下流から見た石橋
上流から見た石橋
真下から見るとリブアーチの継ぎ方がよくわかる
上下の石の面合わせでお互い支え合っている
石の面にはクサビを打ち込んで加工したクサビ跡が残っている
自然石を土台に5本のアーチが立ち上がる
現在も通路部は歩いて渡ることができる
新橋下の擁壁から見た石橋
所在地 / 福岡県嘉麻市掛橋
架橋 / 不明
石工 / 不明
長さ / 6.7m 幅 / 1.8m
拱矢 / 不明 径間 / 不明
石柱本数 / 25本 構造 / 5屈折リブアーチ
嘉麻市桑野掛橋の国道211号線の掛橋下の遠賀川に架かる石橋は、
木々に覆われひっそりと架かっている。
橋名は地名にちなんで 「 掛橋の石橋 」 と言われているが、
本当の名前は分からない。
自然石を利用した橋台からあばら骨を意味するリブに見立てた
細長い5本の石柱を組み合わせて組んだリブアーチ石橋は、
あまり見ることはなく、珍しい石橋である。
通路部はキレイに整備されており、歩いて渡ることができる。