大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

7/30 オオタカ見つからない、青年 大阪城から羽ばたく。

2015年07月30日 | Weblog
 昨夜、知り合いのNHKのディレクターの方から電話があった。
 「明日、大阪城公園に行きますか?」

 何か取材の話しかと頭に浮かんだが、この時期は鳥がいない。
 「転勤になりました。あいさつをしたいので会いたい」

 これまで、大阪城公園の野鳥について、取材協力や情報提供などマスコミ関係の多くの方と知り合ったが、転勤で電話やメール、あるいは葉書などで報告をいただくことはあっても、直接会ってということはなかった。

 彼はNHKに入って最初の職場が大阪放送局。7年間いたそうだ。担当した番組で忘れられないのが 「さわやか自然百景」 だったと。
 たしか、大阪城公園のコゲラがテーマの作品だった。

 会って話していると思い出した。
 梅の時期、梅林で朝からおでんにワンカップ酒を何本も。酔っ払って出勤したら上司から、そんな酒臭くて仕事できるか!と自宅に帰されたと。
 あった!あった!そんな事。私が酒を勧めすぎて・・・。

 今朝も、私がいつも飲む、第二寝屋川に誘ってコンビニの缶ビールを飲む。前の川にカルガモ5羽が上流へ。コサギ1羽とゴイサギ1羽も上流へ飛ぶ。

 転勤先は東京。もともと東京出身の彼、地元に戻ったことになる。しかも理系出身。今回の異動は希望通りだったようだ。
 新しい部署の主な番組は 「ためしてガッテン」 「サイエンスZERO」 「ダーウィンが来た」など。

 よく知っている番組。
 いいねー! 応援してるから頑張って! 両手で握手して別れる。 前途洋洋の好青年。今後の活躍を祈っている。

 彼が作る 「「ダーウィンが来た」 など、機会があればブログで紹介したいと思う。


 今日の鳥。やはりだめ。
 西の丸庭園のオオタカは少し期待していたが。大手前の方から西外堀越しに、西の丸庭園の中を端から端までじっくり探したが見当らず。残念。

 あと1カ月もすれば、夏鳥たちが大阪城公園で羽を休めているだろう。
 今は待つしかない。

●今日の鳥たち。
 カルガモ、ツバメ、ゴイサギ、コサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、カワウ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7/27 オオタカが見られたようだ。

2015年07月27日 | Weblog
 先週の金曜日にようやくエアコンの取り換えが終わってほっと一息。一週間ほどエアコンなしで過ごしたが、毎日発汗ダイエットしてるようなもの。
 扇風機だけでは、何もしないで座っているだけでも汗が流れる。ビールの空き缶が増えるばかり。

 しかし子供時代から、貧乏自慢では人に負けない極貧生活をしてきた私。就職してほどほど収入を得るようになって、毎晩飲めるようになっても部屋にクーラーはなかった。

 現在の住居に転居するまで、大阪城公園のすぐ南にあった団地。窓に取り付けるクーラーは娘の部屋に1台あるだけ。

 日本の団地では最も古い歴史。コンクリートの壁が薄いのだろう。真夏は、部屋の壁を内から触っても熱い。 深夜になっても壁が保熱していて熱い。

 そんな中で横になっても一晩中、頭の汗が顔を伝って流れる。枕に吸い込まれていくのが分かる。そんな生活を55歳まで続けていた。なのに。。。
 
 今のマンションに転居して、各部屋にエアコン、テレビ・・・快適な暮らし。 これに慣れてしまった。扇風機だけの一週間の毎日が非常につらかった。
 人は、慣れてしまうとそれが普通、あたりまえと思ってしまう。 

 もう簡単には戻れない。 すべてそうなんだろう。元に戻るのは難しい。

 自然が大切。コウノトリが普通に見られた、自然豊かな当時が良かったと言っても、今更牛馬を使って田んぼを耕す訳ではない。
 すべての人が理解できて、お互い折れ合って、合意できる生き方って何。

