日曜日の今日も肌寒く霧雨が続いているので、鎌倉市材木座にある浄土宗大本山光明寺の日曜法話の拝聴に出かけた。
昨年4月、新宿戸山の浄土宗寺院にお墓を建立した関係で、お寺から7月下旬に行われる法話の案内が来ている。これに出席の返事を出したばかりだが、関東地区の大本山である浄土宗大本山光明寺(浄土宗総本山は、京都にある知恩院)の法話(日曜法話は第1、第3日曜日)を機会があれば聞きたいと思っていたので、幸いであった。
大本山光明寺の境内は手前から総門、山門、本堂となっており、とても広い。
総門。
山門。鎌倉に現存する最大の山門との説明がある。
総門と山門の間に駐車場がある。この大本山光明寺は、入場料や駐車場代を徴収していない。
本堂。
日曜法話の案内看板。
午後2時をすこし回っていたのですでに法話が始まっていた。ここから本堂の中に入る。30名余の方が椅子に腰かけていた。一番後ろで法話に聞き入る。
法話は、大本山光明寺布教師 奥田昭應上人とのこと。(終了後、整理を始めたお坊さんに聞きました)。 内容は、開祖法然上人の父の遺言や比叡山での長期の修行、そして開祖法然上人の教え等であった。
約1時間の法話。皆、真剣に聞き入っていた。
終了後、お坊さん等は出席者と会話し、和やかな雰囲気を作っていた。
本堂の右手にある「三尊五祖来迎の庭」。
石にはそれぞれ上人の名前が付けられている。中央の一番大きな石は釈迦。法然上人は釈迦の前の中間の大きさの石に付けられている。
法話を聞いて、父の遺言である報復の禁止や、法然上人の慈悲の精神等再認識するものが多々あり、とても良かったように思う。