの[ 表示 ]の中で設定できました。 ところがPCが新しくなってからDLしたブラウザのFirefoxもバージョンが進んだ奴になりました。
 そのFirefoxの画面に、今までの様な[ 表示 ]メニューが見つかりません。 これもそのブラウザのヘルプ機能で検索したら。[ Ctrl ] + [マウスのホイール操作]でページ内の文字表示の拡大縮小が出来ると判りました。
 ちなみにInternet Explorerでは、同じようなマウスを使った方法と、表示メニューから指定する従来の方法が残されていました。
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PCデータ救出作業

2011-03-28 21:24:49 | PC & Soft
 真っ青な顔色して逝ってしまったOptiplexの事は2日前に書きました。 そのHDの中に溜め込んだ沢山の映像やデータの数々、その主要な物はCDやDVDに焼いて保管して有るけれど、最近作成したファイルやデータなどはHDの中にしか残っていない。 PCが逝ってしまった本当の原因がどこに有るか? それはハッキリしていないのだけれど、2年前に交換したハードディスクはパーテーションを切ってデータ類はD:ドライブに入れていた。 そこにアクセス可能ならデータの救出の見込みがあります。 
 そこで、Optiplexの筐体を開けてハードディスクを取り出し、新しく購入したVostro230sの中に2個目のハードディスクとして組み込んだ。 電源ラインはVostro230sの既設HDの電源ケーブルの先に延長されてコネクタが取り付けられていたので、それを使って電源を供給。 信号ラインケーブルはOptiplexの中で使われていたものを取り外し流用しました。 そんな様子がTopの写真です。

 起動しなくなったとは言えOptiplexもブルー画面に文字を表示してくれています、そんな表示される文字列データはHDの中のシステム領域から読みだしているのだから、「僕が救出したいD:ドライブのデータなんか余裕で読み出せるだろう」とかなり確信を持って作業は出来ました。
 
 そんなデータ救出作業をしこしこ進めたり、デジカメや、プリンター用のソフト等、あれやこれやのアプリケーションソフトをインストールする作業に取り掛かっています。
 そんなパソコン関連作業ですが、一気に終わらせるほど集中して出来ません。今日の午前中は週1回のリハビリ通院日だったし、午後は囲碁を打ちに出かけたりしますからね。遊びに使うパソコンですから、当面必要なメールとインターネットにアクセス以外のアプリソフトのインストールは必要に応じてポチポチと進め行くつもりです。 
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久しぶりのハイキング・高尾山

2011-03-27 20:30:57 | 国内旅行と山歩き
「もう山歩きしても大丈夫じゃないか?」 「軽いハイキングに出てみないか? 荷物は持ってあげるから」そんな山仲間の申し出に乗って、今日は高尾山に出かけました。 ここの処の関東地方は原発事故の水道水汚染が話題になってしまっていますけれど、 他にも実は、スギ花粉の飛散状が最悪期を迎えています。 今朝オニギリを作る作業中、それまでは花粉アレルギーの妻も一緒に歩きに行く予定でしたが、妻は鼻詰まりの状態が酷い上にTVの花粉飛散状況を示す図の色も広範囲の地域が真赤っかになっていたのを見て、鼻詰まりのモゴモゴ声で「やっぱり、一緒に行くの止めます」と不参加表明しちゃいました。
 
 10時過ぎにJR高尾駅で全員集合、 駅から歩き始めて、山頂まではケーブル駅の左側の沢沿いの道「6号路」を登って12時半頃に到着。 その山頂の広場の片隅にシートを広げて陣取り、麻婆豆腐を作ったり、温かいコーヒーを入れたり、1時間半程の大休止で昼食を摂りました。その休憩中、そして歩きながらのおしゃべりの話題は大半が地震・津波そして福島原発事故でした。

 今日は青空が広がっている日曜日だったけれど、高尾までの電車も山頂の人出もずいぶん少なく感じる一日でした。 この所の停電騒ぎで電車の運行が間引かれたりして交通が不安定なことや、花粉症の人には厳しい時期だからでしょうかね?

