大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

8/29 オオタカを目的に! コルリはピークを過ぎたかも。

2015年08月29日 | Weblog
 昨夜から今朝の行動は決めていた。
 夜明けに合わせて本丸へ直行。西の丸庭園のオオタカを見て撮影する。他は回らずにそれだけを目的。

 5時ごろに窓の外を見ると、辺りが暗い。小雨が降っている。せっかくその気になっているのに。
 パソコンで雨雲レーダーを見ると6時半ごろには上がりそう。オオタカが飛び立つのが、それくらいの時間なので間に合うか微妙。

 迷ったが、明日からしばらく天気が悪い。空振り覚悟で出かけることにした。
 結局着いたのが6時半ごろ。
 何人かがカメラを構えているだろうと予想していたが誰もいない。

 何も障害もなく見やすい枝にこちらを向いてとまっている。ただし遠い。やがて一人の青年がスコープをかかえてやって来た。
 立ち話をしていると、東京から鳥見のために一人でやって来たという。現代風のイケメンだ。

 「ハウストンガリコーン」 のTVコマーシャルの俳優に似ている。私が名刺を渡すと、ネットで私の名前を知っていた。驚いて、まさか本人に会えるとは! と大変喜ばれて握手を求められる。

 麻布大学の学生で野鳥研究会に入っているそうだ。
 NHK紅白歌合戦。計数器で数える有名な行為。あれをやっているのが麻布大学野鳥研究会で、昨年暮れもやったという。
 今度は私がびっくり。NHK紅白歌合戦でカチャカチャカウントしている人と握手するとは。

 帰宅後、孫にハウストンガリコーンの人は誰か聞くと、中山優馬という俳優らしい。よく似た青年だった。
 彼は、さきほどサンショウクイ6羽がこの上を飛んで通過と。


 オオタカはその後飛び立った。近い枝にとまる。あわててカメラを向け連写。カラスがきてすぐ後ろの木の中に移る。
 それからは前の枝葉が邪魔になってすっきり見えない場所。そのまま落ち着いた様子。8時15分動きそうにないのであきらめる。

 まっすぐ帰るつもりだったが、飛騨の森にコルリがいるとのことでちょっと寄って帰ることに。

 飛騨の森では、コルリ♂、♂若、ヤブサメ、センダイムシクイ、エゾムシクイ。
 20人くらいのカメラマンがコルリやヤブサメを撮影。

 帰宅後パソコンにオオタカを取り込む。
 きりっとした鋭い目つき、胸の横斑。なかなかいい感じ。上出来。昨年もこの時期は同じように見られた。オオタカ成鳥に会いたい方は今がチャンス。
 本丸の売店トイレ北側内堀沿いから西の丸庭園を望むこと。

 今日は、オオタカ以外、飛騨の森しか回らずに帰宅。
 コルリの今秋1日最多のピークは、多分終わったと思われる。9月に入ってもぱらぱら観察されるだろうが。

 今後は、オオルリ、キビタキはもちろん秋は 「トケン」 今秋はどうだろうか。 そして10月に入ると 「春のコマドリ 秋ノゴマ」
 毎日 毎日 どんな鳥たちと出会いがあるが。出会いの秋 胸いっぱいになる秋がすすむ。

※追加情報=キセキレイ1羽。人工川。

●今日の素敵な鳥たち。
 サンショウクイ、ツバメ、アオサギ、センダイムシクイ、オオタカ、エゾムシクイ、ヤブサメ、コルリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、キセキレイ、キビタキ、サンコウチョウ、オオルリ、キセキレイ。
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8/28 コルリ多し。サンショウクイやヤブサメも。

2015年08月28日 | Weblog
 昨日は約束があって、早朝に少しだけ大阪城を回った。夕刻前に帰宅したが、やや疲れていてブログ更新の気力が出ない。かろうじて、出た鳥を並べて更新は終わり。

