大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ミコアイサ19日目 2021.12.28

2021年12月28日 | Weblog
 今年もあと3日。近畿北部で大雪。車が大変な状況になっているニュース。今朝も気温が低い。一応冬の服装で出かけたが大阪城公園は大したことはなかった。
 手がかじかんでメモも書き辛いとはならない。手袋もネックウオーマ―も不要。大阪城公園は大したことはない。

 越冬中のミコアイサ♀。初めは見つからず。時間をかけて端から端まで何度も何度も見直して・・・いない! とうとう行ってしまったか・・・と諦めてみどりのリズムへ向かう。

 未練がましく東外堀を振り返りながらみどりのリズムへ。・・その時、隅の方に何か潜った様子。双眼鏡で確認するとホシハジロ♀1。でも潜ったのはこれじゃない。粘って見続けると、出た!。ミコアイサ。こんな所か?
 いつもとはまったく違う場所。ほぼあきらめたのに出るか!!でも嬉しい。

 ミコアイサ滞在19日目。これは過去最多日数の更新中。この調子で新年まで大阪城公園で過ごしてほしい。

 大阪城公園の記録では過去13羽。31年間でこの数なので、大まかに2年1回観察される程度の鳥。珍鳥ではないが普通種でもない。
 その内、はっきりと白黒パンダになっている♂は3羽。これなら10年に1回ほどなのでかなり珍しい。ミコアイサと言えば白黒パンダのイメージ。
 鶴見緑地のトモエガモも元気に越冬中の様子。何よりだ。もうすぐ新年を迎える。

・ オカヨシガモ 25 南外堀、内堀
・ ヨシガモ 4 内堀 
・ ヒドリガモ 59 すべての堀
・ マガモ 11 内堀
・ カルガモ 5 内堀、北外堀
・ ハシビロガモ 81 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
・ コガモ 5 南外堀
・ ホシハジロ 113 すべての堀
・ キンクロハジロ 74 すべての堀
・ オオバン 60 全ての堀
・ シロハラ 13 太陽の広場東の森、飛騨の森ほか
・ ウグイス 2 太陽の広場東の森、北外堀
・ ユリカモメ 2 東外堀、北外堀
・ カワウ 7 各所
・ ミコアイサ 1 上記
・ アオバト 6 市民の森石の水場前での観察情報
・ シジュウカラ 6
・ ハクセキレイ 9 もみじ園ほか
・ モズ 1 ♂もみじ園
・ アオジ 1 音楽堂西側上
・ カイツブリ 3 南外堀
・ ツグミ 3 西外堀沿い
・ メジロ 8 太鼓やぐら跡ほか
・ ハイタカ 1 上空飛翔カラスモビング
・ ジョウビタキ 4 各所
・ アオサギ 4 北外堀ほか
・ ゴイサギ 2 北外堀
・ メジロガモ×ホシハジロ 西外堀

■■ミコアイサ(1996.2.3 南外堀)
 鳥を待ちながら、自然の中で風や緑や生き物に囲まれて数時間もただ座りこんでいると、思考の中に深く沈み込んでいく。
 鳥見とは、鳥を見ながら自分を見ること。自分の心の中を問い直すことなのだ。やがて社会とつながって世界が見える。
 地球から宇宙へと広がる。宇宙の中の自分の存在が見える。そうなんだ、鳥を見ることは人生観なのだと気付く。生き方が問われていることに気づく。
 これから生き続けるには、新しい価値観が必要だ。50年ちかく生きてきた。死も客観的に考えることができる歳なのだ。神は信じないが愚かなヒトが滅亡への道を進むとき、定められた所へ何者かに導かれているように思う。
 1億数千万年の間存在してきた鳥たちを、わずか数百万年の歴史のヒトが存亡のすべてを握っているのだ。愚かなヒトが。
 巫女が神に仕えるように、自然に仕えることが私の死までの旅。
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ハイタカと いい出合い 2021.12.23

2021年12月23日 | Weblog
 太陽の広場東の森でしばらくとまっていたハイタカ、飛び出すと飛んでいるハトを襲うが簡単にかわされ、あっさりと市民の森へ飛び去る。本気でなく通りがかりの駄賃程度に狙った様子に見える。

 その後太鼓やぐら跡で、空堀向かいにハイタカがとまっている。飛んでいるのはよく目にするがとまっている姿はそれほどでない。今日2回目のとまっている姿だ。

 太陽の広場の時は後ろ姿だったが、ここは正面からの光。背景の空が真っ青に落ちる。PLフィルターがあれば、空がどんと落ちて印象的な画になる条件が揃ってる。
 しばらくして飛び立ち、空堀の上を通って豊国神社に見えなくなく。

 飛騨の森で、葉の落ちた枝にシメが1羽、実を食べている。植物に詳しくないので何の木かわからない。

 蓮如上人前の内堀、1羽のヨシガモ♂、以前からずっと見られていた同じ個体だと思う。まだまだ完全な美しいヨシガモ♂にはなっていないが、換羽がどんどん進んで、今では誰が見てもヨシガモの♂と分かる姿。
 以前にU君が「♂の幼羽から第1回生殖羽に換羽中の個体」と言ったのと同一個体だろう。

