橋の途中にある新しく設置されたコンクリートの高取谷水路
水路橋の上を流れる水路 ( 上流側 )
上流側のアーチ
下流側のアーチ
高取川の上流から見た水路水路橋
小さな石で組まれた扁平になったアーチ
上流側の壁石
土手から直接立ち上げた橋脚
橋への降り口の近くにあった 「 女子畑直売所 」
所在地 / 大分県天瀬町女子畑
架橋 / 大正2年以前
石工 / 不明
長さ / 47.9m 幅 / 6.3m
拱矢 / 1.8m 径間 / 9.1m
環厚 / 39㎝ 3連アーチ
高取谷水路橋は旧・天瀬町と旧・大山町の境界の高取谷に架かる水路橋で、
九州電力の女子畑 ( おなごはた ) 発電所の導水路である。
町境になっている大山川の支流、高取谷は深いV字の谷で、
この谷を横断して架設されている。
同発電所は玖珠川右岸の国道210号線の対岸に見えるが、
発電開始が大正2年ということから、この水路橋の架設はそれ以前ということになる。
橋の壁石は布積みされているが、水路壁は谷積みになっている。
高取谷水路橋へのアクセス
高取谷水路橋へは、日田から旧・大山町に向かう国道212号線から
女子畑に向かう県道に入って2キロほど行くと、広域農道と女子畑に入る分れ道がある。
そこの手前の右側に 「 手づくりまんじゅうの店 」 がある。
そこから80mほど行くと右に下りて行く狭い道があるので
そこを1キロほど下りるとコンクリートで出来た水路橋がある。
そこから歩いて400mほど上流に行くと高取谷水路橋がある。
駐車は手前の水路橋の下に止められるが、轍がひどく、道幅が極めて狭いので
車で行く時は十分に注意をしなければならない。