大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

8/30 西の丸庭園再開。

2013年08月30日 | Weblog
 今朝出会った、ひろこさんが 「涼しい日が続いたから、暑さが戻るとこたえるゎ」 ほんとその通り。今日の暑さはこたえる。
 蒸し暑いというか、じわーっと汗が全身から滲み出る。

 今日は、再開された西の丸庭園に入るのが一番の目的。芝生の上にハクセキレイが、6羽と3羽。2羽は明らかに幼鳥。他のも多分親子。
 芝生は張り替えられたのだろうか、濃緑が一面に。足の裏に、ザクッとした感触。前と少し違うよう。芝の種類が代ったのか、新しいからか。

 6番やぐらで 「なでしこジャパン」 に出会い。1番やぐらの辺りで、シジュウカラ、エナガ、センダイムシクイの混群と聞く。
 修道館裏で出会った知り合いの男性からも、2番やぐら跡辺りで同じ混群。神社の方に向かったと。

 豊国神社裏の水場辺りで待っていると、最初に現れたのはエナガ。その後次々と枝移りをしながら、西へ移動していく。
 エナガをカウント。途中からシジュウカラも混ざってくる。右のクスの枝葉に動くのはセンダイムシクイ。頭の上にもムシクイ・・・。

 これは忙しい。しかも大変。識別と数。完全には無理。
 エナガは6+。シジュウカラは3+。センダイムシクイは2+。シジュウカラは多分もっと多かったように思う。ムシクイもそう。

 ただし、ムシクイとは分かっても、エゾかも知れないし、メボソかも、その上オオムシかも・・・・じっくり見せてくれないと識別に自信はない。

 エゾムシクイ、天守閣東配水池。 コゲラ、社会運動顕彰塔、太陽の広場東の森、市民の森。 カワラヒワ、太陽の広場東の森、市民の森、豊国神社東。 
 アオサギ、人工川、乾やぐら、本丸庭園池。

 コルリはピークを過ぎたと思われる。 9月に入るとヒタキ科の鳥、エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリなどが増えてくるだろう。

※追加=コルリ、本丸庭園池。

●今日の鳥たち。
 コゲラ、カワラヒワ、シジュウカラ、メジロ、センダイムシクイ、エナガ、エゾムシクイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、コルリ。
 ヒドリガモ、カワウ、ササゴイ、ハクセキレイ、ホシハジロ、キンクロハジロ。

※=蚊の対策を! 秋の大阪城公園は蚊が多い。これからは、何らかの対策をして来られることをお勧めする。
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8/29 鳥との出合い。人との再会。

2013年08月29日 | Weblog
 昨日の朝 「弓道場の横でコルリの♂」 と知り合いからの電話。 お礼を言って切る。 んー残念。その時は、用があって出かけている最中。

 今朝、その方に豊国神社裏で出会う。軽度失顔症の私が分かる女性のひとり。
 なぜ覚えているのか、理由は二つ。 出会った時に 「なでしこジャパンの・・・・と同じ名前」 と自己紹介されたこと。 もう一つは、大阪城公園初撮影の、エゾセンニュウの写真を提供していただいたこと。

 そんな訳で、今朝も会った瞬間 「なでしこジャパン」 と頭に浮かんだ。 彼女はエゾムシクイ・・・と。
 その後、天守閣東配水池での、モズ、ヤブサメ、キビタキなど観察情報をいただく。

 飛騨の森へ向かうと、十人ほどの人。
 久しぶりの懐かしい顔の方々も。 春以来だから、およそ半年ぶりになる。夏の間どうして過ごされていたんだろうか。 秋を前に、お元気な姿に出会えてうれしい。
 コルリはなかなか出てこない。 観察されたのは、♂2と♀1。

 コルリは他に、市民の森の東部と本丸庭園池で、わずかの時間 「コルリらしき姿」 を見たとも聞いている。

 センダイムシクイが、太陽の広場東の森、豊国神社裏、元博物館、桜広場など。
 エゾムシクイが、豊国神社裏、梅林南側上など。
 コサメビタキが、飛騨の森。

 ササゴイは、南外堀。 
 アオサギは、城南地区人工川と乾やぐら屋根。
 ゴイサギは、内堀の石垣に成鳥。

※追加=梅林南側上桜広場エナガ。

●今日の鳥たち。
 カワラヒワ、コゲラ、センダイムシクイ、シジュウカラ、メジロ、エゾムシクイ、コルリ、コサメビタキ、モズ、ヤブサメ、キビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 ヒドリガモ、ササゴイ、アオサギ、カワウ、ゴイサギ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、エナガ。

