大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

大阪城にサンショウクイ、サンコウチョウ 2021.8.30

2021年08月30日 | Weblog
 天守閣東側配水池にサンショウクイ10±が出た。亜種サンショウクイか、もしかしたら亜種リュウキュウサンショウクイか。最近の私の関心はこれ。

 たどり着いて数人の方にカメラのモニターを見せてもらう。たしかに亜種サンショウクイ。時期的にもそうだろうなと。
 
 ちなみに来年秋に発行される予定の、日本鳥学会 「日本鳥類目録改訂第8版」 ではサンショウクイはそれぞれ独立して、種サンショウクイと、種リュウキュウサンショウクイと独立して別の種になるようだ。

 もう亜種の関係ではなくなる。私の記録もそれを見越してそれぞれ別項目で整理を始めている。ついでに言うとニシオジロビタキ、オジロビタキがはっきりしない。

 今日の大阪城公園は、その後の情報も含め多くはないが、この時期にすればまぁまぁか。

・センダイムシクイ 4羽 
・ハシボソガラス 2羽 南外堀沿い
・カワウ 4羽 南外堀、第二寝屋川
・カルガモ 2羽 西外堀
・ヒドリガモ 1羽 西外堀越夏個体
・サンショウクイ 10羽± 天守閣東側配水池、山里丸
・エゾムシクイ 2羽 天守閣東側配水池、飛騨の森
・アオサギ 1羽 青屋門屋根
・サンコウチョウ 1羽 天守閣東側配水池
・エナガ 10± 天守閣東側配水池
・コサメビタキ 2羽 修道館裏、天守閣東側配水池
・コゲラ 1羽 天守閣東側配水池

 運転免許更新の通知が届いた。あらかじめ認知機能試験に合格しないといけない歳になった。会場を予約、今度受験することに。何歳になってもテストは嫌なもの。
 三つの問題があるらしい。
1、今の年月日曜日時間など
2、時計の針の表示、絵に短針長針を描く。4・5歳頃にあった奴。
 この二つは何も心配していない。

 問題は3つ目、16枚のイラストを見せられて、後からそれを答える。何しろ鳥頭、脳ミソは奈良漬け、目の前のカルガモの名が出てこないこともある。16もの名前が覚えられるか自信がない。

 全く別の話題になるが、気になっている事。日本野鳥の会ひょうごの会報8月号に、今年1月のカモ科鳥類の生息調査の結果が報告されていた。
 すーっと読んでいて、ん?と気になった。

 オオバンの調査結果。「支部創設のころは珍鳥扱いだったオオバンですが・・・昨年の2倍に増えました・・・」 このくだりです。

 えー!!兵庫県では昨年の2倍に増えた今期が最多!! 大阪城公園では2016ー2017がピークで随分昔の事、最近は落ち着いている。
 この報告文を読んで、隣の県なのに何でこんなに違う。気になっている。

■■サンコウチョウ(2008.5.14 記念樹の森)
 毎春数羽のサンコウチョウを見るが、自分が最初に出合ったものでなく、情報や人だかりで見ることが多い。
 しかし今季は偶然の出会いがよくあった。しかもカメラを持ち歩いているので撮影もできた。しかし記録程度にしか考えていないので、じっくり時間をかけて撮影することもない。
 かける時間は数分からせいぜい十数分だろう。このサンコウチョウも数時間をかけて撮影すればもっといい写真ができただろうが。
 一番うれしいのは、良い写真が撮れた事ではなく、良い出会いがあったこと。野鳥とは出合を楽しむもの。
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キビタキ、オオルリ、ヤブサメなど! 2021.8.28

2021年08月28日 | Weblog
 暑い、朝から暑い。コロナとともに熱中症も気を付けないと。豪雨だったり猛暑だったり観測史上初とか、50年ぶりとかどうなっているのか。

 タイトルのキビタキもオオルリも観察情報によるもの。さすがに平日と違って鳥見人が多い。種々の観察情報もいただける。
 仕事が忙しかったらしい大将とも出会う。おきらく先生とも久しぶり。

 青屋門のローソン裏でビールを飲みながら北外堀を眺めていると「居た居た」の声とともに、自転車のまるちゃんがやって来た。
 飛騨の森で、元山ならあそこで飲んでるはず。と聞いてきたらしい。
 