 下山は薬王院の境内を通過して金比羅尾根展望台から落合の信号機の地点へ下る下山コースを下りました。 途中滑って転んで右腕をついてしまう様な事態も起こらず、無事に歩き通せたのでホットしています。 下山中に一人滑って尻餅ついた人もいましたから、尚更ホットしています。 でも後半になってからですが、右腕の脇の下から肩関節の方向にかけての筋肉に、今まで感じたことの無い ”弱いけれども鈍い痛み”が 時々してました。まだ山歩きするのに万全な状態には回復していませんね... でも久しぶりに山道を歩いて、喉が乾いて、帰りの電車の中で少しだけ飲んだビールの美味かったこと。歩きの醍醐味ですね。 誘いだしてくれた山仲間に感謝です。
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青い顔して逝ったピーコ

2011-03-26 08:35:29 | PC & Soft
 我が家のピーコが昨日血の気の失せた青い顔して、あまりハッキリしない言葉を呟いて逝ってしまった。 聞き取り憎い最後のその言葉を要約すると

私のこんな青い顔を見るのは初めてですか?
だったら、手助けしてソット立ち上がらせて見て下さい。
もう何回も、こんな姿を見ていたとしたら...
お医者さんに見せて下さい。

そして「STOP:0X000000D1...」の真言を呟き
「今、私は三途の川の手前で立ち止まっています」と必死に伝えている。

はっきりした言葉を口にしている訳では無いのだけれど
「 もう僕と一緒に仕事したり遊んだり出来ません 」と言っている様だ。
 その事は薄々と前から気づいていました、2年前には記憶を司る脳の一部を入れ替える手術をした身だし、去年の10月頃から体調が悪くなることもしばしばでしたから。 別れの瞬間が近いことは覚悟していました。

ピーコの本名は Dell Optiplex 生まれは中国、僕の家で同居し始めて5年ほど経っていました。同居した当座の身に付けていたのはWindowsXP・SP-2
それをSP-3に着替えさせ、Google Earth、Firefox、カシミール、GPS、デジカメ、あれやこれやの玩具を使って一緒に遊んで来たのに、逝ってしまいました。
 でも意外に薄情な僕は新しい友だち( 名前は Dell Vostro )に家に来てくれるように声を掛けていたのです。 昨日の午前中に、その彼が我が家に何処かのオジサンに連れられてやって来たのです。 それを知ってか、ピーコは旅立つ瞬間を早めたのかとも思います。 だから僕も心臓マッサージなんかすることもなく、お別れすることにしました。
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地震の周辺・想定する

2011-03-25 12:56:23 | タナカ君的日常
「想定の範囲内」 これはライブドアで渦中の人となった堀江貴文氏、通称ホリエモンの語録の中の一つです。 この地震報道の中でも「想定を超えた・・・」「想定外の・・・」の様に津波や地震を形容する枕詞として「想定」の単語はTV報道の中の人物が口にする。 中でも印象に残った内容について書いて置きたい。 3月21日に放映されたNHK「クローズ現代」の地震特集ではゲストに群馬大学大学院教授で釜石市の防災コンサルタントを担当された方を登場させていた。 その教授は防災コンサルタントとして津波被害のハザードマップの作成、 避難施設建設、 避難訓練などにコンサルタントとして関わって来られたそうだ。

そして番組の中では以下の様なエピソードが紹介され

1. 津波はハザードマップで示したエリアはおろか、更に広大な範囲に被害をおよぼした。
2. 避難場所として建設された3階建のビルの3階部分に避難した人でも助かった人と水死した人がいることを紹介。
   その3階にも水が侵入、天井のカーテンレールに掴まり、かろうじて天井との隙間の空気を吸って助かった。
3. 海から離れた小学校では地震発生で校庭に脱出避難した(これが平時の訓練の手順)、
   しかし、津波はその学校にまで到達、臨機応変の処置で生徒達は更に山側に走って逃げて助かった。
4. 現地防災関係者の「今迄やって来た防災対策はいったい何の役にたったのかなあ?」の呟きを聞かせ。

ゲストの災害対策コンサルタントを努めて来たと言う教授に以下の様に語らせていた。

1. 「今回の津波は想定外」の大きな物だった。

2. 何か事を進めるには、何かを想定して具体化させるしか無い。
   避難用施設の建設場所などの決定などにあたっても、それを作るための前提が必要だった。
   その際過去の津波より大きい津波を想定しないではなかった。
   しかし対策費用等、現実との折り合いが必要で過去の津波のレベルを想定せざるなかった。

