大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

春のムギマキ現れる! 2022.4.28

2022年04月28日 | Weblog
 ムギマキは、秋の麦まきの頃に見られるから名付けられたように秋が圧倒的に多い。大阪城公園のこれまでの記録を見ても、春が2割から3割、秋が7割から8割とあきらかな差がある。

 よくオオルリやキビタキと同じ夏鳥と思われているがムギマキは別。ムギマキは旅鳥。日本で繁殖する夏鳥と違って、海を渡って大陸で繁殖する。
 つまり日本は目的地でなく旅の途中の休息地。ここが夏鳥と根本的に違う。

 他にも旅鳥はたくさんいる。シギチの多くは旅鳥。身近な鳥ではエゾビタキがそうだ。コサメビタキやサメビタキは日本で繁殖する夏鳥だが、エゾビタキは日本を通過する旅鳥。

 今朝の大阪城公園。まずまずといったところ。凄いこともないが悪くもない。コルリはもっと多くがいたのではないかと思う。

・ムギマキ ♂成鳥 1羽 梅林南側 林の奥で動くが観察困難、双眼鏡で何度か観察するもカメラを向ける前に移動、数時間頑張れば撮影できたかも知れないが他所の観察が終わっていないので諦める。いい声でよくさえずる。
・サンショウクイ 1羽 梅林南側上桜広場 鳴き声、高い枝にとまるが落着きなく動くので撮影できず。
・コルリ ♂5羽 太陽の広場東の森からみどりのリズム、西の丸庭園、飛騨の森、音楽堂西側上、梅林梅見坂。さえずりも聞かれている。
・キビタキ ♂7羽 市民の森、梅林南側上桜広場、豊国神社裏、修道館裏、飛騨の森ほかさえずりも。
・センダイムシクイ 4羽 市民の森、梅林ほか
・エゾムシクイ 4羽 市民の森、音楽堂西側上ほか

 先日鳥友が、名古屋から来た方だとカメラマンを案内していた。
 その男性は 「大阪城公園は噂に聞いていたが、こんなに凄いとは。名古屋ではありえない」 と盛んに感心していた。
 でもその日は、とても多い日でもなかった。私にすればまあまあの日だった。もしも爆発や乱舞なみの日だったら驚愕して目を回してしまうだろう。
 しかし大阪城公園は凄いと聞くと、何となく自慢気分になってしまうのは何故だろう。

・アオバト ♂1羽 市民の森
・メジロ 4羽 
・シジュウカラ 6羽
・アカハラ 6羽 梅林。よく鳴いていたと大将から。
・エナガ 10羽 城南地区、先日巣立ちした8羽は元気でいる
・カルガモ 3羽 東外堀
・オオバン 3羽 東外堀、内堀
・カワウ 2羽 南外堀、内堀
・キンクロハジロ 1羽 北外堀
・コゲラ 1羽 梅林南側上桜広場

■■ムギマキ(1994.10.23 西の丸庭園)
 アマチュア無線の免許を取った。もちろん鳥見のためである。昼過ぎ早めに帰宅して、無線の電源を入れて通信内容を聞きながら資料の整理をしていた。
 知人や鳥友はまだ大阪城公園に残っているので、無線の会話内容からある程度の状況は分かる。
 そのうちムギマキが西の丸庭園に出ているとの話が入ってきた。かなり見やすい個体らしく、聞いているうちに気になってきた。
 現場にいる知人を無線で呼び出し、状況を詳しく聞くと出かける値打ちはありそうだ。時間的に車は入れないので、娘のミニバイクに乗って駆け付けた。
 2~3年前に音楽堂西側上にムギマキが出た時も同じように、いったん帰宅してから無線で連絡を受け、自転車で駆け付けた記憶がある。不思議とムギマキの時はこうなる。   
 後日この写真は、日本野鳥の会大阪支部創立60周年「記念絵はがき」に使用された。

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ツツドリやカッコウが鳴く 大阪城公園。2022.4.25

2022年04月25日 | Weblog
 気温20°と 大変暑くなった。上着を止めてユニクロのエアリズムとシャツだけにした。それでも暑くて汗をかくほど。

 市民の森で「 ポッポッポポポポ」とツツドリの鳴く声がよく聞こえる。声の方に行ってみるとたくさんのカメラマンが、右往左往して探している。声は聞えるが姿が見つからない。
  聞く話によると、梅林でカッコウの鳴き声も録音されたそうだ。ツツドリに比べカッコウは圧倒的に少ないので、そっちをぜひ観察撮影したいがそう簡単にはいかない。

 市民の森で出会った同年代の鳥友が白内障の手術をしたと。私はすでに両眼とも手術済みだ。術後眼帯を外した時の感激は忘れない。
 それまですりガラスを通して見ていたものが、突然透明ガラスに変わるのだからこの差は激しい 。日帰りでもこんな手術が出来るのだからありがたい。

 今日はツツドリの声もセンダイムシクイの声も聞こえたが、できることなら耳も簡単な手術で青年時代のように戻ればなと思う。できれば耳だけでなく、体の各部も若者時代に戻りたい。

