大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

6/29 いつものようにひと通り回る。

2014年06月29日 | Weblog
 各地で梅雨の大雨で被害が出ているとニュースで見る。大阪は、今のところ梅雨らしい雨が続くことはなかった。今日も曇りから晴れ。

 みどりのリズムで、前回見たハシブトガラスの幼鳥が今日も居る。飛べるようになる前に巣から落ちたのだろうか。太い木の根元でじっとしている。ネコに見つからなければいいが。
 今日はすぐに親が飛んできて頭の上で騒ぎ威嚇する。

 数年前、自宅近くの公園の横を歩いていると突然頭に衝撃! その後、通るたびに何度かやられた。
 他の人が通っても何の反応もないのに、私には激しく攻撃してくる。

 あのブト。感じ悪かった 「トリミニスト」 を標榜している私を攻撃するとは。
 巣の場所も知らなければ、幼鳥を見たこともないのに、私を敵だと思い込んでいる。

 いつもは背中にリュックを背負っている、大阪城公園への行き帰りに攻撃された。ある日、リュックは無し、服装も鳥見とは違う。帽子もかぶっていない。スーパーからの買い物帰りに攻撃された。

 私を顔で認識しているのは間違いない。 失顔症の私より能力は上かもしれない。

 以前読んだ本に、カラスは計算できるとあった。(数の多少ははっきりしない記憶)
 カラスの大好物のエサを置いておく。横に人がいれば当然、枝の上から見ているだけ。 人が横のテントの中に入っても、カラスは分かっているので食べにこない。

 その人がテントから出ていくと、やってきてエサを食べる。
 次に、2人の人がテントに入って1人だけ出て行っても、カラスは近付いてこない。もう1人がテントの中に残っているのが分かるらしい。
 後の1人が出て行くと食べにくる。

 同じように、3人入って2人出て行っても近付いてこない。3人が出て行くと食べにくる。
 そういう事をくり返して実験した結果、4~5人くらいは認識して計算できるとの結果だった。
 4人が入って3人が出て行っても、4-3=1。 あと1人テントの中にいると分かるのが凄い。

 木々の葉が茂って緑が濃い。早朝は薄暗い。鳥たちの声も少なく、ただいつものコースを回るだけ。
 精査していないが、今年の春の渡りは、やや前倒しの印象。早く始まったが、終わるのも早かったよう。

 早足でひと通り回って、OBPのコンビニで缶ビールを買って、第二寝屋川を前にベンチで飲む。うまい!
 どう考えてもアルコール依存。

 木陰になる場所を探して座る。
 スズメが飛んでくる。やがてドバトも近付いてくる。ちらちら見ている。
 「早くエサを出せよ!」 みたいな感じで。 

 ここで餌をやる人がいるのだろう。 
 缶ビールを口にする動作のたびに、期待してそわそわしているスズメとドバト。
 俺は関係ないからな! この場所が気にってビール飲んでるだけやからな!

 何や。その態度!


●今日の鳥たち。
 アオサギ、ササゴイ、シジュウカラ、ツバメ、カルガモ、メジロ、ヨシガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ゴイサギ、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、カッコウ。 
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6/25 快晴も、これと言って。

2014年06月25日 | Weblog
 梅雨。大阪ではそれほど降っていない。今朝は青空が見える快晴。

 みどりのリズムでハシブトガラスの幼鳥が草むらでじっとしている。巣から落下して動けないのか? 様子を見ているが回りに親の気配がない。

 おかしいな? と数歩近づいたら突然 「グガァーガーガー」 声と共に2羽が現れる。 やはり親はどこからか見ていたんだと安心してその場を後にする。

 東外堀にツバメ1羽飛び回る。ヒドリガモはやはり見当たらない。

 途中で携帯でTVを見る。携帯をTVを見るために使ったには初めて。ダメみたい。負けてる。
 やっぱり。と言ったら苦情をいわれそう。もちろん勝ってほしい。気持ちは人一倍ある。でも心の片隅に相手はコロンビア。

