大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/31 大晦日 小さなキマユに 翻弄され

2015年12月31日 | Weblog
 今日は家の用などで登城するつもりはなかった。しかし、昨日のメジロガモがどうしても気になり出かける。

 いつものコースなので、北外堀は最後になる。 しかし、それまでに 「メジロガモが見当らない」 との情報が入ってくる。残念。やはり1日だけの滞在だったようだ。

 一昨日は鶴見緑地でメジロガモが見られていたらしいので、同じ個体が移動しているのかもしれない。 前回の南外堀でも1日だけだった。

 次々と各所を移動しているのだろうか。鶴見緑地と大阪城公園なら行き来する可能性もあるが。今後の情報に注目。
 
 キマユムシクイを待って、いつもの修道館と豊国神社の間辺りで待っていたが、なかなか出てこない。コサメビタキは出てきた。メジロも出てきた。ウグイスも出てきた。
 ジョウビタキはさっきから出っ放し。そろそろキマユか・・・。しかし出ない。

 今日はひょっとしたらと思い始めたころ、東の端に出ていた。ちょうど水場のある辺り。
 最初のころは、この付近でも見られたが、最近は修道館の方に変わっていた。 昨日も西端の6番やぐら辺りにまで移動したほど。

 全く正反対の場所だったので注意していなかった。みんな、それとばかりに駆けつける。

 キマユムシクイは、枝葉の中をせわしく動き回りながら、南外堀沿いを少しずつ西へ移動。それに合わせてカメラ片手にワイワイ。

 あっち行った・・・。上にあがった・・・。右の枝のところ・・・。今チャンス・・・。ピント合わん・・・。などど皆必死。私もその中に混じって必死。 カシャカシャカシャと連写する音。

 堀側の土手に上がったり、豊国神社側に移動したのに合わせ、斜面を下りたり、再び登ったり、滑って転倒しないかと不安を感じながら。

 結局190枚も撮影していた。キマユムシクイに振り回された気分。 しかし、一応右向き、左向きのキマユムシクイ撮影成功。私の中では、これまでで一番。ほっと一息。

 カンムリカイツブリは、今日も西外堀ですぐに目に入る。この調子なら春まで越冬するのは間違いないだろう。
 バンは西外堀で1羽のみ。

 オオバンは、東外堀に52羽、これまで最多、とうとう50羽を超えた。南外堀1、西外堀6、内堀5.北外堀16。北外堀が減少したまま。 合計80羽。

 朝に会った知り合いの方から、元射撃場の高い木にハイタカがとまっていたと聞く。赤褐色の♂の個体がこんな早い時間から。

 オカヨシガモ、85羽。
 ヨシガモ、7羽。
 ヒドリガモ、93羽。
 カルガモ、17羽。
 ハシビロガモ、31羽。
 コガモ、12羽。
 ホシハジロ、83羽。
 キンクロハジロ、104羽。

 カモはかなり減少してきた。最も多かったキンクロハジロでも104羽。

 今年最後に観察した鳥はゴイサギ。最後に撮影した鳥はキマユムシクイ。新年、最初の鳥は何?

●今日の素敵な鳥たち。
 ハクセキレイ、シロハラ、ツグミ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、ハイタカ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、バン、キセキレイ、コサメビタキ、メジロ、ウグイス、シジュウカラ、ジョウビタキ、キマユムシクイ、カワラヒワ、アトリ、コゲラ、カワウ、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

★今年も大晦日。大阪城公園の情報を発信して23年になりました。 この間、ミニコミ紙からブログへ変わりましたが、多くの方に活用していただき喜んでおります。
 これから先、何年との思いもありますが情報発信を続けたいと思っています。
 温暖化の影響か、暖かい年末を迎えています。体調管理に十分ご留意いただき、新年をお迎えください。ありがとうございました。
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12/30 メジロガモ再び。

2015年12月30日 | Weblog
 今日は何かと忙しい一日だった。年の暮れで大掃除とか買い物とかでなく、大阪城公園の鳥で忙しい。

 始まりはキマユムシクイ。西外堀のカンムリカイツブリを確認しオオバンを数えて豊国神社裏へ。
 バンは、南外堀で出会ったひでキングから2羽確認と聞いていたので、北端まで探しに行かないで済んだ。

 その為、豊国神社裏に着いたのが早い。大将に出会ってキマユムシクイは出てるかと聞くと、今日は来るのが早すぎると。
 キマユムシクイは7時、9時、11時に出てくるという。
 仕方なく、知り合いなどと立ち話しながら時間待ち。

 昨日は満足できるのが撮れないまま、そこを後にして園内を回った。昼前に再び出たと連絡があった時は北外堀だったので戻らず京橋へ向かった。 これは昨日のブログに書いたとおり。

 昨日、その場所で二人の人に会って立ち話をしていた。一人は横浜から来たという男性。もう一人は、私と数年前から何回か会って話もしたという男性。
 相変わらず 「失顔症」 のため顔が覚えられず失礼をしてしまう。
 
 会話の中でいろいろと思い出したが、特にその方との話しの中にあった 「ふーさん」 記憶にあった。早速ネットで探してブログを見つける。

 驚いたのは、ブログの中にキマユムシクイのきれいな写真が並んでいる。右向き、左向き、正面、食事中などなどの写真。私が戻らなかった時に、十分撮影できたようだ。
 私が何度も挑戦していて、なかなかうまく撮れないものを、いとも簡単にこれだけの写真を!素晴らしい。

 そんなことで、今日は撮影できるまで、ねばろう。覚悟を決めて豊国神社裏へ向かったのだが早すぎるとは。

 9時を過ぎてしばらくした時、豊国神社の南西角辺りに出た。よし!とカメラを向けるが、どんどん遠くて高い場所へ移って見えなくなる。

 いつもならここで諦めるところだが、今日は昨日と同じ轍を踏みたくない。
 大将の 「キマユムシクイは奇数時間に出る説」 を信じて待つことに。次は11時だ。

 やがて再び現れる。数十枚シャッターを切る。その内、数枚は全身が見える枝に出た時にとらえた。 記録としては十分。70点から80点の上出来。

 大将の 「キマユムシクイは奇数時間に出る説」 当らずといえども遠からず。
 気分よくして、いつもより遅めの昼食で京橋へ。

 やれやれキマユムシクイ撮影成功。いい気分の余韻に浸りながら、焼酎湯割り2杯目を注文した時にメール。
 ひでキングから 「北外堀にメジロガモ」
 何ぃー!

