防災訓練の朝

2014-08-31 09:20:55 | 安曇野生活
 明日9月1日は「防災の日」、 その日に近い日曜日の今朝7時、 近くに設置された町内のお知らせを流すスピーカーから「訓練 訓練 訓練」で始まる声が流れ始めた。 何やら大規模地震が発生したとの想定らしく、「家庭内で使用している火を消して、地域センターに避難・集合せよ」との呼びかけが続いた。 数軒の隣組に挨拶廻りはしてあるが、この地域に住む人々の顔を知る良いチャンスかと思って僕も身支度して参加してみました。

 遠くに聞こえていた緊急車両の吹鳴するサイレンの音も近づき、 地震後に発生した火災を想定しての消火訓練も実施されました。

 今日の午後には長野市に住む大家のMさんが、墓参りを兼ねて、夏を過ごしている僕を訪ねて来る予定になっている。 家を借りるにあたって仲介の労をとってくれたMさんの古くからの友人でもあるショージ君には、Mさんの来訪予定をメールしておいたのだが、「当日は用事があるので、不参加」の返信があった。 今年は町内会長をやっているショージ君、 今朝の防災訓練なんか率先して参加しなくちゃならない立場だったのでしょうね。

  
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電線のムクドリ

2014-08-30 22:32:22 | 安曇野生活
 夕方6時少し前、曇り空だったが、未だ日没前で空には明るさが感じられる時刻。 大町市内の食堂で夕食中のこと、 群をなして中型の鳥が空を飛び、付近の電線に留まり始めた。 声からするとムクドリか?

 昨日のブログ記事で安曇野の制空権を握っているのは「カラス」そう書いたことを知った「ムクドリが抗議のデモンストレーションを始めたか?」 と思ってしまうタイミングです。

 およそ25mスパンの電柱、それを越えて電線を埋め尽くしている鳥の数、 これで全部じゃありません。 Docomの店の道の反対側には弁当屋のホットモットやカレーのココスの店があって、背後に茂っている樹々があるのですが、そこからも凄まじい鳴き声が溢れていたのです。
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安曇野の制空権

2014-08-29 16:10:31 | 安曇野生活
送電線鉄塔最上部の架空地線に留まるカラス軍団


 安曇野と言ったら、田んぼや林が広がっていて、 昔の記憶では空にはトンビが輪を描いて飛んでいる。 そんなイメージがあった気がするが、 今やそのイメージは崩れ去っている。 

 じゃあ、 空を飛び回っているのは誰か、 僕の見る所「黒い制服」を身につけたカラスの軍団です。 もちろん、その他にも粋な黒い燕尾服のつばめ君達も田んぼの上を飛び回ってはいますけど、本当にトンビの姿が少なくなってます。
 

 彼らカラス軍団は制空権だけじゃ無く、 地上への進軍も半端じゃありません。 堤防道路の上なんか、この有り様です。
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原発再稼働に向けた動き

2014-08-28 09:40:04 | タナカ君的偏見
 九州電力・川内原発再開申請に対して原子力規制委員会は安全審査を終えようとしている。 その結果を待って、政府は原発の再稼働に許可を与えるべく待ち構えている。 たった一度首相官邸へのデモ行進に参加したものの、福島原発事故発生以来の流れを傍観しているだけの僕の眼に映る世の中は、人間の弱さ、忘れっぽさ、それらを知り尽くした頭の良い官僚達が作る法律や制度の事や、法治国家制度の弱点等についてだ。

 民主党政権時代に新たに生まれた原子力規制委員会。 「提出された書類を定められた安全審査基準に則って審査して判定を出す」それが仕事だと言っている様だ。 事故発生時の避難態勢が地元にあるか? それは審査基準には含まれていない項目だから判定の際の考慮対象外としている。 そんな話題を昨夜のNHKの番組・クローズアップ現代は取り上げていた。

 僕は原発と原子爆弾と較べた場合原発の方が爆弾よりも遥かに大きな放射能汚染を撒き散らす量の核燃料を内蔵している事を知らないでいた。 せいぜい原発一基は原爆一発程度かと。

 そんな危なっかしい人間の作った仕掛け、 安全を保っていられるのは限られた条件の範囲内での話、 いつかは壊れて問題になるのは決まり切った事。 思い切って金を掛けて作ってまだ使えるの気持ちが有るのは当然だろうけど、使用を諦めて廃棄するべきなんだよ。

