“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

北鎌倉・円覚寺を訪ねる その1。

2023-03-11 13:58:37 | Weblog

 9日夜9時、東京を出発、道路が空いており1時間ちょっとで逗子に到着。

 10日朝は、天候も穏やかだったので、久しぶりに北鎌倉・臨済宗大本山円覚寺を訪ねた。

 円覚寺前は、明月院に行くために何度も通っているが、円覚寺に入るのは十年ぶりかと思う。(日記を確認すると2007年5月に訪れている。しかし、その後もう一度訪れていると思うが記録にない)

 土曜、日曜日は混雑するだろうと思い、今日金曜日を選んだが、これが大正解。参拝者の数も少なく、且つ、今まで建物の中に入ったことがなかった本堂やその他の建物のほとんどが内部までオープンしていた。ラッキー。

 他のお寺も回る予定だったが、ここ円覚寺だけをゆっくり見ようとなった。

 円覚寺入口の階段には参拝者の姿がない時があった。

まず円覚寺の由来を。以下、私の説明よりも立札をご覧になってください。

 臨済宗大本山円覚寺の全景パンフレット。黄梅院まで上がったので、2回に分けてご紹介します。

 長い階段を上がって総門(拝観受付)を通り、山門に向かう。

山門。

山門の説明立札。

仏殿。今日は建物の中に入ることができました。もうだいぶ前から中に入れたのかしら?

本尊 宝冠釋迦如来坐像。

左手には、

 

天井には、

白龍の図。迫力がありますね。横に設置してある椅子に座ってゆっくりと眺めました。

本尊の右側には「物心」の書。右に書の説明がされていたが、天井に気を取られていて読み損ねました。

 仏殿を出て、さらに上がると、右手に方丈の建物が。私共は、唐門を観たくて、中庭を通って唐門の前に出た。

立派な唐門。 

 右手から方丈の庭園に再入場。

ビャクシン。開山の大覚禅師のお手植えとされる。

 

 

方丈前の百観音霊場。

建物には入ることができなかったが、前の庭園には、通りから入ることができた。

方丈の前庭。

 通りに戻り、前方に進むと、

 

妙香池。池の反対側には虎頭岩と説明された岩。

 以下、2回目に続く。

 < 附 >

 円覚寺の拝観券の裏側には、次のようなことが記されている。

 “幸せに気づくこと”

  私たちは自分の思うようにいかないと、

 不幸のどん底に落ちたように思いがちです。

  しかし、冷静に考えると、

 今朝のお茶はおいしいなとか、

 散歩をすることができて幸せだ・・・など、

 日常にはたくさんの幸せが、

 あふれていることに気づくはずです。

 昼間は忙しくても、

 せめて寝る前には憎しみの心を忘れましょう。

 今日一日の幸せを思い出し、

 「有り難い有り難い」と心の中で

 繰り返していると、和やかな気持ちになり、

 慈悲の心が育っていくものです。

 

 後述になりますが、開基廟にはしあわせ観音がありました。二人で「ふっくらとしたお顔、すばらしいね」とつぶやきました。

 

 

 

 

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4 コメント

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Unknown (山小屋)
2023-03-12 09:03:24
北鎌倉の円覚寺・・・
北鎌倉駅から歩いてすぐのところでしたね。
大きな山門が目を惹きました。
何度か訪ねていますが、細かくは覚えていません。
大きなビャクシンの木があったのはよく
覚えています。
鎌倉のお寺には大きなビャクシンの木がたくさん
植えられていました。
返信する
仏殿の中 (mannmo)
2023-03-12 12:44:16
はい、だいぶ前と言おうか、私は入れなかった時の
方が知りません。
金澤翔子さんの「佛心」の書もありました。
https://www.engakuji.or.jp/blog/30391/

円覚寺、どの季節に行っても静かで好きなお寺です。
返信する
山小屋さんへ (Pegasus)
2023-03-12 13:42:23
 久しぶりに円覚寺を拝観。
 今回はゆっくりと観て廻りました。
 開山の大覚禅師のお手植えと言われるビャクシン、赤く塗ってある芯部分は人手を加え、補強したようです。
 
返信する
mannmoさんへ (Pegasus)
2023-03-12 13:55:47
私も家内も仏殿内に入ったのは初めてです。
 天井の白龍の図に見とれて右側にあった書には遠くから眺めた程度でした。 でも今回展示してあったものは金澤翔子さんの「物心」の書ではありませんでした。写真を追記しておきます。
 今回の季節は新緑、紅葉の時期ではありません故、且つ、金曜日でしたので空いていたのでしょう。
 そういえば、先日のあなたのブログに円覚寺のことが記してありましたよね。 私心にそのことが残っていたのかしら?
いずれにしても鎌倉を代表する寺院です。
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