 まだ飲み始めたばかり、カモなら急にいなくなる事はないだろう。その上、メジロガモは前回にも観察撮影したばかり。慌てることはない。
 しかし、けっこう気が弱い私。 3杯目のお代わりもできず店を飛び出す。

 北外堀に到着すると、メジロガモかなり近くに寄ってくる。どこかでパンなどもらっていたように見える。「おい パンくれよ」 みたいな雰囲気。

 羽衣色などは♂の成鳥あるいは1Wと思われる。今年の11月23日に南外堀で見られた個体だろうか。
 あの時は、エクリプスから夏羽への移行個体と思われたが、今日は立派な美しいい夏羽になっている。軽々に答えは出せない。

 また1日だけの滞在か、あるいは、しばらくここで過ごしてくれるのか。
 結局、対岸からや飛騨の森側からなどと撮影している内に時間も経過。2時前になる。

 せっかくだから今日は、赤褐色♂ハイタカのねぐら入りを撮影しようと決めて市民の森へ。昨日は2時半に帰ってきたと聞いている。

 現場に着くとすでに十数人がカメラを用意して待っている。その後も次々人が増えてくる。 「元山さん こんな時間にどうした?」 声もかけられる。

 2時半すぎたころに大将もやってくる。しかし出ない。じっと待っていると冷えてくる。
 3時になっても出てこない。 どんどん人が増えてくる。30人は優に超えている。

 大将、責任者風で
 「必ず決まった時間に来る訳でない」 「ここ最近は早かったが、もともとは4時過ぎだった」 

 全く大将の責任ではないが、皆があてにしているので何となくそうなっている。

 待っている人たちを見ても、自分で探している人はほとんどいない。しゃべって時間つぶし。大将が見つけてくれると、信じ切っている。

 とうとう4時が近づいてきた。さすがの私も今日はあきらめて帰ろうかと思うが、ここまで待って・・・。
 帰ったら出る。悔しい思いをするのは明白。

 4時10分前。市民の森の上をカラスに追われてハイタカ登場!
 思わず拍手しそう。千両役者の登場だ。

 結局、枝葉の隙間からかろうじて見えるところに、とまっているのを大将が見つける。カメラを抱えて皆がわっと駆け出す。

 どこから見ても全身すっきり見えない。動き回ってベストアングルを探しながらシャッターを切る。顔や胸のどこかに枝がかかる。ここがいいと代わってくれる人も。
 取りあえず、顔は見える。喉・胸の赤褐色もほぼ見える撮影成功。やっと撮影できた。記録的に40点・50点くらい。

 今日は、キマユムシクイ、メジロガモ、ハイタカと観察撮影が成功。
 何かと忙しい1日だったが、充実した1日でもあった。

 帰宅が遅くなり、ブログも遅くなる。

●今日の可愛い鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ツグミ、シロハラ、カイツブリ、ハクセキレイ、モズ、シジュウカラ、カワラヒワ、ジョウビタキ、コサギ、カンムリカイツブリ、カワウ、シメ、ウグイス、メジロ、アトリ、ハイタカ、キマユムシクイ、ゴイサギ、コサメビタキ、ユリカモメ、バン、セグロカモメ、ヤマガラ、コゲラ、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/29 キマユムシクイ30分間も観察撮影。

2015年12月29日 | Weblog
 今年も残り2日。毎年同じ事を数えている。特別に感慨深い思いはない。 かと言って、何もなく通り過ぎる訳でもない。使いやすい言葉で言えば
 「たかが年の暮れ、されど年の暮れ」

 最近はバーダーやカメラマンが少なくて、特に午前中は数人も出会うこともない。
 特に今日などは、帰省や旅行などで誰にも会わないのかと思ったら正反対。十数人の方に出会った。

 キマユムシクイは、修道館裏から修道館と豊国神社の間辺りを枝移りして盛んに移動。それに合わせて約30分間も観察撮影。

 しかし、双眼鏡で観察するには十分だったが撮影は不十分。ひと時も止まってくれないし、枝葉が茂った中を動き回るのでシャッターを押した割にはきれいに写ったものがない。
 正直言って消化不良の気分。でもキマユムシクイをこれだけ観察できてよしとすべきか。

 その後行く先不明になって、その場を後にした。かなり経って飛騨の森を回っている時に大将から、コサメビタキとキマユムシクイが再び出てきたと連絡をもらう。
 そろそろ昼飯にしようと思っている時間。気分は昼食の酒。修道館裏まで戻る気がなく、北外堀のカモをカウントして京橋へ。

 西外堀のカンムリカイツブリは越冬中。
 バンは、北端で倒木の上に上がって、カモと並んで休んでいる1羽。
 オオバンは、東外堀45・南外堀1・西外堀9・内堀5・北外堀19で合計79羽。

 西の丸庭園が年末年始の休園で入れず、ニシオジロビタキは未確認。これまでの状況から正月明けまで滞在してくれるだろうと期待。

 午前中に市民の森でハイタカの飛翔が観察されるも、幼鳥タイプか赤褐色の♂か不明。
 帰宅後、酔っぱらっていつものように昼寝。大将からメール。ハイタカの♂が市民の森。

 夕刻になると現れる、赤褐色ハイタカの♂。撮影しておきたいと言っていたので連絡してくれたのだが、今から出かける気力もない。
 礼を言うのみ。最近は十数人のカメラマンが、夕方の市民の森で赤褐色ハイタカを待っているらしい。

 市民の森で、朝一番にメジロ、シジュウカラの群れを見つける。高い木の樹頂部、首が痛くなるほど見上げて、小さい奴を片っ端から確認しているとキクイタダキ発見。
 それを観察しているともう1羽キクイタダキ。よしよしの気分。