 つくづく思ったのは 「なでしこジャパン」 ほんとうに凄いなぁー。
 ワールドカップで優勝。オリンピックで銀メダル。先月の女子アジアカップでも優勝。

☆うれしいニュース。
 今月24日、環境省発表。新潟の佐渡島に放鳥しているトキ。野生下で、今季は過去最多の31羽のひなが巣立ちしたとのこと。

・2012年=8羽。野生下で36年ぶりにひなが生まれた。
・2013年=4羽。
・2014年=31羽。今季は昨年を大きく上回るひなの巣立ち。
 
 トキの野生復帰が順調に進んでいるのは何よりうれしい。いずれ各地で、コウノトリとともに普通に見られる鳥になってほしい。

●今日の鳥たち。
 ツバメ、カワウ、ササゴイ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨシガモ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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6/23 東外堀のヒドリガモはもうダメかも。

2014年06月23日 | Weblog
 東外堀のヒドリガモ、やはり見つからない。
 昨日の「ひでキング」でも、やはり観察されていない。

 いなくなった事を認めないといけないだろう。今後万が一観察されたら、彼は、少しは飛べる事を証明したことになる。


 京橋の立ち飲み街に新しい店が開店。まぐろ1本買いが売り。早速入ってみる。とりあえずマグロ造り3種盛り注文。焼酎を飲みながらメニューを見ると、ほほ肉のたたき。目玉の煮付け。皮の湯引きなどなど。

 さすがに、1本を仕入れてさばいている店ならではの料理。数杯の焼酎でいい気分になってふらふら帰る。まだ昼にもなっていない。

 まぐろ好きの私が気になっているのが 「近大まぐろ」 世界で初めて成功した完全養殖のクロマグロだ。
 グランフロント大阪に開店したことは知っているが長蛇の列。とても行けない。

 大阪生まれで大阪育ち、根っからの 「いらち」 どれだけ欲しいものがあっても並ぶなら我慢する。

 現在の鶴見緑地公園は、花の万博が開かれた場所。当時、世界や日本全国から多くの人々がやってきたが、近くにいる私は一度も行っていない。

 ともかく待つのが嫌い。並ぶのが嫌い。遅いのが嫌い。これでは、近大まぐろ。いつになったら。

●今日の鳥たち。
 カワウ、ササゴイ、メジロ、シジュウカラ、コゲラ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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6/19 ヒドリガモ見当たらず・・・・。

2014年06月19日 | Weblog
 東外堀の越夏ヒドリガモ、今日も見当たらなかった。隅から隅まで時間をかけて探したのではないが、居なくなったかもしれない。

 このヒドリガモは、2011ー2012年の冬に大阪城公園に飛来し、春が来て仲間が次々と北へ飛び立った後、1羽でぽつんと東外堀に残っていた。
 あれから2年間大阪の夏を過ごし、今年で3年目になる予定だった。
 本当にいなくなったのか。見られた方は教えてほしい。

 ササゴイ1羽が南外堀で。
 カワウは、南外堀と西外堀で4羽。
 空堀をツバメ2羽が飛ぶ。

●今日の鳥たち。
 ササゴイ、カワウ、ツバメ、シジュウカラ、コゲラ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 いよいよ明日7時からサッカー、ギリシャ戦。お勤めの方は、放映を見ながら出勤か。
 どうなるか!
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6/16 コアジサシ南外堀1羽のみ。 工場跡地には22羽。

2014年06月16日 | Weblog
 薄晴れの大阪城公園。バーダーもカメラマンも、誰ひとりとして出会わない。この時期なら当然だろう。

 南外堀のコアジサシを楽しみにしてきたが、残念ながら1羽のみ。 しかも1度飛び込んだ後、飛び去ってしまう。

 帰り道、大阪城公園駅の東側にある大阪車両工場跡地、コアジサシ繁殖場所の観察に立ち寄る。
 双眼鏡のみでの観察であるが、抱卵中と思われるものが10巣。その他飛び回るものを合わせて計22羽を観察。

