昨日、人生35回目の献血に行ってきました。400mlの全血です。おっとそのことを語る前に、ボクの献血人生(それほどのものではないけど)について書いておきますね。
ボクの10~20代の頃は、特に「献血に熱心」などということはなく、たまに職場に献血バスが来たりすると「まぁたまには献血に協力しようかな?」「社会貢献もたまにはしなきゃね」というレベルの協力姿勢でした。
意識が変わったのは、30代半ばで友人が白血病で亡くなってからです。骨髄バンクに登録し(結局ドナー適合は最後までありませんでしたが)、定期的に(年に1~2回ですが)献血も行うようになりました。「自分の協力で助かる命があるのなら…」という気持ちが強くなり、行動が習慣化したのです。
ところが40代半ばから、ボク自身の病気治療や服薬のために「献血NG者」になってしまいました。その時は「あぁボクの血は社会のお役にも立てないのか」と、ちょっとショックでしたね。服薬する薬が軽減され「献血NG」が解除されるまで約10年かかったのですが、50代半ばでボクの献血人生は復活しました。
その頃には既に骨髄バンクの方は年齢制限(55歳)に達していたので、「せめて献血は可能な限り協力しよう」という気持ちになり、現在に至っています。ちなみに献血の年齢制限は69歳までです。ただし65歳から69歳までについては、60歳から64歳までの間に献血の経験がある場合に限られます。
そんなことで、この「週アル」でも献血については時々話題にしてきました。こことかこことか、興味ある方はお読みください。
話を振り出しに戻します。1週間ほど前に「前回の献血から3か月を経過したので献血可能になりましたよ」とメールでお知らせがありましたので、長岡市内の献血ルームに予約を取って、昨日の仕事帰りに「人生35回目の献血に行ってきた」という話につながります。
ボクはいつもアルビのストラップをつけたスマホをシャツの胸ポケットに入れているのですが、献血ルームでボクの担当になった看護婦さんがそれを見つけ、声をかけてくださったんです。「アルビサポでいらっしゃるんですか?」「はい、熱烈な」「ワタシもなんですぅ!」「あらまぁ!」
そこからはもう、アルビ談義で大盛り上がりの献血タイムでした。「Nで見てるんですか?」「ユニの背番号は?」「ヴェルディ戦はすごかったですね」「相模原戦のヨシくんはPKでしょ?」「すごい!アウェイも行かれるんですか!」「えっ?キリンのキショーゲーフラ?知ってます!見たことあります!」
若いお嬢さん(しかも白衣の天使)とアルビ談義で盛り上がれるなんて(しかも2人きりで笑)、とても幸せな時間でありました。
ってことで、皆さんも献血にご協力をお願いしま~す!