 東外堀のミコアイサ♀は変わらず滞在中。今日で滞在14日目。春まで大阪城公園で過ごしてほしい。

 同じ東外堀でちょっと前からシマアジかもと言われた1羽の小型カモ。今日も石垣で休んでいる。対岸で遠くて小さくしか観察できない。コガモだろう。

 (小型のカモ3種)としてシマアジ、トモエガモ、コガモがある。
 これらは♂の夏羽なら識別は簡単。しかし♀型は少しややこしい。顔や嘴や翼鏡の色柄など確認して総合判断が必要。

 トモエガモはこれまで7羽の記録があるが、シマアジは2羽のみ。大阪城公園ではより珍鳥である。また他のカモはほとんど冬鳥だが、シマアジは旅鳥で日本より南で越冬する。カモでは大変珍しい生態。ただし国内での越冬も見られている。正直本心ではこれがシマアジだったらと思っている。

 アオバト4羽が市民の森の石の水場に下りたとの事。ただし下りてきたのは7時台でかなり早い、のんびり大阪城公園に行ったのでは見られないという。

 アオジ、音楽堂西側上で2羽。
 ウグイス 飛騨の森で1羽。
 メジロ 7羽 
 シロハラ 2羽 太陽の広場東の森、市民の森、ツグミには合えず。
 アオサギ 3羽 東外堀、北外堀
 カワウ 9羽 東外堀ほか
 カイツブリ 4羽 南外堀
 セグロカモメ 1羽 内堀上空飛翔
 ユリカモメ 5羽 北外堀、初めは1羽が着水していたが人がパンを投げると空に次々現れ5羽になる。
 ゴイサギ 1羽 北外堀から内堀へ飛ぶ。
 オカヨシガモ 23 東外堀、南外堀、内堀
 ヨシガモ 1 内堀
 ヒドリガモ 77 すべての堀
 マガモ 10 内堀
 カルガモ 4 東外堀、北外堀
 ハシビロガモ 57 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
 コガモ 9 東外堀、南外堀
 ホシハジロ 135 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
 キンクロハジロ 114 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
 メジロガモ×ホシハジロ 1 西外堀

■■シ メ(1995.1.7 音楽堂西側上)
 落ち着いて慎重に様子を見て、時間をかけて高い枝から下りてくる。下に座り込んでいる私を気にしているというより周りの様子を気にしているようだ。
 その上スズメやカワラヒワが集まってきても行動を起こさないが、シメがやって来ると飛び出して激しく追い払う。仲間を相当気にしているようだ。
 群れで採餌するところをよく目にしているので、餌をめぐって争う性質の鳥とは思っていなかったが、餌場としてなわばりを守る意識が強いようだ。環境や時期など条件により変わるのだろうが。
 また、年に飛来数が大きく変化することが分かった。例年ならたまに、1~2羽を見る程度なのに、今年は各所で毎回数羽を見ることができた。
 特に城南地区では、イカルやスズメとともに地面で採餌しているところを必ず見ることができた。
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ミコアイサ滞在 11日目 2021.12.20

2021年12月20日 | Weblog
 今年もあとわずかになった。2021年10大ニュースの選択を始めている。いつもそうだが結構悩む。特に今年は大阪城公園初記録が5種も出た。
 この5種は当然選択されるが順位が難しい。それ以外の5種も多くの候補の中から種々の検討して悩んでいる。

 現時点で大阪城公園の記録種は、18目 45科 105属 178種となっている。しかし来年の秋には日本鳥類目録の改訂が予定されている。
 その中でリュウキュウサンショウクイが種として独立するといわれている。それ以外に大阪城公園での記録種で言えば、ツグミ、ハチジョウツグミやオジロビタキ、ニシオジロビタキなど話題になっている。

 30年ほど前、大阪城公園の記録を始めたころは、「大阪城公園の野鳥全種撮影」も目的の一つだったが今はほぼ諦めている。
 これから頑張っても20年、30年かかっても出来るか分からないレベル。努力だけならいくらでもするが、とうとう歳が問題になってきた。

 ざっと見てもムナグロ、クサシギ、 トラフズク、カラフトムジセッカ、イスカなどなど未撮影がたくさん残っている。私の歳ではもう追いつかない。

・オカヨシガモ 28羽 すべての堀
・ヨシガモ 2羽 内堀
・ヒドリガモ 92羽 すべての堀
・マガモ 10羽 内堀
・カルガモ 4羽 内堀
・ハシビロガモ 82羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
・コガモ 19羽 南外堀、内堀、北外堀
・ホシハジロ 106羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 81羽 すべての堀
・オオバン 62羽 すべての堀
・ミコアイサ 1羽 東外堀
・メジロガモ×ホシハジロ 1羽 西外堀
・カワウ 15羽 東外堀、西外堀
・カワセミ 1羽 東外堀
・アオバト 4羽 市民の森石の水場
・シロハラ 2羽 市民の森、西外堀
・ユリカモメ 19羽 東外堀、北外堀、市民の森上空旋回
・アオサギ 3 東外堀、北外堀
・ハクセキレイ 12羽 各所
・アオジ 3羽 音楽堂西側上、空堀
・メジロ 音楽堂西側上
・カイツブリ 3羽 南外堀
・ツグミ 3羽 西外堀
・ウグイス 3羽 音楽堂西側上、空堀、修道館裏
・ジョウビタキ 2羽 修道館裏、梅林
・ゴイサギ 1羽 北外堀
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川