 そういえば随分昔のこと、梅の時期に知らない女性が自転車でやって来て、元山さんですか?と声をかけられた。
 元山なら梅林のベンチで 「おでんでワンカップを飲んでるおっさん」と聞いてきたらしい。大阪の晴姫さんとの初めての出会いだった。
 
 珍鳥に合うのは大変だけど、私が鳥ならシジュウカラやメジロより見つけやすい。
 その後水上バス乗り場のベンチで第二寝屋川を見ながら飲む。コンビニ2軒目、最近コンビニのはしごが多い。

・オオルリ ♀1羽 飛騨の森
・センダイムシクイ 3羽 水上バス乗り場、みどりのリズム、沖縄復帰の森
・ヒドリガモ 1羽 西外堀越夏中
・エゾムシクイ 3羽 みどりのリズム、太陽の広場東の森、市民の森
・コサメビタキ 2羽 修道館裏、天守閣東側配水池
・キビタキ 2羽 ♂若沖縄復帰の森、♀型天守閣東側配水池
・コゲラ 3羽 梅林、修道館裏
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森
・カワセミ 1羽 東外堀
・エナガ 5羽+ 修道館裏、愛の森
・カワラヒワ 1羽 修道館裏
・メジロ 5羽 修道館裏、豊国神社裏
・カルガモ 6羽 西外堀
・アオサギ 1羽 北外堀
・ゴイサギ 1羽 北外堀

 大阪の能勢に大きなケヤキの木があって、毎年同じ木にフクロウとアオバズクが営巣する。昔は施設も駐車場も無い場所だったが、近年は町も力を入れている。
 そのケヤキが窓から見える所に住居を構える鳥見人と古くから知り合い。今年も来たとかヒナが顔を出したとか、飛来や繁殖の様子を連絡してくれる。

 大阪城公園の記録に専念するようになって近年は出かけることも少なくなった。
 その時期は多くのカメラマンが集まって臨時の駐車場も開設される。しかし、今年はコロナのため施設も駐車場も閉鎖されているとの事。

 久しぶりにメールがあって、ケヤキの情報とともにNHKの取材があり下記の放映が決まったとのこと。日曜の朝、大阪北部の自然。数十年前によく出かけた場所。どんな風に見えるのか懐かしい。

★ 「さわやか自然百景 ~大阪 能勢の里山~」 
★ NHK総合 9月12日(日曜日)午前7時45分から

■■キビタキ(1998.11.3 梅林)
 ニシオジロビタキの出現に野鳥カメラマンがどっと繰り出した。たちまち餌付と撮影場所のセットができあがった。
 普段はそういう場所は敬遠しているが、記録する必要がある場合はそうも言っていられない。
カメラを準備して座り込んで待つ。撮影の枝は見やすく光の当る場所にセットしてある。撮影は非常に楽だ。鳥がそこにとまるのを待てばいいだけ。
 餌を奪い合うようにモズとキビタキがやってきた。トリモチでも持ってきて邪魔なモズとキビタキを除いてしまわないとニシオジロビタキが寄ってこないと知識を披露している。
 近くにいてそんな会話が耳に入ってくると腹立たしくてイライラする。野鳥に対する心は? 
 さて、秋に見るキビタキは圧倒的に♀型が多い。その中で気になるのがこのタイプ。ちょうど後ろ向きにとまったので、背から腰にかけてのオリーブブリーンがよく見える。1Wの♂ではないかと疑問に思っていたタイプだ。
 チャンスとばかりにシャッターを押したのは私だけだった。回りのカメラマンは無視していたというより、早く飛び去れと、石を投げんばかりの雰囲気が漂っていた。
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ヤブサメやムシクイなどボチボチ夏鳥 2021.8.26 

2021年08月26日 | Weblog
 雨が終わったら再び猛暑。一気に暑くなった。しかし木陰に入ると、時折心地よい風が吹いてくる。
 一通り回って水上バス乗り場近くのベンチで飲んでいるとKさんからメール。随分久しぶり。
 どこに居るか?今から向かうと言う。そろそろ帰ろうかと思っていたが懐かしいKさん。場所を伝えて待っていると。

 やがてコンビニ袋にビールなど飲み物いっぱいに下げてやってきた。それから数時間ベンチでしゃべる。
 まず最初にラインの交換。スマホを渡してやってもらう。メールなんて最近の若い子はやってないらしい。

 彼はITのプロ。最近の私のブログを見て心配していたらしい。言ってくれたら行くのにと。夢の言葉。
 かつて何度か自宅まで来て教えてもらったことがある。しかしいつまでも・・・と頭の片隅にあって遠慮していた。
 その言葉に、彼の前では、盲目の子羊でしかない私は天に上る思い。もうお客様相談室のねーちゃんにイラつくこともない。

