デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




ペルガモン博物館

急ぎ足で見て回ったペルガモン博物館だったが、1時間程度で早くもお別れと相成った…。でも、正直疲れていたし、ぜひともベルリン大聖堂を間近に見ておきたかったこともあったので、名残惜しくその場を去った。


ドイツ版「お・ま・え・は~♪」

さて、ドイツ版「お・ま・え・は~♪」というタイトルのこの写真、何を意味しているのか分かるかたはおられるだろうか? 答えは博物館の傍でノコギリを歪曲させて、曲を奏でるおっちゃんの姿なのだ! そう、つまり日本の横山ホットブラザーズの十八番である「お・ま・え・は・あ・ほ・か♪」と同じような芸を、見事に奏でる現地のおっちゃん。ウワワァ~ン、ポワワァ~ンと何を奏でているのかよく分からなかったが、もしノコギリの芸が日本からドイツに伝わっていたならば、恐るべき横山ホットブラザーズ!と感心してしまうのであった。


ベルリン大聖堂

ノコギリ芸のおっちゃんのいた場所からしばらく歩いて、ベルリン大聖堂とその前の広場までやってきた。土曜日というのもあったからだろうが、多くの人が広場でくつろいでいた。時間さえあったら芝生の上で一眠りしたかったし、大聖堂の中にも入ってみたかった。


正面から

大聖堂は近くで見ると、さらに迫力があるのだった。大聖堂だけでなく、見ているだけで飽きないような建物、そして人々のあたりまえの日常の表情…もっとゆっくりしていきたかった。


平和だなぁ。。。

列車の時間が迫っていたので、なるべく土曜日の夕刻の平和な光景を目に焼き付けて、その場を後にした。


Hackescher Markt駅

Hackescher Markt駅から、ベルリンOST駅に向かい、OST駅でドレスデン行きの列車を待ったのだが、なんと15分遅れ。15分たったら30分遅れ、30分たったら1時間遅れ…といった具合に到着列車を知らせる表示板はどんどん書き換わっていった。
列車がいつ来るか分からないので、あまり遠くへ散歩に行けずOST駅構内をぶらぶらし、失礼と知りながらも同じ列車を待っていた疲れ気味のドイツ人親子の写真を撮らせてもらったりした。
構内を歩けばテレホンカードを売りつけられそうになるし、日が沈み徐々に冷えてきたので、イライラしてきた。わざと間違って他の列車に乗ってやろうとまで、思ったくらいだった。
結局、2時間遅れで列車が到着した。2時間!これだけあれば、まだペルガモン博物館でゆっくりしていられたのに! 誰に当たるわけにもいかないけど、無性に八つ当たりしたくなるのだった。
そのせいで列車内では食堂車のビールをあおった。ユースホステルの門限に間に合うかどうか不安が襲った。
同じ車両に中年の日本人女性が二人、乗っていた。ドレスデンに到着したのは夜10時。到着したのはよかったが、車両のドアが開かず、難儀した。ドアのせいで困っていた大きい荷物を抱えたドイツ人のおじさんを手伝ったりし、その後は女性二人と軽く話した。私が初めての一人旅だというと、そうは見えないとおっしゃったので、妙にうれしかった。ユースホステルに着いたのは11時近くだった。門限は気にする必要は無かった。
それにしても、列車が遅れたことから感情が高ぶったことで、こんな細かいことまで、逐一覚えているとは、おもしろいものだ(笑)。

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