 巣立ちして歩き回る雛は、1羽も見られなかった。いつもはコチドリも見られるが、今日はこれもゼロ。


 東外堀で越夏のヒドリガモ。今日も見当らなかった。今のところ、7日の土曜日が最後であるが。
 どうなんだろう。今少し観察を続けよう。

 城南地区人工川にハクセキレイ1羽。エサをくわえて南東へ飛び去る。
 今期、市民の森や東外堀沿いなどで観察したものは、南に飛ぶことが多かった。共に森ノ宮方面である。大阪城公園内か近辺で繁殖している。

●今日の鳥たち。
 メジロ、シジュウカラ、コアジサシ、カワウ、ササゴイ、カルガモ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


 知人の兄弟が山で遭難して亡くなった。心からご冥福をお祈りしたい。大学生のころからの山好き。結婚して子供ができても山・山・山。根っからの山男だったとのこと。
 不謹慎であるが、不本意な交通事故で亡くなったり、ベッドに伏せて病で亡くなったりするよりは本望であったのかなと。
 ただ50代だったのが辛い。少し早すぎる。


 別の話し。昔の職場の飲み友達が入院しているとの知らせ。当時は、浴びるほど毎晩のように飲んだ酒友の一人。
 仕事の愚痴、話題のニュース、クレーマーの対応、女性などなど、酒のあてには困らない。例えば昨日のコートジボワール戦。朝まで飲めただろう。

 肝臓その他もろもろの症状らしい。
 3合を10年以上続けると肝硬変になり、20年以上になると100パーセント癌だと。
 あいつも私もそんな程度じゃない。それ以上を30年以上続けているんだから。

 この年齢になると死は身近にある。若いときほど恐怖はない。
 ただ、自分が死ぬ日を教えてくれたらなぁーと思う。
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6/12 コアジサシ7羽 南外堀にダイビング。

2014年06月12日 | Weblog
 南外堀でコアジサシ7羽が舞い飛び、盛んに飛び込む。魚をくわえると東に飛び去る。子育てが順調なのだろう。

 第二寝屋川の方が少なくなって今朝は1羽のみ。私が見たところ、餌となる魚は川より南外堀の方が明らかに多い。
 多分ブルーギル。上からのぞくと、場所によっては無数に群れているのが見える。こんないい餌場はない。

 帰り道に繁殖場所を観察して帰るつもりだったが、考え事をしながら歩いているうちに忘れている。
 家に着いてから 「あっ!しまった」 と思い出す。

 もう一度出かけるのは面倒。 「まぁいいか!」 次にしよう。
 最近は根気が無くなったと言うか、面倒くさがりになったと言うか、行動力が落ちた。
 他にも、本を読むのが面倒になった。あれほど活字を追うのが好きだったのに。

 3年後を目途に大阪城公園の記録を本にまとめるつもりでいる。前回は還暦を機に16年間の調査観察をまとめた。
 思い出すとあの当時は、晴耕雨読じゃないが、晴れの日は大阪城公園に出かけて鳥見、雨が降ると一日中パソコンを前に原稿を書いていた。

 昨日、朝から机に向かう。1時間ほど原稿を書いていると気が散り始める。集中できない。キッチンへ行って焼酎湯割りを作ってくる。
 ネットでニュースや面白い話を検索して気分転換。

 これではいかん! と心に鞭打って再び原稿。しかし1時間ほどすると再び集中できなくなる。湯割りも無くなっている。
 こんな事を繰り返しながらだんだん酔っ払って、昼ごろには朦朧として寝てしまう。

 この調子で間に合うか。ちょっと不安。
 大阪城公園の調査観察の集大成。これを何とかまとめないと。この世に未練を残す。 
 よし。頑張るぞ! 自分に励ます声をかけて。とりあえずキッチンへ。

 
 ゴイサギ成鳥1羽。南外堀の上を南西に飛ぶ。
 カワウ南外堀1羽。今日は西外堀にも見られない。
 ハクセキレイ1羽。人工川の方形の池。このには、アオサギも1羽。
 コゲラ1羽。水上バス乗り場。