 先日内堀で、例のアヒルとカルガモの交尾を見たとコメント頂いた。昨日ひでキングも見たと。さてこのカップルに子供できるんだろうかと思った。抱卵する場所が必要だけれど、このアヒルは飛翔能力は無いのでは、どこで抱卵するのか。興味津々。

・サンショウクイ 飛騨の森ほか鳴き飛ぶ
・キビタキ ♂6♀2 太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、修道館裏、梅林南側上桜広場、飛騨の森ほか
・アオジ 6 太陽の広場東の森ほか
・シジュウカラ 14 各所に多い。さえずりも
・エゾムシクイ 4 飛騨の森、市民の森ほか
・センダイムシクイ 4 みどりのリズム、市民の森ほか
・シロハラ 4 梅林、東外堀沿いほか
・アカハラ 17 飛騨の森、豊国神社裏、梅林、天守閣東側配水池など。今期アカハラが多い。北へ帰るアカハラが立ち寄っているのだろう。
・ヒドリガモ 1♂ 東外堀
・オオバン 4 東外堀、南外堀、西外堀
・オオルリ ♂3♀1 みどりのリズム、市民の森、梅林南側上桜広場ほか
・ツツドリ 市民の森 上記
・カッコウ 梅林 上記
・ツバメ 1 市民の森
・コルリ 3 太陽の広場東の森、梅林うめみ坂、音楽堂西側上
・カルガモ 1 東外堀
・コガモ 3 南外堀
・カワウ 7 各所
・クロツグミ ♂1 梅林南側上桜広場
・コサギ 2 第二寝屋川
・ゴイサギ 1 第二寝屋川

■■ツツドリ(1998.10.24 西の丸庭園)
 杜鵑には赤色型と呼ばれるものがある。ただし、ツツドリとホトトギスにはあるが、カッコウには見られないとの説もある。
 この「赤色型」は鳥見人にとってはちょっと魅かれる響きがある。
 今秋は杜鵑の多い秋であった。特に西の丸庭園の北西部の林では毎回のように杜鵑を見た。
2~3羽を同じ林の中で同時に見られることもあった。カメラを持ち歩かなくなってしばらくになるが、今秋は何度か開園早々の西の丸庭園にカメラ機材一式を背負って入園した。
 庭園から空堀に伸びる枝は、バックとの距離があるうえに背景は緑一色で写真的に魅力的な場所である。そのためにはっきりした目的の鳥はなくても半日過ごすに退屈しないだろうとの思いもあった。
 そのうちに、今秋に多い杜鵑でも良いチャンスがあれば撮影しようと二股かけて園内を歩き回った。重い機材は芝生広場の中央のよく見える場所に置いておいた。持ち歩くのが辛いためで、防犯上の理由と必要ならばどこからでもすぐに取りに行けるからである。機材を真ん中にして周りを回っているようなものである。
 そしてツツドリ赤色型と出合い撮影することができた。感動的な撮影だった。自然の生物を相手にするときは努力を惜しまない事。後は運が押してくれるのを待つことだ。
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ツツドリ や リュウキュウサンショウクイ!! そしてオオルリとキビタキは爆発寸前! 2022.4.22

2022年04月22日 | Weblog
 昨日も大変多かったと聞くが、今朝も悪くない。オオルリ、キビタキは各所で見られ爆発寸前。
 その上、太陽の広場東の森でツツドリの赤色型1羽、充分に観察できたとは言い難いが、今期初の観察。
 その後リュウキュウサンショウクイが沖縄復帰の森で観察撮影との情報。
 しかもセンダイムシクイやエゾムシクイも市民の森ほか各所でさえずり。なかなかいい朝。もちろんオオルリ、キビタキも多い。
 この様子なら明日は爆発だ!!という鳥友も。

 今日のランチは京橋の回転寿司、駅前の大起水産の店。十数年通ってる店。京橋で回転寿司ならここが一番お勧め。ただしカウンターのみで狭い。でもうまい。

 エナガが巣立ちした。繁殖行動を発信することは野鳥に最も悪い結果を残す。ルール上も鳥見人としての基本姿勢からも一切発信してはいけないのだが・・・。

 今回無事巣立ちしたのでこのブログに。もみじ園で営巣し昨日1羽が巣から落ちて死ぬ。今朝は8羽が巣立って親の給餌を受けながら音楽堂西側上方向へ移動。
 何羽が生き残るか分からないが、可愛いヒナを見ていると心から応援する気持ちになる。

 参考までに、野鳥の営巣や繁殖、子育て、巣立ちヒナたちなどなどの写真はどこに出しても一切使われない。公に使われる事はないと決まっている。自分の楽しみの範囲でしか使えない。
 野鳥が好きなら愛しているなら、影響はどうかと常に意識するのが基本。私もいまだ答えが出ないが。

