大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

6/28 もう夏みたい。

2011年06月28日 | Weblog
 南外堀をトンボが飛んでいる。腰のあたりに青色が見える。

 こどもの頃に 「ぶり」 でトンボ取りをした懐かしい奴だ。ネットで調べるとギンヤンマとある。子どもの頃に、これをヤンマと呼んだことはなく 「トンボ」 だった。
 ヤンマはオニヤンマで特別な奴。他にイトトンボ、麦わらトンボ、塩からトンボなど。だから、トンボ取りに行こう!はこのトンボの事だった。

 ネットで調べてギンヤンマと分かったが、♀の腰の色が白に見えないのが・・・・少し気になる。

 今日もオオタカは見られず。山の方に帰ってしまったか。先日まで、この時期の大阪城公園を楽しませてくれたイソヒヨドリも去って、いよいよ寂しくなってきた。
 7月に入るとクマゼミが鳴き出すだろう。

●今日の観察種。
 シジュウカラ、カルガモ、メジロ、カワウ、キンクロハジロ、ホシハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
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6/26 再びオオタカ撮影に挑戦も。

2011年06月26日 | Weblog
 前に、フランソワーズ・アルディの 「さよならを教えて」 ことを書いた。カーナビのHDDにも入れて走りながら聞いている。
 最近は 「パローレ・パローレ」 をよく聞く。今ごろ何だと言われても。そんな年齢なんだ。
 ダリダの声・・・・・・。そこにアラン・ドロンの甘いつぶやき。ほんと!うっとり・・・。

「♪どうしたんだろう。今夜はいつもと違う。初めて君に出会ったような気がする」
「♪キャラメェ ボンボン エ ショコラ」
「♪パローレ・パローレ・パローレ・パローレ・パローレ・パローレ」

 酔っ払いジジイが、何言ってんだ!と思われているだろうが・・・・。
 俺も青春時代を生きてきた。文句あっか!!   
 サムエル・ウルマンの詩にあるように 「青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様を言うのだ」
 酔っ払いジジイでも、日々、青春を謳歌して生きてるんだ。

「♪君の声はバイオリン・・・バラの香りを風にのせて運ぶ・・・・」
「♪パローレ・パローレ・パローレ・パローレ」

 ダリダがこの歌を出したのが1970年代。私が20代のころ。日本の歌でも、好むのはこの頃のもの。
 アラン・ドロンと言っても今の若い人は知らないんだろうなぁ。いい男。甘い男。申し訳ないけど、キムタクや韓流スターなど比じゃない。・・・・こんな事を書くから女性から反感を買う。

 6時から7時40分ごろまで大手前から西の丸庭園を眺めて待つ。もちろんオオタカを待って。しかし出ない(泣) 今朝も諦める。1時間ほど過ぎて、現場にまだいるだろう知人に電話をかけて聞く。
 その後も出ていないとの事。・・・・何となくほっ!とする。小さい男。
 
●今日の観察種。
 シジュウカラ、ツバメ、カワウ、コサギ、ササゴイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。


※ネットで調べるると、ダリダは歌で世界を魅せ、フランスを代表するまでになったが、私生活では数々の失恋を繰り返し50代で自殺した。
 そう知って再びのこの 「パローレ・パローレ」 甘いつぶやき。アラン・ドロン & ダリダ を聞くと・・・・万感の思いで・・・
 ・・焼酎がすすむ。 人間って何だろうね? 女と男って何だろうね? 人生って?
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6/24 オオタカ撮影に挑戦するも・・・・・。

2011年06月24日 | Weblog
 昨日は、大阪城公園駅東の元大阪車両工場跡地のコアジサシを観察に行く。
 ここは清掃工場の建設予定地となっていて、高い塀で囲まれて中を見る事ができない。近くの高層住宅の、階段の踊場から観察することになる。