■■シマアジ(2007.10.20~11.13 内堀)
 蓮如上人像の前は人通りが多い。特に早朝は犬の散歩やラジオ体操を終えた人たちが会話を交わしながら通る。
 内堀をのぞき込みシマアジを観察していると通りがかりの人からよく声を掛けられた。「シマアジ」と答えると不思議な顔をする。そこで「カモのシマアジ」だと説明するが、地味な姿に魚のような名前だと言って興味を示さない。
 確かに魚のシマアジの方がよく知られている。刺身や握り寿司にすると実にうまい。名の由来を調べてみると魚の方は、体の横の鮮やかな縞模様からとの説と島周辺でよく獲れるからとの説。
 カモの方は、シマはやや変わった種類につける接頭語で、アジはコガモの古名とのこと。コガモに似た変わった鳥という意味らしい。
 今回飛来したのは非繁殖羽の地味な個体で、コガモとよく似ていて素人には見分けが付かない。かろうじて一緒に飛び立つとコガモの羽が黒っぽく見えるのに対してシマアジは白さが目立つ。
 大阪城公園ではこれまでに157種の野鳥が記録されている。これは日本鳥類目録 (2000日本鳥学会改訂第6版)542種の30%近い数だ。大都市の中のわずか100haほどの公園で、これだけの野鳥が観察されることは特筆に価するだろう。
 これまでに多くの記録があるため、ここ数年は新たな種の飛来は少ない。ところが2007年は3種もの初記録種が飛来した。大変珍しい事である。
 その1羽がシマアジで、10月20日から11月13日まで25日間滞在した。春を前に今ごろは換羽が進行していると思われるが、通行人が驚くような、くっきりと白い眉を引いた美しい姿で再び飛来することがあるだろうか。
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カモで混乱! 2021.12.16

2021年12月16日 | Weblog
 昨日は鶴見緑地でトモエガモと出合い。嬉しくて嬉しくて飲み過ぎながら記録していると、ラインに気付く。大阪城公園の北外堀でミコアイサの♂♀が出ていると。
 送信の時間を見ると11時ごろ。すでに4時間ほど経過している。ラインの受信音に気付かなかった。申し訳ない。

 大阪城公園でミコアイサの♂♀カップルが観察されたことはない。記録として重要。しかし鶴見緑地へトモエガモを見に出かけていた。
 どちらを観察するべきだったか。鳥で言えば間違いなくトモエガモ。ただ一方は記録を続けている大阪城公園の出来事。

 若い頃で言えば、吉永小百合と松原智恵子の二人から選んで!と迫られたらどうする! どちらかを選べとは拷問みたいなもの。
 「鶴見緑地のトモエガモ」 か「大阪城公園のミコアイサ♂♀」 か。

 人生はいつも選択を迫る。後からではいくらでも説明できるが。今日何をして生きてきたのか、明日の目的は何か。迫られても体が震えてとっさに答えられない。

 思い出した。昨日、鶴見緑地のDさんがミコアイサ♂♀が居たが、すぐに飛び立ったと言っていたことを思い出す。
 問い合わせるとミコアイサは7時過ぎから8時10分までの滞在だったと。カモにすれば鶴見緑地から大阪城公園まで10分もかからない距離。同じ個体の可能性も考えられる。

 んー・・決めた。吉永小百合。

 今朝は北外堀でトモエガモ♀型が観察されたと連絡いただく。北外堀のマージャンの前辺りとの事。急いで行ってみたが見当たらず 飛び去った後だった。こんな時にトモエが出るか!!

 東外堀のミコアイサは今日も滞在中。コンビニでおでんを買って飲みながら第二寝屋川の流れを見つめる。出合いってなんだろう。

 ここまで書いて、自分でも混乱しているのが分かった。先のブログで大阪にシマフクロウ5羽と書いてしまって、知人等からメールで 「おい・おい」 と言われた。
 今回カモの事実をシンプルに並べる。

① 12/15 鶴見緑地でトモエガモ♂。
② 12/15  朝に鶴見緑地でミコアイサの♂♀が見られるも飛び去る。
③ 12/15  昼に大阪城公園でミコアイサの♂♀が見られる。
④ 12/16 大阪城公園で前から滞在中のミコアイサ♀変わらず。
⑤ 12/16 大阪城公園でトモエガモ♀型見られる。