 今朝も夏鳥は意外と少ない。まぁぼちぼちといったところ。これからシーズンに合わせて登城日数を増やしていかないと。もうすぐ9月。

・センダイムシクイ 1羽 太陽の広場東の森
・エゾムシクイ 1羽 太陽の広場東の森
・シジュウカラ 3羽 市民の森、飛騨の森
・アオバト 1羽 梅林南側上桜広場
・コサメビタキ 1羽 修道館裏
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森、ユキヤナギ
・カワラヒワ 2羽 北外堀沿い
・カワウ 2羽 第二寝屋川

 長い鳥見人生の中でたくさんの人と出会った。思い出す人も多いが 「握手マン」 を紹介しようと思う。
 数十年前の鳥の知り合いで、心の中で 「握手マン」 と呼んでいる人がいた。彼ら数人と一緒にタカの渡りを見に行ったこともあった。私より20歳ほど年上の男性だった。

 彼は出会う人出会う人全て握手をする。何度出会っても必ず手を差し出す。

 ある時、鳥を待って雑談していた。彼は話の中で人と親しくなるのは握手が一番だと語った。営業の仕事をしていると言っていたが、握手で仕事もうまくいっていると。

 大阪城公園で遠くに見付ける彼がやってくる、右手を差し出してニコニコ近づいてくる。 「元山さんお早うございます」 
 現在は、年齢的に既に黄泉の国に行かれただろうと思う。

 嫌ではなかったが男の手を握り慣れていない。必ずしも好ましい気分でもなかった。今は彼の手が懐かしい。 いい男だった。

■■ヒヨドリ(1993.3,19 ピースオオサカ東)
 オオルリやコマドリのように美しい姿と声を与えられたものもあれば、このヒヨドリのようにどちらも与えられなかったものもいる。そのうえ気が強く意地悪な性格だと人から嫌われている。
 人間の思いできれいとかそうでないとか決めているが、ヒヨドリにとっては関係のないことで、彼らにとっては生き延びる戦略のなかで、この色や姿や声が最適だったのだろう。短絡的だが町の中でも繁殖し、これだけ増えている結果を見ると彼らの戦略は成功している。
 渡りも知られているが、漂鳥でもあり留鳥でもある。また亜種が多いことなどを考えると、多様な条件にも自由に変化し対応できる優れた種かも知れない。
 夏の間、鳥種が極端に減ってしまうこの公園では数少ない留鳥のひとつで繁殖もしている。この個体は花の蜜でも吸っていたのだろう、くちばしの付け根に黄色い花粉状のものを付けて給餌場の木の上に顔を出ししばらく私を見ていた。
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サンコウチョウ出た! 2021.8.24

2021年08月24日 | Weblog
 晴れの予報だったが薄曇り。気温も高くてじめじめ。大阪城公園に着いていつもの場所でリュックから双眼鏡やメガネを出す。

 頭上で盛んにミンミンゼミが鳴いている。近年ミンミンゼミが増えたように思う。その声の中でクマゼミとアブラゼミの声も。

 今日も暑そう。音楽堂西側上に着くとツクツクボウシの声。そしてニイニイゼミらしき声も。子供のころは完全に聞き分けられたが、耳の衰えもあってニイニイゼミは自信がない。

 先日コルリが見られていよいよシーズンだと期待したがコルリはだめ。センダイムシクイやコサメビタキは見られた。
 昨年はこの時期にコルリが次々観察されたのが今年はまだ盛り上がらない。でも時間の問題で今週中には次々と到着するだろう。

 一応の観察をブログにあげて飲んでいるとライン! サンコウチョウなどの情報が届く。ありがたい。
 先日の21日土曜には、おきらく先生からヨタカの情報をいただいた。大阪城公園の野鳥記録を人生の目的にしている者にとって感謝しかない。
 
 今回急遽タイトルや内容書き換える。節操がないと言われても普通に書き換える。私の矜持は正しい観察を正しく記録すること。

・センダイムシクイ 5羽 太陽の広場東の森、音楽堂西側上、豊国神社東
・シジュウカラ 5羽 みどりのリズムほか
・メジロ 音楽堂西側上
・コゲラ 音楽堂西側上
・ムクドリ 49羽 人工川
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・ヒヨドリ 2羽 音楽堂西側上、西外堀
・コサメビタキ 2羽 修道館裏、豊国神社東
・エゾムシクイ 1羽 梅林南側上
・カワウ 7羽 第二寝屋川
・カワラヒワ 2羽 水上バス乗り場
・サンコウチョウ 1羽 市民の森で混群の中 

