一週間ぶりの大阪城公園。今期はわずか5回しか通わずに4月が終わってしまう。大阪城公園で一番いい季節なのに、こんな事は記録を始めて以来初の事。
2018年の台風で大被害を受けた時も、初めての経験で驚いたが、それでも倒木をくぐり、根株をまたいで苦労しながらも調査観察を続けた。しかし今回はそれ以前の問題。行くことができない。
外出自粛で溜まっていた資料の整理などを進めているが、気が乗らなくなるとネットで種々検索して楽しんでいる。
鳥の話を見付けた。その中で世界一速い鳥として、水平飛行ではハリオアマツバメで時速170km。急降下ではハヤブサの390kmだと。興味を引いたのが一番遅い鳥。アメリカヤマシギで時速8kmとある。
思い出したのが、昨年秋の トラフズク騒動。そして森之宮交差点付近に散乱していたヤマシギの羽。その当時羽の収集家から、ヤマシギは落鳥が多く羽を集めやすいと聞いた。
ひょっとして、ヤマシギは飛ぶのが遅いから襲われやすいのかと。
バーダー誌5月号が届いた。その中の 「鳥の形態学ノート」 今号はキツツキの舌がテーマだった。
キツツキの舌は非常に長くて、付け根は後頭部にあり、頭部をぐるっと回って右の鼻の穴から嘴に出てくるとの知識はあった。
しかし具体的にどうなっているのか? 疑問に思っていたが今回はっきりと分かった。
一番納得したのが頭蓋骨の中央部に凹んだ溝があること。そして舌としていたが、実際は舌に続く長い舌骨だと。木の穴の奥の虫を捕るために進化したのだろうが不思議。もっと簡単な方法は無かったのか。
私が進化の神なら、足指の1本が大変長く伸びて、その指で木の穴の奥の虫を引き出して食べる。名前は 「キホリ」 にしよう。
「キツツキ」 と 「キホリ」 キツツキの方が効率が良かったのか? 長い指が邪魔になって滅んだのか。こんな事を空想して朝から酔っている。
♪♪ キーホリ ホリホリ 森の中 ♪♪ こんな童謡も。
〇 今日の一番はキビタキの多い事。太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、沖縄復帰の森、元ヘリポート、豊国神社裏、六番やぐら、飛騨の森・・・各所に大変多く♂21♀2の23羽。
〇 アカハラも多かった。太陽の広場東の森、市民の森、天守閣東側配水池、一番やぐら、などなど、林床で採餌している事が多い。17羽。
〇 エナガ次々巣立ち。成幼合わせて計26羽、人工川や北外堀沿い。
先日飛騨の森で巣立った6羽のヒナがカラスに次々と襲われ5羽が捕食されたそうだ。
自然界はそんなものだろうが、かわいそうと思ってしまう。私たちの影響は無かったんだろうかと。 一方、それを覚悟で都市に進出してきたメリットがあるのではとも。
〇 アオバト 2羽 みどりのリズム、天守閣東側配水池。
〇 オオルリ キビタキに比べ少ない。♂3羽・♀2羽の計5羽。
〇 クロツグミ ♂3羽 市民の森、水上バス乗り場。
〇 ツバメ 9羽 各所
〇 コサギ 2羽 人工川、内堀
〇 アオジ 1羽 教育塔裏
〇 ツグミ 2羽 梅林
〇 カワウ 10羽 内堀、南外堀、西外堀、北外堀ほか
〇 シメ 1羽 飛騨の森水場
〇 コサメビタキ 2羽 梅林南側
〇 マミジロ♂1羽 音楽堂西側上
〇 サンショウクイ 1羽 市民の森
〇 カルガモ 6羽 南外堀、人工川、本丸日本庭園池。カモはとうとうこれだけになってしまった。残っている6羽も・・・
〇 ゴイサギ 1羽 北外堀ねぐらホシゴイ
〇 ヒレンジャク 5羽 梅林南側
〇 エゾムシクイ 市民の森、太陽の広場東の森、教育塔裏、音楽堂西側上で5羽
〇 センダイムシクイ 豊国神社裏、南外堀、元射撃場、音楽堂西側上ほかで5羽
〇 イソヒヨドリ ♂♀2羽 京橋口
〇 カモはとうとうカルガモ6羽のみ。これだって?
