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DoaU339日目_Part5_奇々怪々な富ヶ谷歩道橋から眺める

2010-02-03 23:44:38 | 歩道橋
富ヶ谷一丁目歩道橋を上り車線側に下りる。
足が冷たかろうが、痛かろうが、僧帽筋がパンパンだろうが、
はたまた顔が冷たくて痛かろうが、進むことにする、
行ってやる、中目黒まで。
だって、200mしかないのだ、奇天烈斉だって考えない、
そんな奇妙奇天烈な富ヶ谷歩道橋まで。



富ヶ谷歩道橋 井の頭通り上り車線側
井の頭通りの上り車線側から撮るとこんな感じ。
ただ、この歩道橋、やたらにデカイので全貌なんてわからん。
交差点の角を結ぶX字型のように見えるけれど、
そんな生易しいものではない。



富ヶ谷歩道橋 山手通り内回り側
電柱のちょい右手でおかしなことになっていることがわかる。
ホントにおかしいのだ、この歩道橋は。
こちら側から上ってみる。



山手通り内回り階段上部
てけてけとストレート型の階段を上りきると、こんな光景。
135度ぐらいオフセットされて、また4段の階段を上るのだ。
何でこんなところに階段があるのよ?

歩道橋上の階段を上ってXの交差部分に来て、
山手通り外回り側、井の頭通り上り車線側に行こうとする。



山手通り外回り側 井の頭通り上り車線側
橋の部分にまた階段があるのだ。
橋の上の階段は、もう1カ所、
山手通り外回り側で井の頭通り下り側車線側もこうなる。
なんだ?この歩道橋?

山手通りの下を首都高の新しい路線、中央環状線の作っている。
地上ではない、地下でのトンネル工事である。
そのために車線を減らす、結果、歩道の位置も変える。
本来、橋から階段へと下りる箇所に柱を建てて歩道橋を支えるけれど、
歩道の位置が変わるから、柱も撤去する。
この2カ所の階段は鉄骨を組み合わせていることからも、そう推測できる。
しかし、それだけでは構造上問題があるので、
中央分離帯に柱を移動させて、全体の強度を高める。
しかも、階段の位置が変わっているので、橋自体も曲げなければいけない。
その結果が、この継ぎはぎだらけの奇々怪々な歩道橋を生んだ、
そう思う。



原宿方面
富ヶ谷一丁目歩道橋がやや下に見えるけれど、
そこから上り坂、そして下り坂なので、ほぼレベル。
右のぎらぎらとしたガラス張りのビルはダイアナ。
靴ではない、補正下着屋である。
こちらは9車線分の幅がある。



新宿方面
パークタワーからNSビルなど新宿の高層ビル群が見える。
左側には初台のオペラシティ。
その右ににょきっとしているのは排煙塔。
その辺りに、小田急線の代々木八幡駅。
おまけにNTTドコモ代々木ビルはここまで追いかけてくる。
形はともかく眺めはかなりいい。
こちらは走っているのは4車線だけれど、実質8車線分以上。



吉祥寺方面
700m先には小田急線の代々木上原駅。
その手前に古賀政男記念館、いや、もちろん行ったことはないけれど。



中目黒方面
右の外回り側は4車線、内回り側は2車線だけれど、
工事をしている部分が5車線分ぐらいある。
どんだけ広いんだ?山手通り。
正面に見える排煙塔の辺りに東大の教養学部。
駒場ですわ。
向かいますよ、その先までも。

DoaU339日目_Part4_井の頭通り?山手通りか?その問題を歩道橋で考える

2010-02-03 20:48:08 | 歩道橋
NHKの横からロンドン通りに戻る。
そろそろ13時、渋谷に戻って昼ごはんを食べてもいい時間。
しかし、こんな方向表示板が現れる。



この先の代々木公園交番前交差点を左折すれば、
NHKの西玄関前を抜け、渋谷に帰ることができる。
しかし、直進すれば山手通り・・・う~ん。
しかも、目の前には歩道橋が見えている。
進むしかないよなあ。

代々木公園交番前交差点を渡るとすぐ。



富ヶ谷一丁目歩道橋
ここはすでに井の頭通り。片側3車線の井の頭通りを跨ぐ。
こちらは下り車線側。階段は完全なる螺旋階段、
向こうの上り車線側は直線的に下りて、下半分が螺旋状。
なかないいい造形。