 今朝は疲れがあったのかよく眠れて、いつも4時頃には目覚めるのに気付くと6時。 朝食や出かける準備で、かなり遅れて家を出た。
 けがの功名とでも言うのか、これが功を奏して意外と鳥たちが動いている。

 これまで夜明けすぐの、太陽の広場東の森や市民の森は実に静かで何も見られなかった。 ところが今朝は、ヒヨドリやシジュウカラやカラスの声がにぎやか。
 早速、樹冠部にセンダイムシクイ見つける。なかなかいい感じ。

 セミも鳴きだしている。驚いたことに、今日も音楽堂西上と教育塔裏でミンミンゼミが鳴いていた。
 20数年間大阪城公園を観察しているが、ミンミンゼミはひと夏に1回も聞かれるかどうか。全く聞かない夏の方が多い。
 しかしこの夏は、先日から書いているように毎回耳にする。しかも複数。
 気候の変化が、何らかの影響を与えているのか・・・?

 センダイムシクイは、太陽の広場東の森、音楽堂西上、修道館裏、天守閣東配水池、飛騨の森、梅林南など6羽。修道館ではエナガ6羽とシジュウカラとの混群の中。

 スズメ目の鳥の換羽の基本。今の時期に全身換羽する。だからぼろぼろの個体も多い。 この春に生まれたヒナは、この換羽をまでを一般的に幼鳥と呼ばれる。(慣用的に使われている)
 そして、換羽した結果の羽衣、第1回冬羽(1W)で冬を過ごし、春に部分換羽をして第1回夏羽(1S)になる。

 アオサギが、東外堀、人工川、本丸日本庭園池で計3羽。
 ササゴイは南外堀で1羽。
 コサギは人工川で1羽。
 
 例の事故から復帰し何度か大阪城公園を回ったが、出会った多くの方から 「元山さん~大丈夫?」 と声をかけられた。中には帽子の下の顔をのぞき込む方も。
 でも、今は99パーセント回復して痕跡もない。見た目も体力も全く変わらない。元気!元気!
 みなさんありがとう♪ 顔も体力も元より以上に元気びんびんです♪

 コルリは、飛騨の森で♂成鳥1羽。大将の撮影した写真を見せてもらったが、なかなか見やすい所に出てこない。

 一方♂若は2羽。これはかなりよく出てくる。見やすい。
 ♀2羽もまずます見られる。 何故か飛騨の森のユキヤナギにコルリが集まっている。
 10人くらいがカメラを構えていた。飛騨の森だけでコルリ5羽。

 西の丸庭園にコルリ♂若1羽。天守閣東配水池にもコルリ♂若1羽。 結局今朝のコルリは計7羽。

 サンショウクイが2羽愛の森で。
 コサメビタキ1羽。2番やぐら跡。
 ヤブサメ、飛騨の森1羽。

 南外堀で3羽の鳥が飛んできた。シギチだ!
 瞬間、頭に浮かぶのはイソシギ。大阪城公園でのシギチは限られている。石垣にとまったので、急いで双眼鏡を向けるが小さくてよく判断できない。

 一方思い出すのが、5月21日に飛んだキアシシギ。その時、初めはイソシギだと。
 今回は逆にキアシシギかも。 あの時は飛び立つカワウを撮影しようと、それに合わせてカメラの準備ができたところに飛び込んできたから撮影できた。

 今回、カメラはリュックの中。 あわててカメラを取出し石垣に向けて数枚。飛び出すと東の方に見えなくなり、再び現れて大手門を超えて西外堀方向へ見えなくなる。
 残念で悔しい。でも会えてよかったの思いも。

 カメラのモニターを拡大するもはっきりしない。
 その後、大手門から修道館裏へ向かう、いつものコース。 でも頭の中は、あれはなんだった???