・ツバメ 7羽 空堀、内堀、太陽の広場東の森
・ツツドリ 1羽 赤色型 太陽の広場東の森。木々の隙間で観察は非常に困難。双眼鏡で数十秒確認。カメラを向けるが最悪条件。観察できただけでよしとすべきか。
・キビタキ ♂16♀2 太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、梅林南側上桜広場、沖縄復帰の森、飛騨の森ほか各所。
・エゾムシクイ 7羽 沖縄復帰の森、市民の森、飛騨の森、みどりのリズムほか
・センダイムシクイ 5羽 市民の森、飛騨の森ほか
・オオルリ ♂14♀1 元ヘリポート、飛騨の森、梅林南側上桜広場、音楽堂西側上、豊国神社裏、梅林ほか。
・コサメビタキ 1羽 梅林南側上桜広場

・エナガ 10羽 音楽堂西側上 巣立ち雛8。
・シロハラ 1羽 市民の森
・クロジ ♂♀2羽 元ヘリポート
・ツバメ 7羽 空堀、内堀、太陽の広場東の森
・コサメビタキ 1羽 梅林南側
・アトリ 1羽 みどりのリズム
・カルガモ 3羽 東外堀
・ヒドリガモ 1羽 東外堀
・オオバン 2羽 東外堀、西外堀
・クロジ ♂♀ 元ヘリポート
・キンクロハジロ 6羽 南外堀、内堀
・カワウ 2話
・シジュウカラ 9
・アトリ 1羽 みどりのリズム

■■ノジコ(1994.5.1 ヘリポート)
 日本野鳥の会大阪支部の探鳥会でノジコが出たと聞き急いで駆けつけて、双眼鏡でかろうじて見ることができた。
 2年前の4月以来の出合いで懐かしい。ただし、カメラを持っていなかったのが残念で、他の人が撮影しているのを見ていると少し悔しくなる。
 翌日からはノジコ一筋にねばってみる。早朝からヘリポートでただただ待つ。
 その結果数回の出合いがあった。主にムクノキの樹冠部に現れて常に採餌移動。とまっている姿を見ることは難しい。
 慣れると「チッ・チッ」とかすかな地鳴きの声で、やって来たことは分かるようになった。
写真は十分に撮れなかったが、渡り途中のノジコの雰囲気は頭の中に刻み込んだ。行動や鳴声などを含めた全体の雰囲気を知ると見つけやすい。来年以降、再び合うことがあればすぐに気付くだろう。
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コマドリ、サンショウクイ、ヒレンジャクなどなど 2022.4.20

2022年04月20日 | Weblog
 素晴らしい季節、散歩しているだけで気持ちいい。
 青屋門、ローソン裏でビール休憩しているとハイキング姿の団体が列をなして歩いて行く。ざっと見たところ平均年齢50~60くらい。歩こう会とかのグループだろう。どこまで行くのか、何キロくらい歩くのだろう。
 私も今朝に家を出てから3時間歩いている。この歳にすれば立派なもんだと自負してるが。

 オオルリ、キビタキ、コマドリなど夏鳥観察されるも特に多くない。
 サンショウクの鳴き声が園内各所で確認される。同じ個体が飛び回っているのだろうか。ヒレンジャク3羽が市民の森で観察されるが、すぐに飛んでしましたとの事。

・オオルリ ♂2 沖縄復帰の森、飛騨の森
・キビタキ ♂6 飛騨の森、市民の森、梅林南側上桜広場、一番やぐらほか
・コマドリ ♂1♀2 音楽堂西側上、飛騨の森
・エゾムシクイ 1 飛騨の森
・サンショウクイ 1 みどりのリズム~豊国神社裏~天守閣東側配水池~飛騨の森などなど各地で鳴き飛ぶ姿の観察。
・コサメビタキ 1 梅林南側上桜広場
・ヤブサメ 2 梅林南側上桜広場、飛騨の森
・クロツグミ ♂1 一番やぐら

・シジュウカラ 9 各所
・シロハラ 1 東外堀沿い藤棚
・ヒドリガモ 3 東外堀、内堀
・オオバン 8 東外堀、南外堀、西外堀、内堀
・エナガ 1 もみじ園
・キンクロハジロ 8 南外堀、内堀、北外堀
・アカハラ 5 豊国神社裏、梅林、市民の森ほか
・カワウ 4 西外堀
・チョウゲンボウ ♂1 太鼓やぐら跡向い空堀角の石垣
・アトリ 3 梅林南側上桜広場
・ヒレンジャク 3 市民の森
・ツグミ 1 梅林
・ヒヨドリ 36羽の群飛、西から北外堀を超えて飛騨の森へ
・アオバト ♂2 市民の森

