10日ほど前、新潟日報・佐渡版を覗いていましたら、下記のような小さな記事 『静岡県熱海市のT・T・TANAKAさんの写真展が原宿竹下通り入口から50mほど入ったところで、昨日21日から28日まで開催する旨の記事』を見つけた。
静岡県熱海市の写真家、T.T.Tanakaさん(68)が、新潟県佐渡を被写体にした写真展を9月21日から東京都内で開く。海岸の奇観に出合い、夕日に魅せられた。この島の美しい姿を全国に知らせたいのだという。
Tanakaさんは兵庫県出身で、本名は田中廣(ひろし)。パキスタンや軍事侵攻を受ける前のウクライナなど広く世界を撮影してきた。
新型コロナウイルス禍のため渡航できなかったとき、日本地図を広げていて...
★写真展は9月21日〜28日の午前11時半〜午後5時半、渋谷区神宮前1のギャラリーハセガワで開く。入場無料。
静岡県熱海市の写真家、T.T.Tanakaさん(68)が、新潟県佐渡を被写体にした写真展を9月21日から東京都内で開く。
となっていた。
小生も若い時から風景写真を趣味としていろんなところを撮したり、佐渡出身で同級生のMさん(元富士フイルム役員)の写真展等を見に行ったりし、興味を持っている。” 佐渡生まれ以外の人が島内の風景をどのように捉えるのだろう?″ と興味を持ってここ1週間期待していた。
今夏の猛暑で、外に出かけるのを避けていたが今日は、やや秋風が吹き出し、歩きやすくなったので、家内を引っ張って久しぶりに原宿詣でとなった。
JR山手線原宿駅、竹下口に。日曜日正午過ぎのせいで人はいっぱい。
竹下口方向を観ると、人がいっぱい。
あらかじめマップで確認し、竹下口から50mほどの左側の小道を入ったところと目途をつけ歩き出したが、判らず、途中で出会った佐川急便配達員に聞く。とても親切で、スマホで確認して教えてくれた。
ポールの上に「ギャラリーハセガワ」の看板を見つける。古着屋店の手前の道幅2m弱の小道を入る。
ギャラリーハセガワの入り口。
昨日、新潟日報・佐渡版にあったこの記事を探したが今は見つからない。客が少ないのでは? と思ったが、案外入っている。
ホッとしてドアを開け、記帳する。
展示場は広くない。が、目に入ったのは、大きな画面、懐かしい<弁慶のはさみ岩>。
『懐かしい!!』 とついことばを発してしまう。
ほかの方を案内していた田中さんが隣りに来て「いらっしゃいませ。ありがとうございます」とあいさつ。名刺を出してくれた。単なる一般の人とは違うと思ったのかしら?
私も「実は佐渡出身のものです。あそこにある妙宣寺の五重塔のある真野出身です」と言って名刺を出す。「会場の写真をカメラに撮っても良いですか」と聞くと、「あぁ~、どうぞ」の返事。
夕焼けの写真がとても素晴らしい。私も若い時から真野湾での夕焼けや大佐渡スカイラインからの夕焼け等をいっぱい撮っているので、趣味が共通しているようだ。一枚として同じ写真はない。一瞬の時。それがたまらない。
会場内をあまりぱちぱちと撮ってはいけないと思い、一方の部屋の写真は見るだけとして、遠慮して作品集を覗いた。
田中先生の写真集、366日日めくりのENCOUNTERS366が珍しいと、買い求めた。
田中先生に、「どうして佐渡の風景写真を撮るようになったんですか?」 と聞くと「私は佐渡と家系等の繋がりは全くありません。7年ほど前に佐渡の自然が好きになったこと、お能の本間家に興味を持ったことから毎年訪れるようになって、写真を撮り続けたんです。冬の写真もあります」とのこと。
先生とお話ししていると、近くにいた客が、「本間家と耳にしたので・・・、私、相川の出身です」と話してきた。私、「どうしてこの写真展を知ったの?」と聞くと、「受付をしている人が友達だから・・・」と教えてくれた。
〈弁慶のはさみ岩〉の写真の前で。 右端 田中先生。後列の左端、相川出身の女性。前列右側、相川出身の女性と知り合いで受付をしていた方。前列左、相川出身の方の友人。後列、私の隣り 家内。(田中先生と受付をしていた方の顔写真は出してよいとの先生からのメールがありましたので・・・)
先生に「私、ブログをもう20年余りしているので、ブログに紹介してもいいかしら?」と聞くと、「ああ、いいですよ」と返事してくれた。
佐渡出身者以外の人が、佐渡の風景写真展を開くことは珍しいこと。二見の夫婦岩の撮り方も私共は真正面から撮っているが、田中先生は、横からとらえている。写真を観た時の感じが全然違う。
一枚一枚、味が違う。残された時間はあまりないが、ぜひ足を運んでご覧になっていただきたいと思う。
原宿に出て来て、竹下通りを歩くなんて、今度が2回目かしら? 表参道通りは、佐渡市東京事務所があったので何度も来ているが・・・。
竹下通りから大通りに向かって歩き、右に折れて交差点に向かう。
表参道通り交差点から元佐渡市東京事務所があった方向を望む。
四つ角のビルの屋上に緑地公園があるビルなんてあったかしら???
表参道商店会のお祭りだった。
家に帰って携帯の歩数計を覗いたら、ゆっくりゆっくり歩いたので、歩数4800歩余りを3時間かけていた。
竹下通りはいつも若者で混雑していますね。
それにしても情報力と行動力が素晴らしいです。
都合がつけば訪ねてみたいと思います。
趣味が一致する風景写真、いいですねぇ~。じっくり見てきました。
写真家の田中さんも素敵な方で…。
小さな写真展ですが、見逃さないで…。
昨日(25日)、行ってきました。
大きな写真と小さな写真がきれいに
展示されていました。
午後2時頃、小雨が降りだしてきたので
挨拶して早々に引き上げました。
ご案内いただき、ありごとうごさいました。
風景写真ですので、花好きな山小屋さんにはどうかな?と思ったのですが・・・。
佐渡出身者以外の人でも佐渡の夕景の良さを良くとらえていましたでしょう。
もっともっと佐渡を好きになってもらいたいですね。