田舎の夏の出来事の一つに、「外国人が現れる」ということがあります。アジア人と見られる皆さん…どこの国の人なのかなど分かりません。日本人と、「な~んも変わらない」からです。皮膚が白い皆さんも、「何国人」なのかまったく分かりません。皮膚の色が濃い皆さんは、さらに分かりません…。
アメリカでは、外国語テレビ放送が、およそ60チャンネルあります。一番多いのが、スペイン語での番組。次は…日本語かなって?残念でした。中国語(北京語や広東語)のニュース番組やドラマです。あとですねえ…アメリカの経済専門チャンネルでは、日経平均より、上海指数に重点を置いています。ナスダックが中国上海指数に連動しているのです。この現象は…日本より、中国ということに他なりません。
この夏、ギリシャ旅行をした方(国籍も、人種的にも日本人。御家族での旅行)の話…
「タベルナへ入ると、店員の9割は私たちを見て『ニーハオ』と声をかけてくれました。二度と会わないであろうギリシャの方々に、中国人と思われてもしょうがないし、それほど悪い気はしませんでした。日本人であることを伝えると、店員たちはあわてて『こんにちわ』と笑顔で言いなおしてくれるのでした」
う~ん、タベルナの店員のレベルが高いですよ。アジア人であることは分かっても、国籍の区別など出来ないのは当然といえば当然。レベルが高いと思えるのはその次で、中国人なら、「ニーハオ」。ネパール人なら、「ナマステ」。チベット人なら、「カレシュ」。日本人なら、「こんにちは」。韓国なら、「アンヨンハショムニカ」と、使い分けが出来るということ。
日本の、レストランなり、食堂なりの店員さんにこれが出来るか?
この人は、オランダ人だな「フーテ ミッタ-」。アイルランド人だな、「ジェアグゥィチトロノーナ」。ポーランド人だな、「ジェン ドーブリィ」。フィンランド人だな、「ヒューヴェーパィヴェ」…言わない、言わない。言うはずがない。
「中国の人口は世界一。下手な鉄砲数打ちゃ当たるで、とりあえず、アジア人と見ればニーハオと言っておく。タベルナの店員は確率にも強い。それにしても、中国恐るべし。『アジア人=中国人』という等式が成立していると、強く感じる旅だった」と。つまり、後進国である中国人のほうが、先進国である日本人よりギリシャに浸透しているということ。
「次に、写真の撮りあいっこをした台湾人のカップルとの出来事です。若いとはいえさすが台湾人、日本人に対して嫌なイメージがないのか非常にフレンドリー。カメラを戻してもらい、笑顔で『サンキュー』と、言った直後に事件は起こった。カップルが、『あーゆーこりあん?(Are you Korean? オマエは韓国人か?)』これには正直ずっこけました。『あれぇ~~!』って感じでした。私は韓国人に対して特別な感情を持っていませんが、苦笑の瞬間でしたよ」
台湾人だから、中国人は判別できるはず。「韓国人か日本人か」と、なったとき、韓国人としたほうが無難と考えたのでしょう。
彼は、締めくくります…
「ギリシャ旅行では、中国人か韓国人に間違われた。日本人とみられたケースは、1割にも満たなかった」
さて、この御一家のギリシャ体験から、私たち日本人は何を学び何をしなければならないか。
まず、「アジア人=中国人」という等式を壊さなければなりません。そんなこと、どうでもいいだろうって?
イエイエ、大変大事なことです。アジアのリーダーは、日本です。誇りを持ちましょう。「アジア人だな、どこの国の人かな?」となったとき、真っ先に、「日本人ですか?」と、ならなければ、島国根性の権化である私の気が済みません。
では、どうしたら、「アジア人=日本人」になるか。海外旅行をする日本人には、「I'm a Japanese.」のハチマキを義務づける。これって、アイディアだと思いませんか!
あと、どうしても日本人だろう!と言わせたい人は、…セロテープで、目尻を上げる(いわゆる、キツネ目にする)。鼻も、思い切って、ダンゴ鼻にする。
仲間とソウルへ行ったとき、イミグレーションで、外国人専用の列に並んでいたら、係員に、「オマエは、この列だ」と、現地(韓国)人用の列に並ばされた同僚(日本人)がおりました。韓国人に、韓国人と確信された日本人…名誉か不名誉かは分かりません。ただ、私は笑わせていただきました。彼は、しばし、素直に韓国人の列に並んでいたのですが、全く違和感がなかったです。
なお、ギリシャ旅行をした彼は、香港で現地人カイドの温さんに、「あなた中国人にみえるよ。大丈夫よ」と、太鼓判を押されたことが…あったかどうか忘れました。
アメリカでは、外国語テレビ放送が、およそ60チャンネルあります。一番多いのが、スペイン語での番組。次は…日本語かなって?残念でした。中国語(北京語や広東語)のニュース番組やドラマです。あとですねえ…アメリカの経済専門チャンネルでは、日経平均より、上海指数に重点を置いています。ナスダックが中国上海指数に連動しているのです。この現象は…日本より、中国ということに他なりません。
この夏、ギリシャ旅行をした方(国籍も、人種的にも日本人。御家族での旅行)の話…
「タベルナへ入ると、店員の9割は私たちを見て『ニーハオ』と声をかけてくれました。二度と会わないであろうギリシャの方々に、中国人と思われてもしょうがないし、それほど悪い気はしませんでした。日本人であることを伝えると、店員たちはあわてて『こんにちわ』と笑顔で言いなおしてくれるのでした」
う~ん、タベルナの店員のレベルが高いですよ。アジア人であることは分かっても、国籍の区別など出来ないのは当然といえば当然。レベルが高いと思えるのはその次で、中国人なら、「ニーハオ」。ネパール人なら、「ナマステ」。チベット人なら、「カレシュ」。日本人なら、「こんにちは」。韓国なら、「アンヨンハショムニカ」と、使い分けが出来るということ。
日本の、レストランなり、食堂なりの店員さんにこれが出来るか?
この人は、オランダ人だな「フーテ ミッタ-」。アイルランド人だな、「ジェアグゥィチトロノーナ」。ポーランド人だな、「ジェン ドーブリィ」。フィンランド人だな、「ヒューヴェーパィヴェ」…言わない、言わない。言うはずがない。
「中国の人口は世界一。下手な鉄砲数打ちゃ当たるで、とりあえず、アジア人と見ればニーハオと言っておく。タベルナの店員は確率にも強い。それにしても、中国恐るべし。『アジア人=中国人』という等式が成立していると、強く感じる旅だった」と。つまり、後進国である中国人のほうが、先進国である日本人よりギリシャに浸透しているということ。
「次に、写真の撮りあいっこをした台湾人のカップルとの出来事です。若いとはいえさすが台湾人、日本人に対して嫌なイメージがないのか非常にフレンドリー。カメラを戻してもらい、笑顔で『サンキュー』と、言った直後に事件は起こった。カップルが、『あーゆーこりあん?(Are you Korean? オマエは韓国人か?)』これには正直ずっこけました。『あれぇ~~!』って感じでした。私は韓国人に対して特別な感情を持っていませんが、苦笑の瞬間でしたよ」
台湾人だから、中国人は判別できるはず。「韓国人か日本人か」と、なったとき、韓国人としたほうが無難と考えたのでしょう。
彼は、締めくくります…
「ギリシャ旅行では、中国人か韓国人に間違われた。日本人とみられたケースは、1割にも満たなかった」
さて、この御一家のギリシャ体験から、私たち日本人は何を学び何をしなければならないか。
まず、「アジア人=中国人」という等式を壊さなければなりません。そんなこと、どうでもいいだろうって?
イエイエ、大変大事なことです。アジアのリーダーは、日本です。誇りを持ちましょう。「アジア人だな、どこの国の人かな?」となったとき、真っ先に、「日本人ですか?」と、ならなければ、島国根性の権化である私の気が済みません。
では、どうしたら、「アジア人=日本人」になるか。海外旅行をする日本人には、「I'm a Japanese.」のハチマキを義務づける。これって、アイディアだと思いませんか!
あと、どうしても日本人だろう!と言わせたい人は、…セロテープで、目尻を上げる(いわゆる、キツネ目にする)。鼻も、思い切って、ダンゴ鼻にする。
仲間とソウルへ行ったとき、イミグレーションで、外国人専用の列に並んでいたら、係員に、「オマエは、この列だ」と、現地(韓国)人用の列に並ばされた同僚(日本人)がおりました。韓国人に、韓国人と確信された日本人…名誉か不名誉かは分かりません。ただ、私は笑わせていただきました。彼は、しばし、素直に韓国人の列に並んでいたのですが、全く違和感がなかったです。
なお、ギリシャ旅行をした彼は、香港で現地人カイドの温さんに、「あなた中国人にみえるよ。大丈夫よ」と、太鼓判を押されたことが…あったかどうか忘れました。