★イソシギとする理由。
・キアシシギは1回のみの珍鳥、ここではイソシギが普通。
・大きさはイソシギ程度。キアシシギほどに見えないと思う。
・キアシシギは胴長。これはそう見えない。
・かろうじて肩に食い込む白があるように見える。
・キアシも振るが、腰を振っているようだ。

★キアシシギとする理由。
・1回の記録があると、案外その後続くことがある。
・イソシギ3羽が優雅に飛び回るのを見たことがない。
・水面低くギックギックとした翼の動きで一直線に飛ぶイソシギとは違う飛び方の雰囲気。
・飛んでいる瞬間、白い翼帯が見えた気がする。

 帰宅後、パソコンに取り込み、無理やり拡大や露出調整して確認。結果イソシギで間違いない。
 で、今日の記録にイソシギ3羽、南外堀。 どっちだった方がゆっくり眠れたかな。

●今日の素晴らしい野鳥たち。
 センダイムシクイ、シジュウカラ、アオサギ、カワウ、ササゴイ、コサギ、カルガモ、イソシギ、コゲラ、エナガ、コサメビタキ、サンショウクイ、コルリ、オオタカ、キビタキ、ヤブサメ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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8/27 コルリ、サンコウチョウなど

2015年08月27日 | Weblog
 珍しく飛騨の森と青屋門でミンミンゼミが鳴く。
 朝のうちはやや涼しくなってきた。そのかわり蚊が元気になってきて、少し立ち止まるとすぐにかまれる。

 コルリは愛の森で♂の若が1羽のみ。もう少し多くてもいい。案外少ない。この土日辺りがいいかも?
 サンコウチョウが天守閣東配水池で2羽。
 センダイムシクイは、天守閣東配水池、飛騨の森、市民の森で5羽。
 エゾムシクイが飛騨の森で1羽。
 ヤブサメが愛の森で1羽。
 キビタキ♀型が飛騨の森で1羽。
 ツバメ1羽が空堀を飛ぶ。
 ササゴイの幼鳥1羽、南外堀。

 アオサギ、東外堀1羽。
 カワウ、南外堀と第二寝屋川で5羽。
 ハシボソガラス人工川で2羽。
 オオタカ成鳥、西の丸庭園から飛騨の森上。
 カワセミ、東外堀1羽。
 
 カルガモ6羽、北外堀。
 ホシハジロ1羽、北外堀。
 キンクロハジロ1羽、北外堀。

※追加情報=豊国神社裏、コサメビタキ。市民の森、キビタキ♀型、オオルリ♀。西の丸庭園、オオルリ♀・♂若、コサメビタキ。

●今日の可愛い鳥たち。
 アオサギ、シジュウカラ、ササゴイ、カワウ、ツバメ、センダイムシクイ、ヤブサメ、コルリ、オオタカ、エゾムシクイ、カルガモ、カワセミ、キビタキ、サンコウチョウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、コサメビタキ、オオルリ、キビタキ。
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8/24 コルリに会いたい方は 今がチャンス。

2015年08月24日 | Weblog
 最高気温32度は暑くない。子どものころは、とんでもない気温と感じていたのに、36度や37度を経験すると32度は楽に思える。
 実際、早朝の大阪城公園は快適。風が頬に心地よい。

 昨日はコルリが各所に出て、追加情報など合わせて計5羽となった。

 今日は、愛の森に♂若と♀。飛騨の森に♂若2。合わせて4羽。しかし愛の森ではもう少し多く観察との話しもある。その上西の丸庭園の休園日。
 これらを勘案すると6羽~7羽でもおかしくない。 いよいよコルリの渡りが本格的になってきた。