 先のオリンピックでバトミントン試合を見ていると、シャトルコック(羽根)を次々と新しくするのが目についた。ひと試合で数十個は使うだろう。
 子供の頃に遊んだのはナイロン製だった。競技用は水鳥の羽とある。

 調べてみると元々は、シャンパンやワインのコルクの栓にニワトリの羽を差し込んだものだったらしい。シャトルコックのコックはニワトリの羽を使ったことからきている。

 現在はアヒルかガチョウの羽を使い、ほとんど中国産とのこと。1つのシャトルコックを作るのに最低3羽が必要。
 高級品はガチョウで数はその倍以上も使う。ひと試合に百羽以上のガチョウの羽。これはに驚いた。しかしバトミントン用での飼育でなく、食用にされたガチョウの羽を使うらしい。

 食用のガチョウとはシナガチョウだろうか、そんなに大量に食用に消費されているのか。
 サカツラガンを家禽化したものがシナガチョウだが。北京ダックならアヒルだし、ガチョウは食べた記憶がない。

■■エゾムシクイ(2009.8.25 市民の森ツツジの四つ辻)
 ツツジの四辻の茂みに時々目をやりながら進むと飛び出した鳥が横の木にとまる。双眼鏡に入れようとした瞬間飛ぶ。
 一瞬のイメージはコルリ。しかし10分の1秒も見ていない。飛んだ先を追いまた双眼鏡で。?ヤブサメか?・・違う。何!ムシクイか。そこでエゾムシクイが頭に浮かぶ。この間10秒ほど。
 先で地面に降りて採餌している。近づくと少し逃げるが、やはり低い植え込みや地表を行動する。ただし、ひと時もじっとしていない。撮影してやろうとついて回るがファインダーにとらえるだけでも精一杯。
 そのうち「ピッ」と一度だけ地鳴きが聞こえる。エゾムシクイ識別に保障。
 かつてエゾムシクイの識別で悩んだ事を思い出した。できるだけ数多く見ること。書籍など多くの資料を読むこと。これらの繰り返しで識別に自信ができる。
 しかし、秋のエゾムシクイが低い位置で行動することを書籍などで目にしたことはない。何度も出合って、わたし流識別ポイントのひとつだ。
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久しぶりの青空。渡りの夏鳥は? 2021.8.20

2021年08月20日 | Weblog
 梅雨のように雨が続く毎日。昨夜までの天気予報では曇り雨。 午前中に雨でなく曇りの時間がある。それならと前夜から出かけるつもりで寝る。

 朝になって外を見ると青空も見える。急いで準備して登城。こんな快晴は久しぶり。気温もそれほど高くない。絶好の鳥見日和。外れた天気予報がうれしい。
 ところが鳥が見られない。期待していたコルリもコサメビタキもムシクイも。

 ともかく西外堀のヒドリガモを確認に行く。石垣に上がっている姿を確認。ひとまず安心。
 修道館裏から豊国神社裏、梅林から飛騨の森と一通り回るが特別な出合いなし。

 梅林を歩いていると鳥友からライン。修道館裏でコサメビタキ1、センダイムシクイ1、エナガ8+、コゲラ等の観察情報をいただく。
 私は何も見付けられずビールを飲んで帰宅。相変わらずいい加減な酒飲みバーダー。

・ツバメ 2羽 音楽堂西側上、本丸
・シジュウカラ 4羽 音楽堂西側上、修道館裏ほか
・カワラヒワ 3羽 もみじ園
・メジロ 2羽 南外堀
・カワウ 2羽 南外堀、第二寝屋川
・カルガモ 2羽 西外堀
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・コゲラ 3羽 梅林ほか
・アオサギ 1羽 第二寝屋川
・コサメビタキ 上記
・エナガ 上記
・センダイムシクイ 上記