 オカヨシガモ、100羽ちょうど。北外堀ウキクサ・ミズクサ清掃で大きく減少。
 ヨシガモ、13羽。

 ヒドリガモ、179羽。すべての堀で観察。合計すると意外と多い。
 マガモ♂1羽、西外堀。 
 カルガモ、22羽。

 ハシビロガモ、38羽。少ない。
 コガモ、11羽。

 ホシハジロ、159羽。
 キンクロハジロ、83羽。

 飛騨の森側から北外堀を見下ろしてカモを観察しているとカワセミが1羽、水面低くすーっと飛んでいる。離れていてもカワセミの美しさは目を引く。
 目で追っていると、対岸の野外マージャンのすぐ近くにとまる。石垣にカワセミ独特の線状の糞跡。もちろんマージャンの人はすぐ近くにカワセミがとまっていることを知らない。

 どこからかもう1羽のカワセミがやってきて、追いかけ合うように2羽が水面を低く、滑るように弧を描き舞うように飛ぶ。
 ちょうどTVで見た全日本フィギュアスケートの選手たちが氷上で表現した競技をを見るようで見事、美しい。見とれる。

●今日の魅力的な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、シロハラ、ツグミ、ユリカモメ、セグロカモメ、シメ、ハイタカ、ハクセキレイ、キクイタダキ、コサメビタキ、ジョウビタキ、メジロ、モズ、カワラヒワ、シジュウカラ、カイツブリ、ゴイサギ、カンムリカイツブリ、バン、アオジ、ウグイス、シメ、キマユムシクイ、アトリ、ヤマガラ、カワセミ、ユリカモメ、コサメビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/26 カンムリカイツブリ、ニシオジロビタキ変わらず。気になるハイタカ!

2015年12月26日 | Weblog
 早朝の大阪城は風が冷たい。しかしポケットに手を入れないとしびれるほどでもない。
 久しぶりに12月らしい気候になっただけ。体が反応していない。心も。

 西外堀のカンムリカイツブリを確認。西の丸庭園のニシオジロビタキもすぐに確認。まったく苦労はない。来春いつごろまで過ごしてくれるか。

 バンは1羽を坤やぐら跡下の石垣で観察。その後追門学園側石垣の草の陰でもう1羽観察。久しぶりに2羽。羽色がやや黒くなったように見える。

 オオバンは昨日85羽と過去最多を観察。今日は東外堀46、南外堀1、西外堀10、内堀3、北外堀21の計81羽。少し減少。
 今日は、北外堀にウキクサや水草などの撤去のためボートが入っていた。この影響で場所が大きく変わっていた。

 キマユムシクイは今日もだめ。昨日も見られなかったが、その後の情報では、豊国神社南西で観察した人がいると聞く。

 西の丸庭園の芝生にあふれていたツグミ、今日は激減。合計で49羽のみ。
 シロハラは、各所で16羽。
 ジョウビタキ、今日は♂4・♀1。音楽堂西上、西の丸庭園、青屋門、豊国神社裏、一番やぐら。

 昼が近付いてくると、今日は何で飲もうかとの思いがだんだん大きくなってくる。頭の中の半分は酒。
 種々思い浮かべながら歩いている。

 この時期やはり新そばが気になる。今回で3回目になる京橋の 「庄八」 
 ただしこの店は蕎麦しかない。ちょっと飲んで食べて、終わりに蕎麦・・・ができない。

 蕎麦はうどんと違って、時間がかかるのでその間飲みながら待つ。かつてそば屋には、美味い酒とつまみがあるのが定番。
 「そば屋の2階」 と言う言葉もあるように、単に蕎麦を食べるだけの場所ではなかった。

 駅前の立ち飲み屋で少し飲んでから 「庄八」 に向う。盛りを注文。

 「庄八」 の極細の蕎麦は喉越しが良くて癖になる。 このような極細の蕎麦は、かつて1度だけ食べた記憶がある。随分前の事になるが、三重県の松阪市の肉屋の女将さんに教えてもらった店がそうだった。

 その時は美味しいとかでなく、変わった蕎麦とだけしか思わなかったが。この歳になって、もう一度食べてみたいたいと思うようになった。

 カモは減少気味。これは例年どおりの傾向。昨日のマガモは見られず。
 ホシハジロは162羽。
 キンクロハジロは122羽。

 ハシビロガモは46羽。
 カルガモは35羽。
 
 ヒドリガモは225羽。
 オカヨシガモは103羽。

 ヨシガモは12羽。
 コガモは11羽。

 今冬のタカ。
 この冬はタカがよく観察されている。ここだけの事なのか、大阪全体でもそうなのか。近畿全体でもそうなのか。分からないが、当り年(?)であることは間違いない。

・ハイタカは、幼鳥と思われる個体。胸・腹の赤褐色の薄い個体と濃い個体。
・オオタカは、成鳥と幼鳥。
・チョウゲンボウ。
・ハヤブサ。

 このうち、ハイタカの赤褐色が濃い個体は、夕刻に大阪城公園に戻ってきて市民の森のねぐらに入るらしい。もっともカメラマンが増えて場所が変わるかも知れないと。 昨日も市民の森で観察、撮影されている。

 昼間に出会いたいが、夕方にならないと会える確率は低いらしい。幼鳥と思われる個体には、時々出会うのだが、赤褐色の♂成鳥に会いたい。

※=追加情報(ひでキング) マガモ♀2羽、西外堀。オオバン3羽、第二寝屋川。
  第二寝屋川のオオバンは、ひょっとしたら北外堀へ入ったボートの影響かもしれない。そう言えば京橋からの帰途、寝屋川でもオオバン1羽を見た。ここで見たのは初めて。調査対象地域ではないが。
 
●今日の素晴らし鳥たち。
 セグロカモメ、ツグミ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、シロハラ、ヤマガラ、モズ、カワラヒワ、エナガ、シジュウカラ、コゲラ、ジョウビタキ、カワウ、キセキレイ、コサギ、バン、カンムリカイツブリ、メジロ、アトリ、ユリカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、マガモ。
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12/25 オオバン85羽。記録更新。

2015年12月25日 | Weblog
 昨夜はかなり降ったのか。路面がぬれている。
 空も黒くて7時過ぎの市民の森は見えにくい。やがて少しずつ晴れ間が見えてくる。
 今日はクリスマス。こんなに暖かい。