 その廃棄だって、核燃料がメルトダウンした福島では先の見えない作業を続けているが、 ”正常に停止させた原子炉を解体・廃棄する” その作業そのものも、問題を生じさせずにやりおおせるか? 全く未経験であり未知な作業でしょ。

 解体した原子炉を廃棄するって言ったって、 それを廃棄する場所を決められるか? 石原某氏の放射性物質で汚染された物の中間貯蔵施設設置場所への反対運動も 「最後は金目でしょ」との失言(いや本音だと思う)の様に当座の金で住民側もOKする可能性は高いから、なんとかなるのか?

 俺が本気で気にしているのは、日本の原発の大半は人里離れた海岸ベリに設置されていて、 秘密裏に海から攻撃したら、かなり容易に重要な設備類が簡単に破壊されるだろうと予想されることだ。 原子炉本体が収容されている建屋は頑丈かもしれないが、 冷却のための海水取水口、 冷却水を循環させるシステム可動に必要な通常の電力系統設備、 予備の自家発電設備、自国民からの攻撃は無いと仮定したって、「海を隔てた国からの攻撃は無い」と断定出来るのか? 国際的な条約でそれは禁止されているって? そんなの守られない状況が発生しますよ、 歴史上に幾つも例がある。

 民主党時代に作られた原子力規制委員会だって、頭の良い人々の目論見は「一旦すべての原発を停止させて、審査に3~5年も掛けていれば、 人々の記憶から原発事故の記憶も薄れ、再稼働も容易になる」そんな想定のもとでの新組織作りであったかも知れないのだ。

 このところ、安曇野生活に草臥れて来たのかもしれないな、 2日も続けて「タナカ君的偏見」カテゴリーの記事を書いたりしてるのは。 9月に入ったら、一度東京へ戻ろうかな・・・

 

 
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タブレット依存症

2014-08-27 21:07:16 | タナカ君的偏見
 「スマホ依存症」、 「タブレット依存症」と2つ続けたら、後者は「タブレット端末依存症」の省略形と勘違いするかな?

 我がひのみのの家に2泊して、今朝帰京の途に着いた4人組は全員70歳以上の高齢者であると同時に「タブレット依存症」だった。 まあ平たく言えば、全員が「医薬品の服用者」でしたってーことを表現しただけ。

 何の薬か聞くことはしなかったけれど、 食後には全員が錠剤を何粒か取り出して服用してました。

 日常生活を送るためには食事は必須。 その延長線上で、体調を維持するために、医薬品を経口で摂取する。 そのことにイチャモンつける筋合いのものじゃ無いけれど、 「これでは高齢者の医療費が膨張を続けるはずだよな」と心の中で思うと同時に、 「毒にもなる薬」を毎日毎日体内に入れて、反って健康に悪いことになっていないのか? と少し気になってしまいました。
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雨中のウオーキング

2014-08-26 21:19:13 | 安曇野生活
 安曇野・池田町の山中には「登波離橋」と名付けられた橋があって、観光スポットとしても取り上げられている。 そこへ昨日の午後に東京からやって来た山仲間4名と一緒に歩きに行ってきた。 なんで観光スポットとされているのか訳が判らないまま出かけてみたのですが、 行ってみて納得しました。

 形が珍しい訳じゃありません、普通の鉄橋です。
 綺麗な清流が下を流れている訳でもありません、下に川は有りません。
 長大な長さを誇る訳でもありません。
 Google Earthや2万5千の地図で見つけようとして位置が判りません

 
 その昔、山城があった山中の尾根筋に小規模ながら急峻なキレットがああって、 そのキレット部分の通過を容易にする目的で橋が掛けられているのでした。

 今は赤く塗られた鉄橋で車が通る道となっています。


ちなみにGPSで緯度・経度を確認して来ましたので記録して置きます。

N 36°25' 16.1"

E 137°54' 23.6"


