デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



登山を趣味としているわけじゃないが、ただこの季節は時間がある限り歩いておいた方がいいような気がしている。
運動のため、朝からまた大文字山に登ってきた。今日は銀閣寺から火床、三角点(頂上)、そこから南禅寺へと下った。途中、獣道へ入ってしまい、南禅寺の手前で新島襄の墓がある墓地の裏手に出てしまったときは、ちょっとあせった。
新島襄を偲ぶ人々が、墓の前で讃美歌と旧約聖書の朗読を行っていたので、そそくさとその場を後にしたのだが、人もほとんど訪れない静かでかつ紅葉(もみじ)が豊かに繁った墓地での集まりは、とても荘厳に感じた。でも集まった人々の中には、墓の裏手から現れた私を凝視している人もいた。何も悪気は無いのだが、少しお互いバツの悪い思いをしたかも(笑)。
南禅寺までは、戦前の大文字山を知るおじいさんと同行した。戦中は油を取るため山の木々が倒され、南禅寺を少し上がったところからならば、どこからでも京都の町が一望できたらしいが、時が経ち今では木が生い茂って、一望できないほどにまでなってしまったという。とてもいい話を聞きながらの下山だった。
南禅寺は観光客でいっぱいだった。水路閣の紅葉は赤く黄色くとても美しかった。京都に住んでいながら今更ながら感動するのだった。
あとは琵琶湖疏水記念館に寄ってから哲学の道を平行して歩み、銀閣寺から自転車で図書館へ。4時間以上、山道や階段を歩いた。どこに行っても混雑していたが、京都にはじめて来る人から道を訊ねられたのがきっかけで、ちょっとした会話をするのも本当にたのしい季節だなぁと思う。

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昨日、書きたかったことを少し。
もし、お友達が京都に来ることになり、それがたまたま月の21日もしくは25日だったなら、東寺の弘法市(21日)北野天満宮の縁日(25日)の露天に連れて行ってあげるのも、いいかも。たこ焼きやお好み焼きもいいけど、これらの市(いち)ではあらゆる着物や骨董品、激安ブランド品がずらりと並ぶから、きっとたのしめると思う。値切るのが得意な人はもっとたのしいかも
ただ、難点は市が曜日関係なしに、とにかく21日と25日に開かれること。これは仕方ないんだけども

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