 西外堀のカンムリカイツブリと、西の丸庭園オジロビタキはすぐに見つかる。可愛いい奴だ。
 一方、キクイタダキとキマユムシクイはそうはいかない。特にキマユムシクイはなかなか大変。見られた場所は、豊国神社裏から6番やぐらと西へ移ってきている。

 豊国神社裏を東へゆっくり歩く。キマユムシクイらしき鳥がいないかと。周囲に目を配らせながら。
 すると2番やぐら跡辺りで、双眼鏡を目にして観察している親方が目に入る。同じ方向をじっと見ているところから、オオタカではないかと推測。

 私に気付いた親方が指をさしている。
 その先にとまっていたのはオオタカ。 逆光で見にくいので飛び立たないようにぐるっと回って親方の後ろに。

 オオタカの幼鳥が、背中を見せてとまっている。時々首を回してこちらを見るが、特に警戒している感じでもない。
 数十枚シャッターを切る。一息ついたので感度を半分に下げる。

 親方に、もう少し近づいてもいいか了解をとって、オオタカの様子を見ながら十数歩近付く。オオタカは変わらず。
 再び数十枚撮影。オオタカは変わらず。時々私を見るが落ち着いている。カラスにも見つかっていない。

 最近、豊国神社裏で、オオタカがとまっていることがよくある。(前回はハイタカだったが)
 少し前に市民の森で正面からの写真を撮った。今回の写真で、前向きと後ろ向きの写真がそろった。

 その後、越冬コサメビタキを豊国神社裏で親方が確認。キマユムシクイは不明。

 南外堀でコガモが集まって騒いでいる。求愛行動。
 内堀の梅林側でも、ヨシガモが盛んに求愛行動。朝の光に頭部の緑が光輝いて美しい。昨日に引き続きカメラを向けてチャンスを待つ。

 ① 1羽の♀の回りを3~4羽の♂が取り囲む。 ② ♂の頭部が輝く光、角度。 ③ ♂が求愛の動作。
 この3点そろうのを待つが、10分、20分ででは無理。一つや二つは何とかなるが三つは。

 水面採餌ガモの求愛は独特で一つのパターンがある。
①お尻を高く上げる動作。
②首をぐっとあげて後ろに反らす。
③水面に浮きあがるようにして首を下に胸に付くように縮む動作。

 ♂たちは一生懸命に、この求愛動作でアピールするが、♀は横を向いていたり、見なかったりで無視しているようにも思える。
 TVで、クリスマスに女性にプレゼントする金額の平均が6万円くらいだって。

 男は、ヒトもカモも大変だ。

 西外堀で久しぶりにバン発見。2羽を見たり、まったくダメだったりして、バンは思うようにならない。

 オオバンは、東外堀47、南外堀1、西外堀11、内堀3、北外堀23で合計85羽。いよいよ90羽が近づいてきた。
 オオバンが、なぜこんなに多いのか。いろんな記事に出てこないし、話題に上がっていないのが不思議。以前に、中国から多数がやってきているとの新聞記事は見たように思うが。

 ツグミが西の丸庭園の芝生に群れている。周りの木のも合わせて185羽。他の場所も合わせて計196羽。相当多い記録だが、ツグミが本当に多い時は千羽を超える。
 シロハラは市民の森などで計21羽。

 沖縄復帰の森の高い木の頂にアオバト1羽。遠くから見つける。しばらくして飛び立つと南外堀を超えて豊国神社の方に見えなくなる。

 ハシビロガモ57羽。
 マガモ♂1羽、東外堀。
 ヒドリガモ164羽。
  
 オカヨシガモ123羽。
 ヨシガモ31羽。♂が美しくなっている。内堀の梅林側から見るのがお勧め。

 カルガモ23羽。
 コガモ27羽。
 
 ホシハジロ161羽。
 キンクロハジロ99羽。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 セグロカモメ、メジロ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、カワウ、オオバン、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、ハクセキレイ、アオバト、コサギ、コサメビタキ、バン、カンムリカイツブリ、カイツブリ、ニシオジロビタキ、シジュウカラ、カワラヒワ、オオタカ、ユリカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/24 暖かいクリスマスイブ カラの混群が通り過ぎる。

2015年12月24日 | Weblog
 今日も異常に暖かい。日中は16度との予報。

 毎年 元旦のブログには前年の 「大阪城公園の野鳥十大ニュース」 を載せている。
 その候補を書き出して検討を始めた。わずか1年のことでも、その時の感動や興奮を忘れていることもある。
 人は忘れやすい生き物。しかしページを繰ることで、再び当時がよみがえり、抑えられないほどの気持ちになることもある。

 過ぎた日々を思い出していると、今日はちょうどクリスマスイブ。
 BGMに恋人たちの想いをうたったものが流れる。

 自分もそんな時代があった。
 携帯などなくて、次の約束をしておかないとそれきりになってしまう。いつも余裕がなくて必死に生きていた恋。
 悲しい事もいっぱいあった。今は懐かしい。

 若い人はこのブログ 見てないだろうけど、
 思い出はみんな素晴らしい。ただ一つできる忠告。
 思い出に順番は付けられない。

 2015年 大阪城公園の野鳥十大ニュースのトップは何か? 元旦のブログを楽しみにしていただきたいが、皆さんなら想像がついていると思う。
 多分 それが正解。

 音楽堂西上でカラの混群に出会う。忙しく飛び交う。次々と現れるので観察が大変。一応シジュウカラ7羽。エナガ4羽。メジロ19羽。コゲラ2羽。
 ヤマガラが混じっていないか注意したが見当らず。そしてキクイタダキやキマユムシクイなども若干期待したがだめだった。

 6番やぐら横に到着、前回キマユムシクイを観察した場所。
 すぐにメジロが現れ、枝移りして飛び回る。前回もこんな様子の後、キマユムシクイが出てきた。状況はぴったり同じ♪
 
 よし。と気合を入れてその辺りを注視。メジロは、横の葉が落ちた枝に移って動き回る。
 たしか前回もこんな感じ。よし! よし!

 でも、メジロはしばらく飛び回って西の方へ消えてしまった。
 残念。キマユムシクイに会えず。 いつもいつもそう簡単には・・・。

 そこから修道館裏、豊国神社裏へ回ると、南外堀沿いの木の茂った辺りで小さな鳥が動く。
 葉が邪魔になってなかなか見えない。小さい鳥だ。奥で動く影を必死で追う。前に出てくれ!