しかし友人達、折角東京からやって来たと言うのにアルプスの山並みは見えず、 雨が降る中を傘を差して、しょぼくれながら歩くこととなり残念でした。

 天候の回復の見込みも無く、 急に家に戻らなくてはならない人も出て、3泊の予定が、2泊で帰って行くことになりました。


 それで今夜はこれから炭火を起こしてお別れのBBQです。



 
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壁埋め込みコンセント交換

2014-08-25 06:30:51 | 安曇野生活
 このところ何度か冷蔵庫の動作が知らぬ間に停止する不具合が発生していた。 冷蔵庫は新品を購入してから2ヶ月も経っていないし、コンセントの抜き差しで動き出すのを確認したから、壁に埋め込まれている2口のACコンセントに問題があるのだろう。

 カインズホームで交換用の部品を買ってきて、早速交換しましたよ。 それがTopの写真。

 そして現役時代の癖で、お決まりの様に不具合の生じていた原因調査をやってみました。 原因はコンセントの結線構造が電線をコンセントの電極にネジで締め付けるタイプの物で、片側のネジの締め付けがルーズになっていた。 そのために接触不良が時折発生した。そんな単純な事であった様です。

 今の物は「剥きだした電線を穴に挿入するだけ」それで結線工事が完了する省力化タイプになってます。 余程古い時代のコンセントだったのですね。

 電極部分と絶縁モールド部品もばらして撮影しておきました。

 絶縁部品の電線導入部穴周辺には発熱(火花)によるひび割れや焦げた跡も見られます。


 電極金具も、正常な方と、ネジ締めが緩くなっていた方では明らかに状態が異なってみえます。 冷蔵庫などの電気製品を使い続けるためには交換は必須でした。 ヘタをしたら火災発生も有り得たでしょうから。

 話変わって、安曇野の天気。 どんより曇った空からはショボショボと雨が落ち、室内の気温が21℃。 肌寒いを通り越して「寒い」から長袖シャツを着ています。 今日から遊びに来てくれる山仲間達、 天候不順でなんだか気の毒です。

 
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秋刀魚を喰ったら

2014-08-24 09:22:22 | 安曇野生活
残照・餓鬼岳@高瀬川堤防上


 一昨日スーパーの店頭に並んで、光り輝く肌を見せていた秋刀魚を買った。 同じ陳列台には一年前の冷凍物も並んでいたけれど、光り方が違います。 その日の昼前、キルギスタンの旅から帰国したショージ君が新宿から、 「無事に帰りました、夕方に到着する高速バスに乗って行きます」と電話をくれた。

 「もしかしたら我が家にみやげ話にでも来るか?」そう考えて2匹入りの秋刀魚パックと大根おろし用に大根も買いました。 だってBBQ用のコンロに火を起こして「ジュウジュウ煙をあげる秋刀魚を食べながら、旅の話を聞くのは楽しい」でしょうから。 でも帰国した翌日も我が家に来ることはありませんでした。 逆に電話があって「明日の晩、家に来ませんか」とお誘いを受けたのです。

 冷蔵庫に入れた秋刀魚、 「いつまで鮮度が保たれるか・・・?」
それで昨晩は、思い切ってサンマの一人BBQにおよびました。 大量に大根おろしも作りました。 金網上のサンマの身からは火床に油が滴り落ちて盛大に炎が上がってしまうから、油が落ちないようにアルミホイルを敷いて、それを防ぎながら焼きました。 全部焼けるのを待たず、適度に焼けた所の身を箸でつついて取り分けながら、 ビール片手に食べました。 「しみじみと秋を感じつつ」。

 家のまわりの稲穂はこうべを垂れて色付きはじめ、柿の実も緑色した実を大きくして来た。 ススキは穂を出しからだいぶ日が経ち、双葉だった蕎麦も丈が20cmを超え始めている。 季節はぐんぐんと秋に向かっているのです。 昨年までの「ヤナバ生活」では 「そろそろ帰り支度をするか・・・」と考える今の時期。

 今年は「暑さ寒さも彼岸まで」のその時期まで安曇野生活を続ける積りで、家計費からその期間の食費を貰って出かけて来ているのだけど、「秋刀魚を喰ったら、急に東京の家に戻りたい気持ちになって来た」

 我慢をせずに、一度東京に戻って、公民館囲碁の場に顔を出して、 気が向いたらまた安曇野に戻って来ようか。 そんな風に考えている。 ただ、それを実行するにしても、明日から泊まりに来てくれる山仲間が帰ってからの話になるでしょう。 
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囲碁で諍い

