週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

ヤムケンの嬉しいホーム初ゴールで勝利!

2021年04月18日 | アルビレックス新潟

雨のビッグスワンに1万人を超えるサポーターが集まりました。ちょっと寒かったけどね。桜の見頃は終わったけど八重桜が少し残っていたし、チューリップはまさに見頃。サポ有志の方がEゲート前に「アルビレックス」という品種のチューリップのプランターを設置してくださり、ボクらの目を楽しませてくれました。ありがとうございます。

金沢戦のゲームの前に、現役を引退した端山豪選手がごあいさつです。

相変わらずのイケメンでしたね。ヤンツー時代に指定選手で出場した、あの2015年の松本戦での決勝ゴールのミドルシュート。忘れられません。あのヤンツーとの熱い抱擁ね。早すぎる引退だけど次の人生のステップでの活躍を祈ります。声を出せないG裏だけど、「GO!GO!端山」のチャントのリズムに合わせた手拍子で端山選手の労を労いました。ヤンツー率いる金沢とのゲームで、こんな場を設けてくれたアルビフロントにも感謝です。

さて、肝心の金沢戦のゲームです。新潟日報の予想通り、先発のワントップは鈴木ではなく谷口でした。スーさんはベンチにも入っていません。「アルベルト監督の誕生日に水をかけて試合に出されない罰を与えられたのは鈴木か?」って、twitterでのアルベルト監督のジョークを話題にしていたサポがあっちにもこっちにも。ボクと女房もそうでした。監督談によれば、スーさんは「足の違和感」とのこと。大事に至らないことを祈ります。

いやぁ~金沢の守備は堅かったですね。アルビはボールを保持してパスを繋ぐも、なかなかゴール前までたどり着けません。そして金沢は一瞬の隙を突いて「一発狙い」の攻撃を仕掛けます。前半終了間際には、ゴールネットを揺らされますがオフサイドの判定。まぁボクを含む周りの多くのサポがマスク越しに、「オフサイド」って瞬時に呟いてましたけどね。

後半が始まって、アルビは積極的にミドルシュートを撃ったり、ポジションチェンジをしたりして攻撃に揺さぶりを加えます。アクシデントが発生したのは、後半20分頃でした。ロメロが倒れ、担架で運ばれます。屈強なフィジカルでアルビの攻撃を牽引するロメロ。君に倒れられては困るのだ!重症でないことを切に願っています。

交代でピッチに送り込まれたのは、今シーズン初出場(だよね?)のヤムケンでした。このヤムケンが値千金の決勝ゴールをあげ、今日のヒーローになるのですからサッカーはわかりません。「えっ?交代は星じゃないの?」なんて呟いたボクを許してね。さすがアルベルト監督の采配は選手の状況を熟知してのものですから、間違いありません。

後半76~77分頃でした。藤原の靴ひもが切れてピッチ外に出ていたのでアルビは10人でプレーしていた時間帯でした。ボールを回したアルビがいったんGKの阿部までボールを戻し、そこから中盤の至恩にロングパス。ドリブルで駆け上がる至恩。相手DF3人は至恩のシュートを警戒し、右サイドを走り込むヤムケンへの守備に甘さが出ました。それを見逃さない至恩はヤムケンに絶妙のパスを出し、ヤムケンは落ち着いて右足一閃。虎の子の1点がアルビに入りました。

ヤムケンのビッグスワン初ゴールです。やったね!ヤムケン!

キャプテン・ゴメスの手荒い祝福。兄弟か?!(笑)

あとでDAZNで試合後のデータを見てビックリしましたよ。ボール保持率は新潟の74%(金沢の26%)です。圧倒的にボールを保持していたわけですよ。「勝利のためにはボールを保持すること」というアルベルト監督の「ボール=恋人」論を、まさに体現したゲームだったわけです。パス数は金沢の3倍を超え、シュート数も7倍です。

しかしながら、ゲーム全体としての印象は両チームは拮抗しており、スコアレスドローとなる可能性もありました。金沢に4つカウントされているオフサイドのうち、1つでも決められていれば負けていた可能性も否めません。

つまり、金沢のヤンツーは徹底的にアルビのサッカーを分析し、勝つ可能性を追求して選手に戦術を徹底させ、それをやりきったゲームだったのでしょうね。試合後のヤンツーの(負けたけどやや満足げな)インタビュー内容「やれることは全部やった」という言葉からも、それがうかがえます。

アルビにとってこの勝利は大きいですね。3位の金沢を破ったということもあるけど、それ以上に「新潟の戦術を徹底的に分析して対策を講じてきたチームに勝った」という事実が大きな自信になります。すばらしいです。

こんな選手の笑顔を、また水曜日の栃木戦でも、土曜日の愛媛戦でも、見せてください。あぁ嬉しい!シアワセだなぁ…。

コメント (4)
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