今、原遼さんのを小説読んでいる。原さんの小説は、バリバリのハードボイルドタッチで、昔?一時期、ハードボイルドに滅茶苦茶嵌まったことがあり、当時、レイモンドチャンドラーの「長いお別れ」とか、ダシールハメット「マルタの鷹」、ロスマクドナルド「さむけ」、サラパレツキー「サマータイム▪ブルース」等々。また、読みたくなってきた。
今日、こんな記事を見つけた。
名波浩監督の辞任に思う。クラブ間の資金力格差と長期政権の難しさ 7/5(金) 6:37配信 web Sportiva https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190705-00864480-sportiva-socc&p=1
元日本代表の福田正博さんの考察であるが、
内容は、
名波監督の退任劇はクラブ間の資金力格差や、長くチームを率いることの難しさについて考えさせられた。
と言うもの。
実に当たり前のことが書かれてはいるが、
エスパルスにとっても、
全然他人ごとではないお話。
この資金力と言う問題は、2つの問題?があり、
一つは、バックボーンとなる、支援企業の存在と、
もう一つは、地域的な人口の問題と、
メインとなる、ホームスタジアムのキャパシティの問題。
どちらも、脆弱?と言ってよい?エスパルスは、
健闘している?と思っている。
エスパルスの母体は、
出資会社は地元企業としてたくさんあるけれど、
鈴与ホールディングス株式会社 静岡鉄道株式会社 静岡瓦斯株式会社 株式会社静岡新聞社 株式会社小糸製作所 中部電力株式会社 他 |
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原則的には市民球団であり、
必然的に、お金が潤沢ではないということだけは判るでしょう。
では、試しに、ここの所補強で注目されている、
ヴィッセル神戸と比較してみましょうか。
運営会社は楽天ヴィッセル神戸株式会社(旧・株式会社クリムゾンフットボールクラブ)である[。2004年に同社が設立された当初は合同会社クリムゾングループ(楽天代表取締役の三木谷浩史の個人資産管理会社)からの全額出資であり、楽天からの出資は無かった が、2014年12月に楽天が運営会社の全株式を取得した。要するに親会社は楽天です。
平成31年度の決算では、
当期純利益で1052百万円。
ホームグラウンドのノエビアスタジアム神戸は、
収容人員28,425人。
エスパルスは、
当期純利益で256百万円の赤字。
ホームグラウンドIAIスタジアムは、
収容人員20,299人。
入場者数も、そこまで差があるとは思えないが、
この利益の差はどこから来るのか?
やはり、契約選手の名前だけ見ても、
差があるのだが、成績はそれほど変わらないところに、
エスパルスの頑張りが見えるとは思う。
2010年がピークで、それを超えることが目標か?
年度 | 大会 | リーグ戦順位 | 平均入場者数 |
2018 | J1 | 8 位 | 14,991 人 |
2017 | J1 | 14 位 | 15,116 人 |
2016 | J2 | 2 位 | 11,274 人 |
2015 | J1 | 17 位 | 14,811 人 |
2014 | J1 | 15 位 | 14,210 人 |
2013 | J1 | 9 位 | 14,137 人 |
2012 | J1 | 9 位 | 15,121 人 |
2011 | J1 | 10 位 | 15,801 人 |
2010 | J1 | 6 位 | 18,001 人 |
2009 | J1 | 7 位 | 17,935 人 |
2008 | J1 | 5 位 | 16,599 人 |
2007 | J1 | 4 位 | 15,952 人 |
2006 | J1 | 4 位 | 14,302 人 |
2005 | J1 | 15 位 | 12,752 人 |
2004 | J1 | 14 位 | 13,655 人 |
2003 | J1 | 11 位 | 16,500 人 |
2002 | J1 | 8 位 | 14,988 人 |
2001 | J1 | 4 位 | 16,196 人 |
2000 | J1 | 8 位 | 12,466 人 |
1999 | J1 | 2 位 | 12,850 人 |
ヴィッセル神戸の平均入場者数は、
2018 | J1 | 10 位 | 21,630 人 |
エスパルスとは6千人強の差があるけれど、
入場料の平均が3000円とすると、
年間の入場料収入の差は3億円くらい?
しかし、収益は10億円の黒字とエスパルスの赤字。
基本的には広告収入の差か?
エスパルスの黒字化は当然で、
ある程度余裕の持てる、利益を上げないと、
補強も厳しいということ?
まだまだ苦難が続くのか?
頑張れエスパルス。
今年度、83冊目です。
高田 崇史 QED六歌仙の暗号 評価は4
これも2度目のはずでしたが、
おぼろげに覚えている部分がほんの少し。
ほとんど初見状態でした。