 昔のポジフィルムをデジタル化する必要があって、ニコンのスキャナーを引っ張り出した。
30年来の鳥友が写真引退とのことで安価で譲ってもらった最高級の機器。

 パソコンはXPしか使えないので古い1台を専用に置いてある。しかし随分久しぶりでうまく操作できない。あれやこれやと半日格闘したがうんざりしてほり出してしまった。

 困った。どうしようと悩んでいると、大手のカメラ販売店などでデジタル変換しているのを見つける。しかしコロナの時期に電車で出かけるのも気が進まない。
 フジフィルムが郵送で受け付けしているのを見つけ早速手続きする。1か月ほどして返ってきたのだが、アクセスキーを教えてくれるだけ。データーはネットで取り込まないといけない。

 説明書通りに操作するがだめ! 説明通りの画面にならない。小一時間格闘して結局お客様相談窓口に電話する。ところが受付の女性が実に無愛想。暗に 「このパソコン無知おやじ!」 の話し方。

 「何がお客様相談・・・だ」 嫌だなーと爆発を我慢しながら、聞いた通り操作したが出来ない・・・(涙) 
 数時間後再び電話すると、出た女性がいい感じ。バカにせず優しく丁寧に説明してくれる。素敵な女性。ようやく彼女のおかげで写真をパソコンに取り込むことができた。想像よりいい出来 (喜)

 当時はポジフィルムだったので、1チャンスに思いを込めてシャッターを切った。写真を見ると1枚の写真に当時が想いが浮んでくる。しばらく写真を眺めてうっとりして時を過ごした。
 1万枚ほどの大阪城公園の野鳥ポジフィルムがあるが、私が死んだらどうなるのかとふと。

■■ドバト(2008.12.23 大手前 )
 中学生のころハトを飼っていた。いわゆる伝書鳩だ。箱の蓋を開けると飛び出して近所を飛びまわりそのうち戻ってくる。
 当時基本的な羽色のものを「ハイ」と呼んでいた。黒は「ブラック」黒い斑点のあるものは「ゴマ」白いものは「ハク」栗色のものは「クリ」ハクに色柄のあるものは「モザイク」。風切り羽に1~2本の白い羽根があるものの呼び方は思い出せない。正しい呼び方か、また現在も使われているのか分からない。
 友人の放した鳩が戻ってこなかったことがあった。一緒に捜し回り、大きな鳩小屋を見つけた。友人はその中の1羽が自分のものだと言った。
 返してくれるよう家人に話したが、飼育している本人が留守とのことでしばらく待った。帰宅したのは乱暴な男だった。友人を怒鳴りつけたあげく抱え上げて、近くの竹やぶの前で、殺してここに捨てると凄んだ。友人は足をばたつかせてもがいた。
 友人の鳩がどんな羽色だったか全く思い出せない。道端の竹やぶと、二人で泣きながら歩いて帰った記憶だけ残っている。
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コルリ到着しました!! 2021.8.16

2021年08月16日 | Weblog
 毎日雨が続いて、今日の午前中は何とかもちそう。軽く回って帰ろうとカメラの代わりに傘をリュックに入れて出かける。
 コサメビタキはどうしているか気になる。

 8月10日豊国神社東で撮影のコサメビタキの写真をパソコンで確認する。背面の白点斑はまったく無い。次列風切りの羽縁の白が目立つ。
 正面からの写真を拡大すると、ヒナの時の産毛みたいな幼綿羽が多く残っていて、暗いバックにふわふわと浮かび上がる。孵化してどれくらいの日時を経過しているのだろうか。

 同日夕方に大将が豊国神社裏で撮影したコサメビタキの写真を送ってもらった。近距離からシャープに写っていてよく分かる。
 雨覆や次列風切の羽縁が白く見える。豊国神社東の個体より換羽が進んでいる。8・9割は換羽が終了している。秋の渡り時に目にするいつものコサメビタキと変わらない。

 数年前に繁殖したキビタキを思い出す。幼綿羽が残っている時は白点斑も残っていた。コサメビタキはどうなんだろうか、よく分からない。

 コサメビタキの換羽の進行状況を写真とともに解説したものがあればと願う。残念ながら私の知識ではどうしようもない。
 換羽がどのように進行するのか理解できていない。ガンカモなどは一斉に抜けて一斉に生えてくるようだ。抜けた時は飛べないので走るだけ。カルガモのそんな姿を見たことがない。

 飛騨の森に着くと、愛の森から声がする。行ってみると鳥友たち数人。コルリ♀だと。とうとう今年も来たか。小屋の周りを回っているようだとしばらく待つが見られない。

 その後ひでキングとU君と北外堀沿いに座ってしばらく話す。帰途スーパーに寄って晩の買い物、家の前でラインが鳴る。
 部屋に入ってビールを飲みながら開くと、先ほど愛の森で出会った鳥友からのライン。

 コルリ♂若1羽が飛騨の森のユキヤナギとの事。はっきり分からないが、別に性別不明も1羽いるとの情報も。
 お盆のころにコルリが到着する。秋の渡りの開幕だ!