3. 災害対策にあたっての、津波のレベルの想定がいけなかったと悔やまれる。

 この番組を見るまでもなく、現実の世界では何かを為すにあたっては何事かの想定(前提・仕様)を基にして具体的な計画を立て、実行するものです。 ダム建設、道路建設、諫早湾の干拓、 そんな事業でも何事かを調査・想定して、「世の中に役立つ」、「害は無い」などと適当に判定を出し実行に移される。 その様な計画では、ここで登場したような教授みたいな業界の人間がピックアップされてその任にあたり、 お墨付きを与える役割を果している。


 この様に何事かを想定して仕事を進める、 それは僕の現役時代の仕事(電気回路設計・制御ソフト設計)でも日常的に行われていた。 そして、前提や仕様の不備に途中で気づき、それが変更されて対策に右往左往するのも日常だった。  つまり、想定は外れるものであり、恣意的な想定は世の中にゴマンと有る、 だから効率的な仕事の為にはより良い想定・仕様が求められるのだが、現実に完璧なそんな物は無い。 そんな現実に40年近く身を置いて仕事をして来た僕にとっては、昨年米国で問題化したトヨタ車の制御系への不信、 今回の原子力発電所でで事故などでも、「しょうがねーな」と受け取り、 次に「じゃー、どうしようか」と考える癖が付いちゃっている。 

 でもって、今回の原発事故。
 第1回目の水素爆発で建屋上部が吹っ飛んだ辺りでの妻を相手にした我が家での呟き :

「首相はヘリコプターで現地を見物して帰って来て安全アピールなんかしてる場合じゃねーだろ-」
「 原発の周辺をコンクリートで固めて、放射能漏れを封鎖する準備をさせるべきだよ」
「 その為には、セメントや砂利を近くに必要なだけ手配する事を始めるべきじゃないかな?」

 シャカリキになって放射能漏れを低減させるべく使用済み核燃料冷却プールに海水を注ぐ作業をして下さっている消防・警察・自衛隊の皆さん、そして冷却水系あるいは原子炉の復帰作業に努力されている東電や関連事業所の作業員の皆さんには、ただただ御無事でと思い見守っています。 しかしそんな危険な作業をする人達をヒーローとして紹介するTV番組を見て陶酔している場合じゃ無いですよね?!

 事態は深刻なものでしょう、 今の東電の社内のTopは現状をどの様に認識しているのでしょう。 
そして僕がそんな人に会って話せる立場なら、相手の目を静かに見つめ... 

 東電さん : 「原発の廃炉を避けたい!」 が判断の際の最優先条件じゃ無いでしょうね?
 東電さん : 「今回の事故は人類にとって得難いイベントです、 その作業記録をTV局なども総動員して記録に残して下さい」
 
 原子炉設備を設計し保守する立場のメーカーや東電の責任者の方々へ :
   注水作業の続行と計装設備の点検通電で今の事態は収め切れますか? 
   発電所の1―6号機の内で素直に再起動出来て、安定な発電が見込まれるのは、どれですか?
   今後破壊された建家の原発を運転再開するには原子炉上部の設備を一新する必要が有るでしょう
   それは被爆の心配なしに作業出来ますか?
   出来ないとすればチェルノブイリ原発の様な封じ込め作業を早く進めた方が良くはありませんか? 

と問いかけてみたい。
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シーベルト、 そして ベクレル

2011-03-24 10:35:35 | タナカ君的日常
 昨日はブログの記事に「どれを選ぼうか?」と思うほど沢山の話題がありました。 だから書き始めたものの結局Upしませんでした。 僕にとっては、そこら辺の心の中の方が興味のあるものでした・・・ と言いつつ、心のなかの問題は脇に置いて、昨日の表層的な出来事を時系列的に今日は並べてみました。

1. リハビリ通院 : 右腕骨折以来2ヶ月半が経過しましたが、相変わらず週に1回のペースで通院中。
   昨日から今迄以上に腕に捻る力を加える動きの作業が加わりました。
   痛み?当然有りますよ! でも我慢して毎日リハビリを続けています。

2. ガソリン補給 : 車には沢山残っていたので、満タンにしても11リッター程度の補給でした。
   通院の途上、ガソリンスタンドには車列も無く、給油している光景がありました。
   そこで、帰宅後近所のスタンドでも並ばずに給油出来るか散歩がてら確認して給油して来ました。

3. 車の運転 : 骨折後、始めての路上運転です。
   今月3日に「内緒の運転」で駐車場内で10m程の前進・後退はしていたのですが、その時は片手運転
   今日は 一般道路を 1.5km ほどの距離でしたが、
   ハンドル操作 = 両手 ― 半片手   の感覚で運転して給油して来ました。