 これらから推定すると、ここ1週間くらいがコルリのピークと思われる。コルリに会いたい方は、早目に来城を計画してください。

 いつも言うようにコルリの渡りはそう長く続きません。夏鳥の中ではトップグループで日本を後にして南へ向かいます。 今がチャンスです。

 昨日はよく見られたセンダイムシクイ。今日は音楽堂西上と豊国神社裏で計2羽のみ。

 コサメビタキが2羽、豊国神社東から一番やぐら辺り。時に追いかけ合う。
  
 ササゴイが1羽。南外堀。

 天守閣東配水池では、オオルリ♀1羽。今秋初。 今秋も徐々にいつもの夏鳥たちが・・・・。

 教育塔裏人工川で、今日もマイコアカネが目にはいる。♂のきれいな奴がすっと伸びた形のいい草にとまっている。あまりにフォトジェニック。
 
 今使っているキヤノンの100-400Ⅱは、最短撮影距離が98センチでかなり寄れる。最大撮影倍率は0.31倍。
 花や小さな昆虫を撮影するのにもむいている。 いい雰囲気のマイコアカネが撮れたが使う目的がない。

※追加情報=市民の森、サンコウチョウ♀型2羽、コサメビタキ、オオルリ♀、エゾムシクイ。天守閣東配水池、サンコウチョウ♀型、コサメビタキ。本丸日本庭園池裏、ヤブサメ。


●今日の可愛い鳥たち。
 メジロ、シジュウカラ、アオサギ、センダイムシクイ、カルガモ、ササゴイ、コサメビタキ、オオルリ、コルリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、サンコウチョウ、エゾムシクイ、ヤブサメ。
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8/23 コルリ、サンコウチョウ、コサメビタキ、センダイムシクイ・・・

2015年08月23日 | Weblog
 今秋の渡りも順調にすすんでいるようだ。

 いつものようにお茶を1本買って飲みながら歩く。大手前で空になったが、これまでのように、ビールまで我慢せず自販機へ。ひでキングお勧めの麦茶がない。
 「ソルティライチ」 というのを見つける。誰かが飲んでいたような記憶につられて購入。

 それも大阪城ホール辺りで空になる。もう1本買おうかと悩む。これまで1本だったのに。「なますを吹く」 みたいな状態。
 水上バス乗り場で、エイ!とばかりに缶ビールを買う。 たしかケチャップ姉さんから、帰宅するまで飲むなと。記憶はあるがやはりだめ。

 でも、いつもと違って350ミリサイズを買うところは結構真面目な性格かも。


・コルリ。飛騨の森に♂1羽。愛の森に♂若1羽。西の丸庭園に♀1羽。今の時点では3羽だが、これ以上にいると思う。あるいは、近いうちに一気に飛来する日があるだろう。

・サンコウチョウ。豊国神社裏で♀1羽。その後、水場で水浴との事。サンコウチョウの水浴びの観察例は少なく、過去の記録では、同じ豊国神社裏と天守閣東配水池での2回のみ。珍しい観察。

・コサメビタキ。沖縄復帰の森で1羽。

・センダイムシクイ。音楽堂西上、沖縄復帰の森、豊国神社裏、豊国神社東、2番やぐら跡などで計10羽と多い。地鳴などは全くなかったが、一目でセンダイムシクイ!と思える個体が多かった。

・ツバメ。1羽が空堀を飛ぶ。

・エナガ。豊国神社南東。6羽がセンダイムシクイ、シジュウカラ、コゲラと混群で採餌移動。

・コサギ。人工川1羽。

・カイツブリ。内堀に1羽。

 人工川でマイコアカネを撮影していた、ひでキングと出会う。♂も♀も見られた。
 前に書いたかも知れないが 「マイコアカネ」 はいいネーミング。 野鳥では 「キョウジョシギ」 チョウなら 「スミナガシ」 

 カワウが、第二寝屋川、南外堀、北外堀で計5羽。
 コゲラが、豊国神社東で2羽。
 ハシブトガラスが、元博物館横で2羽。ここで見るのは珍しい。
 
 ウグイスが、沖縄復帰の森1羽。
 トビが、弓道場上を旋回1羽。
 
 縦間に動くものを見付けるとセミ。沖縄復帰の森で、ツクツクボウシ今秋初聞く。西の丸庭園では珍しくミンミンゼミ。大阪では少ないセミ。 季節とともに、出合う生きものたちが変わる。
 久しぶりに大阪城公園。やはり心が豊かになる。林を通る風に吹かれていい気分。