 ヨシガモ♂内堀。ホシハジロとキンクロハジロは北外堀。

 東外堀のヒドリガモが見当らない。いつもの東側からだけでなく、西の梅林側からも探してみたがやはり見つからない。ただし、昨年もこんなことがあって、数日後の観察では、普通に堀の中に浮かんでいたりしたことがある。
 まだ答えを出すのは早い。観察を続ける。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、コアジサシ、ゴイサギ、カワウ、ハクセキレイ、アオサギ、コゲラ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 


 

 
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6/9 6羽のコアジサシが舞う。南外堀。

2014年06月09日 | Weblog
 昨日、ひでキングから 「南外堀にコアジサシ5羽」 とメールをもらった。先日は3羽を観察したが、5羽に増えているようでうれしい。

 かつて、第二寝屋川で、たまに見られていたコアジサシ。わずか1羽が大阪城内の堀で見られただけで、躍り上がるほど喜んだものだった。

 それが3羽、5羽・・・と。
 そして今朝は6羽。飛び回り何度も飛び込む。しばらく見とれる。

 コアジサシは、先日発表された大阪府のレッドリスト2014では 
 絶滅危惧1類(CR+EN)へ、より絶滅の危険が高いカテゴリーへ変更された。

 絶滅が心配される、非常に貴重な野鳥なのだ。
 コアジサシが絶滅するという事は、コアジサシが絶滅するという事だけではない。

 最近TVで、ペットの餌のコマーシャルがやけに多く目に付く。
 クレームがきそうだけど、あえて言う。何か異常。

 野鳥に限らず、自然の生物に愛を感じさせる放映が少なすぎる気がする。南外堀のコアジサシたちを見ていると心癒される。
ペットもいいけど、自分の思い通りにならないコアジサシもいいよ。

●今日の鳥たち。
 コゲラ、コアジサシ、カワウ、シジュウカラ、アオサギ、ササゴイ、エナガ、カルガモ、ヨシガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

○トキのうれしいニュース。

・親が野生のひな 巣立ち。
環境省は、野生下で2012年に生まれた♀と、2011年に放鳥された♂の間に生まれたひな1羽が巣立ったと発表。野生のトキを親にもつひなの巣立ちは放鳥開始以来初めて。

・佐渡島内に72羽。
環境省は、野生復帰に向け掲げた「佐渡島内に60羽定着」の目標が達成されたと発表。2008年9月~12年10月に放鳥された個体と、12、13年に自然界で生まれた個体を合わせ59羽が定着。8次放鳥の13羽の個体が7日で「1年以上生存」扱いになり、計72羽が定着の条件を満たした。
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6/7 蒸し暑い朝。

2014年06月07日 | Weblog
 蒸し暑い朝。
 一通り早足で回るが、聞こえるのはシジュウカラとメジロとムクドリの声。
 今日もコアジサシには出合わなかった。

 今日は土曜日で人出が多く、人工川では草を摘んでいる人の3~4メートル先でコサギが採餌していた。
 いつものコサギなら、やや人に慣れていたとはいえ、もう少し警戒心はあったと思うが。
 南外堀でササゴイ1羽。

 第二寝屋川で、カルガモ親子11羽が見られると聞いて、帰途立ち寄って探しが見当たらず。


 スーパー銭湯その2
 年間どれくらいスーパー銭湯に行くのか、大まかに計算してみた。少なくとも50回。多ければ70回くらい。
 
 大阪はもちろん、奈良や和歌山などにも出かける。
 大阪はほとんど行ったと思うが、最近新しいのが次々できて楽しみが増えた。

 ①箕面市。 よく知られた箕面スパーガーデン。倒産し、新たに 「大江戸温泉物語」 として再開。最近はTVでよくCMが流れる。前のスパーガーデン当時はもちろん入湯したが、新しくなってまだ行っていない。

