昨年の暮れに入手したマクロレンズ、OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO、 まだ手に馴染んで居ない面が多々あって、同じメーカーの使い慣れた60mm マクロレンズと較べて使い勝手の悪さばかりが目に付いていたのだが、 徐々に慣れて来て、 まあまあ使えています。 今日は僕のいつもの悪い癖で勝手な思い込みによって、レンズの欠点と想っていた事の一つがカメラ本体の設定で解決した話です。
OM-D EM-5 が僕の愛用するカメラ本体、 それに90mmマクロレンズを組み込み、 雪の結晶撮影の現場で困った事が有りました。 新たな雪の結晶を試料ホルダー上に採取すべく、 その作業に熱中し、 カメラの視野下に試料ホルダをセットして、 「視野の適当な位置に撮影対象をセットしたり、フォーカス合わせをしようと思っても、カメラ本体がスリープモードに入ってしまっているためにモニタ画面には絵が見えません」スリープモードからはシャッターボタンを半押しするなどで抜けられますが、 スリープモードに入る段階でレンズユニットからはなんだか音がして、 その結果だと思うが、 撮影モードに戻った時に完全にスリープモードに入る前の状態に復帰しないのです。 具体的にはマニュアルモードでのフォーカスリングを調整してあった状態に復帰せず、 フーカスがズレたボケボケ状態から再度フォーカスの調整が必要になってしまうのです。
そんな不具合は60mmマクロレンズの使用時には発生しませんでした。
それでどうしたか、 スリープモードに入る時間はカメラ本体で設定出来ます。 初期の EM-5 では 1~5min. EM-5 Mark Ⅱ では カメラの制御ソフトのバージョンが新しいためか、 スリープモード の Off も可能になってました。
僕の場合雪の結晶撮影システム全体の電源はカメラ本体も含め、 外部の大容量バッテリーから供給しています。 だからスリープモードを利用してバッテリーの消費を軽減する必要が無いのです。 そんな事でカメラ本体の設定をスリープモード Off する事で、 90mmマクロレンズ使用時の困った現象の一つが解決しました。