 先般の件でコメントやメールをいただきありがとうございました。たくさんの方からの応援に胸いっぱいになりました。

 思った以上、早く完治し、顔はごくわずかの傷を残すのみ、口中もほぼ回復。ストローも不要になりました(笑)
 鳥見再開です! これからも大阪城公園の野鳥情報を発信し続けます。あらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 みなさまもご自分の体を過信せずご自愛ください。

※追加情報=飛騨の森、コルリ♀、ヤブサメ。

●今日の素敵な野鳥たち。
 カワウ、シジュウカラ、コサギ、エナガ、センダイムシクイ、サンコウチョウ、コゲラ、ツバメ、コルリ、カイツブリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コサメビタキ、アオサギ、ウグイス、トビ、アオサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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8/16 センダイムシクイ1羽で帰る。まだ後遺症か。

2015年08月16日 | Weblog
 今朝は軽く回って様子だけでもと、ペットボトルのお茶をリュックに入れて早くから出かけた。
 しかし、真上の木々を見上げていると、すっきりしない気分。危ないかもしれない・・・・無理しないほうがいい。

 太陽の広場東の森でセンダイムシクイを1羽見つけたところで、無理しないで帰ることにした。知り合いに顔を見られたくない気持ちもある。どうした!!と驚かれるのが目に見えている。


 金曜日の事だった。
 警察官に声をかけられて気が付いた。
 路上に人が倒れていると、通行人から連絡があったらしい。

 京橋へ昼飯を食べに出かけ、回転すし屋でビールや焼酎を飲み、帰途に向かった時、忘れていた銀行への用を思い出した。そちらへ向かおうと思ったが・・・その後の記憶がない。

 結局、その場所から1キロほど離れた路上で倒れていた。そこまで何の記憶もない。通った道も分からない。意識朦朧としながら歩いていたのだろう。

 警察官に住所名前を聞かれ、ちゃんと答えたらしい。救急車もいらない。と断ったと後から聞く。

 「熱中症だ!」 やってしまった。まさか自分が熱中症で倒れるとは。
 大阪城へ出かける時は意識して水分を取っているが、あの日は朝からビールなど飲んでいて、まったく水を飲んでいなかった。
 アルコールを飲む時は、水も飲むよう言われていたのだが・・・。

 顏から路面に倒れたらしく、額、目、頬、鼻、鼻の下、唇、口の中、歯、顎などから出血と腫れ。見られない顔。
 人には注意していたのに、まさか自分が熱中症で倒れるとは。

 皆さんも、他人事だと思わないで、意識して水分を取ろう。アルコールは水分の代わりにならない。

 車道に倒れたり、高い所から落下したり、後頭部を強打したりしなかったのが、不幸中の幸い。
 命があってよかったが、完治するまで、しばらくかかるだろう。 顔中が傷だらけで、腫れあがって見られない姿。情けない。
 先週はあまりいい週ではなかったなぁ。ちょっと落ち込み気分。

 本格的な秋の渡りが始まるまでに完治しないと。ただし顔の傷跡が完全に消えるには、しばらくかかるだろう。
 コルリにも合いたかったなぁ。

※追加情報
  サンコウチョウ♀、音楽堂西上。
  コルリ♂、西の丸庭園。
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8/11 静かに秋の渡りが始まっている。