 ②豊中市 「あるごの湯」 先日入湯。このブログで紹介した。

 ③門真市 「ゆの蔵」 6月4日に行って来た。下に入湯体験記。

 ④大阪市鶴見区。この夏に鶴見緑地内に開設されるらしい。「鶴見緑地湯元 水春」
 この水春は、全国各地にスーパー銭湯を展開している企業。関西では、箕面湯元水春と東香里湯元水春の2か所。もちろん入湯済み。鶴見緑地は家から近くオープンが楽しみだ。


 「ゆの蔵」 のオープンは9時。湯上がりにビールを飲みたいので電車で行く。
 ただこの時間は、出勤時間帯で電車は満員。これから仕事に励もうとしている方々と、風呂に入って朝酒を飲もうとしている私と一緒の車内では申し訳ない。

 実際は、私は市内から出て行く方向なので心配するほどの事はなく車内はがらがら。京阪門真市駅で下車。ホームに 「カッコー・カッコー」
  
 いいなー。BGMか到着の合図かよく分からない。今春の大阪城のカッコウを思い出す。
 そういえば、京橋ではコマドリのさえずりが流れていた。毎朝通勤時に耳にして、これをコマドリと分かっている人は、どのくらいいるだろうかと思った。

 「ゆの蔵」 湯場はそんなに多くない。泉質は、ごく普通の弱アルカリ性の単純温泉。流行の炭酸泉もあるし足の裏ジェットバスもある。ミストサウナもある。悪くない。

 しかしここの売りは、充実したその他の施設。
 一番のお勧めは劇場レストラン。無料で大衆演劇が見られる。

 30代のころ、よく出かけた西名阪健康ランド。風呂から上がって大きな畳のホールで1杯飲みながら、大衆演劇を見るのが好きだった。今はもう廃業されているが。

 今回の 「ゆの蔵」 はそれを思い出した。
 義理と人情だったり、男女の愛や親への孝行だったり。友情と・・・などなどが相反してつらい立場。

 よくあるべたなストーリの時代劇。でもこれがいい。笑わせたり、また泣かせたり。

 いい場面では、スポットライトの中、音楽が激しく盛り上がり、役者が決まりの見栄を切る。拍手、拍手、拍手の嵐。
 一転、辛い立場の主役、死を覚悟の夫をあえて送り出す妻。背中には赤子が。
 旅仕度の夫に 「おまえさん・・・」 そっと刀を差しだす。音楽とともに観客席からすすり泣く声。目にタオルを当てる姿。酔っ払いの私も思わず涙。

 いいなー。大衆演劇。みえみえのストーリ。べたな芝居。これがいい。

 門真の 「ゆの蔵」 は、温泉を楽しんで、芝居に笑って泣いて、食べて飲んで、1日過ごしても、他のスーパー銭湯と変わらない入湯料金。
 こんなのが好きな人には絶対お勧め。


●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、コサギ、ササゴイ、カワウ、カルガモ、アオサギ、ヒドリガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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6/6 小雨に降られ急いで帰る。

2014年06月06日 | Weblog
 大阪も梅雨に入った。天気予報では曇りから雨。ただし予報士の解説では、青空が見えることもあるが、急に降り出すこともあるので注意。
 曇も、晴も、雨もある予報。変化が激しく予報は難しいと言っていた。

 少なくとも午前中は大丈夫だろうと出かけたが、途中から小雨がぱらぱらと。持参の折りたたみ傘を出して、急ぎ足で帰宅。今朝は、バーダーもカメラマンも誰一人出会わなかった。

 南外堀のコアジサシを楽しみにしていたが見られなかった。雛が育ったのか、他のいい餌場を見つけたのか。
 みどりのリズムでハクセキレイの多分♂。こんな時期にハクセキレイを見るようになった。


 
 ひと月ほど前、豊中市のスーパー銭湯 「神州温泉 あるごの湯」 に出かけた。
 元は 「新三国ボウル」 があった場所で、40年ほど前にボウリングを楽しんだ記憶がある。

 オープンして半年、そろそろ落ち着いた頃、10時を待ちかねて入場。ひと通りの湯に入る。今流行の炭酸泉もある。広いし悪くはない。まずまずの評価。
 ただ、私が好きなジェットバスがない。この点がマイナス。もう一つは6時オープンの朝風呂があれば。