■西の丸庭園が明日30日から再開される。
 西の丸庭園はコルリもよく見られる場所。開いていたら、これまでに数羽のコルリは観察できただろう。 ようやく明日から再開される。
 しかし台風15号。明日から日曜日は雨か! 月曜は休園日。 結局9月3日の火曜からになるか・・・。
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8/27 サンコウチョウ、コルリ、コサメ、センムシ、エゾムシ・・・。

2013年08月27日 | Weblog
 昨日は午前中は雨! 昼から曇りの予報・・・。やむなく他の用事片付けて過ごす。

 ところが、コルリ、サンコウチョウ、センダイムシクイなど・・・・出たー!と聞く。コルリは、飛騨の森、太陽の広場東の森、元博物館、豊国神社裏などなど各所で複数が。
 西の丸庭園も開いていたなら後2~3羽。合計で7~9羽くらいにはなっていたのでは。
 今秋コルリのウエーブデーだったようだ。残念。

 今日は、素晴らしい秋空。木陰では風が心地よい。 鳥も悪くない。

 市民の森、太陽の広場東の森でサンコウチョウ。
 元博物館裏、飛騨の森でコルリ。
 市民の森、豊国神社裏でセンダイムシクイ。
 市民の森、天守閣東配水池でエゾムシクイ。
 豊国神社裏でコサメビタキ。
 天守閣東配水池でキビタキ。

 アオサギは、人工川と東外堀。
 ササゴイは、南外堀と北外堀。

 越夏カモたち変わらず。カルガモは西外堀2、内堀3、北外堀3の8羽。
 
 いよいよ秋の渡りが、本格的に始まった。30日金曜日からは、西の丸庭園も再開。忙しくなってきそう。

●今日の鳥たち。
 カワラヒワ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、サンコウチョウ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、コサメビタキ、コルリ、キビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 ヒドリガモ、アオサギ、ササゴイ、カワウ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ。
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8/22 きっとそのうち。

2013年08月22日 | Weblog
 相変わらず暑い。歩いていると全身から汗が・・・。タオル地のハンカチを片手に歩く。

 コルリは、17日の今秋初認以来、18日、20日、21日と観察され、昨日までで計5羽。ウエーブデーのように一気に入ってきた日はないが、順調に飛来している。

 ただし、悲しい事に私はまだ1羽も見ていない。早朝から4時間ほど回って1羽にも合えず。 帰宅後にコルリが・・・と連絡をいただくばかり。

 私の探し方が悪いのか、鳥運がないのか、朝には見られなかった植え込みに、昼から出ることもあるので、タイミングが悪いのか。 いづれにしても、まだ見ていない(汗)
 まぁいいかっ。そのうち合えるだろう。

●今日の鳥たち。
 カワラヒワ、シジュウカラ、ヒドリガモ、カルガモ、アオサギ、コサギ、メジロ、ツバメ、ゴイサギ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、コサメビタキ、センダイムシクイ。
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8/20 まだまだ暑い。

2013年08月20日 | Weblog
 セミの声がやや少なくなった。でも暑さは変わらない。

 水上バス乗り場でカワラヒワ1羽、太陽の広場東の森で高い木の先で2羽。今日最初の鳥。 そしてメジロ。シジュウカラの幼鳥。

 東外堀でカルガモが2羽、西外堀でも3羽、北外堀には6羽。合計11羽。多い。今年生まれの子も一緒のファミリーだろう。
 みどりのリズム西側でコゲラ2羽が目前の木でしばらく戯れるように。1羽ははっきりと幼鳥。足を左右いっぱいに広げて、必死に幹にとまっているように見える姿勢。

 
 南外堀教育塔近くの藤棚、ハシボソガラスが逃げるトカゲを追いかけて捕食。ボソはずいぶん少なくなった。10年ほど前に、数十人に協力をいただいて一斉カウントしたことがあった。
 もともとボソの方が多かったのが、このあたりから逆転しブトの方がやや多くなっていた。 でも最近では圧倒的にブトばかり。
 いづれ東京のようにボソはほとんど見られなくなるだろう。

 天守閣東配水池の北でエゾムシクイとの事。 西の丸庭園は8月30日から開園されるとのこと。コルリの観察にはやや影響が。

※追加情報=コルリ飛騨の森。

●今日の鳥たち。
 カワラヒワ、メジロ、シジュウカラ、カルガモ、ヒドリガモ、コゲラ、カワウ、ササゴイ、コサギ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、コルリ。
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8/18 センダイムシクイ。コルリも到着!(昨日)

2013年08月18日 | Weblog
 「こんなん出ました」 とタイトルを付けながら、鳥とは何の関係もない話題でお茶を濁してきたひと月半。
 お盆も過ぎて、そろそろ本業に戻ろう。

 昨日は、市民の森でコルリ♂1羽が観察された。ほぼ例年並みの時期である。1羽が到着したということは、これからの飛来が期待できる。

 ただし、コルリはだらだらと飛来するより、群れが一気に入ってくることがよくある。いわゆる、ウエーブデー。
2012年8月25日に9羽。2004年8月22日に7羽。2003年8月30日に14羽など、その日は、園内各所でコルリが見られた。

 今秋も期待したい。9月の初めになることもあるが、ほとんど8月中なので、コルリに合いたい方は、今月中がお勧め。ウエーブデーに当たった方は幸運。

 センダイムシクイは、太陽の広場東の森で1羽単独行動。今夏は7月ごろから時々見られている。

 カワラヒワが水上バス乗り場で2羽、キリキリ・コロコロ。幼鳥のようだ。
 ササゴイは、南外堀と第二寝屋川で。

 城南地区人工川でコサギ1羽を確認。その後、北外堀の青屋門付近でも1羽を観察。これは飛び立つと、水面をゆっくり飛んでずーと先の柵にとまる。
 よく人工川で見る個体とは、行動が違うのが気になる。同一個体か別か、判断できないが、少なくとも北外堀でコサギを見る事は少ない。

 内堀の蓮如上人前の辺りで、アオサギとゴイサギ成鳥。

 少しずつ、鳥たちが返ってきた様子。
 また、大阪城公園の秋が始まる。いつものように。でもいつもと少し違う。

※追加情報=豊国神社裏、コルリ♂若、キビタキ♀。 コサメビタキ、梅林南、元博物館、豊国神社裏。

●今日の鳥たち。
 カワラヒワ、センダイムシクイ、メジロ、ササゴイ、ヒドリガモ、カワウ、カルガモ、コサギ、アオサギ、ゴイサギ、ウグイス、シジュウカラ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨシガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、コルリ、コサメビタキ、キビタキ。

■先日、豊国神社裏で見られた鳥について、「カバイロハッカ」 と 「オウゴンチョウ」 ではないかと、2件のご意見をいただきました。
 今朝、観察した本人N氏に出合ったので、写真を見てもらった結果、別の鳥と思われるとの事。残念です。結局あの鳥は何だったのか・・・・?
 ご意見をいただいた、お二人の方に心から感謝いたします。これからもよろしくお願いいたします。
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8/15 夏鳥の渡り、もうすぐか?

2013年08月15日 | Weblog
 暑くならない内にと早くから出かける。まだセミも鳴いていない。コンビニで買ってきた朝食を、早朝の公園のベンチで食べる。東の空に朝日が昇り出した。

 先日 「江戸時代の物価早見表」 なるサイトを発見。現代に換算すると、どれくらいの値段だったかとの表だ。これがなかなか面白い。

 馬は165万円で、現代の1500CCクラスの乗用車と同じようなもの。刀も同じ165万円。刀は意外と高いなぁの印象。武士の命といっても、戦国時代じゃなないし。

 風呂が大人132円。今は410円。まあまあ理解できる範囲。
 駕籠が5キロで3300円。今のタクシーを考えると少し高いが、二人の人力で担いで走るのだから、分からないでもない。
 スイカ1個660円。にぎり寿司1貫132円。蕎麦、うどん1杯264円。これらは、今と比べても大きく変わらないかな。

 居酒屋の酒1合495円。これなら江戸に生きていても、何とか酒飲みでいられそう。
 散髪が462円。寺子屋の月謝、今なら塾代だろう、1か月8250円まあこれもぼちぼち。

 娘を吉原へ身売り 330万円。
 妻を吉原へ身売り 528万円。妻の方が、ずっと高いのが意外。これが一番理解できない。何でだろー?


 本格的な渡りはもう一息。首を長くして待ってます。

●今日の鳥たち。
 カワウ、ヒドリガモ、アオサギ、メジロ、ササゴイ、コサギ、カルガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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8/12 お盆。

2013年08月12日 | Weblog
 いよいよお盆。この辺りから夏鳥が観察され始める。昨日、飛騨の森でセンダイムシクイを観察したと大将から聞いた。この夏は、これまでにもセンダイムシクイが何度か観察されている。
 これからは、低い植え込みの中も確認して歩かないといけない。コルリ。

 それにしてもこの暑さ。昨日も各所で40度超え。 野鳥にはどのような変化が出てくるんだろう。
 大阪城公園を歩いていても、ただただ暑い。汗が全身から噴き出す。

 頭の中はビールの事。帰宅するまで、水を極力我慢して、シャワーを浴びて、喉カラカラで冷たービールをぐいっ!うまい!
 しかし、水分を取らないで歩いていると、熱中症で倒れる恐れがある。

 そこで、時々はお茶を口に含むが、あまり飲んで渇きを忘れると、ビールの味に影響する。そこは経験で、体の水分と喉の渇きとを、加減しながら、「だましだまし」 帰宅する。
 この、「だましだまし」 がポイントだが、よい大人のみなさんは、真似しないように。

 セミの声にウシガエルの声が 「ボーボー」 水上バス乗り場や北外堀から聞こえる。 太陽の広場東の森や人工川のサルスベリが満開で、白、ピンク、赤と目を楽しませてくれる。

 先日、豊国神社裏での変な鳥について、西宮市の方からメールをいただいた。カバイロハッカではないかと。
 ネットで調べ、携帯で写真に撮っておいた。自転車のN氏に出会ったら、写真を見せて確認するつもりでいる。しかし今日もN氏には出会わなかった。 お盆で帰郷しているんだろうか。

 カルガモが第二寝屋川に3羽、北外堀に3羽。
 他の越夏カモたちは変わらず。
 東外堀をツバメが1羽飛び回る。仲間とはぐれたのか。

 城南地区の人工川で、方形の池にアオサギが2羽とゴイサギの若いやつ。全身褐色で白斑がある、いわゆる 「ホシゴイ」 多分1年目の個体だろう。人をあまり警戒しない。
 人工川の流れの方にもアオサギが2羽。合わせて4羽。

●今日の鳥たち。
 カルガモ、カワウ、ヒドリガモ、ツバメ、アオサギ、ゴイサギ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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8/7 カルガモ8羽。 レッドデータについて。

2013年08月07日 | Weblog
 大阪城公園の鳥のネタがない。で今日は絶滅危惧種について。

 昨年の8月28日に環境省から、「第4次レッドリスト」 が公表されている。来年には※RDBも出る予定とのこと。
 リストに、大阪城公園で記録のある種では、19種が掲載されている。

○オシドリ、トモエガモ、アカハジロ、ミゾゴイ、ヨタカ、ケリ、オオジシギ、コアジサシ、ミサゴ、ハチクマ、ハイタカ、オオタカ、サシバ、ブッポウソウ、ハヤブサ、サンショウクイ、チゴモズ、マキノセンニュウ、ノジコ。

 そのうち、今回変更があったものは、次の4種。

●ミゾゴイ 絶滅危惧1B類から、絶滅危惧Ⅱ類へ。 絶滅の危険が増大している種へとランク下げ。

●ヨタカ 絶滅危惧Ⅱ類から、準絶滅危惧へ。 現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種へとランク下げ。

●ケリ 新たに指定された。情報不足。 評価するだけの情報が不足している種

●マキノセンニュウ 新たに指定された。準絶滅危惧。  現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種

 ミゾゴイとヨタカは、絶滅の恐れが、前よりは大丈夫やろとの方向へランク下げ。
 ケリとマキノセンニュウは、気を付けないとあかんでと、新たに指定された。

 大阪城公園の記録から見ると、どうなんだろう。
●ミゾゴイの記録をみると。
・1991年から1997年の7年間で、観察された年は2回。
・1998年から2005年の8年間で、観察された年は4回。
・2006年から2013年の8年間で、観察された年は8回。
 確かに増えている。2006年からは、毎年観察されている。今年の春、本丸に滞在したミゾゴイは、多くの皆さんの記憶にあるだろう。

●ヨタカはどうだろうか。
・1991年から1997年の7年間で、観察された年は4回。
・1998年から2005年の8年間で、観察された年は7回。
・2006年から2013年の8年間で、観察された年は8回。
 ミゾゴイほど極端ではないが、確かに増加している。

 もちろん、これだけで判断してはいけないが、私はよく言う。大阪城公園の鳥を見ていると、関西の鳥が分かる。日本の鳥が分かる。世界の鳥が分かる。

 大阪城公園はごく小さなエリアであるが、全体の一部でもある。観察を続ければ続けるほど、大阪城公園以外の様子まで分かる。
 面白い。定点観察を続ける魅力の一つはここ。

 しかし、ランクが上がったり下がったり、新たに追加されたりだけを見ていてもダメ。
 変更されなかった種や、追加されなかった種も重要。また機会があれば書いてみたい。


 今朝も一段と蒸し暑い。汗ぼとぼとになりながら一回り。
 カルガモが多かった。西外堀に1羽と北外堀に7羽の計8羽。多分今春生まれのファミリーなんだろう。
 他の越夏カモも特に変わりなし。

☆先の日曜日に、豊国神社裏でこんな鳥に出合ったと、自転車のN氏から聞く。
 ・大きさは、スズメくより小さい。
 ・地上付近を歩いたり突起物に乗ったりする行動。
 ・全身カラスのように真っ黒。
 ・頭部の両側に黄色い部分が線のようにある。
 ・脇、胸当りはややまだら。
 ・近づいても怖がらない。

 急いでカメラを取に戻ったが、既にみあたらなかったとのこと。

 話しから推定すると、日本の野鳥ではなさそう。多分、飼い鳥が逃げ出したのだろ。帰宅後、図鑑など調べるが、当てはまる鳥が見当たらない。 気になる????
 何だろう? この鳥ではないか!など、ご存じの方はご意見をお願いします。


●今日の鳥たち。
 ツバメ、ヒドリガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、カワウ、アオサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

※RDB=レッドデータブック。レッドリスに基づき、より詳しくまとめたデーターブックのこと。
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8/4 サンコウチョウはいつ? 小さいイトトンボ。ミシシッピアカミミガメ。

2013年08月04日 | Weblog
 城南地区の人工川の方形の池、よくアオサギやコサギが見られる。いつもの場所に近付くと、地面が濡れている。木立からしずくが垂れている。
 ん?と見回すと、スプリンクラーの水が。あわてて後ろへ飛び退く。これだけ晴れが続くと散水しないと枯れてしまう。

 東日本の方は、豪雨で被害が出ているのに、こちらの方は干ばつ。本当に近年の気象はどうなっているんだろう。

 大手前へ向かうと、「ひでキング」が草むらで真剣にカメラを向けている。
 イトトンボの♂と♀との事。名前は聞いたが忘れた。 それより小さい! との印象。 子どもの頃は、池で遊んだので、よく知っているが、こんなに小さかったのか。

 極楽橋でパンを投げて声をあげている数人。いつものアヒルかなと、覗き込むと、20数匹のミシシッピアカミミガメが集まってパンを取り合っている。 1メートルを超える鯉も。

 双眼鏡で見ると、ミシシッピアカミミガメでないのは1匹だけ。 他はすべて、要注意外来生物とされるミシシッピアカミミガメばかり。
 在来のカメはどうなるのか。生態系に大きな影響を及ぼしている。 ミドリガメが大きくなるとこのカメになる。絶対に飼わないようにしよう。

 ※「いのちの城・大阪城公園の生きもの」 によると、もう1匹のカメはクサガメではないか。大阪城公園ではこのクサガメが最も多いそうだ。
 ミシシッピアカミミガメばかり目立つので不思議に思うが。生態的にクサガメは目立たないが、ミシシッピアカミミガメは目立つらしい。

 さて、夏鳥の飛来予想。今回はサンコウチョウ。人気鳥の一つであるが、秋は尾が短い。でもあの顔立ちも、なかなかいい。
 2010年秋のサンコウチョウ初認は、8月30日。
 2011年秋のサンコウチョウ初認は、8月20日。
 2012年秋のサンコウチョウ初認は、8月18日。
 今年は、どうだろうか? 観察人が多くなる24日、25日あたりはどうか。

●今日の鳥たち。
 ヒドリガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、ササゴイ、アオサギ、ツバメ、カワウ、シジュウカラ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

※「いのちの城・大阪城公園の生きもの」(追手門学院創立120周年記念事業 大阪城プロジェクト調査報告書) 2008年 学校法人 追手門学院刊 
 ちなみにこの報告書で野鳥については私が担当した。
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