・アオサギ 3羽 もみじ園ですぐ前を歩いて横切る1羽。全く私を気にしない。木々の中に入って行く。地面を突いてミミズを捕食。北外堀2羽。
・ハクセキレイ 1羽 もみじ園。
・ツバメ 5羽 もみじ園、教育塔、西外堀。
・ヒドリガモ 1羽 西外堀越夏個体。最近は西外堀が気に入っている様子。
・カルガモ 4羽 西外堀、北外堀
・コルリ 上記
・ハヤブサ 1羽 本丸上を旋回し南に消える。
・エナガ 1羽 市民の森
・カワラヒワ 5羽 東外堀
・コゲラ 3羽 大手前、沖縄復帰の森
・カワウ 3羽 西外堀、北外堀

■■ハヤブサ(2007.12.19 城南地区大通り沿)
 高層マンションの上に作られたヘリポート。その角にとまって時々顔を左右に動かし辺りを睥睨するハヤブサ。
 そういえば先ほど、この辺りにやってきた時ドバトが一斉に飛び舞った。タカが来たんだろうかと思ったが詳しく探さずにそのままにしていた。こいつが理由だったのか。
 ドバトたちは、こんな高い所のハヤブサによく気付いたものだ。さすがに命がかかっている。
過去、ここにハヤブサがとまっていた事があったので、城南地区を通るときはこのマンションを見上げるのが習慣になっている。
 しばらくすると突然飛び出し、羽をすぼめて弾丸になって本丸方面に一気に急降下した。双眼鏡で追えない。時速200キロオーバーか。凄いの一言。
 今期はオオタカ、ハイタカがよく見られているが、その上にハヤブサだ。都市に猛禽がやって来た。
 都市の公園はドバトが群れて、山野よりずっと餌の密度が高い。その上ドバトは野生の緊張感を失っているため捕獲しやすいのだろう。ここは猛禽の最高の狩場になっているのだろう。
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ヒドリガモ、コサメビタキ、トビ 2021.8.10

2021年08月10日 | Weblog
 気温は高くても風があって比較的楽だった。
 先日からのひでキングとU君のブログから、越夏中のヒドリガモは西外堀らしい。今朝の最初の目標は西外堀。

 見つけにくい事もあるらしいが、運よくカルガモ4羽と水草を食べているのを見付ける。西外堀の中央辺り。

 よしよし最初の目標はクリア。次はコサメビタキ。豊国神社裏から東へ向かう。数人の鳥友たち。コサメビタキは2~3か所の決まった枝に必ずとまっている。
 レンズを向けるがブレて困る。ブレ防止ONになっているか確認してもファインダー内が安定しない。「アルコールが切れているからか?」 と発言して皆に笑われる。
 慎重に撮影。かなり余分に撮影。ブレても下手な鉄砲・・・スタイル。

 コサメビタキの基本姿勢は前を向いている。背面の雨覆い羽や風切り羽を見たいので、横向きなどの機会に集中的にシャッターを切る。モニターを確認すると悪くない出来!

 大将が数日前に豊国神社裏で撮影したコサメビタキは、風切りに褐色味が出て全体に換羽が進んだ様子。多分第2回冬羽以降の換羽と思われる。

 大阪城公園でコサメビタキが繁殖しているのか?。興味と悩ましい問題。営巣の観察はない。巣立ち雛の観察もない。近い山地の生駒山からは直線で12Kほど。
 今のところは、繁殖を終えた鳥が渡りの移動で早くにやってきたのではと。サメビタキは越冬地で換羽するが、コサメビタキは繁殖地で換羽すると読んだ記憶がある。

 悩ましいテーマがいっぱい。でも近年中に、私が生きている間に大阪城公園でコサメビタキの営巣が確認されるだろう。

 豊国神社東で一通りの角度からの撮影が出来たので、皆と別れて梅林の坂を下りる。本丸上空に舞う鳥が目に入る。トビだ。
 とりあえずカメラを向けるが背景は灰色の空。ゆっくり東へ飛ぶ。東の空は青空が見えるので、それを待って撮影するもかなり小さくなっている。
 高度があるためか、カラスは1羽も相手にしてこない。トビは東の空に消えた。