 コアジサシ3羽が同じ場所で動かないので抱卵中と思われる。他に飛び回っているものや、地上を歩いているものなど合わせて11羽を確認。
 ベージュ色のふわふわのヒナを1羽を観察するも、すぐに草の陰に隠れる。
 多分ヒナは、もう少しいるだろうと思われるが、距離があることと、ところどころ伸びている雑草に隠れて分からない。
 
 記録のために撮影しようと、スコープに一眼レフを付けて持参。ニコンのスコープED82に一眼レフアタッチメントを付けると焦点距離は、35ミリ換算で1500mm。それにAPS‐Cのカメラで1.6倍になるから、合計2400mmの計算だ。
 明るさはF13。当然カメラもレンズもブレ防止は付いていない。その上軽い三脚。

 パン棒をきつく締めても、手を放すとズズッーと下がる。何しろ2400の超・超望遠のため、手元で1ミリ下がっても、先では5メートルほど動いてしまう。
 コアジサシを入れたつもりが、手を放すと別の場所が入っている。止むを得ず、ずれるのを計算して、初めはコアジサシの手前あたりに合わせておいて、手を放すと少しずれてちょうどコアジサシが入る。
 
 ファインダーをのぞいたら中の景色は揺れている。これじゃあブレブレ写真。ともかく感度を3200まであげてシャッター速度をかせぐ。より早くするため-1の補正も。EVは13。これで3000分の1。
 かろうじて記録程度の写真にはなった。コアジサシと分かるから。

 大阪城公園で、珍しい事に最近オオタカがよく見られている。冬の間よく見られた西の丸庭園の西側である。とまる場所も冬季と変わらず、多分同じ個体と思われる。

 今朝は、昨日のデジスコでこのオオタカを撮影しようと、6時ごろから大手前のトイレ付近で待つ。とまる場所は西外堀越しの木だ。
 しばらくして現れたが、葉が茂った場所で全身がすっきり見えない。いつもはよく見える場所にとまるのに!ついてない!
 やがて西の丸庭園内に飛ぶ。それから1時間ほど待ったが出てこないので、残念ながら諦めた。
 再度挑戦するつもりだ。

 結局大阪城公園内は回らずに、西外堀を前にしていただけだが、それなりに鳥たちは現れてくれた。
 コアジサシが1羽、南外堀から西外堀を飛んで北へ。ササゴイは2羽。ちょうど巣立ちしたハシブトガラスの幼鳥2羽が頭の上にとまっていたので、親2羽がうるさいうるさい。

●今日の観察種。西外堀前のみ観察。
 コアジサシ、カルガモ、カワウ、ササゴイ、ツバメ、オオタカ、アオサギ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

※営巣は撮影しないのが原則。
 記事にあるように全く人が入れない場所で、距離は相当離れている。100パーセント影響は考えられないとの判断で観察撮影しているもの。
 ちなみに2400ミリとは、甲子園球場でバックネット側から、捕手が十分に撮られるほどの超望遠である。
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6/22 大阪城バードウオッチモーニング

2011年06月22日 | Weblog
 今朝は、早朝の探鳥会 「大阪城バードウオッチモーニング」 で久しぶりに案内した。 現在の講師、杉田氏が欠席されるとの事で、今回のみ代理で案内したもの。
 以前7年間ほどしていたので勝手は分かっているが、いかんせん6月の下旬。鳥はほとんど期待できない。

 せっかく参加されたのに気の毒と、私が撮影した、大阪城公園の野鳥の写真を十数枚持参してプレゼント。昨年の秋ごからの鳥の状況や、写真の鳥の説明も合わせて行った。

 大阪城公園で行われる探鳥会については、ホームページ 「大阪城公園鳥だより」http://www.osakajyotori.com/ の 「大阪城公園トピックス」 の欄で紹介しているので、興味のある方はどうぞ。

●今日の観察種。
 シジュウカラ、メジロ、ツバメ、カルガモ、カワウ、ササゴイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ホシハジロ、キンクロハジロ。
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6/21 梅雨の合間の晴れ。ササゴイやシジュウカラ。

