徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

ウィンブルドン車いすテニス女子ダブルス上地選手・マシューソン選手ペア優勝!

2022-07-18 16:56:50 | テニス

昨日の時点で、このブログに載せている記事は、7733件。ブログ開設から6034日なので、1日当たり1.28件をアップ。怠惰な私が良くここまで記事を書いていると、我ながら感心します。昔は写真が複数枚アップできなかったりして、やむを得ず分割してアップしたり。そういう積み重ねで多くなっているのか?一度全部の記事を読み返し、誤字脱詩を直したいと思ったことはありますが、多分チャレンジもしないでしょう。

 

先日、国枝選手の生涯ゴールデンスラムのお話を書きました。

恐るべし!国枝慎吾選手 多分伝わらないだろうなあ

その中でも少し触れましたが、上地結衣選手は、

シングルス準優勝で、惜しくも生涯グランドスラムを逃しました。

ただ、ダブルスは優勝しており、

その映像が当時は見つからず、WOWWOWオンデマンドにも、

その時点ではアップされていなかったので、

半分諦めつつ、正直忘れていました。

本日。3連休の最終日と言う事で、

ゲームにも少し飽きたので、探してみたところ、

既にちゃんとアップされていました。

ということで、しっかり試合を確認しました。

まず、上地選手のパートナーは、アメリカのダナ・マシューソン選手。

世界ランキングはシングルス、ダブルスとも不明。

今回の、ウィンブルドンにはシングルスにも出場。

初戦でデクロート選手と対戦し、1-6、1-6で敗戦。

まあ、大チャンピオンなので、負けるのは仕方ないでしょう。

因みに全仏オープンのシングルスは、1回戦を突破したものの、

2回戦で今回のダブルス決勝で対戦した相手のファンクォト選手に、

6-4、2-6、4-6と逆転負けを喫したようです。

全仏のダブルスは、初戦で、大谷桃子選手、シューカー選手ペアに、

2-6、1-6で敗れています。

マシューソン選手のプレーは、

ツボにはまった時に鋭いショットを打てる上に、

サーブもなかなか安定していて良い選手ですが、

ただ恐らく(私の勝手な思い込みですが)、

車いすのチェアワークがまだ拙く、

シングルスでは、自分の弱みと言うか、

ここに打たれたらまずいと言う場面で、

チェアワークでカバーできないのと、

同時に、その場面で、どういう逃げのショット、

あるいは強気のショットで、自分の弱点を攻めさせないか?

そのずるさが足りていないだけのような気がします。

だから、上地選手と組んだダブルスでは、

カバー範囲が限定されるので、結果に結びついたような気がします。

 

更には、相手のペアは、

ファンクォト選手のサーブが極端に不調で、

上地選手のペアはダブルフォールト1回に対し、

相手ペアは11回。そのほとんどがファンクォト選手でした。

これに伴い、セカンドサーブの得点取得率が、

上地選手ペアが53%に対し、相手は16%。

見たこともないような低い数値で、

ある意味必然の勝利ではありました。

そうは言っても、やはりデクロート選手の必殺の強打は素晴らしく、

後に載せますがその強打で第2セットは2-5と相手ペアがリード。

そこから上地ペアが逆転できたのは、

ひとえに、高いバウンドを意識させたロブと、

要所で出たドロップショット。

そして、相手のダブルフォールトの多さと、

そこから入れるだけのセカンドサーブに助けられたこと。

二人とも安定したサーと、プラス、

頑張って決めた強打のミスの少なさでしょうか?

国枝選手も上地選手も、

やはり優勝は簡単には出来ないので、

相手にリードされていても、落ち着いてプレーできる精神力は、

本当に見事でした。

スコアは以下の通りです。

1set 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 tb total
上地・マシューソン K B K - K B K - - - - - -
デクロート・ファンクォト - - - B - - - - - - - - -
2set 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 tb total
上地・マシューソン K B     -   - B K B K B - 7
デクロート・ファンクォト - - B K B K B - - - - - - 5

良く頑張りました。

 

最後に表彰式があります。

上地結衣選手は、シングルスで、

優勝回数 8(豪2・仏4・米2)

ダブルスは、

優勝回数 16(豪5・仏3・英5・米3)

 

ある意味優勝慣れしています。

だから優勝トロフィーは、写真撮影のために二人で持つとき以外は、

ずっとマシューソン選手が持っていました、

上地選手の余裕も垣間見え、

その様子が何となく微笑ましく思えました。

そして、上地選手の英語がスムーズで見事で、

英語が判らない私には字幕が欲しかったです。

次は全米オープンです。

大坂選手が出場するのか?

柴原選手の活躍は?

そして、国枝選手と上地選手、そして大谷選手は?

ガンバレ日本です!


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