・オカヨシガモ 8羽 内堀
・ヨシガモ 1羽 内堀
・ヒドリガモ 87羽 すべての堀
・マガモ 14羽 西外堀、内堀、北外堀
・カルガモ 2羽 東外堀
・ハシビロガモ 45羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・コガモ 19羽 南外堀、東外堀、北外堀
・ホシハジロ 114羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 53羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 53羽 すべての堀と第二寝屋川
・ツグミ 5羽 太陽の広場東の森ほか
・シロハラ 3羽 太陽の広場東の森ほか
・カワウ 5羽 東外堀、第二寝屋川
・アトリ 1羽 市民の森石の水場
・ウグイス 3羽 市民の森ほか
・ハクセキレイ 7羽 もみじ園ほか
・ジョウビタキ 2羽 もみじ園、人工川
・アオジ 4羽 音楽堂西側上ほか
・ハイタカ 1羽 音楽堂西側上を歩いているとツツジ植え込みから突然飛び出す。近くまでまったく気付かなかった。飛び出したハイタカは数十メートル先で左に曲がって見えなくなる。
 とっさの記憶では、足に鳥をつかんでいた。スズメより大きい鳥。尾羽か何か白が見えた。
・カイツブリ 2羽 南外堀
・モズ 1羽 空堀
・トモエガモ 1羽 ♀型 北外堀

■■オナガガモ(1998.11.22 北外堀)
 昨年にはオナガガモの♀が初認され、今冬は♂が初認された。それぞれに適した環境があるだろうがごく普通に見るカモなので、いずれ大阪城公園に飛来するだろうと予想していた。
 十数年前まではコガモが多かったそうだ。今はホシハジロとキンクロハジロが圧倒的に多い。ヒドリガモは少数ながら必ず見られる。ハシビロガモもよく見られるようになってきた。約十年で徐々に変化が目に見える形で現れてきたようだ。
 変化がはっきりしてくると、毎回の調査もそれなりに楽しみになって続けられる。記録を付け始めても、何らかの変化がみえるまでに中止してしまうことが多いのだろう。
 私の場合は、ともかくここまで記録継続することができた。ホシハジロ、キンクロハジロの主流がひっくり返るのか、ハシビロガモが普通に見られるようになるのか。環境や水質、その他諸々の影響の結果がそれに現れる。まさしく指標となる。わずかながら続けてきた成果が見え始めてきた。
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ついにトモエと合う(鶴見緑地) 2021.12.15

2021年12月15日 | Weblog
 再び鶴見緑地に戻っているトモエ。今会いに行かないとどうなるか分からない。朝から鶴見緑地へ出かける。
 鶴見緑地は過去10回くらいは行っているので大体の見当はつく。咲くやこの花館横の駐車場に止めて大池に向かう。

 カモたちが目に付く、オナガも多い。池の周囲の草地にも上がって休んでいる。すぐ足元にも上がっている。
 バンもオオバンも上がって歩いている。私が水鳥だったら間違いなく大阪城公園よりこちらの方がいい。

 さぁートモエはどこだ。すぐには分からない。まさか今日は居ないなんて事はないだろうな。少し不安が・・・。何しろこのトモエにはさんざんフラれた苦い経験がいっぱい。

 池の周りをまわって全域探さないといけないのか、いつもいるポイントがあるのか。ブロブ 「喜と寿の野鳥観察」 の方にメールして尋ねるとやって来てくれる。ありがたい。山のエリアの方で観察していたとのこと。

 昔私が早朝探鳥会「大阪城バードウオッチモーニング」の案内をしていた時に、参加したことがあるので私を知っているとDさんが言う。失顔症の私は恐縮だが覚えていない。

 見られる場所まで案内してくれると、すぐに池の中ほどを泳ぐトモエ、居た! やっと会えたトモエ。何度も空振りで泣かされたトモエ。
 やがてどんどん近づいてきて岸の辺りを行ったり来たり。観察も撮影も簡単。

 結構立派な男前になっている。大阪城公園で初めて見られた時の面影はない。しばらく観察しているうち羽ばたく瞬間も撮影できる。翼鏡の橙褐色、緑、白が確認できる。帰って図鑑と照合してみたい。

 Dさんのブログ 「喜と寿の野鳥観察」 の写真を見ながらいつも、これは単焦点レンズを使っているとにらんでいた。このシャープさは、それしかないと。
 ソニーの200ー600だった。これを手持ちで使っているのを見てそうだったのかと。

 帰りに名物のアメリカヒドリも観察して帰る。4年ほど毎冬きているとの事。確か千里の春日大池でも毎冬アメリカヒドリが越冬している。大阪城公園もそうならないかと羨ましい。

 Dさんの案内のおかげで、簡単に短時間で観察撮影成功。その上コーヒーまでごちそうになった。感謝感謝。大変お世話になりました。ありがとうございます。

 大阪城公園でトモエガモが越冬してくれないななぁー。ちなみにトモエガモのファンの方、世界最大の越冬地は韓国。「韓国 トモエガモ」 で検索すると信じられない数のトモエガモの写真が見られる。
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ミコアイサ滞在中 2021.12.14

2021年12月14日 | Weblog
 一気に気温が下がるとの予報で少し冬支度で出かけたが、全く寒くないと言うか逆に暑くて汗をかいた。これで風邪をひいたら予報に合わせた自分の失敗。