 葉の暗い隙間から一瞬見えた顔は、眉斑があるシュッとした感じ。
 何!・・・・気持ちは一気にキマユ。
 こんな所にいたのか。しかも単独で。

 双眼鏡で動きを必死に追う。なかなか全身が見えるところに出てこない。やがて少し葉が抜けた枝に出てくる。
 おー!。・・・ウグイスやないか。

 という訳で、テンションが一気に下がる。
 そうはうまくいかんわな・・・・。ぶつぶつ心のなかで独り言。

 ちなみに、スズメ目の、いわゆる小鳥と言われる鳥は、♂♀の大きさの違いはない。
 ただし、ウグイスは明らかに違いがあることで知られる。

 図鑑を見ると
 ウグイス♂ 15.5センチ
 ウグイス♀ 13.5センチ

 この小さい体で、♂♀で2センチの差がある。これは見慣れれば違いが見分けられる。
 先のはウグイスの♀で間違いないだろう。

 豊国神社東に着くとカメラマンが 「ハイタカがとまっていて、カメラを向けようとした時にカラスが騒いで飛んでしまった。 惜しかった!」
 最近はこの付近でオオタカの幼鳥がよく見られている。撮影できたかと聞くが、できなかったと。

 その時、あそこに何かとまってる。指さす先にハイタカ。
 胸から腹に横斑がはっきり。赤褐色味はない。最近は赤褐色が目立つ2羽と、この個体よく観察されている。断言できないが幼鳥と思われる。
 先のも、このハイタカだったか。

 西の丸庭園に入っていないのでニシオジロビタキは未確認。 

 カンムリカイツブリは今日も西外堀。これはすぐに目に入る。スタイルもよくて好きな奴。
 カイツブリは西外堀に2羽。

 カワラヒワ、音楽堂西上に16羽。
 アトリ、玉造口付近に25羽。

 オオバン、東外堀に多く46羽、西外堀7、内堀4、北外堀22で計79羽。
 セグロカモメ、第二寝屋川2羽。
 ユリカモメ、東外堀、北外堀、第二寝屋川ほかで79羽。

 オカヨシガモ98羽。
 ヨシガモ18羽。
 ヒドリガモ103羽。
 カルガモ22羽。
 ハシビロガモ46羽。
 コガモ27羽。

 ホシハジロ163羽。
 キンクロハジロ62羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、カワウ、ユリカモメ、ハクセキレイ、キセキレイ、オオバン、ツグミ、ダイサギ、アオジ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、コゲラ、カワラヒワ、ジョウビタキ、コサギ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、ウグイス、ハイタカ、アトリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/22 女神のおかげ キマユムシクイ撮影。

2015年12月22日 | Weblog
 この時期にしては、それほど冷え込んでいない朝。 冬至にしては暖かい。しかし大阪城に着くと、第二寝屋川の川面から霧のように蒸気が上がって辺りがもやっている。
 何故か分からないが、川の水温がかなり高いのだろう。

 可愛いい幸運の女神に会った。太鼓やぐら跡から豊国神社の方に向うと、大阪の晴姫さんと、Hさんご夫婦と、可愛いい女の子。

 「ももはちゃーん」 と声をかけながら、両手を伸ばして近付くと、彼女は真剣なまなざしで私を見る。
 この前、抱っこしたやろ♪ と恐がらさないように笑顔で近づくが、彼女は 「このおっさん、何?」 
 なかなか心を許してくれない。

 その内、6番やぐら横の大きな茂みの中からメジロ、そしてキマユムシクイが出てくる。
 キマユだ!
 今期、初の出会い。
 喜んでシャッターを押す。写真的にはどうか、でも識別には全く問題ない写真が撮れる。
 よかった!

 晴姫さんから、
 「彼女が居なかったら、元山さんはすぐに行ってしまったやろ。彼女が居たからキマユムシクイに会えた」
 その通り。彼女が居なかったら、軽く挨拶を交わしてこの場を後にしていた。

 彼女は可愛いい幸運の女神☆☆☆

 市民の森では今日もキクイタダキに会えた。
 西外堀では、カンムリカイツブリがいつものように。ただし、バンが見当らない。前回は2羽に会ったのに。

 西外堀でバンを探して双眼鏡で端から順に見ていると、突然雰囲気の違うカイツブリが!
 1秒後には、・・・ハジロや! より近くで見える方へ必死で走った。

 やった。ついにハジロカイツブリ♪ 会いたかった奴。
 大阪城公園では過去に1回のみ。2006年の10月27日に北外堀で観察されたのみ。写真もない。

 走りながら、ついに大阪城公園で会えた。念願のハジロ!
 対岸近くで距離はやや遠いがとりあえず、証拠にとカメラを向ける。数枚シャッターを切る。息が切れている。

 そこで初めて・・・ん? ハジロ? ただカイとちゃうか?
 双眼鏡を持った腕を柵に押し付けて安定させ、じっくり確認。目の色が・・・。顔の柄も・・・。大きさも・・・。カンムリカイツブリのように首を伸ばしていた姿勢が、首を戻すと普通のカイツブリ。

 落胆。念のためカメラのモニターを拡大してみるが、いつものカイツブリ。
 あーあ。一気に気持ちが落ち込む。さめる。
 先の幸福感は何。
 よく見ていると、このカイツブリ、首をまっすぐ上に伸ばした姿勢が好きらしい。この姿が、ただカイじゃない。騙された。

 西の丸庭園に入る。入口の受付嬢といつものように少し世間話。
 今日は私が一番の客だという。しかし65歳以上の大阪市民。無料なので客と言われると気をつかう。

 迎賓館西横の山茶花、そこに着くとすぐに声が聞こえる。
 やがてどこからか飛んでくる。尾を上げていい姿。ニシオジロビタキ。

 何故かこの声は聞こえる。
 1月号バーダー誌の記事で、「ホオジロ類の地鳴きを聞き分けるコツはあるのか?」 という記事があった。
 その中で、なるほどと納得したのが、ホオジロの音域 「8000Hzから11000Hzと高い」 とある。数年前に、数メートル前のヨシ原で、そこでホオジロが鳴いていると指さされても全く聞こえなかった。

