7月15日(月曜日、海の日祝日)11時20分から、ホテル椿山荘東京 5階 グランドホール「椿」に於いて、首記納涼まつりが開催された。
玄関脇にある椿山荘の看板。
納涼まつり出席者は、花角新潟県知事をはじめ泉田衆議院議員ら来賓およそ200名を含め総勢約800名との発表。椿山荘のグランドホールがほぼ満員となる盛況な会となった。
当日の模様を写真を中心に簡単に報告します。
会場受付風景。
マスコットキャラクター「トッキッキ」も受付広場に見え、愛嬌を振りまいていた。
東京新潟県人会根津常務理事が総合司会を務め、納涼まつりは定刻に始まった。
まず、全員起立のもと、宮森美里さん指揮による国歌斉唱。そして、この1年間に不幸にしてこの世を去った人への黙祷。
式次第に則り、小林会長による会長挨拶。
小林東京新潟県人会会長の挨拶。
小林会長は、大倉初代会長がこの会を立ちあげてから109年目になる旨をまず報告、花角県知事をはじめ多くの来賓の方ほか出席者の皆さんに対し会への参加の御礼、また、県人会館の建設に対する協力御礼を述べられた。
小林会長の挨拶に聞き入る出席者の皆さん。
続いて、川村東京新潟県人会館理事長の挨拶。
川村会館理事長の挨拶。
川村理事長は、新会館建設の進捗と建設寄付金の状況について報告された。新会館の完成は、来年8月頃の予定、テナントの入居等が始まり秋10月頃にはオープンとなる予定で進んでいる旨を報告した。
次いで多田実行委員長の開会の辞が述べられた。
今年の標語は、「郷土愛で繋がる人の輪」である旨を述べられた。
司会者から今日参加された来賓の一部を紹介。また、お祝い品の紹介が行われた。
来賓を代表して、花角新潟県知事、泉田衆議院議員、市町村長を代表して桜井柏崎市長の3名が祝辞を述べられた。
花角新潟県知事の挨拶。
県知事は、ふるさとを想う熱い思いの出席者の皆さんに感謝を述べ、9月に開催される国民文化祭らのイベント開催予定、訪日観光客の動向、食文化の更なる発展等について述べられた。
泉田衆議院議員の挨拶。
泉田衆議院議員は、先日の新潟秋田県内の地震に対する県人会の支援に感謝を述べ、佐渡金銀山の世界遺産登録への更なる協力を呼びかけ、世界遺産への登録を実現したい と述べられた。
桜井柏崎市長の挨拶。
桜井市長の挨拶については、私共壇上脇に集合したので、詳細を聞き洩らした。
「佐渡金銀山の世界遺産登録に向けての取り組みについて」と題して、伊藤佐渡市副市長が 佐渡を世界遺産にする首都圏の会の会長はじめ理事らを従えて壇上に上がり、現在の進捗状況について話された。
伊藤佐渡市副市長、佐渡を世界遺産にする首都圏の会のメンバーが壇上に並ぶ。
壇上に上がって世界遺産登録の進捗状況について述べる伊藤副市長。
伊藤市長は、知名度を上げる、応援してくださる皆さんとの連帯感等の目的で行われた金の道の成功、佐渡相川に開設された「きらりぅむ佐渡会館」の開設、世界遺産登録への署名活動等現在の運動状況、そしてさらなるご支援をお願いしたい と話された。
いよいよ鏡開きが行われた。
県人会報に継続して広告協賛くださった皆さんが壇上に上がり菰ダルに小槌を振り上げた。
平新潟県人会名誉顧問による音頭で乾杯。
平名誉顧問の音頭による乾杯。
乾杯の終えた出席者の皆さん。
しばらく歓談の後、様々なアトラクションが始まった。
佐渡奉行の代官衣装をまとった坂田首都圏の会会長、逸見同副会長は、主催者である小林新潟県人会会長、そして花角新潟県知事、泉田衆議院議員、宮田文化庁長官らをはじめ多くの方々へ挨拶に廻った。
小林会長と両代官役。
左から、代官衣装の坂田首都圏の会会長、伊藤副市長、花角県知事、戸田元佐渡汽船社長、代官衣装の逸見副会長。 花角知事から感謝の言葉と力強い協力の言葉をいただいた。
泉田衆議院議員と代官衣装の両者。 泉田衆議院議員から力強い協力のお言葉をいただいた。
宮田文化庁長官と佐渡から参加した廣瀬市会議員、両代官役。 宮田長官からぜひとも世界遺産登録を実現したいとの力強いお言葉をいただいた。
そのほか、荒川区民らの参加するテーブルや首都圏佐渡連合会参加の各郷土会テーブルにあいさつ廻りをした。
廻って感ずることは、世界遺産登録に関して皆さん、うわべだけの協力でなく力強い心からの励ましであった、感謝・感激だった。
首都圏の会のテーブルに着席するグループの一団。全員首都圏の会の銘が入ったブルゾン「佐渡を世界遺産に!!」を上着の上に羽織っている。会場の中ではひときわ目立った。
平服へ着替えして会場に戻り、しばらくの間飲食を楽しんだ。
その間、壇上では、いろんなアトラクションが次々とおこなわれていた。
アトラクション状景。
アトラクションの合間に、8月4日、18日放映のNHK連続ドラマの「いだてん」には、佐渡の水泳選手のことや佐渡おけさの放映がある旨、首都圏の会和泉理事からのマイク説明が聞こえた。
ステージの踊りに合わせて輪踊りが広がる。
時間の進みが早く、もう、閉会の時間に近づく。
県民歌の斉唱が始まる。
県民歌の斉唱。
出席者全員が起立して 万歳三唱。
細田実行副委員長による閉会の辞ですべてが終了した。
今納涼大会は、いつもの通りたいへん盛況であった。会場を埋め尽くす約800名という参加者があることは、首都圏に在住する新潟県出身者のふるさと想いがとても強いことがひしひしと感じられた。この納涼大会は、今回で五十数回目の開催とのことですが、これからも益々盛大に続くことと思います。