■■ヒレンジャク(2011.4.4 南外堀南東)
 緑の自転車で通勤途中の女性が立ち止まってヒレンジャクをしばらく見ている。
 「毎日通っているのに気付かなかった。この場所にヒレンジャクがいるのをどうして見つけたのか」不思議そうに聞いてくる。
 連日、大阪城公園の隅から隅まで詳細に観察しているからだと答えるが理解できない様子。
 レンジャクの当たり年。南外堀沿いの桜にとまるようになった。堀に飛び出して虫を捕食し桜に戻る。
 レンジャクの飛来当初、園内各所に集まっていたカメラマン達も撮り飽きたのか、意外とここには集まってこない。良い写真を撮影するには、この場所の方がよりチャンスなのだが。
 おかげで、私は自由にアングルを考えて撮影することできた。
 緑の自転車の女性は 「スズメに餌をやっていたら、分からない鳥が出てきた。何という鳥だろうか」
 聞かれるが、話の内容だけでは詳細が分からない。野鳥に興味はありそうな様子。機会があれば詳しく教えてあげよう。
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ヤブサメ、コマドリ。ヤマシギ飛ぶ。 2020.4.19

2022年04月19日 | Weblog
 昨日に比べると今日はかなり少ない。オオルリもキビタキも観察情報だけで私は見ていない。
 もみじ園でヤマシキの飛翔や、一番櫓のクロツグミ、桜広場のヤブサメなどいい出合いもあったがやや物足りない気分。
 
 ランチに京橋へ歩いて行って回転寿司で飲む。孫娘が今月から就職したので昼ご飯を心配することがなくなった。そうなると自分だけの為に昼ご飯の用意するのが面倒、あてを摘まんで飲むだけでOKの昼ご飯になってしまう。

 料理って自分のためでなく、誰かのために美味しい物や栄養バランスの取れたものを作る作業とつくづく分かった。自分のためなら手抜きで何でもいい。

・アカハラ 8羽 太陽の広場東の森で5羽の群れ、他各所で計8羽
・シジュウカラ 14羽 目立つ繁殖期、各所に多い
・アオジ 6羽 太陽の広場東の森ほか各所
・ヒドリガモ 3羽 東外堀2、内堀1
・カルガモ 1羽 東外堀
・オオバン 10羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀
・アトリ 2羽 みどりのリズム
・シロハラ 4羽 みどりのリズム、市民の森ほか
・クロツグミ ♂♀ 一番やぐら、音楽堂西側上
・ツグミ 2羽 天守閣東側配水池、豊国神社裏
・コマドリ ♂2♀1 音楽堂西側上、市民の森、音楽堂西側上
・キビタキ 2羽 飛騨の森、ノースロップの森
・メジロ 4羽 
・オオルリ ♂1 沖縄復帰の森
・ヤマシギ 1羽 もみじ園を市民の森方向へ飛翔
・シメ 天守閣東側配水池
・センダイムシクイ 1羽 音楽堂西側上
・マガモ 2羽 南外堀
・キンクロハジロ 2羽 南外堀
・カワウ 6羽 西外堀
・ツバメ 2羽 空堀上空飛翔
・ハシボソガラス 青屋門

ヤマシギ(1994.3.11 空堀) ②
多分昨年と同じ個体だろうか。今期もヤマシギが空堀の中へやってきた。
どこの山で夏を過ごし、子供を育てたのだろうか。秋になると越冬にやってくる。
堀の上からのぞく人々を、ときどき気にするように見上げながら、餌をとったり草の中に顔をうずめたりして休息する。
無表情に見える顔付きをしているが、目を見ていると思慮深いように思えてくる。何を思っているのだろうか。          
  
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コマドリ、コルリ、ノジコ・・などなど 2022.4.18

2022年04月18日 | Weblog
 心地よい日差しに爽やかな風。そして退屈しない程度に次々と鳥たちと出合う。素晴らしい季節。

 飛騨の森でノジコが見られ、音楽堂西側上ではコルリが撮影され、コマドリは今日もさえずっている。
 ノジコは昨日も観察撮影されている。コルリは今期初。コルリにしては早い初認だ。オオルリキビタキもまずまず悪くない。何より園内を歩いているだけで気持ちいい。

〇夏鳥は次のとおり。種数も多く楽しめる日だった。
・キビタキ ♂9 市民の森、豊国神社裏、飛騨の森、愛の森ほか。 
・オオルリ ♂7♀1 市民の森、音楽堂西側上、天守閣東側配水池、愛の森ほか
・ノジコ ♂1 飛騨の森。昨日も観察撮影されている。環境省、準絶滅危惧(NT)に指定されている。世界で繁殖は日本のみの貴重な種。
・コルリ ♂1 音楽堂西側上。いつも同じ事を言ってるがコルリは春に来るのが遅い。昨年で言えば4月25日が初認。それからすると今期の初認は早い。
・エゾムシクイ 3 音楽堂西側上、東外堀沿い
・センダイムシクイ 2 音楽堂西側上
・コマドリ ♂音楽堂西側上さえずりも。♀山里丸
・ヤブサメ 6 音楽堂西側上、梅林南側上桜広場、愛の森、飛騨の森
・クロツグミ ♂2 一番やぐら追いかけ合う
・サンショウクイ 1 市民の森、飛騨の森で鳴き声と
・コサメビタキ 2 市民の森、飛騨の森

