徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

練習と試合の違い

2011-09-27 06:02:46 | テニス
テニスに限らず、スポーツ界にある永遠の課題。
試合になると、実力が発揮できない。
逆に、練習では大したことないのに、
試合になると活躍する選手もいる。
ここ一番で活躍する選手。
良くある話である。

昔の野球選手で言えば、
代打の切り札と呼ばれる人は、
レギュラーになれないという意味では実力が足りないのかもしれないが、
ここ一番のチャンスで起用される時、
集中力を発揮して活躍する。
そういう意味では本番に強いと言えるだろう。
基本的には集中力。
そして練習で築き上げた自分に対する自信。そういうものがあるから活躍できる。
逆に言えばなければ活躍できない。

試合に臨み緊張するのは当たり前。
緊張がなければいい試合は出来ない。
緊張感が集中力を呼び、練習のバックボーンがあるから、
スーパープレーが生まれる。
自分に自信があれば心の余裕も生まれる。
世の中には確かに天才と呼ばれる人種もいる。
生まれながらにしてそのスポーツの才能を持っている選手も少ないがいる。
そういう選手も、あるレベルまでは達しても、
その壁を超えるためにはやっぱりその壁を乗り越えるための努力は必要で、
それが出来なくて消えて行く選手も多い。


今話している段階をもう少し素人レベルに落とそう。
部活レベルの初心者そして玉石混合の時。
市内レベルで上を目指すとすれば、
やはり上手くなるためには一つは練習しかない。
ボールを打つ時に、「入るかな?返せるかな?失敗しないかな?」
そう思いながらプレーしていいプレーが出来るはずもない。
例えばミスショッとした時、自分で原因がわかるなら、修整もできるが、
ヤッパリみすした、次ぎも駄目かもなんて思っていたら、どんどんネガティブになるだろう。
やはり、まず返せるのが当たり前のレベルにならないと、話にならない。
そのレベルに達してから、それではどうレベルアップしていくか?
という話がスタートする。
どんなスポーツでもまず基本が大事。
これは絶対変わらない。
基本練習くらい面白くない練習はない。
しかし、これを続けることで目の前は全く違った風景が広がるだろう。
井戸水はまず、レバーを動かしても最初は水が出ない。
しかし、何度か空振りでも、これを繰り返し、水が出始めると、
後は面白いように水が出てくる。
今の子は井戸水をくみ上げることはやったことないだろうなあ。
もっと言い例えがあればいいが。

人間には色々なタイプがいる。
初めてでもそれなりに器用に出来てしまう。だから中々努力せず伸び悩むタイプ。
不器用で、成長も遅いけど、コツコツ努力してずっと伸び続けるタイプ。
誰だって伸びかたは均等ではない。
極論すれば、上手くなりたいと真剣に思っている人間がうまくなる。
上手くなりたいと真剣に思えば、努力も苦にならないし、続けられる。
要するに努力するかしないかということ。
スポーツに王道はない。
楽して勝つことは出来ない。
ただ、努力する事が出来ることも実は才能である。
がんばれとしか言えない。長くなってしまった。
続きはまた。
コメント
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