 先日トモエガモが西外堀に戻ってきていた。11日にU君が西外堀で確認、数分で飛び去るとの事。僅か5分ほどの滞在に出合うとはU君の強運に驚き。もちろん鳥見は努力と運。

 残念ながら翌12日には見られないと連絡があった。
 その時!鶴見緑地のブログ 「喜と寿の野鳥観察」 の方からラインでトモエガモが今朝から帰ってきているとの事。・・・混乱して瞬時に整理できない。

 鶴見緑地では12/6まで滞在。12/7から見られなくなった。12/11には大阪城公園。そして12/12には再び鶴見緑地。
 では7日から10日までの4日間、どこで浮気していたのか?この間、どこかの池や川で換羽途中のトモエガモ♂を見た方はぜひご連絡をお願いします。
 過去の例から大東市の深北緑地方面が怪しいとにらんでいるが。

 東外堀のミコアイサは滞在中。最初の時より近づいてきてほぼ中央辺りまで。前回より近い距離でシャープに撮影できた。パソコンに取り込んで♂♀をじっくり検討してみよう。
 とりあえず目先が黒い点だけでは♀だが。

・ セグロカモメ 1羽 第二寝屋川。
・ ユリカモメ 1羽 北外堀でパンに群がるカモの中に着水。かって多くのユリカモメが群れていたころは、カモにパンを投げると一斉に集まってきて鳴きながらカモを追い払い、我先にパンに群がった。今朝のように多くのカモの中に1羽では、正反対におとなしくおこぼれを待っていた。
・ ミコアイサ 1羽 東外堀 上記
・ オカヨシガモ 19羽 南外堀、西外堀、内堀
・ ヨシガモ 1羽 内堀 
・ ヒドリガモ 75羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・ マガモ 12羽 東外堀、内堀
・ カルガモ 2羽 東外堀
・ ハシビロガモ 78羽 すべての堀で
・ コガモ 12羽 南外堀、西外堀、内堀
・ ホシハジロ 102羽 東西南北の堀
・ キンクロハジロ 99羽 すべての堀
・ オオバン 64羽 全ての堀と第二寝屋川
・ ハクセキレイ 6羽
・ カワラヒワ 4羽 太陽の広場東の森
・ ツグミ 4羽 太陽の広場東の森、本丸
・ ウグイス 4羽 市民の森では木を上へあがって行く
・ モズ ♂1羽 もみじ園
・ アオジ 4羽 音楽堂西側上、空堀
・ シロハラ 6羽 市民の森、音楽堂西側上、南外堀、修道館裏、飛騨の森
・ カイツブリ 4羽 南外堀
・ カワウ 4羽 東外堀、西外堀
・ ジョウビタキ 3羽 豊国神社裏、飛騨の森
・ メジロ 7羽 
・ アオサギ 4羽 北外堀、第二寝屋川

 今年のF1 GPの最終戦がアブダビで開催された。今年21戦を終えてレッドブルホンダのマックスフェルスタッペンとメルセデスのハミルトンは、まったく同点。
 この1戦だけで今年のワールドチャンピオンが決まる。この1年間の戦いは何だったのか。神のいたずらとしか思えない。

 レースが始まり心臓が飛び出すような出来事の繰り返し。いくら書いても頁が足りないのであえて省略する。
 レースが進行する中で世界中のF1ファンが思ったこと。マックスフェルスタッペンは勝てない。ワールドチャンピオンの夢は消えた。応援していたレッドブルホンダが負けた。99.99%負けた。ここでは圧倒的に相手が早い。勝ち目ゼロ。

 悔しい!悲しい!表彰式は見たくない。ゴールを切ったら、直ちにパソコンの電源を切って布団の中にもぐって、悲しい事を忘れる心づもりした。忘れよう、忘れよう。悲しい事は忘れよう。

 飛んでもない事が起こった。なんと!なんと!なんと! 最後の1周でマックスフェルスタッペンが逆転した!最後の1周で!ありえない。信じられない。大阪城公園でシマフクロウ5羽と出会った方が理解できる。

  騒然とした会場にクイーンの ♪「ウィーアーザチャンピオン」♪ 熱唱する声が盛り上がる。叫ぶ、抱き合う、興奮のるつぼ。「諦めなければ夢は叶う」 解説者も絶叫する。

 やった!とうとうやった!
 F1 2021の最終戦。レッドブルホンダのマックスフェルスタッペンがワールドチャンピオンを勝ち取った。ホンダはアイルトンセナ以来30年ぶり。