2015年08月11日 | Weblog
 静かに秋の渡りが始まっている。

 今朝はもみじ園の西側斜面でエナガを見つける。数えているとシジュウカラもコゲラ、メジロも出てくる。
 上の枝にセンダイムシクイも見つける。私は今期初の夏鳥。

 まだまだ少ないが、確実に秋の渡りは始まっている。今秋、今日までの夏鳥の記録は

○センダイムシクイ。8/3飛騨の森。8/9教育塔裏。8/10飛騨の森2羽。8/11もみじ園西側2羽。

○コルリ。8/10愛の森。

○オオルリ。8/8教育塔裏。

 まだまだ少ないし、出かけても出合える確率は低い。しかし確実に秋の渡りは始まっている。静かに。少しずつ。


 大阪城公園を一通り回って、いつものようにコンビニで缶ビールを購入。レジに並ぶと店員の名札に 「がー」 とある。

 気になる。自分の番が回ってきた時に 「がーって名前?」 声をかけると 「はい」 と少し恥ずかしげに笑う。
 後ろに並んでいる人がいるので、それ以上話しかけられない。

 いつもの第二寝屋川前でビールを飲みながら 「がー」 が気になって仕方がない。

 「がー」 で頭に浮かぶのは、内堀での写真を送ってもらったことがある 「アリゲター・ガー」 いかにも恐そうな名前の魚。でも彼女は可憐でおとなしそうな女性。

 日本人で 「がー」 の姓が思いつかない。 彼女の顔つきは東洋系。多分中国の方か。日本語に 「がー」 の漢字が無かったからひらかなで 「がー」 なのか。

 そんな事を考えながら飲んでいたら、川をカワウ、アオサギ、ゴイサギが飛ぶ。
 今度すいている時に聞いてみよう。私の好奇心が収まらない。

 コルリが今秋初飛来したが、気になる方のために過去3年間のデーター。初認日と最多数観察日。

 2012年 8/15初認4羽。 8/27最多数観察8羽。
 2013年 8/17初認1羽。 8/30最多数観察7羽。
 2014年 8/15初認2羽。 8/25最多数観察9羽。

 これを参考に大阪城公園コルリ計画をどうぞ。当然ながら今年がどうなるか、空振りでも一切責任は持ちません。

 ふと思ったが、コルリとオオルリとどちらのファンが多いか。
 同じルリ色。でも一方は林間を軽やかに飛び回りさえずる。 一方はヤブの中を歩き回り遠慮がちにさえずる。

 知名度は圧倒的にオオルリだろう。俺は夏鳥♪私は夏鳥♪ と華やかに宣言しているよう。 コルリは藪の下枝にとまって「ルルルルー」 根暗なイメージ。

 お前はどうなんだ? トリミニストとしては、当然両方とも大好き。
 どうしても決めろ!と言われれば・・・・49対51でコルリ。


●今日の素敵な野鳥たち。
 コサギ、アオサギ、シジュウカラ、カワウ、センダイムシクイ、エナガ、コゲラ、メジロ、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。
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8/9 センダイムシクイが♪

2015年08月09日 | Weblog
 昨夜も眠れず何となく付けたTV。
 テレビ東京 “伝説のトーク番組” BSジャパンで復活。
 「ミエと良子のおしゃべり泥棒」 中尾ミエと森山良子がゲストを呼んで酒を飲みながら放送ギリギリのトークを広げる番組。

 昨夜は、中村獅童、坂上忍、新垣隆の三人だった。いつの再放送か知らないが面白かった。
 それぞれ良かったが、特に興味を感じたのが坂上忍。 「5時間も寝られない。3時には目が覚めてそれから酒を飲んで犬の散歩に・・・」
 犬の散歩はないが、よく分かる。5時間も寝られれば、かなりよく寝たほう。私も3時4時に目覚めるのが普通。
 早朝3時から飲まないが9時には飲んでいる。朝から飲む奴も案外いるんだ。