 風呂を出て昼飯の時間。食事場所はかなり良。私はファミリーで楽しめるレストランの方でなく、居酒屋 「より道」 へ。

 串揚げを注文し、ノンアルコールビールを飲んでいると、
 「今日はいい魚が入っている」 とカウンター越しに板さんが声をかけてくる。
 イサキの煮付けがいいと勧める。奥から手に提げてきて 「形のイサキや」 と自慢げに嬉しそうに、私の目前に突き出して見せる。

 一から下処理をして煮付け。時間がかかる。昼の居酒屋で客は私一人。ノンアルコールビールの追加をくり返していると、店の女性が話しかけてくる。

 私も煮魚が大好き。結婚するので近々ここを辞める。彼と同棲したいけど父親が固い人で絶対認めてくれない。1時間半かけて通勤しているなどなど、朴訥とした可愛い感じの女性。

 客がいなくて時間を持て余しているからかよくしゃべる。
 ノンアルコールでなかったら、際どい話しなども面白く振っていたと思うが、いくら飲んでも素面。

 まじめにイサキの煮付けを突く。好みで言えばやや甘口だったが、新鮮でなかなかの味。スーパー銭湯の中にある店としては秀逸。

 昼からねーちゃん相手に煮魚を食べるとは思わなかった。
 だから人生は面白い。間違っても二十歳になんか戻りたくない。こんな親父だから心許して話すのだ。若いイケメンだったらそうはいかない。

 次に行った時には、もういないだろう。好きな人と一緒の新婚生活を楽しんでいるだろう。彼女の幸せな人生を心から祈る。


●今日出合ったの鳥たち。
 ハクセキレイ、カワウ、シジュウカラ、メジロ、ヒドリガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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6/3 今日もコアジサシ3羽が盛んに飛びこむ。

2014年06月03日 | Weblog
 大阪城公園でいろんな楽器の練習しているのに出会う。
 ドラムやトランペット、ギターなど。

 今朝は、社会運動顕彰塔で尺八を練習している人がいた。尺八は初めてのように思う。 面白いのはその曲が 「アナと雪の女王」 
 最近はいたる所で耳にする大ヒット曲。尺八とディズニーのミューカルは合わないと思った。
 しかし、♪レリゴーレリゴー♪ 太陽の広場東の森に流れる尺八の音色が実にいい。味がある。歩きながら耳に意識が。 

 南外堀に3羽のコアジサシ。
 飛び回って盛んに飛びこむ。散歩の人たちも珍しそうに見ている。 この鳥は何と言う鳥ですか? と声をかけられた。
 スマートな鳥ですねーとも。

 カメラを向けるが、飛び込んだ瞬間はなかなか撮れない。飛んでいる写真を拡大してみると、くちばしに魚をくわえている。

 東外堀沿いで、幼鳥と成鳥の3羽のコゲラが、サクラの木を飛び移る。近くでシジュウカラの幼鳥たちも。
 天守閣東配水池ではエナガの少群が枝移りする。
 城南地区では、ムクドリが親に餌をねだる。


 今大阪城公園で夏を過ごしているカモは4羽。
 東外堀のヒドリガモ♂。内堀のヨシガモ♂。北外堀のホシハジロ♀、キンクロハジロ♀。すべて翼の一部などを負傷していて飛ぶことができない。

 環境ホルモンなどの影響で本能に影響が出て、繁殖地へ帰らなくなるとも読んだことがあるが、少なくとも大阪城公園で越夏するカモは飛ぶことができない。

 元猟友会員だった知り合いの話しでは、散弾銃が外れて即死することなく、しばらく飛ぶことができても、やがて力尽きて川や池に降りる場合も多いと。

 傷が悪化してそのまま死ぬこともあれば、傷がそのまま固まって、生きていくことはできるが飛ぶことはできない。
 各地で越夏しているのは、そんなカモたちが多い。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、コゲラ、メジロ、コアジサシ、アオサギ、カワウ、エナガ、カルガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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