 「おめでとうマックス」 「おめでとうホンダ」 興奮が治まらず寝付けない。最後の1周で逆転優勝。何という日だ。間違いなくF1の歴史に残るだろう。

■■ユリカモメ(1998.12.27 内堀)
 大阪城公園でカモメの仲間は少ない。ユリカモメ以外にはセグロカモメが時々見られる程度。過去の記録にウミネコとカモメがある。
 観察にしても撮影にしても、大阪城公園という限られた範囲を対象にしていると変化がない。特に春秋の渡りの時期以外は、ほとんど決まった種だけで変化がない。
 そこで何かのテーマを決めて撮影することがある。ユリカモメも幼鳥から成長、冬羽、夏羽と撮影しようと考えた。
 幼羽、第1回冬羽、第1回夏羽、第2回冬羽、成鳥冬羽、成鳥夏羽がすべて撮影できると完成。
文一総合出版の「カモメ識別ガイド」を参考にしてイラストと比べながら撮影した。
 幼羽は、ほとんど可能性がないだろう。しかし決して最初から諦めてはいけない。孵化して最初に生えてくるのが幼羽。ユリカモメの場合は、頭上、後頸、背、肩羽に褐色部が見られる。このことを頭において観察。
 撮影の個体は、くちばしは橙黄色、足も橙黄色、雨覆と三列風切は一部褐色、頭部、後頸、背、肩などは白である。このことから第1回冬羽の個体であろう。
 もう1羽は、成長冬羽個体であろう。こうすることで、ユリカモメだけでも冬の間は楽しめそうだ。常に新しい発想やテーマを持って鳥を見ようと考えている。何が起こるか分からないといつも思っていいる。わずかな知識が邪魔にならないように。
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ユリカモメ ようやく飛来! 2021.12.10

2021年12月10日 | Weblog
 12月と言うのに暖かい。着込んでいくと軽く汗をかく。
 相変わらず鳥は少ないが季節は進む。今朝はカモが少ない、理由は分からない。1億数千年前から地球で生きてきた「鳥」の事を、僅か数百年前に現れたヒトが分かるはずがない。

 東外堀でミコアイサ♀型を見つける。対岸の梅林側でかなりの距離。ミコアイサの♀型は♂♀など識別に悩む。とりあえずシャープに撮影して後から判断することに。

 山男Tさんからユリカモメを見たと電話あり。梅林にいる時、東外堀~梅林~北外堀の上空を飛翔する1羽を観察。こいつか!
 やっと来た、ようやく来たユリカモメ。大変遅かった今期初記録。

 鶴見緑地のトモエガモ 「喜&寿の野鳥観察」 のブログでいつも動向を追っていた。
 11月の下旬から各部に変化が見られ、顔には巴模様の緑も出て徐々に♂トモエガモらしく換羽が進んでいる。1羽を追いかけて細かい換羽の進行状況の観察はどんな図鑑でも見られない。素晴らしい記録だ。

 大阪城公園で時々見られたあの地味なトモエが、お正月を前に粋な巴模様に変えてきたようだ。そろそろ出かける時期になった。

 ところが12/6に別の♂♀ペアがやってきて計3羽。これは素晴らしい。それも一緒に観察できると喜んでいると翌日には見られない。やってきた♂♀ペアと一緒に飛去したらしい。

 しまった。あーあ! またまた見逃した。しかし今回は 「喜&寿の野鳥観察」 のブログで日々変化する様子が見られたので感謝している。本心を言えばこのような換羽の変化を自分の手で観察記録したかった。

・オカヨシガモ 8羽 南外堀、内堀、北外堀
・ヨシガモ 3羽 内堀
・ヒドリガモ 71羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・マガモ 2羽 東外堀
・カルガモ 5羽 東外堀、内堀
・ハシビロガモ 39羽 東外堀、内堀、北外堀
・コガモ 7羽 南外堀、西外堀
・ホシハジロ 47 西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 59 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 62 すべての堀
・カワウ 137羽 120±の群れが第二寝屋川を下流へ
・ミコアイサ 1羽 東外堀
・シロハラ 5羽 みどりのリズムほか
・アオバト 1羽 市民の森
・アオジ 4羽 音楽堂西側上、空堀ほか
・シジュウカラ 4羽 
・カイツブリ 2羽 南外堀
・ハクセキレイ 6羽 城南地区ほか
・モズ 2羽 人工川、梅林
・ウグイス 4羽 豊国神社裏、空堀ほか
・アオサギ 4羽 内堀、北外堀
・オオタカ 1羽 成鳥飛騨の森上空飛翔
・ハイタカ 1羽 梅林上空飛翔
・ユリカモメ 1羽 東外堀、梅林、北外堀上空飛翔
・ジョウビタキ 5羽 修道館裏、豊国神社東、梅林ほか
・メジロ 8羽 各所

■■ニシオジロビタキ(1996.11.16 天守閣東側配水池)
 ヒガラを見つけたとき横の枝からキビタキ♀のイメージの鳥が天守閣東配水池方向に飛ぶのが見えた。この時期まで残っていたのは珍しいとの思いが頭の片隅をかすめただけで、意識はヒガラ撮影の事で一杯だった。カメラを取りに戻るかどうか?・・・。飛び去った鳥を詳しく見ようとの思いは起こらなかった。
 しかしヒガラは南の方向へ内堀を超えて一気に飛び去った。行き先を探すのは難しいと思われる。葛藤から解放されたと同時に落胆もする不思議な感情。
 飛び去ったことで心の緊張が一気に解けた。その瞬間頭に浮かんだのが先に飛び去った鳥がキビタキではおかしいという直感。
 なんとオジロビタキが頭の中に。5年ほど前に兵庫県で見たオジロビタキの印象が一気に蘇った。まさしく第六感。頭ではそんな事はないとはっきりしている。でもそれが認められない。
 ともかく飛び去った天守閣東配水池に駆け付けるとフェンスの有刺鉄線にとまる鳥がすぐに見つかった。もちろん確認するポイントは黒い尾に白い斑。
 双眼鏡の中でそれが確認できた後は気が動転して今もはっきり覚えていない。ただ走った。ひたすら走った。神は信じていないがこの時は「戻るまでいてくれ!」と祈りながら走った。
 これまで大阪府で見られた記録は1度だけ。こんな珍鳥と自分のフィールドで出合った。驚きは想像を超えた。これほど感動することは人生の中でそう多くないだろう。
 
