“しなやかに、清々しく”

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蘆花公園の一角を廻る その2。

2021-11-08 14:27:47 | Weblog

 今進めているマンションのリフォームが気になって、8日午前11時前に東京に向かった。

 正午過ぎ、早速、リフォームの部屋を覗くと、大工仕事は一段落し来ていなかった。洋間となった部屋には新しい扉がはめられている。間口の高さが和室の時よりも高くなり、部屋全体が広々としている。 後は、全体のクロス張替え、流しと洗面の設置等となった。予定通りに進んでいるようだ。

 

 さて、昨日の続きを・・・。

 蘆花公園内に保存されている脇村邸は、前回の案内図では、中央下部。民家の脇を通って坂道を上がると脇村邸が見えた。

平日は閉まっている玄関がオープンしていた。が、建物の中には入れない。

脇村邸の入口。

旧脇村邸とは

 昭和9年に三井物産常務取締役であった藤瀬氏の別荘として建てられ、 当時の景観が残る歴史的な建築物です。その後、東京大学教授の脇村氏が購入し、住んでいました。 脇村氏が没後に相続税として大蔵省(現・財務省)に物納されていたものを、蘆花記念公園の一部として、平成19年3月に逗子市で取得(一部無償貸付)しました。

 木造二階建て和洋折衷様式の数寄屋造りであり、伝統的様式や技法で建築されており、逗子の歴史・生活・文化の感じられる建築物です。
 この建築物は平成19年1月22日に逗子市景観重要建造物に指定されました。

と逗子市のホームページに紹介されている。土地建物は、脇村氏が没後に相続税として物納されたもので、平成の中頃逗子市が取得したものと記されている。

 建物の中を見てみたかった。今までもオープンされたことはないようだ。

 庭までは入ることができる。

玄関を入ったところ。

右手の庭に廻り、建物を振り返る。

建物の右手には平屋の建物が続いている。ずいぶん大きな建物である。

 今では、逗子から都心まで直通の電車JRが走り、通勤している方も多いですが、昔は、都心からの別荘としてこの地区は使われていたのでしょう。大邸宅の別荘が大変多い。

 脇村邸からバス通りに出て逗子駅の方向にしばらく歩くと、右手に

六代御前最後の故址の碑。

 30mほど進むと、急な階段が続く六代御前の墓が。

 

 

よく見ると、お墓は小さい。が、後ろに控えるケヤキがすごく大きい。

六代御前については、以下のように説明されている。

 六代御前は、源頼朝の死後に再度捕らえられ、この地で斬首されたとのこと。血は、後々まで消してしまえ!と。改心していただろうに と思うと悲しいね。

 今日の散歩は、ここまでで足が言うことを聞かない。

 帰り道の通り脇に、

 「蘆花、独歩ゆかりの地」の碑。

「蘆花、独歩ゆかりの地」の説明。

橋はなぜか朱に塗られている。 橋が朱色に塗られているこについて、以前市役所に立ち寄り問うたことがある。 カウンターにいた職員は説明できなかったが・・・。

 逗子市のこの地区は、先にも申したように別荘地区として注目されていた。海が近くて、夏は涼しく、冬は温暖な気候のため、愛されたのだろう。

 ぜひ、遊びにいらしてみたら・・・。

 

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