 野鳥たちが絶滅していく世界は、やがて人類につながっている。
 「野鳥の今日は ヒトの明日」 分かっているが、今の便利で楽な暮らしを我慢することはできない。

 トリミニストとしてその方向や立場で発信しているが、
 批判覚悟で言うと、多分だめ。ほとんどだめ。まずだめ。 地球上のいろんな生物が絶滅していって、やがてヒトも終わる。 今の活動は、少しでも先に延ばそうとしているだけ。

 大阪城公園から帰って、シャワーを浴びて、缶ビール2本。焼酎湯割りは8~9杯目。もうよく分からない。
 酔って思いつきのまま書いていると、どこかの方向へどんどん進んで、自分でも分からなくなってしまう。文脈はでたらめで何のことかと。

 でもあえて、自分の頬を叩いて見返すと、酔うと本心が出ている。そうなんだ。俺はそういう男なんだ。
 あの極貧から、日々いじめに合って、みじめに細々と生きてきた。
 今はエアコンの効いた快適な部屋で、音楽を聞きながら、パソコンに向かって酔っぱらってる。人生ってなんだろう。

 昨夜、大将からオオタカの写真。 西の丸庭園での撮影。

 オオタカの動向はここ10年くらいで変化が著しい。大阪城公園でかつては秋から冬に見られる冬鳥だった。
 しかし少しずつ変わってきて、2014年は8月1日から。2013年は5月、6月、7月、8月と一年じゅう見られた。2012年は7月25日から断続的に。 かなり普通に見られるようになってきたと言える。

 ただし、これだけ見ると、そうなんだ。オオタカは増えてきたので特に保護しなくても大丈夫なんだ。 との思いが大間違い。
 だからこそ、今まで以上に力をいれて保護しないといけないタカ。 目標にしていいタカ。

 オオタカ今日はちょっと期待したが、やはりだめだった。
 今年も来てくれるのがうれしい。いい出会いを楽しみに毎日。

 今日の本。
 「オオタカの森」 新保國弘著 崙書房 2000年。都市林「市野矢の森公園」創生への道。
 「自然保護という思想」 沼田真著 岩波新書 1994年

 帰宅後、酔って昼寝していると大将から連絡。今日もオオタカを確認と。今日は西外堀越しに外から見られたと。私も朝は探してみたんだけど。

●今日の鳥たち。
 カルガモ、ツバメ、カワウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ホシハジロ、キンクロハジロ、ムクドリ、スズメ、オオタカ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7/24 真夏の空。クマゼミうるさい。

2015年07月24日 | Weblog
 ようやく夏らしくなってきた。大阪城はクマゼミがうるさく、快晴の空に白い雲。
 汗びっしょりになって帰宅。シャワーを浴びてビール。
 土用の丑のせいか、スーパーにいつも見かけないウナギの肝が並んでいたのでそれをあてに飲む。
 焼き鳥ふうに櫛に刺して、たれが絡まって美味い。ウナギは元気が出る印象があるが、その肝ならもっと出そうな気がする。

 今日も鳥はさっぱり。南外堀の石垣でササゴイ1羽。幼鳥かと思ったがそうではなかった。
 人工川でコサギ1羽。横の木から下りてきた。
 教育塔裏でハシボソガラス3羽。
 北外堀は、越夏ホシハジロ、キンクロハジロ。


 今日の本は
 「ジーンとともに」 加藤幸子著 新潮社1999年 
 鳥の視線で描く・・・短編集。 
 最初の小説は「火の恋」 わたしがこの森に渡ってきたのは・・・で始まる。アカショウビンとは出ていないが、♀が主人公で♂との出会いなど。
 風の通る木陰でゆっくり読みたい本。

 お笑い芸人の又吉直樹が芥川賞を受賞して話題になっているが、この加藤幸子も「夢の壁」で芥川賞の受賞作家。

 昨日、千葉県野田市 「こうのとりの里」 で3羽のコウノトリが放鳥されたとのニュース。
 GPSが装着されていて、その後の行動をモニタリングしている。研究の成果をあげてほしい。いずれ日本中で普通に見られる鳥になってほしい。