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セグロカモメ私の今期初認 2021.12.8

2021年12月08日 | Weblog
 久しぶりに観光バス駐車場に20台ほどバスがとまっている。修学旅行だろうか、バスガイドさんの旗を先頭に高校生らしき集団が着いて歩く。コロナが落ち着いて修学旅行も再開だろう。

 内堀で御座船が走るとカモが落ち着かず次々と飛び立つ。カウント数もちょっとしたタイミングで大きく変わる。

 セグロカモメ第二寝屋川を下流へ飛翔。すでに今期初認されているが、私は初の出合い。
 12/4の土曜日にセグロカモメの今期初と、久しぶりのカシラダカが観察されている。
 セグロカモメの初認が12月と言うのは大変遅い。過去5年間の記録では
・2016年=10/23
・2017年=11/15
・2018年=10/20
・2019年=11/28
・2020年=10/24
・2021年=12/4
 観察データーには2019年は遅いと記録してあるが、それでも11月中だ。今年は12月に入ってしまった。
 しかもユリカモメはまだ来ない。

 カシラダカは冬鳥として全国に渡来するごく普通のエンベリザ。郊外へ出かければ普通に見られた鳥だった。ところが近年は見る機会が大きく減少。しかも世界的にも激減していることが分かっている。環境省の絶滅危惧種に指定されるのも遠くないだろう。

 いずれ大阪城公園でセグロカモメやカシラダカはほとんど見られない超珍鳥になってしまうかもしれない。今のうちに十分観察して記録しておこう。

・オカヨシガモ 26羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・ヨシガモ 8羽 内堀
・ヒドリガモ 123羽 すべての堀。西外堀カウント中51羽の群れが下りてくる。
・マガモ 7羽 東外堀、南外堀、西外堀
・カルガモ 2羽 東外堀
・ハシビロガモ 64羽 東外堀、北外堀
・コガモ 39羽 東外堀、南外堀
・ホシハジロ 71羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 73羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・オオバン 51羽 すべての堀
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川下流へ飛翔
・カワウ 6羽 東外堀、西外堀、第二寝屋川
・アオバト 4羽 市民の森 
・シロハラ 3羽 市民の森、音楽堂西側上、飛騨の森
・ツグミ 7羽 天守閣東側配水池、梅林、飛騨の森
・ウグイス 2羽 音楽堂西側上、大手前
・シジュウカラ 4羽 音楽堂西側上
・カイツブリ 1羽 南外堀
・アオサギ 5羽 南外堀、北外堀
・ハクセキレイ 4羽 大手前、梅林
・アオジ 2羽 音楽堂西側上、空堀
・カワセミ 1羽 内堀
・ジョウビタキ ♂1羽 大阪城ホール

 焼酎を横に置いて 「堀江淳のメモリーグラス」 を聞きながらブログを書いている。若い頃、毎晩酒場に出入りしていた記憶 「♪水割りをください 涙の数だけ・・・」 で始まる高音の声が懐かし。
 仕事が終わった十三の町をふらついた足で次の店に。また飲んでねーちゃんと意味もなくしゃべって、また次の店へ。
「♪ねェ キラキラと輝くグラスには いくつの嘘が溶けてるの・・・・」 
 気が付くと75歳も目前。その当時は想像すらしなかった。ただただ懐かしい若い頃。

 「人間をやめるとすれば冬のモズ」 加藤楸邨。

■■ヨシガモ(2009.12.4 東外堀)
 アームチェアバーディング。雨が続いて行けない時、焼酎の湯割りを片手に椅子に座って、西の丸庭園を飛ぶオオタカや堀に休むナポレオン帽子のヨシガモとの出合いを思い浮かべる。
 そして出会った人たちを思い出す。公園で出会った方に、HPを勧めるとほとんどの方から「見ていますよ」「知ってますよ」との返事が返ってくる。素直にうれしい気分になる。
10万件アクセスの何人かに出会っているのだ。
 東外堀のヨシガモ。日増しに顔の緑が出てくる。エクリプスと♀の識別が難しく悩んでいた。図鑑などにある「三列風切が幅広く白っぽい」を参考にしていたが、この2羽の♂の三列風切に違いはなんだろう。左に♀と思われるものと比較してもどうだろうか。
 分からない事が多い。知りたい事が多い。決して不幸じゃない。いつまでも知識欲が刺激される。
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大阪城公園の緑、伐採進む、悲しい。2021.12.2