4. DC12V 簡易照明 : 今後も停電が日常化しそうなので、その対応策です。
   以前にバッテリー交換した時に廃棄せず保管しておいた車用バッテリーに希硫酸液を補充してから充電。
   ついで、車用品店で車室内照明用として販売されていた6素子のLEDが組み込まれたランプを購入。
   夜に電気を消し、点灯させてみました。
   ローソクよりも登山用のヘッドランプよりも食卓の照明にはGood!です。
   でも 「部品代を家計費から出してよ」 と妻に請求したら、どんな返事が返ってくるかな? 
   
    ところで、カー用品のお店先、 コンビニや普通の電器店程の事はありませんが、 
   LED素子の照明部品やバッテリーの電極引き出し金具等、欠品している物がありました。
   しかし車載バッテリーは潤沢に並んでいましたよ。   

5. 水道水汚染 : 今日のTVニュースはこれで決まり。
   原発事故の悪影響、 福島県の原発周辺市町村の水道水や露地物野菜の放射能汚染に留まらず、
   ついに、東京23区の給水水源である金町浄水場の水で基準値を越える放射線関連の数値が計測され、
   その対応として、「1歳未満の乳児には水道水を与えないように」と勧告が出された。

6. ベクレル & シーベルト : 嘘を書いたつもりは無いけれど正確な事は自分で調べて下さい。
   原発の敷地内部や周辺地帯の放射能汚染を示す数値として、最初は「シーベルト(Sv)」での数値が
   喚かれていたが、ここに来て「ベクレル(Bq)」が幅を利かせてきた。

   Sv : 人体への危険度を表す指標(その場にどの程度の時間滞在して大丈夫か判定する際の)

       放射線(X線、中性子線、α線など)は人体へダメージを与える
       その線種による悪影響の度合いを加味した数値。
       (悪影響の度合いを、シーベルトさんは実験的に確かめたのでしょうか?)

   Bq : 原子核が崩壊する単位時間(秒)あたりの数値。 
       原子核が崩壊すれば、当然放射線(X線、中性子線、α線など)が出て来ます。 
       それを検出して、単純に1秒間に何回検出したか表示している。
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地震の周辺・遠隔地ボランティア

2011-03-22 10:34:46 | 地震の周辺
 昨夜のNHK「クローズ現代」では地震特集を放映した。 その中で、避難場所等に貼り出された手書きの避難者リストを写真撮影してWeb上の投稿サイトにUpした人を紹介し。 そのUpされた画像の中から人名等を拾い出してテキスト化して、それをUpする作業がボランティアで行われている事を紹介していた。 更には其の様な形でWeb上にUpされた情報によって、連絡が取れなくて心配していた家族が無事に避難している事を確認出来て安心した人の姿も映し出していた。

 今回の様な災害時には人々の安否情報がいかに必要か、それを支える連絡手段の一つとしてインターネットの世界がどんなに役立つか、電話の様な基本的連絡手段と並行して、その活用が広がりそうです。

 此の様な被災者リストの画像を公開する手段、それは幾つものサイトで実現されていると思いますが、 ここでもGoogleさんは画像公開サイトPicasa上でやってくれています。 いつもWeb検索、Google Earth、YouTubeなどでいつも便利に使わせて貰っていますが、Googleさんはとても好感の持てる活動をしてくれていますね。 こんな企業はどんどん儲けてくれても文句はいいません。 「これからもよろしく!!」と応援しちゃいます。


(クリックすれば拡大されます。)

この写真はTopに掲げた画像の中の一つ選択して、画像とTextによる書き込みの一部を表示したものです。 
この中でも画像から人名をText化してくれている様子が見て取れます。
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地震の周辺・計画した停電

2011-03-21 09:43:06 | 地震の周辺
計画停電 :