※追加情報 ハクセキレイ北外堀、人工川。マガモ南外堀(ひでキング)
●今日の可愛い鳥たち
カワラヒワ、アカハラ、シジュウカラ、キビタキ、アオバト、オオルリ、クロツグミ、ツバメ、エナガ、コサギ、アオジ、ツグミ、カワウ、シメ、コサメビタキ、マミジロ、サンショウクイ、カルガモ、ゴイサギ、ヒレンジャク、エゾムシクイ、センダイムシクイ、イソヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、マガモ。
■■キビタキ(2000.5.4 ヘリポート)
私の写真撮影の目的は、大阪城公園の野鳥の記録である。そのため初撮影の種となれば興奮気味で力が入って撮影するのだが、すでに撮影済の鳥となればよほどいい機会でなければ意欲が減退する悪い癖。
ところが最近野鳥の写真を求められることが多くなった。頼まれるのは珍鳥でなくて普通の種である。とくにオオルリやキビタキなど色の美しい種は人気があってよく依頼される。
大阪城公園以外では観察が主で記録として撮影してきたが、これからは大阪城公園でもよい場面では撮影しようと思い始めている。もちろん写真での収入もある。
これはヘリポートでの撮影だが光線が良くない。通りがかりの撮影で出来のよい写真ではないが、今後もカメラを出していればいいチャンスもあるだろう。
2018年の台風で大被害を受けた時も、初めての経験で驚いたが、それでも倒木をくぐり、根株をまたいで苦労しながらも調査観察を続けた。しかし今回はそれ以前の問題。行くことができない。
外出自粛で溜まっていた資料の整理などを進めているが、気が乗らなくなるとネットで種々検索して楽しんでいる。
鳥の話を見付けた。その中で世界一速い鳥として、水平飛行ではハリオアマツバメで時速170km。急降下ではハヤブサの390kmだと。興味を引いたのが一番遅い鳥。アメリカヤマシギで時速8kmとある。
思い出したのが、昨年秋の トラフズク騒動。そして森之宮交差点付近に散乱していたヤマシギの羽。その当時羽の収集家から、ヤマシギは落鳥が多く羽を集めやすいと聞いた。
ひょっとして、ヤマシギは飛ぶのが遅いから襲われやすいのかと。
バーダー誌5月号が届いた。その中の 「鳥の形態学ノート」 今号はキツツキの舌がテーマだった。
キツツキの舌は非常に長くて、付け根は後頭部にあり、頭部をぐるっと回って右の鼻の穴から嘴に出てくるとの知識はあった。
しかし具体的にどうなっているのか? 疑問に思っていたが今回はっきりと分かった。
一番納得したのが頭蓋骨の中央部に凹んだ溝があること。そして舌としていたが、実際は舌に続く長い舌骨だと。木の穴の奥の虫を捕るために進化したのだろうが不思議。もっと簡単な方法は無かったのか。
私が進化の神なら、足指の1本が大変長く伸びて、その指で木の穴の奥の虫を引き出して食べる。名前は 「キホリ」 にしよう。
「キツツキ」 と 「キホリ」 キツツキの方が効率が良かったのか? 長い指が邪魔になって滅んだのか。こんな事を空想して朝から酔っている。
♪♪ キーホリ ホリホリ 森の中 ♪♪ こんな童謡も。
〇 今日の一番はキビタキの多い事。太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、沖縄復帰の森、元ヘリポート、豊国神社裏、六番やぐら、飛騨の森・・・各所に大変多く♂21♀2の23羽。
〇 アカハラも多かった。太陽の広場東の森、市民の森、天守閣東側配水池、一番やぐら、などなど、林床で採餌している事が多い。17羽。
〇 エナガ次々巣立ち。成幼合わせて計26羽、人工川や北外堀沿い。
先日飛騨の森で巣立った6羽のヒナがカラスに次々と襲われ5羽が捕食されたそうだ。
自然界はそんなものだろうが、かわいそうと思ってしまう。私たちの影響は無かったんだろうかと。 一方、それを覚悟で都市に進出してきたメリットがあるのではとも。
〇 アオバト 2羽 みどりのリズム、天守閣東側配水池。
〇 オオルリ キビタキに比べ少ない。♂3羽・♀2羽の計5羽。
〇 クロツグミ ♂3羽 市民の森、水上バス乗り場。
〇 ツバメ 9羽 各所
〇 コサギ 2羽 人工川、内堀
〇 アオジ 1羽 教育塔裏
〇 ツグミ 2羽 梅林
〇 カワウ 10羽 内堀、南外堀、西外堀、北外堀ほか
〇 シメ 1羽 飛騨の森水場
〇 コサメビタキ 2羽 梅林南側
〇 マミジロ♂1羽 音楽堂西側上
〇 サンショウクイ 1羽 市民の森
〇 カルガモ 6羽 南外堀、人工川、本丸日本庭園池。カモはとうとうこれだけになってしまった。残っている6羽も・・・
〇 ゴイサギ 1羽 北外堀ねぐらホシゴイ
〇 ヒレンジャク 5羽 梅林南側
〇 エゾムシクイ 市民の森、太陽の広場東の森、教育塔裏、音楽堂西側上で5羽
〇 センダイムシクイ 豊国神社裏、南外堀、元射撃場、音楽堂西側上ほかで5羽
〇 イソヒヨドリ ♂♀2羽 京橋口
〇 カモはとうとうカルガモ6羽のみ。これだって?
※追加情報 ハクセキレイ北外堀、人工川。マガモ南外堀(ひでキング)
●今日の可愛い鳥たち
カワラヒワ、アカハラ、シジュウカラ、キビタキ、アオバト、オオルリ、クロツグミ、ツバメ、エナガ、コサギ、アオジ、ツグミ、カワウ、シメ、コサメビタキ、マミジロ、サンショウクイ、カルガモ、ゴイサギ、ヒレンジャク、エゾムシクイ、センダイムシクイ、イソヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、マガモ。
■■キビタキ(2000.5.4 ヘリポート)
私の写真撮影の目的は、大阪城公園の野鳥の記録である。そのため初撮影の種となれば興奮気味で力が入って撮影するのだが、すでに撮影済の鳥となればよほどいい機会でなければ意欲が減退する悪い癖。
ところが最近野鳥の写真を求められることが多くなった。頼まれるのは珍鳥でなくて普通の種である。とくにオオルリやキビタキなど色の美しい種は人気があってよく依頼される。
大阪城公園以外では観察が主で記録として撮影してきたが、これからは大阪城公園でもよい場面では撮影しようと思い始めている。もちろん写真での収入もある。
これはヘリポートでの撮影だが光線が良くない。通りがかりの撮影で出来のよい写真ではないが、今後もカメラを出していればいいチャンスもあるだろう。