・ヒヨドリ 2羽 市民の森
・カワウ 3羽 南外堀、第二寝屋川
・カルガモ 4羽 西外堀
・ヒドリガモ 1羽 西外堀、越夏個体
・コサメビタキ 1羽 豊国神社東
・メジロ 2羽 豊国神社東
・シジュウカラ 4羽 市民の森、豊国神社東
・トビ 1羽 本丸上空飛翔、東へ消える
・アオサギ 3羽 第二寝屋川

 オリンピック。多くの感動シーンの日々に感謝。オリンピックが終わった。次はパラリンピックが楽しみ。
 この17日間、選手たちの歓喜の涙や無念の涙を目にして胸がいっぱいになった。

 選手もスタッフの皆さんにも心から 「ありがとう」 を送りたい。のコロナ禍での東京五輪の大成功はオリンピックの歴史に残るだろう。

 ふと思いついて 「野鳥オリンピック」 野鳥の種々の記録を比べてみる。古いデーターもあるのでお楽しみ程度にどうぞ。

〇体重の重い部門(日本)
・金メダル → ノガン ・銀メダル → オオハクチョウ ・銅メダル → コブハクチョウ
〇スピード部門(巡航飛行速度)
 ・金メダル → ケワタガモ ・銀メダル → マガモ 
〇全長部門(日本 大)
 ・金メダル → ハイイロペリカン ・銀メダル → モモイロペリカン ・銅メダル → コブハクチョウ
〇全長部門(日本 小)
 ・金メダル → カラフトムシクイ ・銀メダル → キクイタダキ ・銅メダル → キマユムシクイ
〇翼開長部門(日本)
 ・金メダル → ワタリアホウドリ ・銀メダル → ハイイロペリカン ・銅メダル → モモイロペリカン
〇長寿部門(日本)
 ・金メダル → シロアホウドリ ・銀メダル → コアホウドリ ・銅メダル → ミヤコドリ

◇参考図書
・鳥の雑学事典 山階鳥類研究所著
・あなたもバードウオッチング案内人 日本野鳥の会著
・鳥についての300の質問 A&H・クリュックシァンク著 青柳昌宏訳

■■ト ビ(2015.4.12 上空)
 比較的低い空をトビが舞う。カラスがやってきてモビング。久しぶりに撮影できた。
 郊外へ行けば珍しくもないトビだが、大阪城公園では珍鳥。同じ鳥でも場所や季節など状況が変われば珍鳥になる。今回は非常に幸運な出合で撮影できた。
 トビから見ればどうだろう。田舎の空を飛んでも都会の空を飛んでも同じ。大層に理由はつけない。
 たまたまここに飛んできただけ。都会はカラスがうるさい。餌になるものも少ない。下で感激した男たちがカメラを向けている。
 私はトビ、田舎でも都会でもトビ。多分死ぬまでトビ。トビで生きてゆく。
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コサメビタキが観察される。2021.8.5

2021年08月05日 | Weblog
 今朝も耳をつんざくセミの声の中を歩く。林中に飛ぶ影はセミばかり。豊国神社東に着くと数人が。
 コサメビタキが2回出たと話す。撮影した写真も見せてもらう。
 そこで1時間ほど待ったが出てこない。豊国神社裏も探したが見当たらない。

 コサメビタキは春に大阪城公園を通過し、山地に行って繁殖し、秋に再び大阪城公園を通過するのが基本の生態。

 しかし今年は春からずっと観察が続いている。以前の記録を調べてみると2016年から7月に見られるようになった。近年では7月の観察が特別ではなくなった。大阪城公園で繁殖しているのと同じ状況。
 ひょっとしたら既に営巣しているのかも。

 いずれ営巣が確認されることになるだろう。ただし、コサメビタキの巣は水平な枝の上にお皿のような巣を作る。カラスなど上から見ると丸見え状態。これが少し心配。

・ツバメ 1羽 上空飛翔
・コサメビタキ 1羽 豊国神社東
・シジュウカラ 2羽 豊国神社裏
・カルガモ 2羽 内堀
・アオサギ 3羽 第二寝屋川
・カワウ 3羽 第二寝屋川
・越夏ヒドリガモが見当たらない。どうしたのか?行ってしまったのか。

 オリンピック、昨日も1チャンネル、7チャンネル、10チャンネルと、3分毎にチャンネルを変えて応援の忙しいのなんの!