 この度の地震と津波は東電・福島原子力発電所を連鎖的に破壊へと導いた。 それに起因する電力不足を理由に 「計画停電」 と名付けた3時間程度の電力供給停止が実施されている。 その停電は東京電力の供給エリアを5つのグループに分け、 早朝から夜10時頃迄の間を3時間づつに区切った時間帯を設け、 各時間帯にどのグループが割り当てとなるか発表し、 状況に応じて停電を実施している。 この停電の影響は多方面に及び、鉄道は運休や間引き運転、 ガソリンスタンドは売るべき商品が不足している事のほかにポンプが動かない時間は営業停止、 照明が消えた夜はローソクや懐中電灯生活、オール電化の家庭では調理に不便をきたし、 企業は生産活動にとんでもなく悪影響を受けている。 この停電がリタイア人生を過ごす僕の生活に与える影響は 「今日の停電時間帯は?」と気になるのと、 停電すると公民館が閉館して囲碁が出来なくなる。 そんな程度で基本的な生活への影響は軽微です。 しかし、 こんな計画停電の結果を見せつけられるて停電を体験したことの無い世代を始め、多くの人や企業は一も二もなく 「停電は困る!!」 の気持になったのは間違いない。 

 この様に「停電は困る!!」の気持ち大発生させる事。 それが、放射能漏れの事故が引き起こした原発忌避の感情をなんとか抑えこみたい人々(それは東電単独では無いかもしれない)の計画した停電ではないか? そんな風に 「原発早期再開」に向けた”隠された目的と計画に基づく停電”と見るのは間違いだろうか?  さもなければ、 敗戦を終戦、 敗走を転身と言い替えて体面を保とうとした、 かっての日本軍的発想が東電内部には残っていて、この停電は制御された停電だ! だからこれは良質な停電であり、東電は悪くないと強弁するために名付けられたものかと想像したりしています。 



原発の新設見直し気運 :

 昨年あたりは世界的に原子力発電所を建設する計画が話題になり、 産油国でも、スリーマイル島事故で原発建設を封印したアメリカでも、原発の新設が取りざたされるようになった。 日本の原子力関連メーカーはその流れをチャンスと捉え受注活動を始め、 東芝ではアメリカの原子力関係の技術を持つ企業を傘下に置いたり、日本の政府もそんな活動を経済活動の一つとして応援する動きも見せていた。 僕はそんな動きを「ヤバイな!」の気持ちで聞いていました。 だって日本が作った原発、それが正しく建設されたとしても、安全な操業のためには政治的にも経済的にも安定した環境、能力のある人材等が必須となるだろうに、例えば産油国や新興国と呼ばれる国々にそれを期待出来るのか? 操業に必要な人材までも日本が提供するとした中で事故を起こしたら、その損害賠償はどんな取り決めにした契約が出来るのだろう? と思いますからね。

 2重・3重の安全システムで防御される様に設計・建設したと言われる日本の原発だって、かくも簡単に破綻しました。 この破綻が生じた事には驚きも無いし、そんな物だろう・・・と思っています。 だいたい、人間が考えて作ったもので本当の意味で完全などあり得ないものです。 日光・東照宮の正門の柱の彫刻の話に聞くように、昔の人は ”完全な物を作る、あるいは作れる” そう言った尊大な思い上がりを諌める気持ちを持って仕事していたのではなかろうか? と思うこの頃です。

 とにかく、世界的に原発新設計画見直しの気運が出てきたことは、今回の地震の幸・不幸で言えば「幸」の一つと考えます。



停電時の照明用・大ローソク :

Topの写真は我が家の停電時に使用中の大ローソクです。 30年以上も前の妻の弟の結婚式でテーブルを飾っていた物です。 メインテーブル上に有った目盛りの入った更に立派で巨大なローソクも貰ってしまおうとしましたが、それは取り返されてしまいました、 残念!!。
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地震の周辺 ・ 14:46

2011-03-20 10:58:29 | 地震の周辺
東北関東大震災の発生時刻14:46、 これが阪神大震災の時の様に未明に発生していたら...

津波にのまれた人の数は桁違いに大きくなったに違いない。
津波の破壊力を知らしめる多くの映像は撮られなかったに違いない。

このことは幸運としか言い様が無い。

 

この津波で多くの人が亡くなった。 そして多く建物も流され、損壊した。
被災した建物には病院や老人養護施設も含まれる。
TVはそんな被災した養護施設の老人たちの姿も映し出して悲惨さ感を煽る。

僕は、そんな老人施設の様子を見ながら 
「ああ言う場所は全滅した方が良かったんじゃないのかな?」 と呟く。
そばにいる妻は 「そんな事、言うものじゃないわ!」とも言わず、 

呟く僕を黙ったまま、蔑みの眼で見つめている。

僕は喉元の 「多くの年寄りは死ねないから生きているだけだよ」
そんな、いつもの言葉を出さずに飲み込んで、 その場をやり過ごす。
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