 「ほら、今鳴いた。そこで鳴いてる。ほら!」 全く聞こえなかった。
 そこや。ほら! 目の前のヨシの茂みを指さされたが、聞こえなかった。

 先日のブログにも書いたが、9000Hz辺りがぎりぎり。それも室内で耳に集中して。
 やはりホオジロは無理だったんだ。
 これが現実。でも悲しくはない。年齢は重ねても老いていない。夢を持っているから。

 ちなみにその記事によると、
 カシラダカ 6500~9500Hz この範囲なら、聞こえる場合もありそう。
 ミヤマホオジロ 8000~12000Hz これは無理かも。
 アオジとクロジが 7000~11000Hzで同じ。場合によれば聞こえそう。ただし両種の区別、地鳴では難しいとある。

 音楽堂西上のツツジの植え込みでアオジが越冬する。ごくまれにクロジも。こうなると姿を確認しないと地鳴だけでは間違う恐れもある。

 豊国神社裏を向かうと、オオタカの幼鳥がとまっている。一人のカメラマンも。ただし朝日に向って逆光気味。写真向きではない。
 飛び出すと堀沿いにゆっくり西へ。カメラマンからこの鳥は何だった?聞かれる。

 豊国神社東の水場近くに着くと知り合いが、今ここにオオタカがとまっていたと。
 どうもこの場所から、少し西へ移動して先の場所に移ったよいうだ。

 「日本ワイルドライフアート協会」 の伴義之氏から 「ワイルドライフアート展2016 水と生きものたち」 の案内が届く。
 伴氏は、10年ほど前に大阪城公園の野鳥をまとめた時に、イラストをお願いした以来の知り合いである。 

 いつも案内をいただくが、何分東京のこと。簡単に出かける事も出来ず、恐縮している。
 今回の案内はがきの作品が面白い。 同協会名で検索すると出る。「あいこでしょ」 という大島信行氏の作品が使われている。 
 この協会の野鳥の作品がいつも素晴らしい。大阪で開催されるなら必ず出かけている。惜しい。

 今日のオオバンは合計82羽。
 すべての堀で見られたが、内堀5羽は初記録。驚いた。どこまで増えるんだろう。

 オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計150羽。
 ヨシガモ 東外堀、南外堀、内堀の計21羽。内堀では美しくなった♂数羽が♀を取り囲み盛んに求愛行動が面白く見飽きない。
 
 ヒドリガモ、すべての堀で計229羽。
 カルガモ 東外堀、人工川、西外堀、内堀で計22羽。

 ハシビロガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計33羽。
 コガモ、南外堀、西外堀、内堀で計21羽。

 ホシハジロ 東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計161羽。
 キンクロハジロ 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で計110羽。 

●今日の可愛い鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、カワウ、セグロカモメ、ツグミ、オオバン、シロハラ、モズ、カワラヒワ、ジョウビタキ、アトリ、シジュウカラ、アオジ、コサギ、アオサギ、ハクセキレイ、キセキレイ、カイツブリ、オジロビタキ、キマユムシクイ、オオタカ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/20 オジロビタキ、キクイタダキ、カンムリカイツブリ。

2015年12月20日 | Weblog
 少し冬らしくなったが、それでも寒いのは早朝のみ。

 冷たい空気が心をキリっと引き締めてくれる。昨日も忘年会でかなり飲んだ。結構いい料理の出るところだったが、後半は記憶がないほど飲んだ。いいひと時だった。

 今朝は、二日酔い気味で大阪城公園をふらふら回ったが、冷たい空気がすっきりさせてくれた。
 昼どきには完全復活。OBPの店でアンガス牛、とんぺい、タコとワカメのサラダなどと共に焼酎の湯割りをお代わり。家で用があるので早目に帰宅。

 こんな元気な体に生んでくれた両親に感謝しないと。
 しかし、昨日辺りから持病の腰痛が起こる。数年で1度は発症するので慣れている。特に医師の診断を受けなくても数週間で完治する。

 みどりのリズムで大きな声で 「フィー・フィー」 と鳴く声。瞬時に浮かぶのがウソ。ヒヨドリが 「ピーヒュジュルジュ」 と複雑な声で一定間隔で鳴き、それに続いてこの声。
 どうもヒヨドリの声らしい。念のため姿を確認しようと探したが分からず。その内に声も聞こえなくなってしまう。

 その後市民の森で大将と出会い、一昨日に高い木の頂でウソが観察されていると聞き、先ほどの声を思い出して気になる。
 市民の森では、メジロ、シジュウカラとともにキクイタダキ1羽観察。春までいてくれそうな感じ。

 西の丸庭園では、山茶花のところで、今日もニシオジロビタキ。姿も声も確認。これも春までいてくれそう。

 豊国神社裏へ回って、次はキマユムシクイ。
 すでに二人の女性が探しておられた。コサメビタキとともに見つかっていないと。

 しばらく探すが見当らない。今期のキマユムシクイはまだ1度も見ていない。
 これも春まで越冬してくれそうなので、きっとそのうち。

 ツグミ各所で計113羽。特に西の丸庭園に多い。
 シロハラ各所で26羽。
 アオバト、市民の森♂2羽。石の水場に下りてきたそうだ。

 ジョウビタキ、♂3・♀1。豊国神社裏、天守閣東配水池、梅林など。
 アトリ、豊国神社裏水場、青屋門などで9羽。
 カワラヒワ、山里丸6羽。

 カンムリカイツブリは今日も西外堀。
 バンが西外堀で2羽。久しぶり。たまたま見つけられなかったのか、別個体が飛来したのか。
 オオバンは、すべての堀で観察し合計76羽。

 カイツブリが東外堀、西外堀、内堀で計4羽。
 アオサギ、本丸日本庭園池、北外堀飛翔。
 コサギ、人工川。
 ゴイサギ、北外堀3羽。すべて成鳥。1羽はカラスに追いかけらて逃げ飛ぶ。
 
 ユリカモメ、各所計47羽。
 セグロカモメ、第二寝屋川1羽。
 キセキレイ、南外堀、内堀、西外堀で3羽。

 ハシビロガモ、第二寝屋川、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀の計38羽。
 ヒドリガモ、第二寝屋川、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計213羽。

