徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

J1昇格プレーオフの行方

2024-12-01 19:20:04 | サッカー(その他)

今日、J1への昇格プレーオフが行われ、この後触れる激戦を見るにつけ、プレーオフに回らずに自動昇格となって良かったとつくづく思いました。

 

本日はJ1昇格プレーオフが行われました。

私のブログでも一昨日取り上げ、そこで書いたように、

「YOUTUBE等でもプレーオフの勝敗予想が沢山アップされ、J2終盤の勢いを見れば、残り1枠の昇格チーム予想は、殆どの方がモンテディオかV・ファーレンとなっています。そこは天邪鬼の私。そこで番狂わせが起きるかも知れないのが、ある意味スポーツの醍醐味でもあり、楽しみでもあります。」

と言う感じの文章を書きました。

ブログネタに困ったので、またまた?J1昇格争いのお話

しかし、ベガルタとファジアーノの両チームが勝つとは、

正直に言えば思っていませんでした。

 

まず、先に始まったV・ファーレン対ベガルタです。

結果から書けば、

なんとナントの4-1でベガルタの勝利でした。

ベガルタが勝つのであれば、

守りを固めてのカウンター勝負と思ったのですが、

ベガルタは、V・ファーレンに対し、

運動量豊富にプレッシャーを掛け続けました。

V・ファーレンはそのプレッシャーにやや戸惑いがあるように見え、

ベガルタから得点を奪えそうなシーンも数回あったものの、

一言で言えば受け身のV・ファーレン。

そしてプレッシャーにミスも多く、

有効な攻撃は中々出来ませんでした。

そんな中、28分に相良選手のシュートに、

身を挺してブロックに行ったヴァウド選手の手に当たりPK判定。

ヴァウド選手は最初、VARを要求していましたが、

プレーオフの決勝はVARが導入される予定ですが、

準決勝はVARが導入されてないので、審判がPKと判定すれば、

覆ることはないのですが、

ヴァウド選手はずっと抗議をし続けてイエローカードを貰いました。

ヴァウド選手は良い選手ですが、

この熱くなりすぎる性格はエスパルス時代もレッドカードを貰ったり、

もったいないと感じました。

 

前半はこのまま0-1で終了。

V・ファーレンの攻撃力や、

引き分けならV・ファーレンが勝ち上がることを考えれば、

まだまだ、予断を許さない展開だったのですが、

52分にV・ファーレンのちょっとした心のスキ?から、

エロン選手が追加点を奪い、68分にも郷家選手が得点し、

完全にベガルタペースとなりました。

ある程度ブロックを作って守りながら、

球際で激しくプレッシャーを掛ける守備が機能して、

V・ファーレンが攻めあぐむ感じが顕著になって行きます。

更に、引いて守るベガルタですが、

攻撃に移ると運動量でV・ファーレンを上回るので、

V・ファーレンは良い攻撃を全く出来ません。

それでも、76分にマテウス・ジェズス選手が、

ダイレクトシュートを決める辺りは流石ですが、

後半アディショナルタイム、90分+2分に、

前掛かりになるV・ファーレンに対し、

カウンターがさく裂。

中島選手の得点でとどめを刺しました。

 

一方、もう1試合のモンテディオ対ファジアーノの試合は、

ある意味同じような展開でした。

攻撃力のV・ファーレンと守備力のベガルタ。

攻撃力のモンテディオと守備力のファジアーノ。

アバウトに言えばそんな対比が出来るチームの対戦でしたが、

攻撃力を誇るモンテディオのはずでしたが、

何となくよそ行きのプレーと言うか、

心の奥底の「引き分けでも良い」的な気持ちが現れていて、

V・ファーレン対ベガルタほどにはバチバチにやり合う展開ではなく、

気が付くと、31分に本山選手のゴール。

34分には木村選手のシュートが岩淵選手に当たってのゴール。

前半は2-0で終了しました。

 

ただ通常のモンテディオであれば、

0-2から追いつくことも十分可能なチームですが、

不運な出来事が重なりました。

まず、2-0でリードしたことからファジアーノは引いて守る体制に。

40分にディサロ燦シルヴァーノ選手に深いタックルが入り、

意図的ではなかったものの、44分に交代となってしまいました。

そして、再開後すぐにファジアーノ選手のクリアボールが、

至近距離からイサカ・ゼイン選手の顔に当たり、

最初はそこまで影響はないように見えましたが、

後半始まる前に交代となりました。

アナウンサーは脳震盪による交代と言っていましたが、

実際はどうだったのでしょうか?

 

更に追い打ちをかけたのは、

54分、先日の北川航也選手の1発レッドカードと、

ほぼ同じシチュエーションで河井歩選手が退場となりました。

木村選手が後ろからタックルをしたことに対し、

報復行為的に腰を蹴ったと判定されたようです。

転がった際に回転しながら足が腰に当たったと、

言えなくもない状況でしたが、審判の判定です。

これで一人減ったモンテディオ。

ファジアーノの固い守りを崩すのに手こずっていたので、

更に難しい状況となり、

攻められた後にボールをクリアする際には大きく蹴るのではなく、

繋げることを試みるも、そのパスが繋がらず、

ずっと攻められる展開から耐え切れず84分に失点。

勝負ありでした。

 

2試合とも下位チームが勝利。

まさしく番狂わせのプレーオフでした。

2試合を見ての感想ですが、

やはり、短期決戦では守備力が大切ですし、

引き分けでも良いはずの負けたV・ファーレンとモンテディオは、

攻撃力に自信があることで、

守りから入ることをしなかったのでしょうか?

短期決戦では先制点が大切な事は、

歴史が教えてくれていたはずですが、

その教訓が生かされなかったと言う事でしょう。

次はファジアーノとベガルタの対決となりました。

私はどちらが勝っても良いのですが、

まだJ1未経験のファジアーノが勝つと良いかな?

と少し思います。

来週も楽しみです。

コメント
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