待望の南岸低気圧接近 しかし寒気の張り出し不充分

2024-01-20 10:42:19 | タナカ君的 日常

 僕が雪の結晶撮影行に出かける際の気象関係の指標の一つに「南岸低気圧の接近による降雪予報」があります。 なにしろ草津スキー場あたりでの南岸低気圧接近による降雪の場合、 西からの低気圧接近と東方への遠ざかる速度が早く、 短時間の内に針状、 角板、 六華、 鼓型etc 種々の形態の雪の結晶に出会えるチャンスが有るために、 僕の大好きな気象条件となっているのです。

 今日・明日にかけての予報ではそれが期待出来るのですが、 気温の低下が ー2℃にも達せず、はかばかしくありません。そんな気温では降雪の中から結晶を試料ステージで受けて、 カメラの視野内にセットし、フォーカスを合わせてシャッターを切るまでに型崩れが生じて綺麗な結晶写真を得るのが難しいのです。

 そんな訳で待望の南岸低気圧での降雪が期待出来る今日と明日ですが、草津スキー場に出かけるのは見合わせます。

 

 

 そして、 その後の水曜日辺りには通常の冬型気圧配置で気温の低下と降雪予報が出ているので、そこを期待して出かけようかと考えて居るのですが、 その時には風速が3m/s と強めの風の予報です。 それはまたそれで雪の結晶の一枚いちまいを分離した状態で試料ステージに受けるのが難しい場合が多くて困るのだけれど、 出掛ける準備はしておこうと思っています。 

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