原宿方面
代々木公園の雪が積もっている部分、
本来はキレイに剪定された木が並ぶ。
誰かが滑り降りたあとがくっきりと残っている。
怖いもん知らずだなあ。



吉祥寺方面
とは言っても吉祥寺は11kmも先。
明大前、永福、高井戸などの横を抜けるなければ着かない。
環七環八も越える訳だから、まあ、相当な距離。
その長い2つの環状線に向かう前に、
環状六号線、つまり山手通りがすぐそこにある。

そして奇怪な富ヶ谷歩道橋の巨大な姿がすぐそこにある。
足は冷たいけれど、行きましょう、ええ、行きましょう。


DoaU339日目_Part3_原宿から渋谷を上空から眺める

2010-02-03 00:06:16 | 歩道橋
表参道歩道橋を原宿駅方向に下りる。
五輪橋のたもとでようやく一服。
ホントに僧帽筋がごりごりとした感じ。
しかも、靴のなかで足が縮こまる、早めに帰ろう、そう思う。

五輪橋を渡り、表参道歩道橋から見えていた歩道橋はすぐそこ。



五輪歩道橋
ホントに東京オリンピックを引きずったスポットである。
都道413号線と、ファイヤー通りへと向かう道を跨ぐ歩道橋。
Y字型をしたかなり珍しい歩道橋。
階段はそれぞれ2脚ずつ。
こちらから見て両側はストレート型、正面だけ、若干オフセットされている。
左側の階段、左端には雪がまだまだ残っている。



表参道方面
正面に表参道歩道橋。
なくなってしまった九州じゃんがらラーメンはどこへ?
コープオリンピアの横顔を見られるのは、かつてはなかった。
正面にSECOM、つまり明治通りまで遮るものはない。

もう一方の橋へと移動する。



六本木方面
ちょっとびっくりしたのがこのスポット。
街路樹の向こうに六本木ヒルズ、そしてその隣に東京タワー。
こんな風に見えるとは思わなかった。

そのまま移動する。



新宿駅方面
左半分を明治神宮の緑が覆う。
その上にまたもNTTドコモ代々木ビルがそびえる。
JR原宿駅の出発メロディはここまで聞こえてくる。



渋谷駅方面
このまま下っていけば、ファイヤー通りから公園通り、
そして渋谷駅へとたどり着く。
正面にセルリアンタワーが1人天を目指す。
その右手前にマークシティが横たわる。
左手前にはドトールの看板、もちろん本社ビルである。



富ヶ谷方面
右の代々木公園は整地中、白く見えるのはもちろん前夜の雪。
さすがに溶けない、ホントに寒いのだ、日が射さないし。
左の下り側には代々木第1体育館。

そしてまたもNHK。
広報は14階にある。20階以上には理事がいる。
かつて、もう20年ぐらい前、仲が良かったNK理事の所で遊んでいた。
てか、タワレコで買ったCDをうれしそうに持ち歩くNK理事と出くわすと
必ず20階に拉致られる。
それでCDを聞かされ、どうだ?と感想を聞かれる。
まあ、そんな関係なので、広報をすっ飛ばして会いにいっていた。
しかし、彼には秘書がいる。
ドタキャンが発生した時に、秘書の女性が広報に内線をした。
烈火の如く怒った広報が会社に電話して、呼び出される。
こっぴどく絞られる。
秘書の女性はびびりまくるけれど、NK理事はおかまいなし。
CDを片手に20階へ、そして放送前のビデオまでどうだ?
当時は携帯なんてなかったから、ポケベルの番号を教えておいた。

そんな記憶が蘇る。
左の下り車線側に下りて、すたすた進む。

NHKの先にこんなもの。



東京オリンピックの石碑である。
NHKの北館、つまりニュースセンターの北側、
かつて、この周辺をうろついていたときには気付かなかった、
こんなものがあるとは。



上部にはこの辺りが選手村だったことを示すプレートがある。
原宿駅から進んできた道は、ロンドン通りと言っていたらしい。
知らないことなんていっぱいある、それを実感する700m。