●今日の鳥たち。
 ササゴイ、カワウ、コサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7/20 クマゼミの合唱。梅雨あけ。

2015年07月20日 | Weblog
 台風が過ぎて今日は快晴。真夏の空。
 湿度が高く、部屋で出かける用意をしているだけでシャツに汗がにじんでくる。 先日エアコンが動かなくなった。買って13年にもなるので壊れるころかも。

 ちょうどTVショッピングのカタログが送られてきていた。その裏表紙全面にエアコンの広告。
 電気店に出かけるのが暑くておっくう。TVショッピングの会社に電話。しかし取り付けが1週間ほど先。

 それから扇風機だけで我慢している毎日。部屋の中で座っているだけで汗が流れる。
 今朝久しぶりに大阪城公園に出かける。
 クマゼミの声がうるさい。場所によれば集まって鳴いている場所があり耳が痛くなるほどの鳴き声。
 先日の羽化前のセミも、無事にセミになって生きているだろうか。

 今日は、オオウミガラスの本を紹介。
 「最後の一羽」 オオウミガラスの絶滅物語 平凡社1976年 アラン・エッカート著 浦本昌紀・大堀聰 訳

 この本のエピローグをそのまま紹介。
 1844年6月3日、火の島として知られているアイスランド南西岸のエルデイ島において、オオウミガラスという名で知られていたペンギンに似た大きな鳥が、この地上から姿を消した。それは生き残った最後の2羽がヨン・ブランズソンとシガラー・イスルフソンによって殺され、この2羽の卵がケティル・ケティルッソンによって踏みつぶされたときに起こった。

 62年後、偉大なナチュラリストであり探検家でもあったチャールズ・ウィリアム・ビービは次のように書いた。

 「芸術作品の美と本質は、たとえその最初の物質的表現がついえ去ったとしても、もう一度思い浮かべることができるかもしれないし、消え失せてしまったハーモニーであってもふたたび作曲者の心にひらめくかもしれない。しかし、一つの生き物の最後の個体が息をひきとってしまえば、このような生き物がもう一度生まれてくるには、もう一つの宇宙ともう一つの地球が生成発展しなければならないのだ」


 ちなみに。オオウミガラスは、北極周辺に生息していたペンギンそっくりな鳥。というよりこの鳥が元々ペンギンと呼ばれていた。
 その後、南半球で似た鳥が見つかってペンギンと呼ばれるようになった。オオウミガラスが絶滅して、ペンギンといえば、現在のものを指すようになった。

 しかしこの2種は全く別の種で、全然つながりはない。収斂進化(しゅうれんしんか)といわれるもの。

 収斂進化=まったくことなる種が、同じような生活環境にいた場合、同じような形を表すように進化の方向をたどる。形態が似ていても近縁種や系統が同じとは限らない。例:ツバメとアマツバメ。モズとタカの嘴の形状。

●今日の鳥たち。
 カルガモ、カワウ、ササゴイ、シジュウカラ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7/15 お誕生日おめでとう♪

2015年07月15日 | Weblog
 最近の猛暑は何だ! 真夏と変わらない。帰宅するとすぐにシャワー。汗を拭いただけでは、とても着替えられない。

 水に近い温度のシャワーを頭からかぶって、バスタオル1枚で出てきてそのまま冷蔵庫のビール。
 美味い! これが飲みたくて大阪城公園を回ってきた、と言っても過言ではない。

 今朝、城南地区の自販機でお茶を買おうとしたら、足元にセミの抜け殻を見つける。

 抜け殻でセミの種類や♂♀が分かる。抜け殻調査なども行われている。
 私はその知識がないので、携帯で撮影して詳しい人に送ってみようと、手に取ってベンチの上に置いたら、

