アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「隠し場所」センスが知れる

2009年08月18日 | Weblog
 高相祐一容疑者、パンツの中に覚せい剤を所持していたことによる現行犯逮捕。そんなところに隠したら臭いだろうと思うのですが。とりあえず、笑わせていただきました。本人は、プロサーファーを自称しているようですが、JPSA(日本プロサーフィン連盟)は、「一切関係ない」と…これも笑えました。JPSAの反応の速いこと。サーファーのイメージダウンにかなり気を遣っていることが分かります。
 麻薬の運び屋は、創意工夫しています。トランクの布貼りを二重にするとか、靴底に折りたたみルーペのような細工をするとか…。自分の体に隠す場合、肛門へ入れるのが流行った時期もありました。また、胃袋に隠すのも。胃袋はないだろうって?ホントホント!風船の中に薬物を入れて、糸でつなぎます。飲み込んで胃袋へ入れたあと、糸の先を歯に縛り付けて十二指腸のほうへ行かないようにするのです。大量にこのようなことをすると危険です。具合が悪くなり、亡くなった運び屋もおりました。文字通り命がけ。パンツの中…児戯に、も・と・る。

 玄関のカギの隠し場所は、玄関脇の植木鉢の下が相場。金庫のカギ…我が家は、金庫が入った押し入れの戸袋に細工して巧妙に隠しています。難しい隠し場所もいいのですが、取り出しやすさも追究しなければなりません。プロの泥棒は、「カギのありかは、すぐに分かる」のだそうで…研究しているのですねえ。

 隠し場所…ペルー人が米を盗んで捕まったのですが…
 ペルー国籍の、「セーサル・アルベルト・ロッシ・チリート」という名前の容疑者が、窃盗の疑いで現行犯逮捕された。どれが名字で、どれが名前なのか…おまけに、ペルー人なのに「チリート」。あの辺、激しいのです。新型インフルの時、ペルーからチリへ入るバスの客が罹患していることが分かったとき、入国させまいと、バスに投石しましたから!国際紛争直前でしたよ。

 そのチリート、つくば市のスーパーで万引きしたのですが…
 下着・スパッツ・ももひき・ズボンをはき…(暑いのに4枚もはいていた)。下着とスパッツの間に、5キロの米袋と、2キロの米袋二つ、500ミリリットルの缶ビール2缶を入れていた(暑いので一仕事のあと飲む気だったんだな、きっと)。

 警備員が、不自然なふくらみに気づいて捕まえたそうですが、米9キロに、缶ビール2本ですから、気づいて当然。ペルー人が米を万引きという点も印象深い。郷に入っては郷に従えということで、主食は米だったのでしょうか。
 窃盗犯にアドヴァイスしてどーすんの?と、言われそうですが…チリート容疑者、次回は、「鳶の人たちがはいているズボン」をはいて行ったらいいと思います。ズボンの裾のダボダボ部分に、米5キロずつ入りますから。左右で10キロゲット。ダボダボ部分は自然なふくらみですから、警備員にも見とがめられない。

 隠すの類に、「暗証番号」というのがあります。カードを使うと、「暗証番号は、定期的に変えてください」と、御指導が入る。親切にも、「しばらく変えられていないから、今すぐ変えろ!」みたいなことがディスプレィに出てくることも。それって困ります。年寄りは「暗証番号」を忘れるのです。私は、「絶対変えないぞ」といつも決意を新たにしています。長年使っている今の番号だって忘れそう…対策として、暗証番号をマジックでカードに書いておりますがね。