2014-08-23 07:14:59 | タナカ君的日常
 昨日の碁会所・「アルプス囲碁村会館」でのこと。 午後1時前に一番乗りしたのは僕だった。 その後、連れ立って2人組が登場して、その2人はそのまま対局を始めた。 その後に諍い相手となった御仁(Kさん)が現れた。 最初、「名前も顔も知らない人が来たな」と思いつつ碁盤の前に座っていたら、 近寄ってきて「お願い出来ますか?」と対局を申し込んで来られた。 お互い初対面だから棋力も含めた自己紹介をして対局を始めた。  ここまでは普通の流れ、 何も問題無し。

 布石直後から早速石の接触が始まり乱戦となった。 僕はヘマをやって10目近い石を取り囲まれ、あと2手で取り切られる、 そんな脱出不能と判断せざるを得ない状況に陥りました。 まあ、その取り込まれた石に残された力を利用して周辺に勢力を築くために、別方向から石を打つしかありません。

 お互い10手ほども打ち進めた頃には僕の石を包囲していた相手の石の駄目が減って来ました。 どうやら相手はその事に危機感を抱かなかったようです。 別方向に地を稼ぐ石を置く方針を取り続けています。 相手の駄目が2つになっても未だ石を取り切る手や、自分の手数を伸ばす手を打ちません。 「当たり」になっているのを見落として他に着手しそうになったら、 僕も相手に「ここ当たりですよ」くらいの事は言いますけど、黙っていました。 そして相手が別の場所に石を打った後、僕の手番の時に相手が逃げようの無い形で「当たり」を打ったのです。 もちろん「当たり」と声を出しながら。

 Kさんは自己紹介では「インターネット対局で2級で打ってます」と言い、僕は「ここでは3段で打たせて貰ってます」と挨拶した後、 4子局での対戦になるかと考えていた僕に対して、「じゃあ2子でお願いします」とハンディを自分で決めた方。 多分2級よりも強い人なんでしょうね。 事実、形勢が一挙に逆転してしまったことを即座に判断されて、対局開始から15分も経過していない早い段階だったけど「ありません」と投げられましたから。

 ここまでは特に諍いも何も無かったんですけど、 一局終わったので小便のために席を立って廊下に出ると、いつも打たせて貰っている∪さんが玄関を入って来られた。 そこで次の対局をお願いしたのです。 対局場に入り、Kさんの座る席には行かず声も掛けずに別の席に座り、 皆のためのお茶の準備をしてくれている∪さんの作業が済むのを待って対局を始めました。

 Kさんはどうやら引き続いて僕と対局するつもりで居たようです。 しかし僕が断りもなく他の人と対局を始めた事、 そして自分は放って置かれて対局相手が居ない状態になったのが痛く気に触ったらしく「帰る」と言い出した。 出席者名簿に記入した名前をボールペンで真っ黒く塗りつぶし、料金の3百円を料金箱から持ちだそうとしたけれど、 千円札を出してお釣りを貰った人が居て、百円硬貨が3百円に足りなかった。

 「他の人がもうすぐ来るだろうから、それまで待っちゃあどうだね」と他の人が言い、 暫くして常連さんがやって来ました。 その常連さんが「オラと対局して行かねえかね?」そうKさんに声を掛けても、 Kさんは僕に対して「普通2~3番対局を続けて、それから対戦相手を変えたりするものだろう・・・」そんな風に面罵され、「帰る」の一点張りで帰って行きました。 その間僕は無言で居ましたけどね。 だから「諍い(イサカイ)」の文字で表すよりも「言偏」と「無」の字を組み合わせた漢字があれば、そっちの方が適切なその場表現が出来るのですがね。 
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北アルプス・パノラマ

2014-08-22 09:11:24 | 安曇野生活
 昨夜3時頃、天頂にスバル、東にオリオン座や細い三ヶ月のある満天の星空となっていた。 そして今朝の9時頃、今年の夏では最高の条件で北アルプスの山々のパノラマが広がっていた。 左端の常念岳、正面に先日登った餓鬼岳、右端には鹿島槍や五龍岳まで、 見えるべき山々が全て、 西に居並んでくれ、 文句なしの眺望です。 
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