 動く! びっくり! 動く抜け殻。
 抜け殻でなく、羽化前の幼虫だった。そう思えば、持ったとき抜け殻にしては重量感があった。
 なぜあんなコンクリートの上に転がっていたんだろう。

 小学生のころ近所の兄ちゃんたちが、幼虫を取ってきてミカン箱の中で育てていた。背中が割れてセミが出てくるのを、時間を忘れて見ていた記憶がある。

 当時は自分でも根の近くの穴を見つけ、白い幼虫を掘り出して遊んだ。セミになるまで育てた記憶はない。
 この穴はセミの穴だと掘って、その通り出てきた時の思いがすべてだった。今思うと、かわいそうな事をしていた。

 昨日、用があって朝から梅田に出かけた。ちょっと時間つぶしに地下街の立ち飲み屋へ。
 確か 「大御所」 だったか。9時オープンの一番客。のれん越しに、店の前をサラリーマンやOLたちが、足早に会社に向かうのが見える。

 ビールや焼酎を飲んでいると、同年配の男二人が入ってくる。こんな時間から飲む奴がいるんだと、自分の事を棚に上げて。
 聞くともなしに二人の大声が耳に入ってくる。

 話題はセミだった。
 「セミは分からない事が多いらしい。誰も研究していないから」
 「クモだったら、毒や糸など研究の対象になって、人に役立つものがたくさん発見されている」
 「セミは毒にも薬にもならないから、学者が研究対象にしない」
 嘘か本当か知らないが、こんな話が酒の話題になっていた。

 その翌朝、これから世の中に出ようとする幼虫に出会った。偶然は面白い。 長年大阪城に通っているが、羽化前のセミに出会ったのは初めて。
 7月15日生まれ。
 ♪お誕生日 おめでとう♪

 南外堀で 「パキュ」でもない 「パキォー」 でもない。でもすぐに分かる。ササゴイの声だ。
 声の聞こえた方へ少し戻って端から探す。 すぐに発見。2羽。

 人工川ではアオサギとゴイサギの成鳥。各1羽。
 本丸日本庭園池でカルガモ2羽。
 北外堀で越夏ホシハジロとキンクロハジロ。

●今日の鳥たち。
ササゴイ、カワウ、アオサギ、ゴイサギ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7/13 カワセミでいい気分。

2015年07月13日 | Weblog
 気温は朝から27度。湿度も非常に高くて部屋にいるだけで汗がでてくる。今日は少しでも涼しいうちにと、5時過ぎから登城。

 しかし、着いただけで全身汗まみれ。もう開き直って、死ぬ訳じゃなし、かくだけかいてやれ!の気分。

 前にも紹介したが、リュックの背面に付けているネットが効果的。それまでは背中の汗がリュックに移り、背中に張り付いて実に不愉快だったが、ネットのおかげでそれがない。
 商品名は忘れたが、これは絶対おすすめ。

 大阪城を歩いていてもやっぱり何も出会いがない。7月は一番鳥の少ない月。6月の前半はまだいい。8月は後半になると夏鳥がやってくる。
 ところが7月はどうしようもない。セミ好きの人に申し訳ないが、うるさいだけ。

 南外堀の石垣の下部を、ササゴイでもいないかと、双眼鏡でずーと流しているとカワセミ発見!
 おー!これはラッキー♪

 そう言えばカワセミは、昨日、一昨日と見られている。
 カワセミに会えたから、今日はこれだけでいい♪♪ と思って歩いていると、本当に何も見られない。
 最近よく見る、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ・・・すべてだめ。かろうじて上空を東へ飛ぶダイサギ1羽のみ。

 カワセミは何度見ても美しい鳥。 漢字で 「翡翠」 これは宝石のヒスイと同じ。カワセミが、宝石のヒスイのように美しいから名付けられた。・・・というのは間違い。

 宝石がカワセミのように美しいから翡翠(ヒスイ)と名付けられたのが正解。
 つまりカワセミが宝石の名を真似たのではなく、宝石がカワセミの名前を真似た。
 カワセミが先だった。鳥見人としては、こんなことでもうれしい気分。