 そう言えばジャーナリストの鳥越俊太郎氏もTVで言っていた。朝は4時には目が覚める。それから朝ごはんを食べる。

 10代のころは、どれだけ寝ても眠たくて、起こしてくれた親に文句を言っていた。
 いくら寝ても遅刻しない今、なぜ暗い内から目が覚める。

 今朝も早くから目が覚めて、少しでも涼しい内にと大阪城公園へ。終わりかけの青屋門を出たところで大将に出会う。
 早いなーと言われる。気持ちは帰ってシャワーにビール。

 情報では、昨日に教育塔裏でオオルリ♂が記録されたと。
 オオルリの、これまで秋の渡りで早かった初認は、2002年の8月11日。次に2011年の8月14日。
 昨日の8月8日は最も早い記録だ。

 家でビールを飲んでいると大将から、教育塔裏でセンダイムシクイとの知らせ。
 昨日のオオルリと同じ場所。
 あの場所は、トンボファンには素敵な 「マイコアカネ」 の聖地。マイコアカネを探していると野鳥もやってくるらしい。

 今朝、私もその場所を通ったが、さっぱりだめだった。
 「早く帰ってビール」 の私と 「何かいるかなー」 では当然結果が違う。私のような、いい加減な奴はバーダー失格。

 センダイムシクイは8月3日にもエナガ、メジロ、シジュウカラと混群の中に1羽見られている。これも大将の撮影観察。

 猛暑日が8日連続だったかな・・。異常な暑さの毎日。早く、秋の渡りが本格的に始まってほしい。

●今日の鳥たち。
 コサギ、アオサギ、シジュウカラ、カワウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、コゲラ。
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8/6 このブログは続きます。

2015年08月06日 | Weblog
 一週間ほど35度を超える猛暑日が続いているようだ。気温だけでなく湿度も高いので本当に不快な毎日。
 少しでも涼しいうちにと早めに家を出たが、着いた時にはすでに汗だく。クマゼミがうるさく。鳥は少ない。

 風邪気味なのか流れる鼻水を拭きながら、汗を拭きながら歩く。週に2回ほど大阪城を歩くだけなので運動不足。例年のように夏肥があらわれてきた。
 腹が出てズボンがきつい。体重3キロオーバー。

 前回 「大阪城公園鳥だより」 の終わりを書いた。
 コメントや電話、パソコンや携帯にメールなど、たくさんの方からの思いをいただいた。

 想像以上の反響に驚いたり感激したりした。本当に感謝の思いでいっぱいになった。ありがとうございます。

 一部このブログが終わると勘違いされた方もおられたが、終わるのはこのブログではなく、ホームページの「大阪城公園鳥だより」 

 またホームページ、更新は終わっても来春くらいまでは、残っているとのこと。
 これまでの大阪城公園の鳥など、過去の記録は今までどおり見られるようです。

 このブログはこれまで通り、大阪城公園に野鳥情報を発信します。よろしくお願いいたします。
 
 いただいたメールなどで、興味深かった(失礼)のを二つ三つ紹介したい。

◎スタッフ間の人間関係のトラブルで続けられなくなったのか。
A 今もスタッフ全員の関係は良好。まったく問題はありません。

◎22年間、偉業を成し遂げたことを心から尊敬します。
A 過大評価。でも素直にうれしい言葉。

◎私の健康状態(アルコール依存)が理由で続けられなくなった。
A アルコール依存は間違ってないかもしれないが、このブログを続けているように健康状態は良好です。


 今日の本は
 「地球に謙虚に」 一方通行社会から循環社会へ 
 仲津英治著 2002年 近江文芸社

 著者名を見て知っている方は、あっと思ったのでは。
 500系新幹線の騒音防止のためにフクロウの羽から発想したパンタグラフ。カワセミの嘴から発想した車両先頭の形状などで有名な学者。

 私は、「大阪城公園鳥だより」 の関係でちょっとした知り合いになった。何度か手紙やメールでやり取りさせていただいたが、直接お会いしたことはない。
 著名な学者でありながら謙虚、そして自然への考え方や思いが伝わるものであった。