 ヨシガモ、東外堀、内堀、北外堀の計16羽。
 オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計175羽。

 コガモ、南外堀、北外堀の計13羽。
 カルガモ、人工川、西外堀、北外堀、内堀の計26羽。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀の計158羽。
 キンクロハジロ、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計66羽。

※追加情報。修道館裏にキマユムシクイ、コサメビタキ。 豊国神社裏にハイタカ、オオタカ幼鳥。 市民の森、シメ、アトリ、オオタカ幼鳥、ハイタカ♂♀。

●今日の可愛い鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ツグミ、シロハラ、カイツブリ、オオバン、メジロ、シジュウカラ、キクイタダキ、コサギ、ハクセキレイ、キセキレイ、コゲラ、バン、カンムリカイツブリ、オジロビタキ、ジョウビタキ、ウグイス、アトリ、アオサギ、アオバト、カワラヒワ、ゴイサギ、ユリカモメ、セグロカモメ、モズ、シメ、アオジ、カワウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、キマユムシクイ、コサメビタキ、ハイタカ、オオタカ、シメ。
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12/18 越冬 コサメビタキ。 追加情報:キマユムシクイ。

2015年12月18日 | Weblog
 今日は西の丸庭園に入らなかった。
 理由は、着いた時はまだ開園時間でなかったから。5分くらいなら待っているが、20分も30分も待てない。
 そのため今日はオジロビタキ未確認。明日からの土日で誰かが確認してくれるだろう。

 豊国神社裏で H[ash] さんと出会う。オジロビタキみたいなのが居るという。
 あり得る事だ。西の丸庭園に入園しなかった時に、他の場所でオジロビタキを見る。
 不思議だが、鳥見では意外なことが普通に起こる。

 南外堀に出た枝にとまっている。取りあえず撮影とカメラを向ける。数枚シャッターを切りながら
 「オジロではないなぁ」
 ひょっとしてキマユムシクイ?眉斑が見えないようだ。コサメのように見える。

 堀沿いに西の方へ移っていく。双眼鏡で見ると尾を上げ下げしている。まるでオジロビタキのように。
 でも尾の付け根は白くない。
 顔や色合いや姿はコサメビタキ。やがて堀の方に飛びだしてフライングキャッチして戻る。

 やはりコサメビタキ。
 鳥を識別する時、いきなり白紙の状態で、色合いや柄や体型などなどで判断していない。無意識で時期や環境を前提にして絞り込んでいる。

 だから、その時の 「私の図鑑」 にはコサメビタキは入っていなかった。
 図鑑のページを冬から秋に戻す。若干の時間がかかる。

 時に 「この鳥は何?」 と写真を突きつけられることがある。あるいはメールで送られてくることがある。
 正直いって、非常に苦手で困ってしまう。分かるはずがない。絞るために詳しいデーターが必要なのに。
 600種以上もいる中から間単に決められない。

 撮影月日、時間、場所、環境、単独、群れ、高い枝、中ほどの枝、下の植え込み、あまり動ない、一時もとまらない、声は多い、さえずり、地鳴、鳴かない、スズメより小さい、大きい、何センチくらい、警戒心は、何かを採餌した、特徴的な行動・・・・などなど数十の項目も合わせて検討しないと無理。

 いつも常に無意識に、それらを瞬時に判断して、600種以上もいる日本の鳥から範囲を絞り込んでいる。
 なのにメールで送られてくる写真は、何のヒントもなく、この鳥は何ですか? 無理。分からない。
  
 今回、取りあえず撮影して、パソコンに取り込んで確認しようと思った。
 H[ash]さんと撮影しながら、オジロビタキじゃないなぁ。どうもコサメビタキみたい。

 帰宅後、H[ash]さんのブログ 「大阪城公園撮り散歩」 を開くと、すでに先ほどの写真があがっている。早いなぁ。私なんか、焼酎の湯割りを飲み始めたばかりなのに。
 やはりコサメビタキだ。12月だというのに。

 先日 「ケチャップ姉さん」 もコサメビタキを見たと聞いている。ブログを探すと12月13日に市民の森とある。同じコサメビタキだったのか、別の個体だったのか。

 そう言えば、昨年も一番やぐら辺りで越冬コサメビタキが見られた。最後は12月15日だった。
 今回の個体、できれば春まで頑張って仲間と再会してほしい。

 西外堀のバンは今日も見当らず。
 オオバンは、合計77羽。前回より少し減。
 カンムリカイツブリは、いつものように滞在中。西外堀をのぞいてこれが目に付くと安心する。

 ハシビロガモは38羽。
 ヒドリガモは201羽。
 オカヨシガモは153羽。
 ヨシガモは18羽。
 コガモは14羽。
 カルガモは19羽。

 ホシハジロは173羽。
 キンクロハジロは78羽。

 今日のジョウビタキ、なぜか♂ばかり。みどりのリズム、南外堀沿い、豊国神社裏、内堀沿いなどで6羽。
 市民の森で、メジロ、シジュウカラの混群に出会い。端からすべて双眼鏡で探しているとキクイタダキ1羽。

 カワラヒワ、梅林、南外堀沿いで54羽。
 アトリ、もみじ園、豊国神社裏で7羽。

※追加情報
  豊国神社裏でキマユムシクイ。
  上空をチョウゲンボウ。
  西の丸庭園、オジロビタキ。
  ハイタカ、市民の森と豊国神社裏2個体。 

●今日の素敵な鳥たち。
 コサギ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワラヒワ、シロハラ、ツグミ、キクイタダキ、メジロ、シジュウカラ、モズ、アトリ、キセキレイ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、コサメビタキ、アオサギ、ユリカモメ、カワウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、キマユムシクイ、チョウゲンボウ、オジロビタキ、ハイタカ。
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12/16 オオバン83羽。大阪城公園の記録更新。