 カワセミの本を2冊紹介。

①「気分はカワセミ」 三浦勝子著 平凡社1993年 
 カワセミって、何? と聞くほど鳥はまったく知らなかった主婦が、偶然に営巣したカワセミを見て、観察をはじめて、のめり込んでいく。カワセミへの好奇心や愛情が素直に書かれていて一気に読んでしまう。

②「帰ってきたカワセミ」 矢野亮著 地人書館 1996年
 都心での子育てープロポーズから巣立ちまで。とある。著者紹介では、国立科学博物館付属自然教育園の主任研究官。先の主婦と違って自然科学の専門家の本。
 しかし学術書のような硬い内容ではなく、易しい言葉で読みやすい。それでカワセミの生態を知ることができる。

●今日の鳥たち。
シジュウカラ、カワウ、ダイサギ、カワセミ、ツバメ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7/10 いつも攻撃してくるハシブトも出てこない。

2015年07月10日 | Weblog
 今年は梅雨らしい日々が続く。たまに梅雨の晴れ間があっても、用がある日と重なって、なかなか大阪城公園へ行ける日がない。

 今日は久しぶりに登城。といっても鳥はほとんどだめで一通り散歩してきただけ。
 クマゼミが鳴いていた。自宅近くでは8日に初めて聞いたように思う。例年7月の上旬からクマゼミが鳴き始める。

 セミの声は真夏の暑さと重なる。今朝は気温より湿度が高くて歩いている途中から全身びっしょり。絞ったら、ぼとぼとと落ちると言っても過言じゃないほど。

 太陽の広場東の森でかすかにアオバトの声が聞こえたので、立ち止まって耳を澄ましたが聞こえず。
 空耳だったのか。時期的にも可能性は低い。近ごろは耳も自信がなくなってきた。

 カワウ、南外堀に3羽。
 シジュウカラ、6番やぐらほか3羽。
 ツバメ、空堀1羽。
 ゴイサギ、内堀1羽、成鳥。
 アオサギ、上空飛翔1羽。
 ハシボソガラス、大手前芝生1羽。
 越夏ホシハジロ、キンクロハジロ北外堀変わらず。

 昨日、トヨタから新型の「シエンタ」が発表された。今の車を買ったトヨタの販売店から電話があって、カタログを持って行きますと。

 今すぐ買い替えるつもりはないからと断ったのだが、若いセールスの方が持ってきてくれた。
 家にもよく来てくれた元の担当者は、今春の移動で店長に出世されたそうだ。「おめでとうございます」と伝える。
 サラリーマンにとって人事は最大の関心事のひとつ。遠い昔の思い出が、ふと頭の中を通り過ぎる。


 大阪城公園駅近くでスピードの取り締まりをしていた。最近よく見かける。以前はこれより東の血液センターの前の道でやっていたが、ここ1年くらい前から場所が変わったようだ。

 森の宮交差点から大阪城公園駅への道である。前にも書いたかも知れないが、JR環状線と大阪城公園の間の道路。その間両側に、店舗もない。住居もない。信号もない。渡る人を見た事がない。見通しのいい直線道路。
 ここで 「ねずみとり」 知っている人以外、ほぼみんな制限速度を超えている。

 早朝に各地で、意図的に赤信号を無視して走る暴走車を何度も見ている。非常に危険で腹立たしい。どちらかと言うと、こんな道で 「ねずみとり」 をするより、それに力をいれてほしい。
 しかし、取り締まる側にも考えがあるだろうし、正しいと思う人もいるだろう。私の場合は、過去に何度も捕まった経験から私怨も交じっている。

 家の近くの、私を敵と思っているハシブトガラス。 今日はまったく出てこない。姿も声もなし。雛が巣立って離れていったのか。 これで気にしないで歩ける。どうしてだろうか落胆気分。