〇漂鳥、冬鳥、留鳥など。
・シジュウカラ 10 各所
・シメ 2 飛騨の森
・アカハラ 1 みどりのリズム
・メジロ 9 みどりのリズムほか
・アオバト ♂1 市民の森石の水場、鳥友が繁殖期が近付いて色が鮮やかになっているように見えると。
 そう言えば、顔から胸の黄色に緑をごく少し加えた色合いはどう表現すればいいのか、実に鮮やかで美しい。決して新緑に負けない。秀逸としか表現できない。
 一方雨覆いの色は赤紫や栗色や赤ワイン色などなど表現されているが、実物を目にすると、一瞬にしてそれらの表現を超える。実に美しい。
 ただしあえて言えば、嘴の色だけは変えてくれと神に願う。真黒か真赤、あるいは濃い赤がいいと思う。まさか神が手抜きしたとは思わないが。
・エナガ 2 沖縄復帰の森、羽が乱れている
・コゲラ 1 城南地区
・シロハラ 1 豊国神社東
・クロジ 2 飛騨の森
・アオジ 4 梅林南側上桜広場、飛騨の森
・ウグイス 1 愛の森
・ハシボソガラス 1 青屋門

〇水辺の鳥
・ヒドリガモ 2 東外堀
・カルガモ 4 東外堀、北外堀
・オオバン 11 東外堀、南外堀、西外堀、内堀
・キンクロハジロ 3 南外堀、北外堀
・コガモ 4 南外堀
・カワウ 6 西外堀、内堀、北外堀
・ゴイサギ 1 北外堀

■■ノジコ(1992.4.27 音楽堂西側上)
 音楽堂西側上で樹冠部の梢の中を採餌移動するのを偶然見つけた。詳しく見えないがアオジにしては印象が違うので初めは何だろうと思った。
 双眼鏡で追っていると、娘がノジコだ!と声を出した。
 常に動き回り葉に隠れ十分に観察も撮影もできないうちに飛び去ったのは残念だった。この公園で観察例は非常に少ない。個体数が少ないかも知れない。環境が合わないのかも知れない。
 春秋の渡りの時期にこの公園を通過するが、音楽堂西側上より適した場所があるのではないか。とも思うが分からない。
 再度の出合いを期待しているが、どこで待てばいいのだろうか。今のところ思い付かない。
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少しさみしい。渡りの谷か? 2022.4.15

2022年04月15日 | Weblog
「春の渡りは日替わり」 今朝の渡りはやや低調。
 天気予報もすっきりしない。とりあえず折り畳み傘をリュックに。
 園内は雨に洗われた新緑が目に優しい。音楽堂西側上の通路で、ツツジの中からコマドリのさえずりが耳に優しい。

 今日の渡りは谷だった。山もあれば谷もある。渡りの期間中変化なしに次々とやって来る訳ではない。夢のようだった火曜日を思うと少し寂しいがそれでも春の渡り。

 いくつかの夏鳥に合えた。特によかったのは、オオルリ、ウグイスとともに日本三鳴鳥の一つとされるコマドリのさえずりが楽しめたこと。こんな素敵な声を身近で聞くと来てよかったと思う。

・ツグミ 5羽 太陽の広場東の森、もみじ園、元射撃場、梅林南側上桜広場
・シロハラ 10羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム、もみじ園、音楽堂西側上ほか
・シジュウカラ 8羽 各所
・オオバン 11羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・オオルリ ♂2羽 みどりのリズム、市民の森
・アオバト ♀1羽 市民の森
・コサメビタキ 2羽 市民の森、梅林南側上桜広場
・キビタキ ♂1羽 みどりのリズム
・アオサギ 1羽 東外堀
・コマドリ ♂1羽 音楽堂西側上
・ヨシガモ ♂1羽 南外堀
・キンクロハジロ 7羽 南外堀、内堀
・カイツブリ 1羽 南外堀
・カワウ 5羽 西外堀、内堀
・ツバメ 3羽 大手前上空飛翔
・ハクセキレイ 2羽 多門櫓屋根、内堀
・クロツグミ ♂1羽 蓮如道路南。フレンドリーな奴。今日はカメラマンなど誰一人いないので近くでゆっくり観察1S個体。
・ヒドリガモ 9羽 内堀、北外堀
・カルガモ 1羽 内堀
・マガモ 1羽 内堀

 昨日教育塔裏でウソが観察されたと聞くが詳細不明。一昨日は♀が観察撮影されている。

 カメラのピントが不調。春の渡りの時期なので、点検に出すと1週間以上使えないので困る。
 一眼レフは構造上、絵が写るセンサー部とは別の場所でピントを合わせるので、ズレが生じる事がある。ミラーレス一眼はセンサー上でピント合わせするのでズレる事はない。

 だましだまし使っているが何となく気が重い。このまま春の渡りが終わるまで我慢するしかないだろう。いっその事完全に壊れてくれたらR5に買い替える動機になるんだけど。

 カメラ各社の一眼カメラ開発はミラーレス機に移って、レフ機の新型は開発されていない。なのでEOS7DマークⅢでも出れば嬉しいがそうはならない。
 野鳥より長い、私の愛機歴はこれが最後になりそうな気がする。

