デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




近鉄奈良駅を出ところの標識を見ると、いかにも観光地という気がした。しかし、どことなく懐かしい気にもなった。たぶん、10代の頃に来たことがあったからだろう。


たまたまだが、うれしいものだ(笑)



行基の像

行基像とこのデザインの噴水は、すぐ傍でミュージシャンがジャズの演奏をしていたこともあり、妙なとりあわせになってる気がした。
行基(668年 - 749年)についてはこの記事を書くまで名前しか知らなかったが、平城京の時代の僧である。主に関西で布教活動を展開したが、寺外の活動が「僧尼令」に違反するとし、717年(養老元年)4月23日詔をもって糾弾されて弾圧を受けた。
しかし後には禁圧は緩められた。理由は、行基の活動が拡大しすぎ抑え切れなかったことと、「反政府」的な布教ではないということからだそうだが、行基指導による墾田開発や貧民救済・治水・架橋などの社会事業の活動が、利害の一致を生んでいたのだそうだ。
浅学の上での想像だが、奈良時代から平安時代のお坊さんって、インフラの整備に長けた人もけっこういたのだろうか? とはいっても、行基のあとに出る空海しか思いつかないが(笑)

奈良といえば鹿だが、駅から歩いて500mも行けば、歩道に鹿がいる。


なにかをねだる鹿。

つづく。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )