大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ツツドリ2羽 2021.9.29

2021年09月29日 | Weblog
 いつものように家を出て大阪城公園に着くとすぐにメボソムシクイ2羽があらわれる。

 元射撃場横の長い石段を登っていると、なぜか体が重い。途中で休まないと一気に登れない。
 ちょっと体調が変。西外堀の確認に行くのがおっくうな気持ち。
 さっきみどりのリズムで大将に会った時、聞いておけば省略できたのにと思いながらとぼとぼ歩く。俗にあぶら汗と言うのか、暑くて出る汗でないのが盛んに出る。何度も休んでお茶を飲む。

 若い時と違って無理しない方がいいだろう。今日も夏鳥との出合いは少なく、無理して回ることはないと判断して休みながら歩く。

 熱があるように思わないが不調。そうだアルコールで試してみよう。
 本当に悪い時は酒がまずくて飲めない。コンビニで缶ビールを買って飲む。旨い。これなら大したことはなさそう。でも体がだるい。今日は早めに帰ることに。
 大将から朝の観察結果がラインで届く。全部回れていないので大いに助かった。

・メボソムシクイ 2 ジョウテラス
・シジュウカラ 5
・クロツグミ ♂1 市民の森
・オオルリ 3 ♂・♂若 豊国神社裏、みどりのリズム
・キビタキ 2 ♂♀型 豊国神社裏
・モズ 1 西の丸庭園
・ツツドリ 2 みどりのリズム幼鳥、西の丸庭園
・カワウ 2 南外堀、北外堀
・ヒドリガモ 21 西外堀18,北外堀3
・カルガモ 7 西外堀2、北外堀5
・マガモ 8 西外堀6,内堀2
・エゾビタキ 1 梅林南側上桜広場
・アオサギ 2 北外堀、東外堀
・カワセミ 3 北外堀、東外堀
・ハシビロガモ 1 北外堀
・ゴイサギ 1 北外堀
・バン 1 西外堀
・イソヒヨドリ 2 西外堀
・エナガ 8 内堀

※ 追加情報 西外堀コガモ1,梅林南側上桜広場サンコウチョウ1,ヤブサメ1、飛騨の森ヤブサメ1、市民の森クロツグミ♂2♀1

■■ハシビロガモ(2002.1.3 北外堀)
 今や大阪城公園で冬期間普通に見られるカモとなっている。北外堀では投げられたパンに集まってくるほどだ。
 数年前に内堀の南東側で初めて♀を目にしたときは狂喜した覚えがある。もちろん撮影もした。その後北外堀で♂♀を見つけ感激して撮影。今でもその時の心躍る思いははっきりと記憶にある。
 当時ハシビロガモは、阿倍野区の長池などでも普通に群れて泳いでいるのをよく目にしていた。いずれ大阪城公園でも普通に見られてもいいと考えていたが、これほど早く毎年越冬するようになるとは思ってもみなかった。
 孫娘はカモが大好きで名前も良く知っている。また、餌をやるのも好きである。近くのパン店から耳端をもらってきてカモにやるのだ。
 この日は300㎜のレンズを持って孫と北外堀へ出かけた。パンを投げて遊ばせながら雌雄が入るアングルで撮影した。北の外曲輪からは撮影距離としては十分だが常に逆光になってしまうのが残念だ。
 孫は大人の女性になった時、今日の事を覚えているだろうか。
      
 
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やや低調な秋の渡り 2021.9.27

2021年09月27日 | Weblog
 陽ざしの中を歩いていると汗ばむが、木陰に入るとほっとする。風はカラっと乾燥していて心地よい。秋を実感する。

 ただし今年の秋の渡りはもう一つ盛り上がらない。当然年によって多い少ないはある。今のところ今年は少ない秋。ちょっと寂しい。

 参考に昨年の同日(9/27)のブログを開いてみると 「・・・行くところ行くところ鳥があふれている。エゾビタキ16羽、コサメビタキ8羽、キビタキ21羽、オオルリ8羽、サンコウチョウ2羽、ヤブサメ5羽・・・・」 といった感じ。素晴らしい当たり年だった。

・ハクセキレイ 1羽 幼鳥太陽の広場東の森
・カワラヒワ 19羽 みどりのリズム、主に幼鳥
・シジュウカラ 9羽 市民の森ほか
・コサメビタキ 7羽 東外堀沿い、飛騨の森、修道館裏、梅林南側上桜広場、市民の森、梅林
・キビタキ ♀型5羽 市民の森、修道館裏、一番やぐら、飛騨の森
・オオルリ ♀1羽 市民の森
・ヒドリガモ 13羽 西外堀12・北外堀1
・カルガモ 5羽 西外堀3・北外堀2
・エゾビタキ 1羽 豊国神社裏
・バン 1羽 西外堀
・オオタカ 1羽 六番やぐら
・メボソムシクイ 1羽 太陽の広場東の森
・ヤブサメ 1羽 飛騨の森
・モズ ♂1羽 元ヘリポート、梅林
・カワセミ 1羽 梅林(東外堀から内堀へ移動中)
・アオサギ 2羽 東外堀、北外堀
・ゴイサギ 1羽 西外堀
・トビ 1羽 東へ上空飛翔
・セキセイインコ(緑色)1羽 六番やぐらで大将撮影。飼い鳥は久しぶり。 

 途中休憩と水分補給で梅林のベンチに向かうと大将も休んでいる。1時間ほどしゃべりながら周りを見ていると、モズ、コサメビタキ、カワセミなど。
 今日も天守閣東側配水池でのタカ渡り観察は、数人が頑張っているとの事だがダメの様子。大阪城公園のタカ渡り観察は難しい。

 やや低調な渡りと書いたが、アカショウビンが4日も観察されるなど魅力的な日もあった。
 今秋のアカショウビンは9/7、9/11、9/15、9/20の4日。新しい個体が飛来したというより、同じアカショウビンが園内に滞在していると考える方が普通だろう。ここは何が起きるか分からない探鳥地。いまだに驚かされる大阪城公園。

 ところでアカショウビンは漢字で 「雨乞鳥」=雨を乞う鳥と書く。これには民話があって、簡単に書くと
 「親不孝な息子が、谷へ水を汲みに行くのを嫌がって病の母を殺してしまう。そのため息子は全身真っ赤な鳥に変身させられてしまった。
 息子は喉が渇いて水を飲もうとすると、水面に火のような鳥が映る。恐ろしくて飲めない。そのためいつも喉が渇いて、雨が降るのを乞う鳥になった」 

■■カワラヒワ(1992.2.16 梅林南側上)
 群れでいることが多いが、撮影する場合は単独より難しい。全体のバランスが重要なうえ、個々の位置や姿勢がすべて最良になるような機会はめったにない。
 そこで単独か2羽をねらう事が多くなる。背景や枝ぶりのよい位置に、つがいの2羽が形よくとまってくれれば素晴らしいがなかなか出合わない。
 カワラヒワは巣材を運んでいるところを何度も観察しており、この公園で繁殖している数少ない種のひとつであるが、♂♀が並んでとまっている姿は見たことがない。
 この写真は群れているところの一部を切り取ったもので、もちろんつがいではない。いつか合えると楽しみにしている。
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タカの渡り 大阪城公園 2021.9.25

2021年09月25日 | Weblog
 9月25日は大阪城公園のタカの渡りの特異日だと思っている。私の勝手な思い。随分前のこと、大阪城公園でタカの渡り観察なんて非常識の頃。たまに記録されるのが9/25前後だった。

 それからこの日を意識して観察した。その結果時々観察された。頭の中で大阪城公園のタカの渡りは9月25日だと強く印象付けられた。

 確かに過去の記録を開くとだいたいそうなっている。理由は簡単、私以外にタカの渡り観察者なんて誰も居なかった頃。私が25日前後しか観察していないのだから記録はそうなるのは当然。

 近年は大阪城公園でタカの渡りを楽しみにする人も出てきた。ひでキングもそのひとり、彼は9月になると空を見上げる。
 天守閣東側配水池では 「タカ見ビアパーティー」 も開かれている。25日は意味がなくなった。でも昔の思いが忘れられない私は、この日は空を見てしまう。

 私はサシバ1のみ。ビアパーティー組ではハチクマ2・サシバ14との事。そっちに参加すればよかったかもと少し後悔。他にミサゴ4羽とも。

 太陽の広場で一人空を見上げていると大将がやって来て少し立ち話。
 昨日までのツツドリは見当たらない、その他山野の鳥も少ないと話す。その話しにちょっと心が休まる。

 「ツツドリ、ホトトギス、サンコウチョウ、サンショウクイ、キビタキ、オオルリなどなどいっぱいだ」 と言われたら心が騒いで、こんな所でひとり空を見ていられない。
 いつも大将からのたくさんの観察情報に感謝しているが、今朝は少ないとの情報が嬉しい。

 昨日、野鳥の会の人が渡りのタカを確認したとの話しが伝わっています。詳細が知りたいので、サシバ、ハチクマのそれぞれの数やその他、ぜひご連絡お願いいたします。

■■ハチクマ(2018.9.18 第二寝屋川上空)
 いつものベンチでビールを飲みながら空を見上げる。飛んでいるタカの撮影用にカメラを横に置いて缶ビールの蓋を開ける。至福の時間。もちろん目は時々空に。
 その時、上空をゆっくり飛ぶ数羽のタカ!!缶ビールを投げ出すようにしてカメラに手を。比較的低い奴にレンズを向けてシャッターを切る、切る。・・・なんかトビみたい? ん?もっと高いところに・・・ハチクマみたい。後ろからもう1羽が。だんだんと興奮状態になる。種の判断は後でゆっくり確認しよう。今はともかく撮影。
 一息ついてビール。ポケットの携帯をみるとメールが3件、留守電が2本。開けるとタカ渡りの情報。山男のT氏に電話しながら空を見ると・・タカ柱が!ちょっとごめん!と電話を切って再びカメラを向ける。タカ柱凄い!♪ ただし十羽。かつて伊良湖岬で見た数百羽のタカ柱とは比べ物にならない。タカ柱とは言えないレベルかもでも人の心や思いは単純じゃない。 
 感動 「いいなー」 と心の底から熱い思いが沸いてくる。感動で動く心は変わらない。ビールが一段とうまい。途中、サシバ、ハチクマ、ノスリ、トビの情報が入ってくる。パソコンに取り込んで確認して記録するつもり。
 鳥友たちは一番やぐら横から観察している様子。あの場所なら日陰になる。いい場所。ただしトイレがない、酒を売っていない。
 帰宅後、酔っぱらって寝てしまった。晩ごはんの準備もしていない!今日はサンマでも焼いてと思っていたので手間はかからない。
 ようやく一息ついてパソコンの前に。ブログは途中でとまっている。写真を取り込んで拡大して見る。遠いあまりにも遠い、でも最初の数羽がまだまし。拡大するとトビ。トビが2羽。これが一番はっきり写っている、ちょっと悔しい!次はハチクマ。最大に大きくしてプラス補正して、♂の成鳥中間型と分かる。次の群れがごみのようなもの。ハチクマとサシバだろう。数を数えようとするがはっきりしない。パソコンの画面の汚れかも分からない。タオルを絞ってきて、久しぶりに画面を拭く。10羽のようだ。
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タカの渡り、完全な空振り。 2021.9.23

2021年09月23日 | Weblog
 今朝、空を見上げると青空にところどころ雲が浮かんでいる。9月下旬でこの空はいい! タカの渡り観察に絶好の条件。

 雲ひとつない青空は、数時間も眺めていると、どこにピントを合わせたらいいのか分からなくなるため、ちょっと雲があるのがいい。
 かねて下見していた太陽の広場の南端に座って今日はタカの渡りの観察のみで、園内は回らない。

 タカの渡り、これまでは梅林の休憩所前で観察することが多かった。広く空を眺められて自分の位置は影になる場所。そしてトイレが近い場所。最近の人気の場所は、一番やぐら横と天守閣東側配水池の北東角。

 結局11時過ぎまでひたすら空を眺めて過ごしたが、市民の森へ飛ぶチョウゲンボウ1羽を見ただけ。完全に空振り。

 ひでキングが園内を軽く回った後、天守閣東側配水池で同じようにタカ観察しているとラインがあったが、やはりだめな様子。トビのみだったと。
 ただし、11時で諦めた私に彼はもう少し頑張ると返信があったので、その後どうだったのか。ブログを楽しみに待つ。

 大阪城公園のタカの渡り観察はあくまでも「おまけ」みたいなもの。日本野鳥会大阪支部の会報「むくどり通信9月号」にあるように、関西のタカ渡りは南北2ルートに分かれる。

 この北ルートを定期的に観察されている場所で言うと、長野県白樺峠から岐阜県の金華山、滋賀県東近江の猪子山、大阪府高槻萩谷、箕面、兵庫県甲山。ゆきちゃんの昆陽池公園もこのコースから外れていない。

 この北ルートの外れが大阪城公園を通過する。あくまで外れの通過。ちょっと悲しいけれどそうなっている。
 負け惜しみを言うつもりはないが、次々現れる渡りのポイントでなく、ごくごくごくまれに運がよかったら出会えるかもしれない。
 下校時に気になるセーラー服のあの子。なかなか会えないから見かけた時の嬉しさは数百倍みたいな。

 大将のラインではツツドリと、昨日から西外堀にバン1羽。ともちゃんが撮影したと写真も送られてきた。オオバンでなくバン。
 U君からは、西外堀にヒドリガモ4羽と。いよいよカモが到着し始める。忙しくなる時期。

 と言う事で私は園内の鳥は観察していない。今日の大阪城公園の鳥は次のブログに出ると思うのでよろしく。
・「鳥写真マンガ」
・「ひでキング!日鳥事DE日記蝶」
・「U君の観察ノート(大阪城公園の野鳥観察)」

■■ハチクマ(2015.10.25 上空通過)
 昨秋北摂霊園へタカの渡りを見に行った。本格的な観察でなく気分転換ドライブがてら。渡りのコースを調べてこの辺りはどうかと。知られた観察地ではないので、時おり墓参りの人がやってくるだけで鳥見の人は誰もいなかった。
 たしか、かなり遠くに数羽が見られたような記憶。渡りのタカはその程度しか覚えていない。
 今朝、上空を通過するハチクマを見た時、昨秋のことが頭に浮かんだ。あの日はほとんど見られなかったが67歳。 
 このハチクマは、これから東南アジア方面まで厳しい渡りを続ける。無事にたどり着けるかどうか。来春再び生まれ故郷の日本に戻ってこられるかどうか。生き物はすべて明日生きている保証はない。だから美しく輝く。今は68歳。
 今朝のハチクマは2羽だった。西に向かってゆっくり滑空していった。さようなら。別れは未練が少し残るくらいがいい。来年は69歳。何しているのだろうか。邂逅、歓喜、屈辱、別離、嗚呼ハチクマよ。
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ツツドリ、ミサゴなど 2021.9.21

2021年09月21日 | Weblog
 快晴の空。山野の鳥も気になる。渡りのタカも気になる。そこで今朝は二刀流で行くことに。いつものコースを歩きながら、開けた所ではしばらく空を観察し再び歩き始める。

 みどりのリズムでは今日も数人が。アカショウビンか!と思いきやツツドリ。今日は全体的に鳥は多くない。
 城南地区を歩いていると南外堀上にミサゴが現れる。最近よく見られているミサゴ。カメラのセットを、瞬間に飛んでる鳥用に切り替え数枚撮影。この間0.5秒くらい。

 普段はAV(絞り優先)で、感度は明るさに合わせてSO400~800にセット、AF範囲は中央1点で歩き回っている。
 突然空に現れた時用にカスタムセッティングは、C1~C3すべて同じ、AVで、ISO640、AF範囲は領域全体にセットしてある。

 カスタムの3つ全て同じ設定にしている意味は、突然空に現れた時、カメラを見ながら切り替えていたらタカはどこかに行ってしまう。
 カメラを見ないでも、素早く回すとC1~C3のどこかに止まる。選んでいる時間はない。0.5秒で飛んでる鳥に対応できるのはこのため。

・カワラヒワ 6羽 太陽の広場東の森幼鳥
・シジュウカラ 8羽 各所
・オオルリ ♂1♂若1 太陽の広場東の森、飛騨の森
・コサメビタキ 5羽 太陽の広場東の森、梅林南側上、飛騨の森、愛の森
・カイツブリ 東外堀で1羽。大将の写真を見ると夏羽個体。
・ツツドリ 1羽 みどりのリズム
・メボソムシクイ 1羽 沖縄復帰の森
・ミサゴ 1羽 南外堀上飛翔
・ヒドリガモ 2羽 先日から2羽になったのは聞いていたが確認したのは初、同じ石垣に上がって休んでいる
・キビタキ ♂1♀型3 水上バス乗り場、豊国神社裏、愛の森
・エゾビタキ 1羽 飛騨の森
・カワウ 2羽 第二寝屋川
・イソシギ 1羽 第二寝屋川低く飛んで上流へ
・カルガモ 6羽 西外堀、北外堀。 

 先日のブログで 「ライフリスト」 を話題にしたところ、意外と興味を持たれ何人かに声を掛けられた。

 随分昔、全国へ珍鳥を追いかけていた頃。鹿児島県川内川の河原で超珍鳥カラフトワシが見られるとの情報で出かけたことがあった。
 堤防土手の上に車を止めて、情報にあった青い小屋を探した。そこにタクシーが走ってきて一人の男が下りてきた。もちろん首に双眼鏡。
 挨拶も無しに二人で見付けた小屋に向かう。そこには著名なプロカメラマンもいて3人でしばらく待っていると「来た!」

 男性は東京の方で、このカラフトワシを見るためだけに飛行機で九州まで、空港からタクシーで来たという。10分ほど一緒に見て、この後出水のツルに向かう私の車で空港まで送って別れた。

 名前も憶えていないが、彼は1羽の鳥を見るために10万円近い経費をかけて九州まできて、その日のうちに帰っていった。もちろん双眼鏡で見るだけ、カメラも持っていない。

 「達人」や「鉄人」のレベルになるには、こんなことを何年も繰り返して数十年、1種ずつライファーを増やしていく積み重ね。仕事も家庭も金も普通の人じゃないのが分かる。

 私は「鳥バカ」になった辺りで、大阪城公園の野鳥に関心が移った。「珍鳥の追っかけ」 はほとんどしなくなった。でも当時の経験や知り合った人など、今も懐かしい思い出とともに役に立っている。

■■ミサゴ(2018.12.31 水上バス乗り場から上空)
 今年最後の観察が終わった。いつものように水上バス乗り場先のベンチで軽く飲んで休息。今年も色々なことがあったと思い巡らせながら。秋にはこの場所でタカの渡りも目にした。目前はユリカモメとセグロカモメそしてオオバン。ふと真上を舞う鳥に気付き双眼鏡を向ける。木々の枝の間から見え隠れする。
 あっミサゴ。急いでカメラを用意し向けるがピントがこない。枝も邪魔になる、少しでも枝が空いた場所に来た時にシャッターを操作するもピントが来ない。焦る焦る。数分もすると飛び去って見えなくなる。
 確認するとAFの設定がフルになっている。しまった。いつの間に動かしたのか動いたのか。かろうじてこのカットが残っただけ。
 最近こんな失敗が多い。あえて弁護すれば、曇天で写真的には良くない。うまく作動していてもいい写真にはならなかった。今後のために気付いてよかったとしておこう。写真は別としてもミサゴに合えただけでもいい。久しぶりの出合いだから。
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また・また・また! アカショウビン 2021.9.20

2021年09月20日 | Weblog
 昨日、サシバ、ハチクマ、ハヤブサ、ミサゴなどタカの渡りの観察情報をひでキングからもらってちょっと悔しい思い。
 昨日の渡りの様子はブログ「ひでキング!日鳥事DE日記蝶」を見ると分かる。

 今日はぜひと勢い込んで出かけたが、厚い雲に覆われて曇天の空。肩透かしというかがっくり。
 その内青空が出るかもと回っていると、音楽堂西側上で数人の鳥友たち。「アカショウビンが出た」
 話では数人が飛んでいるのを見ている。その先が分からない。皆で探し回っている時だった。タカの渡りは忘れてアカショウビンを探すも見当たらない。今回は撮影者ゼロ。
 あっちこっち分散して探し回るも分からない。

 その時、懐かしい鳥友に出会った。彼から声を掛けられてすぐに分かった。ユニークで印象に残っている鳥友だったから。
 子供の頃の家が近くて、公設市場や公衆浴場など共通の記憶が話題になった。頭の片隅にいつもいたような気がする。陽気でひょうきんで明るい。私が好きな人徳のある男性。懐かしい出会いだった。

 それから二人で、なんだかんだと話が尽きない。私もしゃべりだが、彼もそれ以上にしゃべり。結局、鳥見よりしゃべっている内に時間が過ぎてしまった。

 今日の大阪城公園の鳥は次のブログをよろしく。私もまだ見ていないが、観察結果が出ると思う。「ひでキング!日鳥事DE日記蝶」「U君の観察ノート(大阪城公園の野鳥観察)」
 
■■サシバ(2018.9.24 西の丸庭園から北の上空)
 台風21号の激しい被害で園内も倒木が散乱したまま。そんな中、何度も空を見上げながら歩く。10時前になって西の丸庭園に入ろうと思いつく。サメ三兄弟にも合えるかも。そのうえ全天空が見やすい。
 入ってコサメビタキを見て、煙硝蔵の裏に回った時、見上げた空にタカ! 急いで数枚撮影するも木の陰になって条件が悪い。芝生の方に走る。先の4羽・3羽の群れは去ってしまっている。
 いつもは東へ飛んで行くのが基本コースだが、今日はもっと北寄りの方向に飛ぶ。東の空から2羽がやってくる。うまく上昇気流を捉えられなかったのか、羽を大きくしなやかに羽ばたく。
その後も1羽・2羽とやってきて通過していく。最初は比較的低かったが後は高くなって小さい。
 とりあえずカメラを向けてシャッターを切る。9時48分から54分にかけて13羽が通過。ハチクマが主だがサシバ2羽も。小さいのを無理にトリミングして伸ばす。もう少し低かったら、そして青空だったら。
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雨あがり。秋の渡り静かに。2021.9.18

2021年09月18日 | Weblog
 天気予報をにらみながら出かけるかどうか悩んでいた。一つの予報では10時まで小雨。別の予報では8時から晴れ。
 窓の外を見る。曇り空だが降っていない。回復方向にあるのは間違いないと出かける事に。

 雨上がりでマスクをしているとメガネが曇る。一人で園内を回っている時は外して、人と出会うと着ける。
 明日、明後日の連休は素晴らしい鳥見日和になる気がする。

・ みどりのリズムで数人がカメラを構えている。先日アカショウビンが出た場所だ。まさか!と思いながら駆け付けるとサンコウチョウとの事。飛び出して高い枝にとまる。やれやれ。嬉しいような、悲しいような。
・ 城南地区でU君と出会いしばらく一緒に回る。梅林で120±のムクドリの群れ。入口の高いに木にとまる。U君がコムクドリ!と叫ぶ。その後梅林に下りた群れを探すが見当たらず。コムクドリ♂1。
・ コサメビタキ 4羽 市民の森、修道館裏、水上バス乗り場
・ キビタキ 4羽 ♂♀型 市民の森、豊国神社東、修道館裏
・ オオルリ ♂若 1羽 飛騨の森
・ その他 コサギ、カワラヒワ、エナガ、カワウ、カルガモ、ヒドリガモ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 最近耳にすることが少なくなった 「ライフリスト」 国内で何種の鳥を見たかの数。若い頃はその数を聞いて相手にあこがれたものだ。時代とともに変化しているが参考に。

〇 200種を見て「一人前」 鳥見人になったとの意識が生まれる。この辺りが一番楽しい時期。「窓ガラス」 が 「窓カラス」 に見えたりする。TVや新聞で鳥のニュースが出ると目が向いてしまう。鳥友が次々に増えて、珍鳥情報が届いて各所に出掛ける。鳥見で知り合ったカップルができる。

〇 300種を超えると「鳥バカ」 家庭や仕事に影響が出始める。たまの休日は家に居てっ ! 家族に強く言われる。勤め先へは、急に親族が亡くなったり、熱が出て腹痛が起こったりする。頭の片隅に常に鳥がいる。生き方に答えを出そうと思い始める。

〇 400種を超えると「野鳥の達人」 知らない人から相談されたりする。時にマスコミから声を掛けられる。特定の分野の調査研究に進む人など進路が分かれる。脳内の半分は鳥でできている。基本は単独行動の人が多い。

〇 500種を超えると「野鳥の鉄人」 常識を超えている人や変人。いつも何を考えているか伝わりにくい雰囲気。優しい人か否か分かり難い。無口が多い。教えを乞うと、うんざりするほど詳しく説明したり、無視したりして対応が難しい。脳内の9割は鳥でできている。嘴は出ていないが体はトリ。

〇 600種を超えると「仙人」 すべてを超越した鳥人。神様と言っていい。知り合いにいるが、鳥自慢もしなければ激しく語らない。ただのおっさん。基本は善人に見えるが逆鱗に触れると怖い。国内に何人の鳥神様がいるのだろう。

 皆さんライフリストはどれくらいだろう。そういえば先日アカショウビンが出たと、仕事を休んで駆け付けたOLが居ると耳にした。
 彼女のライフリストは知らないが、やがて仕事や家庭に影響が出る 「鳥バカ」 になるのだろう。鳥にはまると恐ろしい。

 はまった当人が私。仕事も家庭も人生が変わってしまった。元々凝り性なので、鳥でなかったら何にはまっていたのか。鳥でよかったかも。

■■コムクドリ(1992.4.15 音楽堂西側上)
 音楽堂西側上の小道で数人のバーダーが夏鳥を楽しんでいる所に現れた。秋に観察されることが多いと聞くが、渡り鳥なので春でも機会に恵まれれば出合えることがあるだろう。
 高木の樹冠部で採餌しながら動き回るので観察しにくく、同じムクドリの中でも大違い。よく見える位置を探して、階段を上がったり、角度を変えたりして右往左往。そのうちに飛び去ってしまったのが残念だ。
 図鑑の写真のとおり、白と黒と薄茶の混じった複雑な色柄で、ムクドリの変異個体と言われれば納得するかも知れない。
 正直なところ美しい色合いとは感じなかったが、もう少しはっきりと見たり、行動を観察したりできれば違った印象をもったかも知れない。今度は秋の出合いを期待している。
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またまた出た‼ アカショウビン 2021.9.15

2021年09月15日 | Weblog
 雨上がりでやや蒸し暑い気候だった。みどりのリズムに着くと大将ほか数人が何か探している様子。アカショウビンがみどりのリズムに出て、酒の会会長が見つけたが、市民の森の方に飛んだとのこと。
 市民の森やみどりのリズムなどで多くのカメラマンが探していたが見つからない様子。

 私はいつものコースの観察に回ったので、その後の様子は分からないが、今期アカショウビンが多い。9月7日。9月11日。9月15日。同じ個体が残っていたのか、あらたな個体が飛来したのかどうか。

 先日チゴモズについて当ブログで照会したところ、早速、観察撮影時の様子をコメントしていただきました。記録のために大いに参考になりました。ありがとうございます。あらためてお礼申し上げます。
 チゴモズの写真は、次のブログにありますのでご覧ください。
 「HEALING DIGITAL PHOTO BLOG」 9/10

 ブログの写真を見ると、昨年やその前の写真の幼鳥と非常によく似ていて、3例の幼鳥は孵化から同じような日数ではないかと思う。
 なぜ大阪城公園で幼鳥がよく観察されるのか不思議。今年の5/28には鶴見緑地で♂成鳥が観察撮影されている。その時期は繁殖時期そのもので気になる。

 9/12のひでキングのブログでは、桜広場南東でYさんがチゴモズを観察したとある。ただし写真がないようだ。ピンボケでも写真が欲しかった。
 幼鳥が大阪城公園で数日間過ごすことも十分考えられる。アカショウビンもチゴモズも野鳥の世界は分からないことが多い。

・オオルリ ♂若2♀1 太陽の広場東の森、飛騨の森
・カワラヒワ 18羽 太陽の広場東の森の樹冠部に群れる。観察は幼鳥だけだった
・シジュウカラ 9羽
・ヤブサメ 2羽 みどりのリズム、飛騨の森
・キビタキ 4羽 ♂1♀型3 飛騨の森、愛の森、水上バス乗り場
・ツツドリ 1羽 みどりのリズム
・アカショウビン 1羽 みどりのリズムから市民の森方向へ
・エゾムシクイ 3羽 市民の森、豊国神社裏、梅林南側上
・カワウ 2羽 南外堀、第二寝屋川
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・カルガモ 2羽 西外堀
・コサメビタキ 3羽 修道館裏、梅林、飛騨の森
・センダイムシクイ 1羽 飛騨の森
・アオサギ 1羽 第二寝屋川

■■ツツドリ(1994.9.24 西の丸庭園)
 今秋の杜鵑の多さには驚く。年によってこれだけ違うものなのか。
 これからも記録を続けることによって、何か見えてくるものがあるのではと思っているが、自然のとてつもない大きなサイクルや摂理の中で何が分かるのだろうか。
 さて、その杜鵑の識別には大変困り、各種の図鑑などを調べたがどれもこれも一長一短で決め手がない。
 図鑑によって解説が違う。胸の横縞の太さや過疎の具合、本数など参考にならない。ましてはほとんど幼鳥なのでなおさらである。
 とりあえずホトトギスは明らかに小さく、その大きさにより識別できる。ジュウイチははっきり違う。問題はツツドリとカッコウだ。
 カッコウの幼鳥には後頭部に白斑があるとの解説の図鑑もあるが必ずしも正しいのか。白斑を確認できたものはカッコウとしても、確認できなかったものをすべてツツドリとすることはできないだろう。最終的には総合判断となる。そのためには多くを観察し自分の目を持つことが必要だ。
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雨に降られ逃げ帰る 2021.9.12

2021年09月12日 | Weblog
 大阪城公園へ向かう途中、第寝屋川を見るとダイサギが2羽。コサギやアオサギはいつも見かけるがダイサギは珍しい。大阪城公園の記録範囲外だが。
 そう言えば以前、大将と立ち話の中でたくさんのダイサギが居たと言っていたのは、この場所だったと思い出した。確か7~8羽と言ってたような記憶。

 公園についてすぐ小雨がぱらぱら。・・ん。晴れの予報だったはず。ともかくジョーテラスの歩道の下で雨宿り。
 ウオーキングのグループが待ち合わせしていた。晴れとなってたのに、今朝から予報が変わったとか口々に。

 ちょうどI氏が通りかかる。用意していた傘を持って出るのを忘れたので、もう帰ることにしたと言う。彼から今日の観察情報を聞く。
・キビタキ ♀型 1羽 音楽堂西側上
・オオルリ ♂若 1羽 天守閣東側配水池
・コサメビタキ 1羽 天守閣東側配水池
・サンコウチョウ 2羽 天守閣東側配水池、愛の森
・ムシクイ 2羽 愛の森

 携帯で天気予報を確認すると午前中は雨になっている。せっかく出てきたが諦めて帰る事にする。
 昨日はこの秋2羽目のアカショウビンが飛騨の森、梅林、梅林南側などで観察され、カメラマンたちが大変にぎわったようだ。今回はアカショウビンにしては珍しく、多くの方が撮影成功された。
 
 10日の金曜日には、チゴモズが飛騨の森で観察撮影されている。私はアカショウビン以上に驚きのニュース。ちょうど昨年も同じ時期に梅林南側で観察撮影されている。
 
 チゴモズは大阪城公園で記録されている鳥の中では、コウノトリと並んで最も絶滅が心配される鳥だ。環境省のレッドリストで絶滅危惧IA類 (CR)=ごく近い将来に野生での絶滅の危険性が極めて高いもの=にランクされている。

 それが、大阪城公園で2年連続観察されるとは驚き。しかも幼鳥だ。きっと生駒など近辺の山辺で繁殖しているのだろ。大変貴重な記録だ。当日の様子をもっと詳しく知りたいと思う。

★ ★「先日チゴモズを観察撮影された方へ。当日の状況などを知りたく思っています。ぜひご連絡をいただきますようお願い申し上げます。」

■■ダイサギ(1996.2.15 城南地区人工川)
 昨年この公園に初めてやってきて春まで楽しませてくれたダイサギ。跗蹠が黒いところから、亜種ではチュウダイサギになる。夏鳥として飛来するが時には越冬するものもいるらしい。
 昨年は何らかの拍子に間違って大阪城公園に来てしまったのだろうと考えていた。無事に繁殖地まで戻れたかと心配もしていた。
 そんな訳で今年もやってくるとは予想もしない事だった。居心地が良かったのだろうか。主に南外堀と西外堀で見ることが多い。人工川へ採餌にやって来ることもある。また高く舞い上がって南の空へ消えていくこともある。ダイサギにとって大阪城公園はどんなところなんだろうか。
 家族連れがやってきてツルがいると話している。首を縮めていればそうでもないが、すっと伸ばして立っているとツルに間違われても、しかたないかも知れない。
 私だって鳥を始めるまでは全く知らなかったのでダイサギはもちろん、コサギの名でもあやふやだった。白鷺の大きいやつとか鶴とか思ってしまうだろう。当人はサギでもだますつもりでないが。
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閲覧数 1千万を突破!! 2021.9.10

2021年09月10日 | Weblog
 ミニコミ紙 「大阪城公園鳥だより」 の発行を始めたのが1993年12月。それから80号まで15年間、全国の鳥友や出会った人たちに送り続けた。

 仕事をしながらの発行は、労力や経費などかなりの負担になっていた。
 たまたま 「ホームページは3カ月かかるがブログは3分で出来る」 を見つけブログとは何?と思いながら操作すると、本当に3分で出来た。

 それから併用してしばらく続けたが、2008年にミニコミ紙を廃紙。ブログのみで大阪城公園の野鳥情報を発信する事にした。

 ブログの最大の利点は経費と速報性。経費はミニコミ紙の場合、大まかに1回当たり400部、印刷代が6,000円、郵送料が32,000円、その他諸経費を入れて4万円を超える。ところがブログでは経費ゼロ。

 そして速報性、「大阪城公園鳥だより」 は早く知らせたいと、締め切りぎりぎりまで最新情報を載せて郵送したが、それでも1週間以上のタイムラグが出る。
 ところがブログはほぼリアルタイム。ブログを見てその足で大阪城公園に駆け付ける人も居た。

 ブログは2004年12月から始めたが、徐々に閲覧者が増え種々の反応もあった。基本は大阪城公園の野鳥を楽しんでもらえるよう情報発信すること。

 とうとう、延べ閲覧総数が 1千万を超えた。(9/10 10,001,522 PV)
 1993年に始めた「大阪城公園鳥だより」発行の思いが、今ではブログを通して多くの方々に届いている。

 焼酎湯割りを片手に、がんばったなー! 1千万とはたいしたもんだ。と自分を誉めて一人乾杯。 必ずしも数を求めたものではなかったが、この結果は望外の喜びで胸が一杯になっている。

 秋の渡り順調。コサメビタキ多し!
 快晴の青空、木陰に入ると風が心地よい。大阪城公園に着いてすぐ大将と出会う。しばらく立ち話で今朝の観察情報を聞く。

 大将は一通り園内を回ったようで、この情報の後私が回ってもたいして変わらんなぁ・・・。大将がそんな事はない、早朝は全く出てなかった。動き始めたようなので、これからなので新しい観察があるはずと。

・コサメビタキ 15羽 大変多い。太陽の広場東の森、飛騨の森、市民の森、天守閣東側配水池、修道館裏、豊国神社裏、人工川、教育塔裏、梅林などなど園内各所で出合う
・キビタキ ♂3♀型5 市民の森、飛騨の森、愛の森、梅林南側上ほか
・エゾムシクイ 1羽 太陽の広場東の森
・オオルリ ♂3♀2 ♂は全て1W個体。市民の森、愛の森、天守閣東側配水池、飛騨の森、修道館裏。
・サンショウクイ 4羽 3羽が空堀を鳴いて飛翔。1羽が飛騨の森。
・エナガ 8羽 みどりのリズム、飛騨の森
・エゾビタキ 1羽 教育塔裏人工川
・シジュウカラ 4羽
・メジロ 8羽 市民の森、修道館裏
・カルガモ 7羽 西外堀
・マガモ 2羽 西外堀
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・アオサギ 3羽 第二寝屋川
・カワウ 3羽 第二寝屋川
   
■■8/28のブログで紹介したTV番組。明後日の日曜日の朝に放映される。
★★ 「さわやか自然百景 ~大阪 能勢の里山~」 
★★ NHK 9月12日(日曜日) 午前7時45分から

■■コサメビタキ(2009.11.14 音楽堂西側上)
 齢62。まだまだ元気である。ただし身体の各所に小さな故障は出る。腰痛、口内炎、頻尿、耳鳴り…62年も生きてくれば多少は仕方ない。
 男の平均寿命は78歳くらいか。おおまかに残り15年。最後の5年くらいはどんな状態か分からない。今のように好きに食べて、飲んで、出かけて遊んでいられるのは10年位だろうか。
 楽しんで生きてやろうと思っている。人生とはそんなもんだ。定年まで勤めてあとは気楽に生きる。金銭的にそれほど余裕がある訳ではないが、困っている事もない。ありがたいと素直に感謝している。
 中でもいちばんうれしい事は、この年齢であっても感動することに出合うこと。野鳥のおかげである。
 このコサメビタキは警戒心の薄い個体だった。音楽堂西側上で比較的低い枝を飛び移り、近距離でも警戒心が弱く撮影しやすい個体だ。
 「動くなよ!」と心の中で念じるのが通じたように撮影を待ってくれる。やった。ただそれだけの事だが、多少のドキドキ感に満足感に満たされる。ありがたいと素直に感謝できる齢。
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