■■クロツグミ(2009.4.26 教育塔裏人工川)
 よく知られた「60にして耳にしたがう」孔子が論語の中で生き方を説いている。60歳ともなれば、経験も豊かで 「他人の話も反発を感じないで、素直に聞ける分別も付く」と言う事。
 2年ほど前に還暦を迎えたがさっぱりだめ。修行が足りないのか、いい加減に生きてきたからなのか、そんな分別は付いていない。
 嫌なニュースを見ていると腹立たしくなる。気に入らない奴とは付き合わない。物欲も、性欲も、食欲も能力は別としてもすべてある。
 そんな事を思い巡らせながら教育塔裏から人工川へ向かうと、突然流れの上の枝にクロツグミが飛び出してとまる。
 一昨日に林の中からさえずりが聞こえていたのはこの個体だろう。そーとカメラを向ける。少しドキドキしながら。
 数枚のシャッターを切る。クロツグミは奥の林の中へ飛び立つ。よしよしとうれしい気分。60を超えても変わってないなと。所詮その辺にいるただの酒飲みジジイだ。まあこのスタイルで生きていこう。
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昨日より減少も 春の渡り続く 2022.4.13

2022年04月13日 | Weblog
 曇天だけど、暖かいというより汗をかくほど暑い。
 それにしてもタイガースここまで負け続けるのも驚き。私は熱心なファンでないから負けても佐藤がホームランを打てば、よかったと喜んでいる。でもひでキングは眠れない日々を過ごしているのでは。

 朝出かける準備をしていると、市民の森でエゾムシクイが鳴いてると大将から。早くもエゾムシクイ到着か。しかし私は今期センダイムシクイの声さえ聞いていない。
 ごく近くでないと聞こえないのだ。エゾムシクイとなると、一段と高音で聞こえるか自信がない。

 園内どこでも見られた昨日のあのオオルリ騒ぎは一段落して一気に減少。山へ行ってしまったようだ。今日もそれなりに見られるが春の渡りは日替わり。

 オオルリ♂は、いい場所を見つけて素敵な♀に選んでもらうため大変だ。選択権は♀にある、♂は必死にアッピールする。
「ピーリーリージジ」
「ここにイケメン居るよ。子育てにいい巣があるよ」
「こら!!他の♂!ここは俺の場所や、来るな(怒)」

 だいたいこんな意味で必死にさえずっている。
 野鳥のさえずりは人に心地よいけど、かってな解釈で本当は迷惑だと言ってる。
 エナガの「ジュリュリュ・ジュリュリュ」は警戒音。「来るな!来るな!危険者だ!」
でも私たちには可愛い声に聞こえる。シジュウカラの「ジュクジュク」も同じと言われている。
 突き詰めていくと野鳥との関りは難しい。

・オオルリ ♂3♀1 太陽の広場東の森、市民の森、豊国神社裏。昨日と様変わり一気に減少。
・シジュウカラ 19羽 各所に多い。繁殖行動。
・ツグミ 3羽 太陽の広場東の森、大手前、梅林南側上桜広場
・シロハラ 12羽 太陽の広場東の森ほか各所。本種と思われるさえずりの声も
・クロツグミ ♂3羽 太陽の広場東の森、市民の森、梅林
・アオジ 4羽 太陽の広場東の森、飛騨の森
・ウソ ♀1羽 今朝一番人気だったのがこれ。市民の森~豊国神社裏~ミライザ裏~飛騨の森
・キビタキ ♂5♀2 みどりのリズム、太陽の広場東の森、市民の森、修道館裏、飛騨の森。
・エゾムシクイ 3羽 市民の森 さえずる時間もあったが一気に鳴かなくなったと。
・センダイムシクイ 1羽 市民の森
・コサメビタキ 1羽 市民の森
・アカハラ 5羽 梅林、市民の森、もみじ園
・アオバト 1羽 梅林南側上桜広場
・コマドリ ♂3 本丸日本庭園、音楽堂西側上、市民の森
・コムクドリ 6羽 元射撃場メタセコイヤにとまる
・メジロ 14羽 各所
・イカル 1羽 愛の森

 水辺の鳥はますます減少。
・ヒドリガモ 12羽 東外堀、内堀、北外堀
・オオバン 13羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・アオサギ 2羽 東外堀、第二寝屋川
・オカヨシガモ 1羽 北外堀
・キンクロハジロ 6羽 南外堀、内堀
・カワウ 7羽 南外堀、西外堀
・コガモ 4羽 南外堀
・カイツブリ 1羽 南外堀
・カルガモ 3羽 内堀、北外堀
・マガモ ♂2羽 内堀
・コサギ 1羽 北外堀~内堀へ

