何年か前に自転車で郡上八幡からの帰りに立ち寄った飛騨金山
飛騨街道の宿場町の面影を残した趣ある町並みにいつかゆっくり訪れてみたいと思っていた
そんな町に筋骨めぐりというものがあることを知ったのは比較的最近のことだ
筋骨とは飛騨地方の呼び名で細い路地が迷路のように絡み合っている公道のことでまさにあばら骨や筋のイメージだ
そこに住む人たちの近道としてのこの共同道路をめぐることが観光資源にもなっている
路地や水路を跨ぐ渡り廊下でつながった家
水路にオーバーハングしたハウルの動く城のような家
タイル張りが美しいかつての昭和の銭湯
などなど不思議な昭和の空間だったが朽ちていく家もあり
戦後の建築基準法や消防法制定以前に造られたこういったおおらかな建物はやがて消滅していくのだろう
全部公道です
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