昨日の時点で、このブログに載せている記事は、7733件。ブログ開設から6034日なので、1日当たり1.28件をアップ。怠惰な私が良くここまで記事を書いていると、我ながら感心します。昔は写真が複数枚アップできなかったりして、やむを得ず分割してアップしたり。そういう積み重ねで多くなっているのか?一度全部の記事を読み返し、誤字脱詩を直したいと思ったことはありますが、多分チャレンジもしないでしょう。
先日、国枝選手の生涯ゴールデンスラムのお話を書きました。
その中でも少し触れましたが、上地結衣選手は、
シングルス準優勝で、惜しくも生涯グランドスラムを逃しました。
ただ、ダブルスは優勝しており、
その映像が当時は見つからず、WOWWOWオンデマンドにも、
その時点ではアップされていなかったので、
半分諦めつつ、正直忘れていました。
本日。3連休の最終日と言う事で、
ゲームにも少し飽きたので、探してみたところ、
既にちゃんとアップされていました。
ということで、しっかり試合を確認しました。
まず、上地選手のパートナーは、アメリカのダナ・マシューソン選手。
世界ランキングはシングルス、ダブルスとも不明。
今回の、ウィンブルドンにはシングルスにも出場。
初戦でデクロート選手と対戦し、1-6、1-6で敗戦。
まあ、大チャンピオンなので、負けるのは仕方ないでしょう。
因みに全仏オープンのシングルスは、1回戦を突破したものの、
2回戦で今回のダブルス決勝で対戦した相手のファンクォト選手に、
6-4、2-6、4-6と逆転負けを喫したようです。
全仏のダブルスは、初戦で、大谷桃子選手、シューカー選手ペアに、
2-6、1-6で敗れています。
マシューソン選手のプレーは、
ツボにはまった時に鋭いショットを打てる上に、
サーブもなかなか安定していて良い選手ですが、
ただ恐らく(私の勝手な思い込みですが)、
車いすのチェアワークがまだ拙く、
シングルスでは、自分の弱みと言うか、
ここに打たれたらまずいと言う場面で、
チェアワークでカバーできないのと、
同時に、その場面で、どういう逃げのショット、
あるいは強気のショットで、自分の弱点を攻めさせないか?
そのずるさが足りていないだけのような気がします。
だから、上地選手と組んだダブルスでは、
カバー範囲が限定されるので、結果に結びついたような気がします。
更には、相手のペアは、
ファンクォト選手のサーブが極端に不調で、
上地選手のペアはダブルフォールト1回に対し、
相手ペアは11回。そのほとんどがファンクォト選手でした。
これに伴い、セカンドサーブの得点取得率が、
上地選手ペアが53%に対し、相手は16%。
見たこともないような低い数値で、
ある意味必然の勝利ではありました。
そうは言っても、やはりデクロート選手の必殺の強打は素晴らしく、
後に載せますがその強打で第2セットは2-5と相手ペアがリード。
そこから上地ペアが逆転できたのは、
ひとえに、高いバウンドを意識させたロブと、
要所で出たドロップショット。
そして、相手のダブルフォールトの多さと、
そこから入れるだけのセカンドサーブに助けられたこと。
二人とも安定したサーと、プラス、
頑張って決めた強打のミスの少なさでしょうか?
国枝選手も上地選手も、
やはり優勝は簡単には出来ないので、
相手にリードされていても、落ち着いてプレーできる精神力は、
本当に見事でした。
スコアは以下の通りです。
1set | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | tb | total |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
上地・マシューソン | K | B | K | - | K | B | K | - | - | - | - | - | - | 6 |
デクロート・ファンクォト | - | - | - | B | - | - | - | - | - | - | - | - | - | 1 |
2set | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | tb | total |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
上地・マシューソン | K | B | - | - | B | K | B | K | B | - | 7 | |||
デクロート・ファンクォト | - | - | B | K | B | K | B | - | - | - | - | - | - | 5 |
良く頑張りました。
最後に表彰式があります。
上地結衣選手は、シングルスで、
優勝回数 | 8(豪2・仏4・米2) |
---|
ダブルスは、
優勝回数 | 16(豪5・仏3・英5・米3) |
---|
ある意味優勝慣れしています。
だから優勝トロフィーは、写真撮影のために二人で持つとき以外は、
ずっとマシューソン選手が持っていました、
上地選手の余裕も垣間見え、
その様子が何となく微笑ましく思えました。
そして、上地選手の英語がスムーズで見事で、
英語が判らない私には字幕が欲しかったです。
次は全米オープンです。
大坂選手が出場するのか?
柴原選手の活躍は?
そして、国枝選手と上地選手、そして大谷選手は?
ガンバレ日本です!
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