 書籍紹介 : 「オーデュボン伝」 野鳥を描きつづけた生涯 コンスタンス・ルーアク著 大西直樹訳 平凡社 1993年

 帯には、「野を駆け川を巡って鳥を追う すべての鳥を生きた姿で描くという野望に燃え、あらゆる困難を乗り越えて大著 「アメリカの鳥類」 を完成させた。 フロンティアの画家。その波乱の生涯を、時代の雰囲気の中に生き生きと浮かび上がらせる。」 とある。

 ちなみにアメリカの野鳥保護・自然保護団体 「オーデュボン協会」 の名称は彼の名前から付けられている。
 独特のタッチの絵で、目にすると多分どこかで見たことがあると思われるに違いない。

 ずいぶん前のことだが、北区のウェスティンホテルで宴会があった。酔っぱらってトイレに行くと、壁に野鳥の絵のタイルがはめ込まれている。

 オーデュボンの絵だと思った。小さなサインの字もあるが、目を近づけても読めない。 この絵柄やタッチは、きっとオーデュボンの絵に違いない。早く宴会が終わらないかなぁ。
 そんな記憶がある。(かなり酔っていたのでホテル名など違っている可能性もあります)

 書棚にオーデュボンの本がもう1冊ある。10センチの正方形の洋書。どこで買ったか全く記憶にない。自分では買わない種類の本のように思う。 野鳥の本を集めるのが好きな、鳥友の0氏のプレゼントかも。
 「Audubon's Birds of America」 彼の絵画集である。

●今日の鳥たち。
 キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、カワウ、シジュウカラ、ツバメ、ゴイサギ、アオサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7/3 7月になって。謎のタカ?

2015年07月03日 | Weblog
 人影少ない市民の森は、鳥の声も聞こえない。鳥見でなく、落ち着いて散策するには悪くない。

 いつものコースでもみじ園へ。気にしていなかったが、たくさんのもみじの中に濃い赤褐色の木が数本見える。他の木は新緑なのに、まったく緑色の葉がなくすべて赤褐色。
 
 名札の付いたのを見つける。「ノムラモミジ」 とある。ノムラさんが見つけたのか作った園芸品種なのだろうか。

 野鳥でも 「オガワコマドリ」 小川の近くにいるコマドリでなく、小川さんが見つけたコマドリ。
 野鳥の名前の由来も面白い。

 「鳥の名前」(大橋弘一著2003年10月4日東京書籍) 帯に「古来、鳥は文学的情緒の源だった。 春を告げる囀り、夏空に舞う海鳥、秋の山里に現れる鳥、冬の渡り鳥・・・・。日本人は鳥に何を感じ、どう表現してきたか。名前の由来、古名、鳥を詠んだ詩歌などを美しい写真とともに紹介し、「野鳥」の新たな見方を提案する。」

 南外堀でカワウを見ていたら、突然ドバトなどが騒ぐ。同時に私の頭の上を通過してまっすぐ水面近くへ突っ込む鳥。
 タカ! 急いで双眼鏡にとらえる。捕食失敗したその鳥は、どんどん向こうへ飛んでいく。
 双眼鏡でとらえているが後ろ姿のみ。横からの姿が見たい。でもそのまままっすぐ飛んで行く。

 それほど大きくない。最初に肉眼で見た印象はキジバト。後ろ姿の羽ばたきは深い。それに羽ばたきを休めない。ワシタカらしくない。
・・・・・んー。ずーと見続けていると、かなり先で左へ曲がったと同時に急降下して見えなくなる。

 何だったか分からない。せめて横から見ていたら分かったかも知れない。記録には上げられないが、ハイタカ、チョウゲンボウ、ハヤブサ・・・でもまったく違うかも。
 頭の片隅で気にしながら歩く。

 南外堀では他に、2羽のササゴイが飛んできて石垣にとまる。1羽は胸に縦斑がはっきり見える幼鳥だ。7月にはいると幼鳥が見られるのは例年どおり。
 どこで営巣しているのか気になる。

●今日の鳥たち。
 カワウ、ササゴイ、ツバメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする