ダージリンを再訪するのは…きつい。多分、もう行かないでしょう。なぜなら、道中が半端じゃないから。凸凹道で、かつ、落ちたら間違いなく御陀仏のカーブが何百カ所あることか。
しかし、ダージリンでは心残りが。ヒマラヤの展望台タイガーヒルが濃い霧に覆われ、ヒマラヤを展望できなかったのです。
朝、4時に起きだして、ジープでタガーヒルへ。なぜジープか?ダージリンは、ジープでなければ通れないような道がいたるところに。特に、ターガーヒルは、標高2,590m。例の凸凹道を登らなければならない。よって、ジープでなければなりません。
早朝でまだ暗いというのに、タイガーヒルへ向かう車が数珠繋ぎ。街の中心から、13kmしかないのに50分を要しました。
ヒッチハイクをしようとしている女性たちが、沿道に並んでおりました。彼女らは、タイガーヒルへ来る観光客に、土産物やコーヒー・紅茶を売る人達。いわば、客の車に便乗して、商売をしようという見上げた心構え。
晴れた日なら、朝日に輝くヒマラヤの山々が展望できるという。カンチェンジュンガ(8,586m)はもとより、エヴェレスト(8,848m)が見える日もあるという。
し、しかし、この朝のタイガーヒルは、濃い霧の中。数百人の観光客が来ていましたが、みなさん三々五々解散…。
なぜ早朝なのか?「日の出」へのこだわりがあるようです。日本人が、初日の出を拝むように、インドの皆さんも日の出のヒマラヤを拝む。太陽が昇るにつれて、ヒマラヤが金色に染まっていくのだそうで、その様子は日の出でなければ見られないのだと。
ダージリン市内を一歩出ると、茶畑が続く。茶畑は、殆どが山の斜面。平地の茶畑は少ない。
一つの紅茶園あたり、500~600人の茶摘みの人がいる。グループ単位で茶摘みをするのですが、1グループ10人程度の中に必ず男性が一人入る。なぜ男が必要か?それは、トラ、ピューマなどの猛獣や、コブラなどの毒蛇を追い払う役目。
女性は、1日に10~12kgの茶葉を摘む。賃金は摘み取った葉の重さで支払われる。1kg当たり8~10円。1日働くと、80~100円いただけることとなる。(現地で紅茶を買うと、100gで300~400円)
紅茶産業の最大の問題は、この「茶摘み女性の確保」。少しでも条件(賃金はもとより、賃金以外のサービス等)を良くしなければ、人材を他の紅茶園へ持って行かれてしまう。
どんな厚遇が行なわれているか…1週間働くと支給されるモノは…「米-2kg、麦-2kg、砂糖-500g。他に、米を安く買える特典」…大変魅力的な、サービスだと思いました。
さらに驚かされたのは、紅茶園で働く人やその家族のために、「紅茶園に、病院や学校が備えられている」ということ。厚遇ですよ。学校の大きさにもびっくり。1,000人からの子供達が通うのですから、大きいのは当然なのですが。
ダージリンの紅茶、世界最高との評価を受けているのも頷ける美味しさ。霧が出やすく、朝、昼、晩の気温差が大きい気候が紅茶に最適だという。いくら気候が最適でも、茶摘みの人がいなければなりません。茶摘みの人の頑張りは、1日100円前後の賃金、米・麦・砂糖の支給・病院・学校があるから…。
しかし、ダージリンでは心残りが。ヒマラヤの展望台タイガーヒルが濃い霧に覆われ、ヒマラヤを展望できなかったのです。
朝、4時に起きだして、ジープでタガーヒルへ。なぜジープか?ダージリンは、ジープでなければ通れないような道がいたるところに。特に、ターガーヒルは、標高2,590m。例の凸凹道を登らなければならない。よって、ジープでなければなりません。
早朝でまだ暗いというのに、タイガーヒルへ向かう車が数珠繋ぎ。街の中心から、13kmしかないのに50分を要しました。
ヒッチハイクをしようとしている女性たちが、沿道に並んでおりました。彼女らは、タイガーヒルへ来る観光客に、土産物やコーヒー・紅茶を売る人達。いわば、客の車に便乗して、商売をしようという見上げた心構え。
晴れた日なら、朝日に輝くヒマラヤの山々が展望できるという。カンチェンジュンガ(8,586m)はもとより、エヴェレスト(8,848m)が見える日もあるという。
し、しかし、この朝のタイガーヒルは、濃い霧の中。数百人の観光客が来ていましたが、みなさん三々五々解散…。
なぜ早朝なのか?「日の出」へのこだわりがあるようです。日本人が、初日の出を拝むように、インドの皆さんも日の出のヒマラヤを拝む。太陽が昇るにつれて、ヒマラヤが金色に染まっていくのだそうで、その様子は日の出でなければ見られないのだと。
ダージリン市内を一歩出ると、茶畑が続く。茶畑は、殆どが山の斜面。平地の茶畑は少ない。
一つの紅茶園あたり、500~600人の茶摘みの人がいる。グループ単位で茶摘みをするのですが、1グループ10人程度の中に必ず男性が一人入る。なぜ男が必要か?それは、トラ、ピューマなどの猛獣や、コブラなどの毒蛇を追い払う役目。
女性は、1日に10~12kgの茶葉を摘む。賃金は摘み取った葉の重さで支払われる。1kg当たり8~10円。1日働くと、80~100円いただけることとなる。(現地で紅茶を買うと、100gで300~400円)
紅茶産業の最大の問題は、この「茶摘み女性の確保」。少しでも条件(賃金はもとより、賃金以外のサービス等)を良くしなければ、人材を他の紅茶園へ持って行かれてしまう。
どんな厚遇が行なわれているか…1週間働くと支給されるモノは…「米-2kg、麦-2kg、砂糖-500g。他に、米を安く買える特典」…大変魅力的な、サービスだと思いました。
さらに驚かされたのは、紅茶園で働く人やその家族のために、「紅茶園に、病院や学校が備えられている」ということ。厚遇ですよ。学校の大きさにもびっくり。1,000人からの子供達が通うのですから、大きいのは当然なのですが。
ダージリンの紅茶、世界最高との評価を受けているのも頷ける美味しさ。霧が出やすく、朝、昼、晩の気温差が大きい気候が紅茶に最適だという。いくら気候が最適でも、茶摘みの人がいなければなりません。茶摘みの人の頑張りは、1日100円前後の賃金、米・麦・砂糖の支給・病院・学校があるから…。