■■コイカル(1996.1.7 ピースオオサカ東)
 振り返ると色々な出来事があって本当に昨日のように思う。生活だって鳥見だってそうだ。
鳥見そのものが人生と思う今日このごろ。しかし振り返るにはまだ早い。
 4年前に桜の花とともにイカルとコイカルがよく見られ何枚かの撮影をした。それ以降チャンスがなく、昨年もよい場面に出合えなかった。
 今回は久しぶりの撮影となった。音楽堂西側上にいるときSK氏が無線でイカルとコイカルがいると知らせてくれた。ピースオオサカへ行くとイカル2羽とともにコイカルが1羽じっと動かず。快晴でバックの空が青い。
 4年前とは全く状況が違うがその当時のことを思い出した。
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オオルリなど夏鳥 あふれる ♪♪ 2022.4.12

2022年04月12日 | Weblog
 今日も素晴らしい春の渡り。至るところにオオルリ、キビタキなどなと。
 出会う人たちから次々と観察情報をいただくが、多すぎてメモしても混乱してしまう。
 少ない時はメモとともに頭で整理されている。今日のようになると私の頭では容量オーバー処理不能。何がなんだか?状態。

 カメラを向けている人がいると9割はオオルリ。今日のブログのタイトル。「オオルリ乱舞!」あるいは「オオルリ爆発!」 にしようと思ったが、乱舞や爆発はその種が25羽を越えた時と自主規制しているので今朝は、あふれる。
 でもこんなのは2~3年ぶりで気持ちは昂り、乱舞!爆発!

・オオルリ ♂19・♀2 音楽堂西側上、もみじ園、修道館裏、飛騨の森、市民の森、東外堀沿い、太陽の広場東の森、みどりのリズムその他全域。至るところオオルリ。実数は、多分これよりずっと多いだろう。
・キビタキ ♂11 みどりのリズム、市民の森、飛騨の森、音楽堂西側上ほか。みどりのリズムで目の前を2羽が追いかけ合う。久しぶりのさえずりも耳にする。
・センダイムシクイ 6羽 市民の森、元ヘリポート、梅林。今鳴いてると言われたが聞こえず。キビタキのさえずりは聞こえたのに?
・サンショウクイ 3羽 市民の森1羽大将撮影。豊国神社裏2羽。ともに亜種サンショウクイ確認済み。
・ヤブサメ 1羽 音楽堂西側上
・コサメビタキ 3羽 梅林南側上桜広場、市民の森
・クロツグミ ♂5♀1 音楽堂西側上、豊国神社裏、一番やぐら、市民の森。蓮如上人袈裟掛けの松の道を挟んで南側のクロツグミ♂、しばらく前から滞在中もフレンドリー。
・コマドリ ♂1 音楽堂西側上 さえずりも確認される

 夏鳥以外も多く
・アオバト 4羽 市民の森石の水場に。沖縄復帰の森で鳴き声と
・アオジ 5羽
・アカハラ 2羽 市民の森
・シジュウカラ 16羽 各所 さえずりも多い
・エナガ 3羽 市民の森、沖縄復帰の森
・メジロ 7羽 
・シロハラ 9羽 各所
・ツグミ 4羽 音楽堂西側上ほか
・ヒレンジャク 6羽 天守閣東側配水池から豊国神社裏方向への観察と 
・コゲラ 豊国神社裏

・ヒドリガモ 13羽 東外堀、北外堀
・オオバン 20羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・コガモ 6羽 南外堀
・カワウ 6羽 南外堀、内堀、西外堀
・オカヨシガモ 2羽 内堀、北外堀
・ゴイサギ 2羽 北外堀
・カルガモ 3羽 北外堀、第二寝屋川

 昨日カメラマンが一番賑わっていた飛騨の森のコマドリは飛去して、その場所には数人がいるのみ。聞くとシロハラがくるのみと。
 ノゴマもコマドリも一日で大阪城公園を通過して行った。繁殖地へ向かっているのだろう。オオルリも毎日見られているが、次々入れ替わっていると思われる。
 
■■ミゾゴイ(1992.5.1 森ノ宮噴水南)
 バーダー誌の5月号に「森の隠者」として記事に出ていたが、それほど目にする事が難しい鳥に大阪城公園で出合えるとは思ってもみなかった。
 観光客などが通る場所から少し離れた、ひと気のない林の中でバーダー達が声をひそめ足音をひそめ、図鑑と見比べながら鳥と見つめ合っている姿は、異様であり滑稽でもある。同好者でなければ理解できないだろう。
 林の中をゆっくり歩きながら時々静止して地面を凝視し、素早い動作で落ち葉の中にくちばしを突き出して採餌する。落ち葉の下の餌を感知できるのか、始めは落ち葉を跳ね飛ばし、二度目にミミズのようなものを捕食した。
 人に気づくと早足で草木の陰に逃げ込むか、または羽音のしないフワッとした飛び方で枝に飛び上がり首を伸ばして擬態姿勢のまま動かなくなる。
 静かに近づくと20メートルほどでも動かず詳細に観察することができた。夜間に出かけるが鳴き声は聞けなかった。5月5日までここに滞在したが、居心地はどうだったのだろうか。 

 後日、この写真は文一総合出版が企画募集した写真集 「日本の鳥 1992」 に採用され頁を飾ったのも忘れられない思い出となった。
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夏鳥つぎつぎと!春の渡り満開 2022.4.11

2022年04月11日 | Weblog
 振り返ると去年の春の渡りは低調だった。秋の渡りもだめだった。そしてこの冬もさっぱりで、鳥友と出会うたびに「居ない居ない」があいさつだった。

 そして始まった今年の春の渡り。素晴らしいスタート、夏鳥が次々とやってくる。この土日もかなり賑わったようだ。この春の渡りは期待できそう!