 この本は発刊直後、仲津先生から送っていただいた。
 最後のページを開くと毛筆で、署名とともに 「恵在」 と。

●今日の鳥たち。
 ・カルガモ、東外堀でパンを投げた人に集まってくる7羽。しかしミシシッピアカミミガメが20匹ほど集まってきてパンを奪い合う。カルガモ離れてみているだけ。カルガモは意外とカメに弱い。
 ・カワウ、南外堀2羽。
 ・コサギ、人工川1羽。
 ・ゴイサギ、内堀の蓮如前1羽。かなり成鳥に近い。しかし胸に縦斑あり。年齢が微妙。これは記録しないといけない。リュックからカメラを出して撮影。
 しかし、帰宅後、図鑑など調べてもどの段階か分からない。それが分かる図鑑が欲しい。夢としては作りたい。
 ・アオサギ、第二寝屋川をゆっくり飛ぶ。ビールを飲みながら観察。
 ・越夏組変わらず。
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8/3 Web 「大阪城公園鳥だより」 終わります。

2015年08月03日 | Weblog
 1993年12月にミニコミ紙 「大阪城公園鳥だより」第1号を発行。
 2008年5月10日からWeb版に。「大阪城公園鳥だより
 元の紙面版から合わせて22年間、大阪城公園の野鳥情報を発信してきた。

 今の大阪城公園を知っている方は信じられないかもしれないが、当時は、春の渡り最盛期の4月でも、平日なら出会う人は数人。まったく会わない日も普通にあった。
 土日の多い日でも20~30人。そのうちカメラを持っている人は一人か二人。ずいぶん変わった。

 今は野鳥に興味を持つ方が圧倒的に増えた。カメラや双眼鏡を持って歩いていると、バードウォッチングですかと声をかけられることもある。それだけ鳥見が認知された。

 当時の先輩たち、多くの事を教えていただいた先輩たちは、すでに鬼籍入っておられる方も多い。私もそのうち。

 鳥見の世界も変わって当然。30年後、50年後、100年後。どう変わっているのか興味がある。バーダーやカメラマンたちはどうか。野鳥たちはどうか。

 将来どのように変わっても、願わくは野鳥たちへの愛情が基本であってほしい。
 当然それは、人も含めて地球上の生き物すべてへの思い。

 ホームページが終わっても、大阪城公園へ通い、調査記録することは変わりません。私の人生そのものです。このブログも変わりません。

●今日の鳥たち。
・カルガモ。東外堀に5羽、第二寝屋川に4羽。今春に生まれた子を含めたファミリーではないか。
 ・カワウ。南外堀の石垣に2羽。
 ・アオサギ。城南地区人工川に1羽。やや若い個体かも。
 ・コサギ。城南地区人工川に1羽。
 ・ツバメ。6番やぐらから南外堀にかけて2羽が飛び回る。
 ・シジュウカラ、梅林前内堀の木に1羽。
 ・ササゴイ。北外堀の石垣から飛び出す。そんな所にとまっているとは思わなかった。
 ・ムクドリ。水上バス乗り場で16羽が群れる。
 ・越夏カモ。ホシハジロ、キンクロハジロはいつもの北外堀石垣に。

※ 今日のブログを投稿直後、電話が鳴った。
 出ると鳥友のひとり。

 「今 ブログを見た・・・鳥だより終わるんや・・・これまで・・・終わり・・・」
 声が嗚咽に変わって、激しくなって、私もつられて涙が・・・。まともに返事できない。
 後は 「ありがとう。ありがとう」 と泣きながら精いっぱい。

 電話を切って、遠く大阪城の一部が見えるベランダへ。缶ビールを片手に出る。
 それだけの思いを持って、見ていただいていた。

 本当にありがたい。万感の想いが満ちて、再び涙があふれてしまう。。。。。ありがとうございました。
コメント (14)
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