2021年12月02日 | Weblog
 12月初の観察。観察手帳も今日から127冊目開始。

 大阪城公園から帰るとブログを書いて観察データーを記録。これが最低限の作業だが、晩ご飯の用意が気になったり、酔いが回って眠くなったりしてうまくいかない。
 後日記録を整理していると抜けているのが見つかる。大丈夫かなこれで80歳までいけるかな?ちょっと不安。

 快晴。風もなく快適。しかし鳥は相変わらず少ない。
 鳥友にもほとんど出会わないが梅林の入口で大将と出会う。久しぶりだ。仕事が忙しいという。彼はまだ若い現役のばりばり。もうしばらくは社会のために頑張ってもらわないと。

 立ち話中に本丸上空をカラスともみ合いながら旋回する小タカ1羽。かなり高いのでよく分からない。ハイタカかツミだろう。
 とりあえず撮影しカメラのモニターを見るが拡大しても小さすぎて分からない。

 帰宅後、パソコンに取り込んで拡大して確認するが、無理に拡大しているのでボケて詳細が見えづらいがハイタカだろう。ツミを期待していたので悔しい。残念。
 最近よく見られている小さい型のハイタカだろう。

 ちなみに全長では、ハイタカが♂♀で30~40センチメートル。ツミは♂♀で25~32センチメートルくらい。30センチメートル辺りでは重なってしまう。

 先日Kさんから、写真の整理方法として、1枚1枚に一発で撮影月日時間等をいれる方法を聞いた。ラインで詳細にやり方を送ってもらったがダメ。パソコン大音痴の私。用語も分からない。

 結局うまく出来ないと泣きついて、パソコンを前に左手に電話、右手にキーボードで直接指示してもらった。長時間にわたり手取り足取り直々の指導。
 〇〇を左ダブルクリック。出た画面の〇を右クリック。左の鳥の名前の上を・・・・まあこんな感じ。
 おかげで大成功。これは便利素晴らしい。過去の写真もすべて、ファイル名に撮影年月日時間が一瞬で入る。整理が非常に簡単になった。
 皆さんはこんな方法をご存知だろうか。私ひとりだけが遅れていたのだろうか。これまで悩んでいたことがすっきり解消した。

・オカヨシガモ 26 東外堀、南外堀、西外堀、内堀
・ヨシガモ 13 東外堀、南外堀、内堀。輝く♂も見られる。
・ヒドリガモ 141 すべての堀。いつも多かった西外堀は減少、今日最多の堀は内堀の43羽。
・マガモ 11 東外堀、西外堀、北外堀
・カルガモ 2 東外堀
・ハシビロガモ 64 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・コガモ 32 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・ホシハジロ 32 南外堀、西外堀、内堀、北外堀。北外堀が大きく減少。
・キンクロハジロ 52 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 46 すべての堀
・アオバト 1 市民の森石の水場の上に飛んできてとまる
・シロハラ 5 もみじ園、沖縄復帰の森、天守閣東側配水池
・ジョウビタキ 6 もみじ園、南外堀、六番やぐら、市民の森、梅林、天守閣東側配水池
・アオサギ 5 東外堀、北外堀
・ツグミ 5 元射撃場、梅林ほか。昨日は大将が西の丸庭園で16羽+を観察。本種は少しづつ増えてきた。
・モズ 1 元射撃場で高鳴き
・カイツブリ 2 南外堀
・シジュウカラ 7 各所
・カワウ 5 南外堀、西外堀、第二寝屋川
・ハクセキレイ 6 大手前ほか
・ウグイス 3 西外堀沿いほか
・コサギ 1 梅林上空飛翔
・カワセミ 1 青屋門内堀沿いのベンチで休んでいるとすぐ前に飛んできてとまる。撮影しようとカメラを構えると飛んで対岸の石垣へ
・ハイタカ 1 上記ほか太陽の広場東の森で1羽観察される。

 梅林南側上桜広場、大部分は柵で囲まれて入れない。ウバメガシ伐採工事始まる。西の丸庭園もかなり切られるらしい。北外堀ゴイサギねぐら近くのヒマラヤスギの伐採も始まる。園内のヒマラヤスギ5本すべて伐採とのこと。悲しい。

■■アオサギ(2000.11.25 本丸庭園池)
 この時期は緑の中に紅葉は映え、はっとするほどの美しさ。そこに野鳥がとまっていれば、当然撮影したくなる。
 本丸の日本庭園の池でいつものアオサギを見つけた。日により池の中に入って餌を探していることもあるが、今日は灯篭の上の松にとまっている。紅葉の赤に背景の緑そしてアオサギ。
 とまっている姿を何枚か撮影したが物足らず、飛び立つ瞬間を撮ろうと粘ったのがこの写真。
開いた羽の形や、飛び出すタイミングなど、今一歩の感もあるが次回の参考に。
 一番気になるのは露出で、アオサギがややオーバー気味。それに背景の緑が実際ほど美しくない。目にはもっと明るい緑だった。
 もう少し露出をかけた方がよかったかもしれないが、アオサギがますます辛くなる。実に難しい問題だ。
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