 柔道の川井妹の金メダルおめでとう! 野球も決勝進出。卓球男子団体は惜しいところまで行ったが。女子ほど世代交代が進んでいないのかも。
 いずれにしても感動!感動!つられてもらい涙も。

■■ムクドリ(2003.3.12 梅林)
 ニコンF80とニコンVR80-400を手に入れた。
 ブレ防止内臓のズームレンズだ。これまで400ミリならシャター速度は少なくとも500分の1なければブレる。安全を見込めば1000分の1はほしいところだ。
 しかし無理してISO 400のフィルムを使っても1000分の1は難しい。
 その意味でこのレンズなら250分の1まで手持ちができるのは非常に幅が広がると判断した。
 肩にカメラを下げて気軽に出かけ梅林でムクドリを撮影。この画質ピントなら使える。ただオートフォーカスの動作が遅いことなど、若干の問題もないことはない。
 重い800ミリと三脚を担いで回るのは負担に感じ始めたのでこのシステムに変更したが、まだテストの段階。今後これで続けられるか検討中。現在の技術では価格も含めこの程度で妥当だろう。
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コサメビタキ2羽といい出合い 2021.8.2

2021年08月02日 | Weblog
 暑い!今朝も暑い。セミの声の中を歩く。もみじ園では先日と同じ場所にハクセキレイが片足を上げて休んでいる。

 豊国神社裏へ向かい南外堀沿いの石段に座ってお茶を飲む。いつもはだじゃれのSさんに会うのだが誰もいない。
 しばらく休んで豊国神社裏の確認に向かう。ちょうど真ん中辺りで2羽が飛び交うのが目に入る。ん?スズメっぽくないと目で追うと1羽が見える枝にとまる。

 コサメビタキだ。よしよし。追いかけ合いしていたもう1羽も出てこないかとしばらく待つがセミばかり。
 観察できてよかった。西へ向かう。そこで再びスズメっぽくないのが目に入る。枝にとまる。双眼鏡で確認する。コサメビタキだ。先のは換羽途中というか乱れた感じ、これはやや白っぽく見える。

 見やすい枝にとまって動かない。これならとリュックを下ろしカメラを出していると飛び立ち、その先の枝にとまる。ここも見やすい。
 カメラを向けるが久しぶりか、手がブレてピッタと止まらない。?ブレ防止がオフになっているのか。と思いながらも確認する間もない。

 ままよと数枚シャッターを切ったところで飛び立ち行方不明。探しているとひょうひょうYさんがやってくる。しばらく雑談。
 今朝はコサメビタキ2羽に出合えたからよしとしよう。

・ハクセキレイ 1羽 もみじ園
・カルガモ 2羽 内堀
・カワウ 3羽 内堀、第二寝屋川
・コサメビタキ 2羽 豊国神社裏
・ツバメ 1羽 北外堀
・アオサギ 1羽 第二寝屋川

 再び緊急事態宣言でコンビニでビール販売していないかも、以前ひでキングに聞いた方法。
焼酎を持参し、コンビニで炭酸飲料を買って割りながら飲む!

 なるほどとペットボトルに焼酎をいれて登城したが、普通に販売していた。やれやれ。
 自分の血はワインで出来ているといった女優がいたが、私の血液は数パーセントのアルコールで希釈しないとスムーズに流れない。血管が詰まって倒れてしまう!

 相変わらずTVでオリンピック観戦の毎日。ルールや用語が分からない競技もある。
 金メダルを取ったフェンシング、エペってなんや?エペジーンって何? 分からない言葉が次々と出てきて酔った頭がくらくらする。

■■トビ(1993.4.10 上空帆翔)
 大阪城公園の観察を始めたころに公園の上空を旋回する1羽のワシタカを見たことがあった。その時は識別せず何となくトビだろうと思っていた。個体数が多いので見るのは当たり前との意識があった。
 その後記録を始めたが、意外にもトビを見ることがない。そうすると前に見たのはオオタカだったかも知れないと思うようになった。少なくともこの公園で見られる確率はオオタカの方が高い。今となっては答えの出しようがなく残念だ。
 この個体は雑談している時に上空を飛翔するタカの姿を認め、双眼鏡をのぞくとトビだとすぐに分かった。旋回しながらゆっくり帆翔し徐々に高度を上げて小さくなっていく。
 ここから飛び立ったのか偶然に上空を通過しただけなのか分からない。いつかこの公園に下りている姿を見たいと思う。
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