鼠宿・・・面白い名前だ
上田宿と坂木宿の間の宿として松代藩が設けた私宿で
口留め番所を設けて人や物の出入を取り締まった
と案内板にある
安曇野にも鼠穴という地名があるが
鼠は不寝見にも通じ見張りの意味合いもあるようだ
千曲川を挟んでせり出した岩山による狭隘な地形は
まさに適所だろう
国道から用水路を挟んで切り離されたこじんまりした家並みは
道端には今が盛りのバラが綺麗に植えられなかなか良い佇まいだった
宿場の面影はほとんどなく
かろうじて1件の新しい住宅の入り口に残された冠木門が歴史を物語っていた
宿場の端にある曾地早雄(おおじはやお)神社には江戸時代に建てられた万葉歌碑がある
文字は読み取れなかったがあとで調べてみると
「ちはやふる 神の御坂に 幣(ぬさ)奉り斎(いは)ふ命は 母父(おもちち)がため」
神坂峠を越えるときに幣を捧げてわが命の無事を祈るのは母父のためだ
この地の出身の防人の歌だ
神社入り口の小さな石造りの太鼓橋がなかなかよろしい
少し先の信号機に「ねずみ」と書いてあるのも面白い
いつの間にか雨も上がっている
上田宿と坂木宿の間の宿として松代藩が設けた私宿で
口留め番所を設けて人や物の出入を取り締まった
と案内板にある
安曇野にも鼠穴という地名があるが
鼠は不寝見にも通じ見張りの意味合いもあるようだ
千曲川を挟んでせり出した岩山による狭隘な地形は
まさに適所だろう
国道から用水路を挟んで切り離されたこじんまりした家並みは
道端には今が盛りのバラが綺麗に植えられなかなか良い佇まいだった
宿場の面影はほとんどなく
かろうじて1件の新しい住宅の入り口に残された冠木門が歴史を物語っていた
宿場の端にある曾地早雄(おおじはやお)神社には江戸時代に建てられた万葉歌碑がある
文字は読み取れなかったがあとで調べてみると
「ちはやふる 神の御坂に 幣(ぬさ)奉り斎(いは)ふ命は 母父(おもちち)がため」
神坂峠を越えるときに幣を捧げてわが命の無事を祈るのは母父のためだ
この地の出身の防人の歌だ
神社入り口の小さな石造りの太鼓橋がなかなかよろしい
少し先の信号機に「ねずみ」と書いてあるのも面白い
いつの間にか雨も上がっている