 大阪城に着くとすぐにオオルリ♂1羽観察。東外堀を見てみどりのリズムへ向かうと自転車の山男Tさんに出会う。

 大将が凄いのを見つけたから、すぐに市民の森に行ったら?と言う。そこへ向かう途中もオオルリ♂観察、2羽目に合う。今日はいい予感♪

 市民の森でベンチに座る大将。ミゾゴイが市民の森から太陽の広場東の森を飛び回り、数羽のカラスのモビングを受けて。
 同じくヤマシギも飛び、オオルリ、キビタキ、コマドリ、クロツグミ、クロジ、センダイムシクイほか夏鳥が次々と。今朝の市民の森はパラダイスだと言う。

・オオルリ ♂7♀1 太陽の広場東の森、みどりのリズム、梅林南側上桜広場、音楽堂西側上、豊国神社裏ほか。
・ミゾゴイ 1羽 上記
・ヤマシギ 1羽 上記
・クロツグミ ♂6♀2 市民の森、一番やぐら、太陽の広場東の森ほか
・センダイムシクイ 6羽 市民の森ほかさえずりも。ただし私は聞こえない。
・クロジ 1羽 市民の森
・コマドリ 3羽 ♂市民の森、飛騨の森、♀市民の森。今朝一番賑わっていたのは、飛騨の森のコマドリ。20~30人のカメラマンが取り囲んで撮影
・キビタキ ♂2羽 市民の森、豊国神社裏
・コムクドリ 1羽 梅林南側上桜広場
・コサメビタキ 1羽 梅林
・アカハラ 5羽 みどりのリズム、市民の森
・コムクドリ 1羽 梅林南側上桜広場
・ツグミ 4羽 太陽の広場東の森、大手前、梅林ほか
・メジロ 14羽 各所
・シジュウカラ 22羽 各所、さえずりも多い
・アオジ 8羽 太陽の広場東の森、市民の森ほか
・エナガ 3羽 梅林南側上桜広場、もみじ園
・アオバト 5羽 愛の森、市民の森
・イカル 2羽 市民の森
・シロハラ 11羽 市民の森ほか各所
・アトリ 1羽 梅林
・シメ 2羽 愛の森
・ウグイス 1羽 飛騨の森、さえずり

・ヒドリガモ 11羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀。昨年越夏のヒドリガモはどうか?
・オオバン 17羽 全ての堀
・カルガモ 4羽 東外堀、市民の森。早朝市民の森の中を2羽が歩いていたと。
・アオサギ 1羽 東外堀
・コガモ 7羽 南外堀
・キンクロハジロ 12羽 南外堀、内堀、北外堀
・カワウ 8羽 南外堀、西外堀、内堀
・ゴイサギ 2羽 北外堀

 カメラマンなど多くの出会った方々から種々の観察情報をいただく。混乱して情報を整理するのも大変、それほどにぎわった春の渡り。上記の情報以外、もっと多かったと思う。こんなのは久しぶり。正直多少混乱した。

■■コマドリ(2009.10.29・30 太陽の広場東の森)
 数年前から「大阪自然環境保全協会」主催の「大阪城バードウオッチモーニング」に講師として協力している。毎月第4水曜日。朝の7時から1時間の観察。もともとのテーマが鳥を見て出勤だったらしい。でも今の参加者は主婦らしき女性が多い。
 案内する者として参加者に喜んでもらいたいのは当然の思い。しかし鳥は出合い。毎回それなりに工夫して苦労している。
 今回は先日より餌付されているコマドリ。早めに現場で居るのを確認しておいて集合場所へ。もちろん大変喜んでもらえて講師としても満足。一応餌付に対して賛否両論があることは説明。
当然朝の1時間だけのため、空振りで辛い時もある。多少しんどい時もある。もう辞めようと思いながら数年続けている。
 あえて続けている理由をさがせば、勉強になる事も多い。例えば説明のために多少予習もする。頭の中で分かっているつもりの事も、言葉に出して人に説明するには、それなりの整理が必要だからだ。
 あらためて図鑑の説明を読んだり、資料を引っ張り出したりして、解説の内容を検討する。この事で再認識する事も多い。
 人生イコールK。棺桶に入る時は、良かった事も悪かった事も清算されて皆一緒。イコールK。振幅幅の大小の違いが人生。
 「鳥」をしなかったら、新聞やテレビに出る事もなかっただろうし、人に野鳥の解説をする事もなかった。ただの勤め人で終わった人生。まあ、いろいろある方が面白いだろう。コマドリを前に、鳥に本格的に引き込まれるきっかけがコマドリだったのを思い出す。
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