2011年06月21日 | Weblog
 家の近くに、工場跡地が更地になっている場所がある。住宅予定地となっているが、フェンスで囲まれたまま。
 以前に書いたように、コチドリが鳴いて飛び回ったり走ったりしていた。営巣を期待して注目していたが、今日はついにヒナ3羽発見。
 小さくて、クリクリっとしていて毛玉のよう。可愛い。

 「やっぱり!営巣していたんだ」 せいぜい一辺が100メートルくらいの広さ。全周囲、肉眼でもすべて見られる。通るたびに金網に顔を付けて探していたが分からなかった。
 コチドリの営巣は、河原などで何度も目にした事があるが、一瞬目を離すと、目前の巣がどこか分からなくなる。
 ヒナ3羽は、昨日の雨でできた水たまり付近を歩いて餌を探している。

 コチドリは、先日書いた 「早成性」 のヒナだ。卵から孵った時から、目が見えて、羽毛があって、歩く事ができる。別の分類では 「※離巣性」 でもある。 コチドリのヒナは 「早成性で離巣性」 なのだ。
 当期待したコアジサシは、ここでは営巣しなかった。

 南外堀でササゴイが2羽。ともに成鳥だ。シジュウカラは相変わらずさえずり続ける個体が。
 この時期、ますます鳥が少ない。緑は濃い。

●今日の観察種。
 シジュウカラ、ササゴイ、カワウ、カワラヒワ、コゲラ、アオサギ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

※ 離巣性=卵からかえってすぐに巣を離れて、親といっしょに餌探しするヒナ。早成性(早熟性)のものが多い。
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6/19 白鷺が傷を癒す温泉の事など・・・・。 

2011年06月19日 | Weblog
 久しぶりに昼から大阪城公園へ向かう。
 いつも朝から出掛ける理由は、早朝の方が静かで心地よく、鳥たちの生活が身近に感じられるから。もう一つの理由は昼ごろには既に酔っていて出掛ける気力がないから。

 今日の天気予報では、朝の降水確率40%その後は雨。そこで鳥見は諦めて、5時過ぎに家を出て朝風呂のあるスーパー銭湯。「湯元一丁 摂津の湯」へ。ここも初めての湯。 露天風呂の一つに 「ヌルすべ美肌 美人の湯」 があった。
 説明では、日本三大美人の湯の一つ、和歌山県の竜神温泉を模した・・・・とある。

 この「日本三大・・・・」と言うのがくせもの。
 若いころ、岡山県の湯郷温泉へ団体旅行で行ったことがある。
 バスガイドの女性が、「この温泉はシラサギが傷を癒していた事で発見された」 と説明。橋の欄干にはシラサギ描かれている。
 このように、鳥が傷を癒していて偶然見つかった温泉は 「全国に7湯」 と話していた。

 リタイアした後その事をふと思い出した。
 「そうか!全国に7湯か!」 今なら行けない事はない。鳥は好きだし。温泉も好き。一年に一温泉ずつ訪ねるのもいい。

 早速ネットで調べた。ところが、あるわ!あるわ! 白鷺が傷を癒やしていたことが発見の由来としている温泉は和倉、湯の山、椿、道後、下田、湯田川、山中、鷺の湯、玉名、武雄、湯来、浜村、湯湧、鬼岩などなど・・・・。
 調べるといくらでもある。10も20も。温泉組合とか、旅館組合などが後からそれなりに作った話しだとおもう。
 ガイドの話しは、三大とか7か所とか、あてにならない。

 その昔、私がまだ現役で働いているころ、定年をむかえ、大阪城公園へ時々鳥見に来られる奈良の男性と知り合った。やがて彼は、全国の天然記念物の鳥をすべて観察撮影したいと。
 これまで、大阪城公園で鳥たちを撮影し、珍鳥情報で走り回り、写真が増えたがそれだけのこと。「無」に思うようになった。満足できない。これからは天然記念物すべてを撮影するとにかける。

 その後、電話をすると奥さんが、明日には北海道から帰ってくると思いますが・・・・。翌日電話すると、帰って来たのですがその足で、山口の方に行くとまた出掛けています。
 全国を走り回っているようで、大阪城公園では見かけなくなった。
 このようにテーマをもって鳥に向かっている人には共感するものがある。私が 「大阪城公園の鳥」 をテーマにして、こだわっているのも同じ事。

 今はどうしておられるのだろうか。元気でおられると80歳は越えているだろう。天然記念物の野鳥、全種撮影できたのだろうか?


 空堀のいつもの場所でしばらく待ったが、イソヒヨドリは出てこない。
 代わりにオオタカが西の丸庭園で見られているとの話が伝わる。
 シジュウカラは幼鳥たちの小群が枝移りしていく。カワラヒワも幼鳥がタンポポの種を食べる。

 鳥が少ないのでネタがなく、頭に浮かぶままつまらん話しを書く。こんな事が当分続くかも。例年の事ながら秋までご辛抱を。
 辛抱できない方は、当分このブログに訪問しないで、お盆が過ぎたあたりから訪ねてください。秋の渡りの鳥たちの速報が始まりますから。

●今日の観察種。情報含む。
 シジュウカラ、オオタカ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ツバメ、カワラヒワ、メジロ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
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6/17 イソヒヨドリとコアジサシ

2011年06月17日 | Weblog
 さすがに梅雨の季節。空模様が安定しない。城南地区人工川の周辺のアジサイが満開。アジサイにはカタツムリがきまりもの。

 過日、カタツムリはせっかく育てた庭の草花を食べるので困るとの話を聞いた。
 一瞬驚いた。アジサイとカタツムリは梅雨の時期の風物詩。大変好ましい印象を持っていた。まして、絵本や童謡に出てくるあの可愛いキャラクター。
 でも立場が変わると違う。決して皆に好かれている訳じゃない!そうだったんだ。

 空堀に着くと数羽のツバメが飛び回る。離れた所から見ていても、飛び方が違う印象の奴も見える。
 後になって 「あの時なんとなく違うと思ったんだけど?」 と後悔しないように、よく見えるところまで遠回りして探すと、石垣の角に3羽の幼鳥がとまって、羽を震わせて餌をねだっている。
 そうか!飛び方が違うと感じたのは、幼鳥だったからなんだ。

 空堀の角の、いつものところでイソヒヨドリを待つ。しばらくすると♂が現れる。いつののように石垣の角にとまっている。やがてその先に移動、飛んで前の木の梢に、再び飛んで少し先のサクラへ。黒くなったサクランボを食べて石垣へ。
 結局7:57に現れて 8:15に何もくわえないで飛去してしまった。♀はその間見られず。

 これまでムカデなどをくわえて飛んで行ったのに。いよいよ親から独立したのだろうか。私の記録では5月24日から餌を運んでいる。※1 在巣期間は20日くらいとされていることから、巣立ちは先の土日あたり。
 イソヒヨドリは※2 晩成性の鳥でその後給餌を受けて育ち、そろそろ独立する時期をむかえたのかもしれない。巣の観察は一切なく、親の行動から推定している結果ではある。

 ちょうどこの時メールをいただき。イソヒヨドリ♂が10:58に虫をくわえて飛んで行ったとのこと。
 大体のイメージで言えば、4月24日孵化。5月12日巣立ち。現在巣を離れた場所で移動しながら親の給餌を受けている。
 私の資料では、イソヒヨドリの※3 育雛日数が分からない。何日くらい親から給餌を受けるのだろうか?ご存じの方は教えてほしい。

 第二寝屋川ではコアジサシ3羽が大阪城新橋のあたりを飛び回る。時に垂直に飛びこむが失敗の様子。やがて下流方向へ飛び去る。
 ササゴイが飛び出して対岸へ飛ぶ。

●今日の観察種。情報含む。
 シジュウカラ、カワウ、ツバメ、イソヒヨドリ、コアジサシ、ササゴイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

※1在巣期間=ヒナが孵化してから、巣立ちするまでの期間。イソヒヨドリは20日間くらい。

※2晩成性(ばんせいせい)=孵化したとき目が見えず、羽がない状態で、動けないもの。一本立ちするまでは親の世話を要する。最近よく目にするシジュウカラがこれ。
 一方、早成性(そうせいせい)のヒナは、孵化したとき目が見えて、羽が生えていて、歩けるもの。早成性のヒナでよく分かるのはニワトリ。ひよこは孵化してすぐに出て走り回る。

※3育雛日数=ヒナが孵化してから、親から離れるまでの期間。
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6/13 ホイホイホイと サンコウチョウ。

2011年06月13日 | Weblog
 雨上がりの大阪城公園。洗われた新緑が映える。

 みどりのリズムを歩いているといきなり 「・・・ホイホイホイ」 の鳴声。近くから大きく、きれいに聞こえたので、口笛か?と回りを探すが、自転車の人は見当たらない。
 あらためて頭上を探すとサンコウチョウ♀らしき鳥影が太陽の広場東の森へ飛ぶ。そして再び 「・・・・ホイホイホイ」 間違いない。

 漢字で三光鳥と書かれる。鳴き声が 「月・日・星・ホイホイホイ」 と聞こえることから、月の光、日の光、星の光と三つの光で、三光鳥。しかし、いつ聞いても、「ホイホイホイ」 は聞こえるが、私の耳に 「ツキ・ヒ・ホシ」 とは聞こえない。
 ラジオもTVもない時代。サンコウチョウの鳴く声に耳を澄ませているとそう聞こえるのだろう。

 そう言えば、星座のハクチョウ座とかミズガメ座とか、線でつながれると、その形に見えない事もないが不満だった。
 電気もない時代の夜は、空を見上げるだけ。毎夜星を見て過ごしていると、いろんな形に見えてくるのだろう。
 私の感性はとっくに毒されてしまっている。月日星も聞こえないし、ハクチョウも見えない。

 コメボソムシクイのさえずり、みどりのリズムと飛騨の森。

 気になるイソヒヨドリの子育て。昨日の 「ひでキング」 では、いまだに♂♀が餌を運んでいるようだ。今日はどうなるかと空堀前で待つと、♀が現れ熟して黒くなったサクラの実をくわえて飛ぶ。
 虫なら分かるが果物を雛に与えるのだろうか?分からない。

 鳥はカロリーを気にする生物だ。菜食主義の鳥などいない。菜食ではゾウやキリンなどのように大量に食べて、大きな体になる。すると飛べない!
 だから、カロリーの高いものを好む。普段は種子などを食べるスズメでも、子育て時期には昆虫などを好んで捕える。

 気にしていると大将が連絡をくれて、イソヒヨドリ♂が虫をくわえて飛んで行ったと。まだ子育て中ということだ。

●今日の観察種。情報含む。
 シジュウカラ、サンコウチョウ、メジロ、コメボソムシクイ、ツバメ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、イソヒヨドリ、コゲラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

○この鳥は何ですか?と写真がEメールで送られてきた。見ると 「コウライウグイス」 だ!! 大阪府内で撮影したと昨夜の電話で言っていたように思う。
 大阪城公園で観察撮影したのが1993年のことだった。びっくりするような鳴き声、鮮やかな色はいまだに忘れていない。
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6/9 イソヒヨドリ子育て順調。 この春のサンショウクイ?確認を!

2011年06月09日 | Weblog
 子育て順調とタイトルにしたが見た訳じゃない。営巣場所も知らない。分かっても、それをのぞくのはルール違反になる。
 
 順調としたのは、今朝も空堀でイソヒヨドリの♂がミミズ状のものやムカデなどをくわえて運んでいるのを観察したからだ。
 イソヒヨドリの育雛期間20日間からすると、子どもはそろそろ独立が近いだろう。今度の土日あたりが最後になるのでは。

 太陽の広場東の森でもハクセキレイがクチバシいっぱいに餌をくわえて東に飛ぶ。このハクセキレイは、冬期間に見るより警戒心が強く、動きも激しい。
 子育てに必死に働いているお父さんといった感じ。

 タカ科などの鳥は、獲物を食べるために運んでいることがよくある。しかし、イソヒヨドリやハクセキレイは取ったものはその場で食べる。だから食べないで運んでいくのは雛のためで、これが子育ての証明になる。

 ただし、シジュウカラ科、アトリ科、モズ科、カワセミ科などは、♀へのプレゼントのために餌を運ぶことがあるので、雛への給餌とは限らない。(彼女を口説こうとバーキンをプレゼントしてる男と同じようなもの)

 コメボソムシクイは教育塔裏と飛騨の森で 「ジジロ・ジジロ」 と鳴いている。
 大阪城公園初記録の亜種リュウキュウサンショウクイがこの春に観察されていた。※下記。

●今日の観察種。
 メジロ、ハクセキレイ、シジュウカラ、コゲラ、コメボソムシクイ、カワラヒワ、カワウ、ササゴイ、イソヒヨドリ、ツバメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

※亜種リュウキュウサンショウクイの観察記録あり。
 この春の渡りで観察撮影されていたことが分かった。もちろん大阪城公園初記録である 
 4月18日に市民の森で2羽が観察された。私は大阪城公園に行っていない日だった。もっとも、行ったとしても合えたかどうか?疑問であるが。
 HP大阪城公園鳥だより  http://www.osakajyotori.com/  のトピックスと、野鳥図鑑をご覧ください。

 亜種リュウキュウサンショウクイについては、NPO法人バードリサーチ http://www.bird-research.jp/1_katsudo/sanshokui/ でも調査の対象とされている。
 九州から四国へと分布息を北へ広げている。関西への進出が始まっているようだ。この春の渡りで撮影された中に、混じっていないだろうか。
 この春に大阪城公園で観察されたものは、日本野鳥の会大阪の機関紙 「むくどり通信」 次号に詳しく掲載されるようである。日本野鳥の会大阪 http://www10.plala.or.jp/birdsosaka/index.html
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6/6 子育てに忙しい鳥たち。

2011年06月06日 | Weblog
 ますます鳥影は薄くなってきた。

 この時期は子育ての真っ最中。シジュウカラは 「ツーピーツーピー」 さえずり続ける声が聞こえる。太陽の広場東の森で、目の前の枝を幼鳥が動き回る。

 空堀に着くと、早速イソヒヨドリ♂が現れる。あばれる太いミミズ状のものとしばらく格闘、動かなくなるとくわえて府警本部の方向へ飛ぶ。次は何分後に来るかと、腕時計を見ると7:48ちょうど。

 この時計はすぐれもの。ソーラー式なので電池不要。電波式なので誤差は無し。カレンダーやストップウオッチなど何でも付いてる。おしゃれやファッションで時計を使う人にはどうか分からないが、私のように実用性が一番にはぴったり。しかもかなり安い。

 話しがそれた。 イソヒヨドリ♂の代わりに、♀が8:00ちょうどに現れる。いつもの石垣の角から、空堀に伸びたお気に入りの枝に移る。
 ♂♀が餌を探しにくるところから、子育ては順調のようだ。

 北外堀天端でカワラヒワの幼鳥2羽。しばらくして北外堀を超えて飛ぶ。少し進むとハシブトガラスが近寄ってきて頭上で激しく鳴きながら威嚇してくる。
 横の木にはくちばしの付け根が肉色のハシブトガラスの幼鳥。立ち止まって双眼鏡で見ていたものだから、親はますます怒って枝を突く。

●今日の観察種。
 シジュウカラ、コゲラ、ササゴイ、カワウ、イソヒヨドリ、カワラヒワ、キンクロハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
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