徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

クラシックの想い出

2019-05-16 12:19:09 | 本・映画・音楽
実家には小さな花壇?があり、お袋が生きている頃は、ささやかながら、花など植えて、季節を楽しんでいたようだ。私もそう言う手入れをすれば良いのだが、時間も気力もなく、ただ雑草を時々とるのが精一杯。それも面倒で、除草剤を使ってしまった。効き目が素晴らしく、効き目が良いと言うことは、毒性が強い?将来花を植えるときの影響がやや心配。使ってから心配するのも遅いのだが。



このブログでも何度か触れてきたが、
私は親父が嫌いだった。
だから、親父が大好きだったクラシックの名曲も、
最初は嫌いだった。
それが、何故好きになったかと言えば、
まあ、ありきたりに言えば、
「門前の小僧習わぬ経を読む」と言うところか?
あるいは、大学で仲良くなった友達が、
もと吹奏楽部で、彼の影響が強かったと言うことか。
そう言えば彼の影響で、
少女漫画の作家にファンレターも出したのだった。
瀬戸みのりさんと岡本ゆりさん。
今どうしているのだろう?

さて、本日はクラシックのお話。
親父はオーソドックスな人間なので、
指揮者ならカラヤン。
聴くのは、ベートーベンの運命や第九。
ヴィヴァルディの四季や、ブラームスの交響曲1番などなど。
ありきたりな名曲を聴いていた。

その影響もあり、クラシックを聴くようにはなったが、
カラヤンは嫌い。
フルトベングラーが好きとか、
ドヴォルザークならノイマンとか、
いやいや、ブルーノワルターは外せないでしょう、とか。

イヤー若いって本当にバカですよね。
そうやって、いきがっていた私。
でも、そうやって反発したからこそ知り合えた、
シエラザードだったり、ドボルザーク交響曲8番イギリスだったり、
シベリウス交響曲2番だったり。
暗中模索?試行錯誤?して、
色々な名曲とも出会えたのだから。

ただ、最近は、音楽自体と疎遠になってしまっている。
また少し、最近の曲も聞こうかな?と思っている私です。

さて、今年の目標である年間読書100冊。
今年度、65冊目です。
下村敦史 闇に香る嘘 評価3

ここのところ、読後にモヤモヤ感が募る本が続いていた。
好きな作家を読めば、外れが少ないけれど、
自分の世界が広がらないので、
ある資料に基づいて、
ランキングに入っている本を見つかり次第読んでいるのだが、
全く期待していなかったこの本が思いの外、読後の感想が良かった。
第60回江戸川乱歩賞受賞作のこの本。
最初は素人感と言うかぎこちなさが心配になるような流れだったが、
こう言う気紛れな当たり感があるから、
読書がやめられないのかなあ?
勿論不満の残る部分はある。
でも、それを補って余りあるどんでん返しと、ハッピーエンド。
そこにも若干不備が見え隠れするけれど、
そんなことは、どうでも良くなる内容。
こんな本にまた巡り会いたい。





コメント
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