2015年12月16日 | Weblog
 朝7時になっても空が暗い。少し迷ったが準備もできた。着いた頃には明るくなっているだろうと家を出る。

 駐車場の車の屋根やウインドウに雨粒が見える。先ほどまで降っていたのか。手をかざしても濡れない。念のため帽子を脱いで歩くが濡れない。

 しかしなかなか明るくならず、大阪城公園に着いた頃には逆に暗くなって、公園の街灯も点灯。 夜の大阪城公園になっている。その上雨が降り出した。 完全に予報外れ。

 南外堀で突然チョウゲンボウが現れ、対岸の石垣の中ほどに。急いで双眼鏡を向けるがすぐに飛び立ち、一番やぐらの横を通って西へ飛んで行く。

 きっとそこに何か居たんだろう。それを捕えて飛び立った。双眼鏡で見ていないので想像だが。
 色合いは♂の成鳥のように見えた。

 豊国神社裏で知合いのご夫婦に会う。オオタカがとまっていると、指さす先を見れば、カラスに追われて飛び立ったオオタカの幼鳥。
 目で追うがそのまま見えなくなる。

 今日のタカは2羽とも、とまっている姿がじっくり見られず、飛んだ姿を目で追うだけ。
 ちょっと悔しいが、こんな日もある。

 カンムリカイツブリは西外堀で越冬中。
 西外堀のバンは見当たらず。

 西の丸庭園のニシオジロビタキは、山茶花の所に到着するとすでにとまっていた。
 花のところなら撮影しようと思ったが下枝。いつもの声で鳴いていたが、しばらくするとトイレ横の林へ。

 先日 泉北野鳥の会の機関誌 「つばくろ」 の129号(2015・11・28)が届いた。

 日本野鳥の会や鳥類保護連盟など、全国的なレベルで組織されている団体と違って、各地で野鳥や自然を対象とした活動を続けられているグループがある。
 それぞれ特徴を生かした活動を続けられていることを尊敬の思いでみている。

 今回の 「つばくろ」 連載されていた 「韓国の猛禽類図鑑 翻訳」 が最終回となった。
 寄稿されていた方にお会いしたこともないが、語学力を生かして猛禽だけでなく、日本で見られそうな他の鳥たちについても翻訳シリーズを続けてほしいと思う。

 日本野鳥の会滋賀の 「におのうみ」 NO43 12月1日号も届いた。今回の表紙はカラーで、アトリを捕獲し足につかんで飛ぶハイタカの飛翔。
 凄い迫力。写真にはないイラストならではの力強さかもしれない。

 本号の中に、この表紙の意味が 「フィールドガイド 日本の猛禽類」 という本を数人で発刊されている。

 「写真もイラストもデザインも構成も、もちろん執筆も、ほとんど全部著者がやってしまう、出版社ナシ、機関研究者ナシという 21世紀的家内制手工業の企画」

 面白い。早速申し込んだ。毎回1種のみで、今回で3冊目。
 1がミサゴ
 2がサシバ
 3がハイタカ

 猛禽類の図鑑には 「日本のワシタカ類」 文一総合出版 森岡照明ほか という名著がある。
 ただし、この図鑑は焼酎片手にという訳にはいかない。折に触れ開くことがあるが、メモとペンを用意してさぁと表紙を開く。
 本格的で専門的で気楽に読む本ではない。

 一方、このフィールドガイドは、見て楽しめるとあるようにイラストや写真が豊富で気軽。朝のトイレに持ち込んで座って読んでいる。そのせいか、腸も快調。そんな使い方にも合う?

 もちろん内容的にも大変役に立つ。先の図鑑とともに使い分けて活用するのがいいだろう。
 ちなみにこの図鑑はネットで 「フィールドガイド 日本の猛禽類」 で検索すると出てくる。お勧め。

 日本野鳥の会ひょうごの機関紙 「コウノトリ」 Vol.209 2015.12.1 では、元大阪城公園鳥だよりのスタッフであった、尾崎由紀さんの 「チームK2015秋 ~歩いて5分のパラダイス~」 の続編。

 前編も覚えている。自宅から歩いて5分の、昆陽池の野鳥たちの再発見に驚き、満ちた言葉。出合の感動が伝わってくる。

 各地の機関紙が届くたびに、編集者やスタッフの大変な努力が頭に浮かぶ。ミニコミ紙発行の経験から、継続することの難しさや大切さも分かっているつもり。スタッフの皆さんのご労苦が痛いほど分かる。

 毎回届く度に、今回はどんな内容がと弾む心で表紙を開いている。何も協力できないが、毎回楽しみにしている読者がここにもいる。

 キマユムシクイは見られず。と言っても時間をかけて探した訳ではない。通りすがりに少し慎重に目をやっただけ。もっと見られる場所や時間がはっきりしたらなぁ。

 オオバンは、とうとう記録更新。
 東外堀42羽。南外堀1羽。西外堀10羽。内堀3羽。北外堀27羽。合計83羽。すべての堀で観察。これまでの最多記録は、昨年の81羽だった。
 
 ここ数年、これまで観察されなかった各地でオオバンが見られている。あるいは数が増加している。どういう事なんだろう。

 城南地区でサクラが十数本花を開いている。詳しく知らないが 「ジュウガツザクラ 十月桜」 という品種らしい。

 ツグミは計98羽。特に西の丸庭園に多い。
 シロハラは、計9羽。

 オカヨシガモ 東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計166羽。内北外堀は132羽と大変多い。
 ヨシガモ 南外堀、内堀、北外堀の計17羽。

 ヒドリガモ 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計153羽。本種は一時多かったが。
 カルガモ 人工川、西外堀、内堀の計24羽。

 ハシビロガモ 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計49羽。
 コガモ 南外堀26羽。♀を♂が取り囲んで 「ピリッ・ピリッ」 と鳴きながら求愛行動。堀にその声が響く。

 ホシハジロ すべての堀で計169羽。
 キンクロハジロ 南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計68羽。

 相変わらずPCを開始するたびに、ウインドウズ10へアップグレード・・・が出てくる。使っている時もしばらくすると出てくる。そのたびに消しているが、いつまで続くのだろう。面倒。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、ユリカモメ、オオバン、ツグミ、ハクセキレイ、シロハラ、アオジ、チョウゲンボウ、カワラヒワ、カイツブリ、コサギ、カンムリカイツブリ、シジュウカラ、メジロ、オジロビタキ、シメ、オオタカ、ウグイス、カワウ、ジョウビタキ、キセキレイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (2)
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