デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




この二週間、山でユニークな人との出会いが続き、話し込んでいるとついつい陽が沈む直前まで長居してしまうことが多くなった。









過去に日本に留学し、一度台湾に戻ってから再び日本に住むようになった台南出身の男性とのマニアックな台湾の話題を繰り広げたあとに、イタリア出身で現在アメリカ在住の日本語も片言ながら話せるイタリア人男性のアート作品を拝見した日は最近ではもっとも印象に残った日の一つになった。
数日前には火床で座禅を組むフランス人青年と出会った。座禅について少し訪問先の寺で習ったと言っていたが、充分さまになっているのみならず「すべてを捨て去り、心を静けさで満たす」「仏教の包容力と日本人が持つやさしさの一面との関係・共通点」みたいなことを分かりやすい英語で言っていたのに脱帽した。
座禅の青年の翌々日にワーキングホリデーで日本語学校にも通っているフランス人男性と出会った。私が仏文学作品の影響からプルーストの墓に詣でたことや、ロベールの絵画作品について話すと、彼は平安期の名残が市内に存在することや日本の街のつくられかたに見られる西洋とは異なる興味深い独自性を語り、ワーキングホリデーの一年じゃ足りんと言ってくれたりした。
見方や感じ方はさまざまでその都度とてもいい刺激になる。自分はまだまだ知らないことが多いと実感する。

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